たまには
憧れた 者たちが あふれかえる 世界で
秒刻みに 消えていく 綺羅星が
心を よぎる 痛みさえ 一瞬で 忘れそうになるけど
あのとき 抱いた 空の 蒼さは
鮮明に 焼き付いた フォトグラフのように
ときめきも 情熱も 一瞬で 燃え尽きる
銀河に 願いを かける 毎日に
たった 刹那の 光を 放つ 星ぼしが
君の 存在と重なる 透明の 夜空を 切り裂いて
この世界が いつか 願いを かける間に
消える 星の芒のように 瞬いて
たまには 君に 出会った あのときの
鮮明に 閃光の かがやいた 星空 思い出すから
僕らが 生まれる 遥か 彼方に
明け方が 広がる 世界が
街の 明かりに これからの 時間を
遠くから 光が 指して 零れ落ちた 雫のような
流星を 何度 君に 見せられるだろう?
たまには 君の 願いを かけた
星空を 照らした 街に 光が 溢れる
大好きな君に
風を あずけて 明日を 聞く
僕らは 何回 この 太陽を めがけて
大きく 息を 吸った だろう?
雲が 覆った この丘を
凪いで Tシャツの 帆を 広げて
限界まで 息を 吸う
坂道の 途中で 息が 苦しく なって
それでも 坂の 上の 景色が 見たくて
いつか 君と 話した 大きく 広がる 空は
いつ頃から 蠢く 本能を
見上げた 空の 雲の 形を
いくつもの 夢を えがいた だろう?
流れ行く 雲たちは 僕らが いつか
大人に なって 順風を 浴びながら
ペダルを こいだ 坂道を 全速力
鼓動に 任せて 駆け上る アドレナリンが
迸る 呼吸が 進化を 遂げて
限界まで 疾走る ビートが 加速を 上げてる
行き着く ところまで いかなきゃ
どうなるか わかんないよ
とにかく 大好きな 君に
太陽が 熱く 呼んでる
この坂の 上に 輝く 太陽を 捕まえて
君が ぎゅっと 捕まった Tシャツが
反射する 夏風を 追い越して 疾走る
アナザーソング
あなたの 正面から 映る 顔は
鏡の中 違って見えた
夏色の 少年の 面影を 讃える
その影は 見えない 向こうへ 伸びてく
音叉の 波の中 透明の 明け方に
金色の 瞳の 奥へと
星影は 幾千の 街明かりを 照らして
何万の 人たちが 語り合う
その日を 昨夜に ともして
何回目の 春が来て やがて 人は 彼方を
その 在り処さえ 今は 過ぎてく
風の 音の 向こうに 無辺の 嵐よ吹け
咲いて まだ 春が来て
過ぎゆく 花は まだ 香る 春が来る?
夜の 果に 花は 散るらむ
野辺ふく 風よ 待つらむ 人は来る?
やがて 幾千の 願いの 向こうに
街の 上に 星が 光る 夜を あなたと 見上げて
アナザーソング
向こう側の 景色に 映る 星影は 夜も 明るく
あんなに 待っていた 夏だって
もうすぐ 風が 過ぎ去って
顔を 撫でる 風は まだ 冷たく
丘の 上照らす 月影は 返事を まだ 遠く
でも 待っていて 大声よりも
駆け上がる 鼓動が 心臓を 押すけれど
もっと 待っている 街の灯りは
見えない向こう 空の下 輝きを 放つから
あなたと ふざけあった 星の下
昨日とは 違う 明日先 ペンで なぞる あいのしるしを
覚えた 言葉は 何回でも 叫ぶから
さりがたし 季節は 移ろい 君を 少し
忘れていきそうだけど
あんなに
広く見えた 空はない この風に 祈りを込めて
君に歌うよ
アナザーソング
ずっと ずっと 奥の そこから
遥か 彼方 水平線から 吹き抜けた 風が
沸き立つ 血液が
深海の ような 暗闇の 中で ざわめく
満月が 僕を 変えるため
何度も 何度も 脈を 変えていく
止まった 時間は 今も
瞬間に 飛び散る 閃光の ように
消えていく 儚い 存在さえも
重力の かけ方を 今は 探して
湧いて 泣いて 狂った ワルツに 戸惑う
稲光が 窓から 光って
旋律を 歪める 音階は 水の中に
潜った 音のように
消えかけた 日々を 彷徨う 膨大な
喪失を 振り切って 夜を 生きる
たった一つの希望
祈りを 込めた この 大空に
会いたい 気持ち 風に 伝えて
大声で 超えた 空は 儚く
あれは まだ 君と 出会って 幾年の ことだろ?
君と いれば 思いは いつだって
あの頃の ように 素直な 気持ちの ままで
瞳の 奥に 映る
世界が まだ こんなに
サイダーの 向こうで 弾ける 青春 みたいに
君に 会うたび はじめの 頃を 思い出すから
この世界が 誰の ものか?
物語は いつか 始まる だろう?
君は いくつ 明日 見せて くれる?
情熱を なくし かけた そんな ときでも
忘れない 君の 言葉 僕は 覚えて いるから
何年 経っても 僕は 君の 情熱や
あの 蒼い 空を 思い 出すから きっと
いつか 君に 言おうと してた 言葉の 数だけ
君が 眠る 深夜の 都会の 満月に 向かい
始めて あった あの日の ことを
夢の 中で 何度も 呼んだ 君の 名前を
深い 眠りの 中で キスを するよ
何度でも 見つめ 合えた あのときの 情熱を
忘れ ないで いるよ
風が 凪いで 時が 止まって 君を 忘れ かけても
あの 空が いつか 押し寄せる この世界で
君が くれた ホントの ことを
僕は この空が 終わる
その日まで 忘れ ないで いるよ
世界が 一番 蒼い 空を してた
草原に 吹いた 風を 追いかけ
君を ずっと 胸に しまって 行くよ 行くよ
たった一つの希望を 持ち合わせた あの情熱が
くすぶる 胸に 残る 体温が まだ 謡う
欲望
今は 小さく 産声を 上げた 星たちが
やがて 君の 前に 蒼空の 渦を巻く
例えば 凍える 真冬の 空でさえ
希望を 託して 願いを かける 星がある
幾千の 思いが 駆け抜けて 散っていく ときも
儚い 欲望の 輪廻を 断ち切り ながら
now little pray for shooting stars
この世界が 非情だと 知っても
夢が 崩れて また そこから 生まれた 願いが
誰かの 祈りを 捧げる 星と なるから
たとえ 今は 朝の 光が
忘れて しまい そうな 毎日を 照らしても
その体に 流れる 体温で 奏でる 音色が
心臓を 駆け上がる あのときの ビートで
bad day laid this world
but now little pray shooting stars
もう一度 空が 開ける
喪失から 目覚める 朝の 光に
眠れる 頃に 感じた
幻の ような 日差しを 浴びるまで
やがて 訪れる 君の 願いを 頼りに
流れる 星は あなたを 目指して
黄金の 十字を 切るから
たとえ 今は 小さく
か細い 声の 中で つぶやく
儚い 祈りだと 知っていても
何度も 君の 闇に 音を 立てて 切り裂いた
あの祈りを 忘れないで
bad memory still this song sing for shooting stars
this time nessessary understand
someone pray next stars once and once again
for blue sky eyes aweak in the dark
鮮明に 蘇る 祈りが
眠る 本能の 中で 鼓動を
再び 鳴らすから
列車に乗って
君は どこかで 神秘の 星をまとった
流れ星の 神話を 独り占めする 女神のようだ
星の 息吹を 集めて 銀河の 物語を 謡う
ゆっくりと 渦巻く 時間に 合わせて
流星のレールを 走る 列車がやってくる
寂しい 夜も 忘れて ペテルギウスの物語
寒さに 凍えた 夜でも 君の 声が 遠くで
聞こえてくるから 今夜も 君に ささやき かける
列車に乗って 君が 夜空に
時間を 忘れる ほどに 夢中になった
君を 忘れる ことは できないよ
数々の 星の 物語 描ききれない 星座になる
この世の 果てにある 銀河が
いつか 押し寄せてきても
君と 描いた 星の 波の数だけ
君の 上に 光 輝く 味方がいるから