夜空を駆ける
見上げた 空に 大きな 大きな 星が
僕らが いつか 見上げた 街の 光 みたい
君が 掌 広げて 何度も 掬った 星の 流砂が
いつか 見上げた 夜空 みたいに 光ると いいよね
君が どこか 遠く
屋根を 見あげて 話した 星座の 物語
夜空を 駆ける 星たちの 神話が
まだ 続いて いくんだ
僕らが 持ってる 光が あるから
夜空に ナイショ話 浮かべて
過ごした あの夏の 星座 何処かに 光って
君が 笑顔 浮かべて 夜空を 掬った
千年 向こうに 輝く 星たちが 呼んでる
眠りの 向こうに
静寂の 向こうに
未来の 向こうに
透明な 世界の 向こうに
君が いつか 夢を みている 時に やってくる
Another star light が 扉を 開くから
わぁ!
君は 私の
心の どこかから
現れた 天使の ようだ
私の 乾いた そして 少し 冷たい
心の どこか
忘れて いた 頃の
風景を 想い 出させる
どこで 見たろう?
夢の 中で?
それとも これから 行く 世界が やがて
私の 小さい 頃を
想い 出させる 世界 なのか?
君は 少し 忘れて 過ごした
純粋で できた 純度の 高い 木漏れ日の ようだ
わぁ!
君は 私の どこからか 現れた
安らぎの 向こうから
いつの間にか 君を 探して しまう
光の 中で 見つけた 体温が 流る
晴れた 空を 眺めて いると
澄み切った 空に 今でも 白い 羽が 広がる
きっと 太陽の 産声を あげた 天使
白い 羽と 白い 尻尾の 天使が
まだ ここで 鳴いて いるようだ
透明な涙
君を 忘れない
遠く 空が 泣いて しまい そうでも
僕は 君を 知って 初めて
ときめき 覚えた あの日
透明な 涙 キラキラ 光って
僕の 忘れてた 心に 降ってくるよ
あれは 君が 僕の 掌
輝く コイン 星空に 拡げて
流星の 粒子の ように
走っていく 感情
透明の 涙が 少し 溢れた
遠い 空の 想い出 何処かに 光って 消える
あれは 君が まだ いた 夏の 夕暮れ
君と 永遠を 語って きらり 光った
夕暮れの 中に こぼれる 流星
君の 声が 心の どこかで
キュンと なった ハートの 向こう
真夏に 光る 花火の ように 流れる
キラリと 光る 涙の ような 星が
天国の 約束の ドアが 開いて
いつか また ここで 星を 観ようよ
未来への鍵
どことなく 中空に ある光
温かい その 光
未来への 鍵となる
印の ような
羽の ない 私に 空を
羽の ない 私の 腕が
影が できた 地面に 映る
その 両手を ばたつかせ
私に 振り向き 空を みあげる
春先の 太陽に 映る
君が いた 庭先に
君の 跳ね回る 時間が
私が ここで 何かを
見つけた 時の 鍵となる
ほしのかけら
星のかけら
途方もなく 遠い世界から
キラキラ 光る 流砂の ように
忘れた はずの 君との 約束や
君との 夜空を 見た時の 驚きや 笑顔
幾千の 歴史を 星は
我々が 生まれる前の
光源氏や 古都の 様々な 移り世を
或いは 遠い 中国の 皇帝が 見初めた 姫君が
流れる 星の かけらと
その 幾ばくの 歴史を 掛けた 言の葉に
ロマンを 乗せて 星の かけらが
君の 生まれた 街の 山々に 存在している
君は ずっと 昔の 人々が 残した
逸話の ような 伝説を
笑いながら 話しては 銀河を 詠んでいる
君と 幾千の 物語を 刻んだ
星の かけらが キラキラと 輝く その話を
そおっと 夜が更けるまで 話し込む
まだ 世界が 続くまで