『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
“ごめんね。部活が忙しいから、今はそういうの、考えられないかな”
一年前の光景は、思い出そうとすればすぐにでも瞼の裏に浮かんでくる。
ちょっと頬を染めて、髪をいじりながら、目をそらしがちに答える幼馴染の姿。
そういうの、というのは、お察しの通りだ。僕の告白。断られた時は目の前が真っ暗になった。
かなり長期にわたってめそめそした。部活ってなんだよとか、部活が終わったら受験だから結局……とか、色々と考えた。
だから、部活も受験もすべて終わって、もう一度手紙を出した。アレが“体のいいうそ”でも、最後に当たって砕けられるならいいと思ったのだ。
それがさっきから、僕が桜の下で突っ立っている理由だった。……でも、この様子じゃ、当たって砕けることもできないかもしれない。ずいぶん長い間待っているけど、校内の人は減っていくだけだ。
手の中の卒業証書を見つめていると、むなしさが込み上げてくる。そもそも、進学する大学すら違うのに。自分の気持ちにケリをつけるだけなら、彼女を巻き込む必要はなかったんじゃないか。
もしかしたら彼女もそう思ったから、ここに来ないことを決めたんじゃないだろうか。待つ時間なんて、どうしたって後ろ向きなことを考えてしまう。
はらはら降ってくる桜の花びらが、そろそろ肩に積もってくるような頃。僕はようやく、見切りをつけた。
やめよう。一年前の告白で、彼女の真意を見抜けなかった僕が悪かったんだ。フラれるというのは、きっとそういうことだから。
「うん、一段進化できたな。よかった、よかった……」
わざわざ口に出して、虚無の時間に価値をつける。はたから見ても、主観視点でも、だいぶ間抜け。でも、こうでもしないとやってられなかった。
花びらををふるいおとして、かばんを背負って、とぼとぼ歩き出す。
そのとき。後ろから声をかけられた。
同時に僕は、また一段退化してしまったのだった。
目標文字数 800字
実際の文字数 828字
主題「一年前」
副題「青春」
退化してんのはてめーの文学的要素だよエェーッッコラ
・7『1年前』
キルケーは代わり映えしない海で日々を巡っていた
気まぐれに海を荒らしたりしても哀れな人間達が今際の際に見るのはセイレーンではないし、
まして私に気が付くこともない。船を転覆させても退屈なだけだった
人間を1人、私の為のお人形に出来ないだろうか
私の為だけの人間の男を。
1年前そうして陸上にキルケーお手製の薬を撒いた
薬を撒いた一帯の木々はとても良く育ってくれた
グラウが木こりから海の神の一員になった要因だった
キルケーの薬で育った植物を食べてしまったグラウは喉の渇きが治まらず陸から海へ。
そしてキルケーの元へ
ただグラウはキルケーに恋をしなかった
【続く】
1年前
1年前の僕はどんな人だったのだろうか。
ギターを始めて、バイトを始めて、新しいコミュニティーに所属して、映画を見に行くようになって、新しい友人に出会って。夢があったはずだけど、また新しい夢を見つけて。楽しかった。楽しかったけど、同時に周りの人達が羨ましいとも思った。どんな人とも仲良くなれる人柄に、明るさに憧れた。僕は集団行動が苦手だったから共同作業、協力が上手く出来なかった。学校という特殊な空間が苦しかった。僕が1人でも大丈夫な人間でよかったと心底思う。キラキラした高校生活を送れなくても、幸せだったと言いたい。また1年後の僕が1年前を思い返して、幸せだと言ってくれる1年を送りたい。
オワリ
とりあえずこのアプリを1年続けたいなと思います。
あと十数日で愛犬の一周忌だ。人は声から忘れていくというが、愛犬はあまりに吠えなかったからか吠えた時が珍しくてよく覚えている。わんわんやバウワウというより、低く咳みたいにボフッみたいな吠え方だった。
老犬になって足の力がなくなって歩けない愛犬を抱っこして運んだり食べさせたり、介護は私の役目だった。夜トイレに起きる愛犬と一緒にろくに寝れなかった。別れがくることもわかってて精神的にきつかった。
なのに、愛犬が足の間で寝て鼾が聞こえると、笑っていた。子犬みたいに甘えたに戻った愛犬が可愛かった。
正直、一年たっても寂しい。
【一年前】
【1年前】
ん〜1年前・・・あっちょうど転職した頃でした!
今回もゆっくりたっぷり明日の19時まで書き込んでいきたいと思います
前職がけっこう長かったので、なかなかの意を決しての挑戦だったかな
何度か転職の意志は伝えていたんだけど、みんなに毎回引き留められて…頼られると断れないタイプでずるずると…
その仕事も好きでやっていたんだけど、違うことに挑戦してみたかったのと、ちょっと環境面で違うかなと思う部分が大きくなったのと…何より魅力を感じてやってみたいという好奇心がおっきくなったので…素直にしっかり意志をもって根気強く伝え、無事転職することができました
今の仕事は、確実に前職より忙しく、1年たってもまだまだ慣れない事がいっぱいですが、とってもやりがいを感じてます♪
他にも・・・ちょっと去年のカレンダー見返してみよっかなぁ~
あっそうだ!
もともと美容には興味を持っていたんだけと、この時期からさらに目覚めたんだよね〜楽しくなっちゃって
おかげで肌年齢確実に上がったはず♪
これをキープするのが大変なんです笑
あっ!肌年齢上がったらダメじゃん笑笑
こんばんは♪
そろそろ新しいお題かな
お仕事終わりました!
1年前から今も尚、貴方達は誰かで遊んでいる。
2年前、貴方達は昔からの友達のように笑った。
3年前、貴方達は私を遊びに誘った。
4年前、貴方達は私に微笑んだ。
10年前、貴方達は本当の私を殺した。
小学生の頃の6年間。
私はクラスの女子達からイジメを受けていた。
学校という名の檻の中が、辛くて辛くて仕方なかった。
あぁ。今も尚むかつく。
早く死ねばいいのに。
私をこき使った後は昔の友達のようにこちらへきて。
『あの時は、ごめん』
この一言でさえ無く、友達の多い私に寄ってくる。
あれば救われた。
私のこんな、醜い醜態。
今も心の底が渦を巻いてて、思い出すたび
憎しみ、怒り。それらでバラバラになってしまいそう。
心臓がどっくんどっくんと今まで以上に熱くなって。
一発でもヤツらの顔を目掛けてビンタくらいしなくちゃおかしくなるくらい。
その醜さは加速していく。
高校生になっても団体で1人の子をイジメるクソ野郎共。
大嫌い。
早く死んだ方が身のため。みんなのため。
私は死んでもこの思いは抜けない。
絶対に。
友達のいないバカな3人。
クラスで孤立して。
そのまま精神がおかしくなっちゃって。
あぁ。あの時いじめなければ、って後悔しても遅くて。
そのまま死んでいってほしい。
バイバイ。
性格最底辺の女達。
早く死ねばみんなが喜ぶよ。
《1年前》
よく晴れた夜空に浮かぶ満月。
銀色の髪を月影に美しく輝かせながら庭に佇む貴女。
1年前にも全く同じ光景を見た。
そうか、あの時から1年が経ったのか。
私の存在が闇ならば、私はあなたに裁かれたい。
迷うことなく、その引き金を引いてほしい。
赤紫の瞳を一心に満月に向け、寂しそうにそう呟いた貴女の背中。僕が聞いているとは露とも知らず。
疑いを掛け監視の目を向けたのに、こんな僕に容易く命を預けた貴女。
そしてその預けた命を、僕を救う為に容易く捨てようとした貴女。
どうしてそこまで出来るのか?
知りたくはあるが、聞くことは出来ない。
それを聞いた時、決定的に何かが変わるだろう。そんな予感が頭を占める。
変化は良い方向かもしれない。が、今までの苦い経験がたった一歩を踏み出す心を押し留める。
今のこの幸せを手放したくない。
微かな願いの灯火は、優しい風にすら吹き消されてしまいそうな儚い光だから。
すると、視界でふわりと銀色の髪が揺らめいた。
月影の中こちらへ振り向き、満面の笑みを浮かべる貴女。
あの時とは違う、祝福の証である青紫の瞳が僕を映す。
1年前から、何かが確実に変わっている。
そして、決して変わらぬ物も確実に僕の中にある。
今日はその変わらぬ何かを支えに、一つの変化を起こしてみようか。
心に決めて、僕は彼女の手を取った。
私のお題を当ててみてください
今日から始めました。とみーと申します。
ぜひ、私の投稿に目を通していただけると嬉しいです
私は学年が上がって進級した学年に慣れてきた頃だと思います。でもまだそのときは生徒会副会長になるなんて思わなかったんだろうな。その時は将来もまだまだ先のことで、卒業後の新しい生活を想像していた頃かなー
体育祭も優勝できたし、凄く良い学校生活だった(*^^*)
(文章力ないですけど許してください)
そんな私のお題は「1年前」です。初めてで、慣れないですが今日はこのへんで。文章力つけたいな
今回はポエムっぽく書きたいなと思ったのに、
最初に浮かんできたのはロードのメロディー…撃沈。。
切ないハーモニカと例のフレーズにのせて、
1年前に上司から昇格のお話をいただいて、とても嬉しかったことを思い出します…。
内心では、昇格後に役職に見合った働き・成果が出せるだろうか…という不安が大きかったものの、
期待に応えたい一心で、為せば成る!と余計な考えを飲み込んでいました。
しかし結局私は自分が勝手に感じているプレッシャーや、お客様の要望・クレームに答えきれない辛さからメンタルバランスを崩し、部署異動することに。。情けないこと限りなし。。
今年は新たな部署で業務に励んでいるけれど、今まで自分がどれだけ仕事に対してあぐらをかいて不勉強だったか・世の中の動きを知ろうとしてこなかったかを痛感しています。。
年齢的にも新しいことが中々覚えられず、新しい上司にも沢山アドバイスや指摘をいただきながらも、上手く仕事のアイデアが出ず、最早劣等生扱い。
前の部署とはまた違った辛さに打ちのめされて、早くも半年経過の時点でパンク寸前。。
自分の不甲斐なさに、穴があったら入りたい…。
1年後、私はどんな道を進んでいるのだろうか…。
悲しみと喜びが同時に始まったのが1年前
楽しかった
悲しかった
悔しかった
ムカついた
色々始まった
そして今はその経験を得て少し強くなれた気がする
1年前
私は1年前に新しい環境になった 新しい人との出会いでも私はそれが楽しみではなかったとても新しい友達なんてできっこないとでも今新しい友達がいて楽しく過ごせてる 割と人生ってどうにかなるものなのかもね
1年前は何をしていたんだろうか。
何もしていないなと思っていた日だったと思う。
でも今考えれば何もしてないなんてことは無い。
友達と話していたし、この次の日には学校に行っていた。
楽しい日々が、ただただ懐かしい。
1年前の美味しかった店のパンフレットが出てきた。あの頃はまだそこまで知られていなかったのか、空席も目立つ静かな店だった。なんとなく検索してみればいろいろなところに取り上げられいて随分と人気店のように見える。近くによってみれば店先に並ぶ人。なんとなくそこまでじゃないやと酸っぱいぶどうを眺めるように並ぶ列には入らずそっと踵を返した。人の少ない静かな店ではなかなか続かないからと当時もう少し流行ればいいなと静かな店で思ったことを思い出す。人気が出てよかったと思いながらなんとなくもう行くことはなさそうだなとずいぶんと華々しく見える店に背を向けて静かな店を探しに行く
『1年前』
1年前の自分は、何をしてたかな?
1年前の自分と比べて、今はどうかな?
自分では分からないけど、他の人から見たら
知らないところで、きっと成長してるはず。
自分が嫌いな人が多いと思う。
嫌いな自分さえも愛せたらいいな。
また、1年後はどうなってるかな?
一年前私は塾でも家でも勉強していた気がする。
あの頃は受験生の自覚があって、周りに追い付きたいと一生懸命やっていた。成績も上がって嬉しかった。
いつからだろう。
勉強しなくなったのは。怒られるようになったのは。
多分恋愛絡みのことも少なからずあるとは思うが、
同じくらいの成績でよくテストの点を競いあっていた
人に大差で負けたことだ。『悔しい』という気持ちはなかった。「完全に置いていかれたな」と思った。
私とその人の違いは勉強に対する想いだったんだと思う。私は勉強ができる人を<憧れ>ていた。追い付くために、なんの努力もしなかった。ただ、《同じレベルの人との競争に負けないように頑張る》ことだけしていた。その上を目指そうなんて考えてもなかった。
私に対し、その人は上を目指すことを目標にしていたのかもしれない、だから勉強を一生懸命取り組んでいた。けっして手を抜かなかった。すごいと思った。
ああ、また<憧れ>になってしまった。
そこから私は、ものすごい勢いで成績が下がった。
競う相手が変わってしまった。悲しく思った。
母から怒られた。なぜ勉強しないのかと。分からなかった、勉強する意味が。強いて言うなら、競う相手がいなくなったから。同じ土俵に立てなくなったから。
私は勉強を少しできる程度に留め、推薦を受けた。
希望していたところよりずっと下のとこ。合格した。 けれど、悔しかった。勉強を続けていたら、同じ土俵に立てていたかもしれなかったのに。
結局私は憧れるままだった。変われなかった。自分はできないと決めつけてしまった。
また自分に負けてしまった、あ~あ、変わりたいな
1年前、わたしは一大決心をした。
絶対に痩せてやると!
1年後のわたしよ、なんで増量してるんだ?!
でも、好きな物を食べたり飲んだりしてる時って
ホント幸せなんだよね😁
あの人の事をいっぱい知れて距離が近くなったと感じたのは調度1年前の夏。
考えてる事とか
好きなこととか
夏の匂いで思い出す。
人と距離を縮めるのが怖かったけど
距離が縮まるほど楽しくて
月次だけど世界に色がついていく感覚を知れた。
恋ではなくて興味。
そんな人いるんだね。
1年前
何度も何度も繰り返され…
傷つけ合い…
人に信用されなくなり
離れられる
でも…
救世主のように
猫ちゃんがやってきた
いつものように変わらず
わたしのそばに
いてくれる
離れない
裏切らない
永遠に…
ロボットなのだから
1年前の今日
君と出会って恋に落ち
1年って長いと思ってたけど短くて
いろんなデートもしたいし
美味しいものもたくさん食べたいし
笑い合いたいし
喧嘩もしたいし
いろいろやりたいことあったのにね…
もういないんだもんね
もっと優しくできたら
結果は変わっていたのかな
「一年前」
1年前、あの頃はまだ転校して2ヶ月で少しずつクラスに馴染んできたころか。あの頃はありのままの自分を隠して、真面目な転校生を演じてたな。いまはただの変人だけど笑。一部の人としか話せなくて、席替えの度にドキドキしてた。時間が経つにつれてクラスの人とは軽い冗談を言い合えるくらいには打ち解けていって気楽になっていった。
転校を通して改めて気付いたことは慣れたら大概できるっこと。最初はなんでも緊張したり、環境の変化に戸惑うけど少しずつ慣れていく。多分「It always seems impossible until It's done」っていう言葉も結局そういうことだよね。ちょっと私には合わないと思うけど。