大好き
大好き この 隣に 座ってる
大きな 欠伸を した
君の 耳元 さえも 聞こえない ように
呟いた 声なのに
一瞬の うちに 遠くの 僕が
昔 住んでた 街や
君の 昔 付き合っていた 元彼にまで
言葉の 真意を 聞かれて しまう
僕は 夕べも 君が 何処か 遠くの 空 見あげて
風を さらさら 受けながら
涙を うっすら 浮かべて
なにかに 憂いて ないているのを
そっと 君に 気づかれ ないように
天使に 変身して 君の 心を 取り戻す
呪文を かけた
あんなに 君が 大事に していた
君の そばから 離れずに
君を 見守った 美しい 天使の ような 姿の
子犬が いなくなって 君は
ないていた
僕が 話して いる時も 何処か 遠くで 君を 探して
暗闇を 彷徨って 君の 家を 探して
それでも 明け方 近くまで 君と 話している うちに
子犬の 声が 君を 呼んでいる
それまで 僕は 君に 遠くまで 聞こえる
君の 心に しか 聞こえない 声で
何度も 何度も 心の 中で 君を 探して 彷徨った
子犬の 行方を 探した
遠くから 君の 友達が 君と いつから
君と 僕が 呼吸を 合わせて
遠くに いる 君を 探して 彷徨う ものを
見つけているか 聞かれたけれど
僕が 君と 心の 中で
また いつの日か
子犬の ように 道に 迷ったときや
君が 探している 星の 光が
見えない 時は また こうして 呼吸が
合わさると いいね
3/19/2025, 5:27:45 AM