『My Heart』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「My Heart、受け取ってみない?」
「言い方が気色悪い、却下」
いつもいつもうるさい目の前にいるであろう人物にそう言う。一日一回、毎日毎日独特な告白をしてくるのがこの人間、まあバカ、アホ、間抜け……この人間の蔑称なんて沢山出てくるけど、ここは取り敢えず今回の告白の仕方からハート野郎と呼んでおこう。
このハート野郎は、毎日懲りずに告白してくる。僕もかなり酷い言い方をしてるつもりなのだが……まるで関係ないと言わんばかりだ。
「名前も教えてくんないくせに僕に毎日さあ……飽きないの?」
「んー?少なくとも今、飽きてるように見える?」
ニコニコと笑う。あははと軽やかで子供っぽい可愛さがあるハート野郎は、ハート野郎は―――僕の記憶から、どんどんなくなっていく。その笑い声も、その表情も。ずっとずっと毎日、来ると思っていたのに。飽きてるように見えなかったハート野郎は、簡単に目の前から消えた。
どこに行ったの。
「My heartでもなんでもいいから早く戻ってきてよ……」
僕を置いて、行かないでよ。せめて、お願いだから。僕の心を―――返して。
お題「My Heart」(雑記・途中投稿)
私の心……とか言われても。
My Heart
穏やかな日常の裏に、誰かの犠牲がある。
そんな当たり前のようなことに気がついているのは一体どれだけいるのだろう。
この世の間違いに気がついたとき。
私は私であることに自信がなくなった。
自分にしかできないことがあるはずだと勘違いしてしまっていたことに気がついたからだ。
ある意味、そのような考えが私をここまで追い詰めた。私を信じていた者が、その思想によって壊れていく様が私はただただ嫌だったのだ。
未熟だった。
この世の常識が、この世の全てに当てはまるはずがないことぐらい光と影が存在することくらい当たり前のことなのに。
人間生きてるだけ偉いとはいうが、果たして今の私のようなものも当てはまるのだろうか。
何時ぞやの、信念が打ち破かれただ機械のように生きていた頃と比べ今の私がいくらかましかといえば俄然そうとは思えない。
おそらく、私は何かが欠けてしまったのだ。
こんな壊れた状態でどうこの世界を見ればいいというんだ。
もうすべてが壊れてしまいそうだった。そんなとき思い出したのはもう数ヶ月会っていない彼女の存在だった。
もう限界だと訴える私を彼女はあっさり受け入れた。
肩の荷が降りると同時に、私は肺に煙が詰まったような不快感を抱いた。
私を見て微笑む姿はまるで聖母のようで、こんなに私を想っているのが分かる。
それなのにどうして面白くないと思ってしまうのだろう。
今日も私は引きこもる。
寝て、起きて、食べ、また寝る。
その繰り返し。
その生活を何年目か。
何も食べないでいると、心配して家の主がご飯を作りに来る。
あまりに甲斐甲斐しく私の世話を焼くので、何がそんなに楽しいんだと暴れたことがある。
普段なら考えられない罵倒雑言を浴びせたように思う。なのに言われた本人は私がひっくり返した皿を片付けながら笑っていたのだ。
そこまでの元気があるのなら大丈夫だと安らかな瞳で私を見る彼女に私はやっとその本質を理解した。
私も歪んでいるがまた別にこの女も歪んでいる。
その歪さに、私は救われた。
もっと私は彼女を知るべきだった。嫌われることが怖くて私は本当に脆弱な部分を隠すことに必死だった。
彼女の強さは知っていたのに、理解していなかったのだ。
あるときか、二人の養い子に聞かれたのだ。
私たちの関係を。
その瞳が、正解を求めるようにそれぞれこちらを見上げていた。
とりわけ似たものを好む二人は、はじめ私にはとびきり好意的だった。
だからこそ私を自宅に住まわせ何の対価もなく世話を焼く彼女に懐疑的だった。
どうしてあの女の好きにさせているのか二人は喚いていたが次第に母というものに飢えていたのだろう、私と一緒に彼女たちの世話をする彼女に二人は不器用なりに甘えることを覚えた。それまで私の膝の上を取り合いしていたのに、私と彼女にそれぞれ引っ付いていることが増えた。
もし私たちの間に子ができていたのなら、こんな風だろうか。
その姿を見て私は後ろ暗い気分になった。
私と彼女の関係を説明するには一言では足りない。
盟友であり、恋人であり、親子のような。
切っても切り離せない存在であるのに、私は彼女なしで生きれないのに、彼女は私がいなくても生きていける。
それであるのに私という男しか知らない彼女は私の隣が落ち着くのだと宣う。
憎い女だ。そして、一等愛おしい。
彼女を縛り付ける手段に血と血を分けた子を考えていたことがある。
あるとき、その話を持ちかけたことがあった。
まだお互い学生だった。
このご時世だし、何より私たちが生きる世界では珍しいことではない。
いつでも私を、文句を言うこともあれど肯定する彼女はその時ばかりは首を振った。
始まってもないのに裏切られたような気分でなぜか聞き返せば、諦念を滲ませた笑みを浮かべ彼女は言った。
自分は自分と血の繋がった子を愛せる自信もない。そしてそれができる立場にもないのだと。
けれど実際の話私は自由な彼女が好きだった。
この世界に絶望した私は彼女の姿を通して無情ではない世界の姿を見出していたのだ。
歪めてしまったのは私であるのに、愚かにも変わらない姿を面白くないとも美しいとも相対した想いを抱いてしまうのだ。
─────
お題『My Heart』
ある男の独白。世界観は特に決めてないです。脈略がない…。
My Heart (オリジナル)(異世界ファンタジー)
人は誰しも善悪を併せ持つ。
いくら外面が良くても、裏には色々あるに違いない。
そう思って生きてきた。なのに。
「ヨウはさ、ライのどこが嫌い?」
「えっ!?急に悪口?どうしたの?」
ヨウは驚きつつ、きちんと考えて答えてくれた。
「嫌いなところ…うーん…あ!隠し事しがちなところかな」
「確かに」
ライは我々にも関係あるような大きな問題を、黙って一人で解決しがちだ。
それは、優しさの裏返しでもあるのだけれど。
「あいつ、外面良いじゃん?大勢に好かれてるし。あまりに人が良すぎて、本当にあれが本性なのか疑わしく思ってさ。怒ってるのとか見た事ないし」
「そうなんだ?」
ヨウは楽しそうにクスクスと笑った。
「大事なものを傷つけられたりしたら、すごく怒るよ。声のトーンに出てる」
「え?ヨウはライが怒ってるのに遭遇した事あるの?」
「…リンクもその場にいたよ?」
「え?嘘!」
どうやら己の感受性が鈍いだけだったらしい。
リンクは脱力して、
「よくわからん」
と、机に突っ伏した。
「人間、皆、汚いところも卑怯なところもたくさんあると思うわけ。でもあいつ、こっちをコンプレックスの塊にするくらいの出来た人間じゃん?ずるくない?」
「リンクに殴られても嬉しそうだもんね」
「そう!それ!」
リンクは吠えた。
「普通殴られたら嫌だろ?!嫌いになるだろ?!なんで嬉しそうなんだよあいつ。マゾか?!」
ヨウは声をあげて笑った。
「リンク、あばたもえくぼ、って知ってます?」
「知ってる、けど…」
そう答えながら、リンクは衝撃に頭を割られていた。
(え、それって、ライが好きだから何でも良く見えてるって事?!)
頭に血が昇ってくる。
それは、羞恥からか、怒りからか。
私の本心はどこにあるのだろう。
頭をグルグル悩ませていると、噂をすればのライ本人が通りかかった。
二人を見つけて嬉しそうに手を振り、満面の笑みで走り寄ってくる。
「あ、リンク!どうしたんですか?顔赤いですけど。熱でも?大丈夫ですか?」
ライは心底心配そうに、リンクの顔を覗き込みながら、綺麗な手を額に伸ばしてくる。
「デリカシー!!!」
「ええーっ?!」
照れ隠しの拳が飛び、直撃したライは笑顔のまま、数メートル後方に吹っ飛んでいった。
My Heart
もうすぐ、俺の心臓は停まる。
悔いはない。怖くもない。
そうだったなら戦場で生きて来れなかった。
目の前の人間を
殺して、殺して、殺して
それが祖国の為だと信じて生きてきた。
それでも、死んで欲しくなかったから
家族に、仲間に、友人に
『前だけ見てろ』と言い続けた。
ほら。今も通過した。
俺を見て、一目で助からないと判断して、行った。
…それでいい。
振り返るな、前だけ見てろ。
死んだ奴ら、殺した奴ら。
還ってこない奴らの為に足を止めるな。
行け。行っちまえ。
今、生きている事にだけ集中しろ。
意味なんざ後から、いくらでも付けろ。
生き残った事を罪にするな。
その背中だけ、見せてくれたら良い。
未来へ駆ける背中達を最期に見て
俺の心臓は、停まった。
My Heart
私の心には
いつでも君がいた
一度たりとも
忘れたことなんてなかった
あの日から
時間は止まったまま…
My heart
私の心は錆びついている。心踊ることもなく、心の揺らぎすらなくなり、感動を感じることも少なくなった。
天気のいい日に歩けば、心の靄も晴れるが、家に戻れば曇ってしまう。やる気の源が枯渇しているから、新しいことに挑戦する気持ちが湧かない。
私は自分の錆びついた心をどう戻すか、試行錯誤をしている。錆びついた心には、悲しいドキュメンタリーは刺激が強過ぎて、壊れてしまう。
今のバラエティー番組の良さがわからない。自分の想像する範囲から、飛び抜けるほどの意外性が感じられない。コンプライアンスが重要なのは分かるが、あまりにも偏重しすぎると、面白みが薄れてしまって、興醒めしてしまう。
まずは喜怒哀楽の楽、楽しい、笑うことを心がけている。笑うと心が軽くなったように思える。楽しいと生きる原動力が湧いてくる。
ささいな幸せに感動できるようになれば、今はよしとしよう。小さな心の揺らぎが、心地よい揺らぎになれば、目の前の景色が、よりよく見えるだろう。
1日の終わりに感謝をして、より良い明日を迎えよう。
my heart
心の中を覗いてみたい。誰のって、自分の。私は私のことが一番分からない。私は自認が流動体で、自分が人間の型にきちんとハマっていられている自信が無い。どこか私というのは目に見えないもので、触れられないもので、未確認生命体的なものなのではないかという気持ちが拭えないのだ。鏡にうつる人間の形をした私のことを自分と別に考えている訳ではない。鏡にうつるのも私自身で、それがきちんと五体満足の人間で液体とかなんかじゃないことは理解している。それでも鏡を見ている時以外は私の容姿の想像は顔のないスライムのようなドロッとした液体で、目なんかないのにじっとこっちを見ている。私はスライムだから、何をしても許して欲しい。人間じゃないからどうか許容して知らないフリをして忘れてほしい。そんな甘ったれた考えを捨てられない。
My Heart
砂上の楼閣のように崩れていく私の心。
痛みに効くのは薬でも言葉でもなかったようだ。
握り締めた拳には血が滲んだ。
震える肩を癒すため煙草に火をつけた。
青白くなった私の顔。
手のひらの血。
轟轟と音を立てて思い出が崩落してゆく。
何食わぬ顔で陽光は地表を温めていく。
出会い出逢わなければ苦しまずに生きていけた。
去るなら私の思い出も連れ去ってほしかった。
あなたへの憧れは疾うに棄ててきた。
壊れた心をまた出鱈目に作り直す。
やがて、埋まらぬ穴の空いた私の心ができるだけ。
My Heart
ちいさなちいさな箱に、夢と、ほんの少しの勇気を入れた
ちっぽけなMy Heart
おおきくなるといいな。
"My heart is one heart."
ちょっと待って、このうるさい音って私の鼓動?
MyHeartHardPinntiって曲あったよね。
ちょっとかけて。
(My Heart)
アーティスト名、相対性理論の曲。良い曲です。
その一挙手一投足に、
その一言、その表情に、
どうしたって乱されている。
知らないところで笑っているだろう君が、
僕のいないところで息をしている君が、心底憎い。
どうか、どうか、君だけは幸せになどなってくれるなと、人でなしのように指を合わせるのだった。
ー裏側ー(My Heart)
「あー、その引き出し変なんだよね」
友達の家に遊びに行った時、
友達は俺の質問を軽く笑って受け流した。
「いやいや、閉まらないとか……。気持ち悪くないの?霊とかかも」
「ははっ。俺そういうの信じないタイプだから」
そう。
友達……カイの家のタンスが、微妙に閉まりきらないのだ。
数ミリ程度の隙間だが、俺はどうしても気持ち悪く感じる。
「そうじゃなくても、大事なものが裏側に落ちてるのかも」
「いやー。大丈夫じゃないか?それ、愛用して長いから。入ってたとしてもおもちゃだろ」
「はぁ?ダメだろ。確認するべき。ちょっと見てみよーぜ」
軽いノリだった。
酒が入っていたせいもある。
とにかくそんなこんなで、裏側を確認してみることになったのだ。
「おい、なんか開かないんだけど」
「あー。じゃあ諦めたら?」
俺がタンスの段を引いていくら唸っても、
タンスはびくともしない。
そこまで乗り気ではなかったカイは、缶ビールを片手に鼻で笑った。
「なんか引っかかってんだろ。もういいじゃん」
「ここまで来たら本気で気になるだろ!手伝えよ」
「なんでだよ。別に俺、開かなくても気にしないし」
「お前この棚になんか入れてないのかよ?いーじゃん。減るもんじゃないし」
俺が口をすぼめると、カイはため息をついた。
「じゃあ、そこに大したものがなかったら1000円な」
「おっ。マジ?やろやろ」
若干浮かれつつ、カイの場所をあける。
カイは間もなくそこに座って、
「せーの」
なんて掛け声をかけた。
「お前ちゃんとやってる!?」
「お前なぁ…」
かれこれ二十分程経つが、未だ開いていない。
「疲れたぁ。もうやめね?」
カイの提案に、俺は断固として首を振る。
「ダメ」
「なんでだよ。……じゃあさ、最後に全力でやって、ダメならもう終わりにしない?」
時間は深夜二時を回っている。
今更ながら、なぜか虚しくなった。
「……うん。なんか付き合わせてごめんな。それでいいよ。開けられなかったら俺が1000円払うし」
「よし!じゃあ頑張ろう」
ちょっと力を入れる。
緊張していた。
「ふんっ」
「おっ」
力を入れた瞬間、宙に放り出される。
声を発する間もなく、俺は尻もちをついていた。
「大丈夫かよ」
カイは変な顔でこっちを見ている。
「いや、こんな簡単に開くとは……」
抜けた段を見る。
カイはそれを見て、一瞬固まった。
「お。どうかした?」
「見ろよこれ」
カイはそこを指差す。
それは、裏面と接していたと思われる面。
べっちょりとなにかが付着していた。
「うわ………ネバネバしてないか?これ。これがさっき、接着剤的な役割してたんじゃ…」
「いや、だとしてもあんな急に抜けないだろ」
顔を見合わせて、棚の奥に目を向ける。
暗くてあまり見えないその向こう側には、確かに同じような液体がついていた。
「なんか、グロ……」
「うおぇ」
カイが口を押さえる。
「変な匂いしないかこれ」
「……まぁ、言われてみれば。」
変な匂い。
部屋に充満したそれは、俺たちの肺を満たしていく。
「うおぉ。…この液体、微妙につぶつぶしてる」
「え?触ったの?」
カイは自分の指先をこねくり回しながら、あきらかに顔をしかめていた。
「これ、なんの液体だろ」
「……考えたくもねぇよ」
そういえばこのタンス、いつから使ってるっていってたっけ。
――――――――――――――――――
いつから一緒だったんだろう。
おはようございます。
〖My Heart〗
“Love your enemies.”
敵を愛しなさい
これは私の座右の銘。
私の心に灯す、キリストの言葉です
わたしはこう考えています
すぐに敵を愛せるようにはなれないが
いつか貴方たち敵と出会えて良かったと
悪質な思惑に支配されなくて良かったと
そう思える日を迎えるために
まずは絡まる霞を丁寧に断ち切っていく
敵にも、自分にも恥じぬように。
X(旧Twitter) @Amoon_3k
君は正義のヒーローだ。
僕は今から君を殺す。僕は悪役だから。
何度も何度も倒されて、負けて、周りから虐められ
平凡な生活も送れず、見返したい一心でここまで来た。
……けども、なんなんだ。この気持ちは、
殺したくない。あれだけ毎日毎日戦って、負かされたのに
それでもきっと僕はどこかで君に憧れていたんだろう。
トドメの一手がなかなか刺せない。
「…何泣いてんの。」
君は…ヒーローはそう言った。 大馬鹿者だ。
「君だって泣いてるだろう。」
…ヒーローは泣いていた。負けるから?殺されるから?
違う。僕が君を殺せない……
ヒーローを殺せない理由を感じ取ってしまったから。
…きっと、悪役だとかヒーローだとか以前に
僕は君に憧れていたんだろうなぁ。
僕の心は君を殺す事を止めようと必死だ。
これが、僕の心なんだろう。
「…今までごめんなぁ。」
泣きながらそう言った。…この世で1番重たいごめん。
和解の言葉だった。
…遂に僕はヒーローを、殺した。
ずっと、本能が望んできた事なのに
達成した今、快感なんて存在せず、
ただ罪悪感と消失感に沈められた"僕の心"だけがあった。
My Heart
転職してわかった
仕事のストレスより
人間関係のストレスの方が
私の心は耐えられない
今は人間関係のストレスが全くない
仕事は自分の努力次第でなんとでもなる
人間関係はどうにもできない
去るのが一番
My Heartを大切に
毎日 誰かの誕生日で
毎日 誰かの命日で
今日は私の誕生日だったっけ。
My Heart
あなたを想うと今日も苦しい
2年目になってもちゃんと苦しいまま
それが、嬉しくもある
この心は
あなたのものだよ
ずっとこの先も
星になったあの日から、いつだって私の心の中で君は生きている。
大好きな君の声も笑顔も、直接聞くことも見ることももう出来ないけど。君と過ごしたあの時間は絶対に忘れないから。
君と出会えて好きになれて幸せだったよ…。
いつかまた君に会った時に目を見て好きだって言えますように。
「My Heart」