飛べない翼』の作文集

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飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/11/2024, 11:45:25 AM

飛べない翼

がっかりする事例の一つとして掲げられる。

閉まっていることもあるコンビニ。

効き目のない薬。

以前の倍の値段の某国の主食。

11/11/2024, 11:45:04 AM

飛べない翼

アパートの階段の三段目くらいに小さな雀の雛がうずくまっていた。死んでいるのかと近づくと「ピィピィ」と鳴いた。生きていた。良かったと思いつつどうしたものか悩む。このままにしておくのは可愛そうだし、かと言ってこの薄汚れた小さな生き物を手で持つ勇気はない。

手袋をつければ何とかなるか?
イヤ無理か。
でも可愛そう。
持ち上げたとして、そのあとどうする。

雀は鳥獣管理方法により許可なく野鳥の保護、飼育は禁止されているはず…。
ますますどうしよう。

だいたい、この雀を手袋をつけていたとしても持ち上げると考えるとゾワッとする。可愛そうだし可愛いとも思うが、なんだかゾワッとする。やっぱり無理だ。
あー。どうしよう。親鳥が気がついて迎えにきてくれないだろうか。困った。

「母ちゃん!何してんの。あ!雀!」

息子が興味深げに雀を覗きこむ。雀は大きな口を開けて「ピィピィ」と鳴いた。

「お腹空いたのかな。お母さん鳥さんはどこにいるの。」
雀に問いかける。

「母ちゃん。この雀さん、外の芝生の広いところの方がお母さん鳥さんに見つけもらえるかな。僕が芝生公園まで連れて行ってあげる。」

手袋をした手で雀を優しく掴み、アパートの下の芝生公園の木の根元にそっと雀を置いた息子。

すると雀が一羽、小さな雀のそばに舞い降りてきた。親鳥だろうか。
まだ、飛べない翼を一杯に広げ喜びを表現するかのように小さな雀は、羽をバタバタとさせた。

2週間ぐらいして芝生の公園に雀を見に行ったが、あの雀はいなかった。成長して飛べるようになったのだろうか。
雀と同じように我が息子も勇気と優しさのある人間に育ったとしみじみ思う。

息子の成長を感じた雀との出会いだった。

11/11/2024, 11:44:51 AM

それは羽ばたかないと思われていた。
 羽根が傷ついているわけじゃないのに、弱かったから。
 けれど、それは力を蓄えていただけだった。
 長い長い間、ずっとずっと。果てのない時間を。
 羽ばたけない鳥として、揶揄われながらも。 
 だがしかし、揶揄われる時間は終わりを告げる。
 彼らがいつもと同じように揶揄おうとしていた時、その時はやって来た。
 飛べない翼を持つはずの鳥。その鳥が羽ばたき、見下ろすようにチラリと見て、飛び去っていったのだ。
 そして、揶揄っていた者たちは衝撃を受ける。
 飛べない翼を持つ鳥がいなくなったことで、責任を追及された。何度も何度も幾度となく。
 まるで、揶揄っていた鳥がいなくなることで、仕返ししているかのように。
 否定しても否定しても、追及の手は止まない。幾度となく責め立て続けられる。そして、彼らはすっかり変わってしまった。
 一方その頃、飛べないと思われていた鳥は自由に翼を羽ばたかせて大空を飛んでいた。
 風の噂程度だが、揶揄っていた者たちはノイローゼになってしまい、力を失ってしまったようだ。因果応報である。
 倒れてしまった者と、倒れなかった者。揶揄っていた者と飛び去った者。
 全てを受け入れる大空の下、飛べない翼を持っていた鳥は羽ばたいていくーー。

11/11/2024, 11:44:31 AM

「飛ぶほどの筋力なくて邪魔でさあ」スタバで聞いた堕天の理由

題-飛べない翼

11/11/2024, 11:43:10 AM

毒毒しいネオンの看板、人工灯、店から漏れる光。
夜の都会は昼間のように明るい。
喧騒にまみれて眩しい街をブラブラ歩いていると、
ふわり。
視界の端に翼が見えた。
真っ白な翼。排気ガスでネオンが歪むこの街にはあまりにも似つかないほどの純白。
思わず視線が追いかけるも、もうその姿は無かった。

どうやら昔、この近くで飛び降りがあったらしい。
飛び降りたのは女子高生で、白いワンピースを着て宙を舞ったと目撃証言が入っている。

あれは天使になりきれなかった女子高生だったのかもしれない、と今更ながら思う。
飛べない翼を生やして、自分が死んだ街から離れられずにいるのだ。

11/11/2024, 11:42:18 AM

なんか嫌グロテスクさと外面と『飛ぶのは鳥だ』って叫びたくなる

【飛べない翼】

11/11/2024, 11:40:09 AM

飛べない翼

羽根がある。見えないだけ。
その一歩を踏み出せば変わる。きっと。
飛べ

11/11/2024, 11:37:13 AM

飛べない翼って飛べない豚より酷いなw
飛べない翼なんて邪魔なだけだよねw
と言ってもニワトリだって翼あるからね
邪魔で終わらしちゃダメなんだろうけど

11/11/2024, 11:36:10 AM

100年に一度飛べない悪魔が産まれてくるらしい

その子はいつも「翼があるのに何でお前は飛べないの?」と他者から言われていた・

でもある日飛べない彼女は死を思いビルの上から飛び降りた

「私飛べたんだな」

11/11/2024, 11:36:03 AM

飛べない翼で

一生懸命に羽ばたく鳥は

時に 醜く

時に うつくしい

11/11/2024, 11:32:00 AM

「随分良くなった」
先生はそう言ってボクの翼を撫でる。
動かせない、触られている感覚もないこの翼はもう二度と飛ぶことは叶わない。

「乱暴なことをしたね。でも、」
「逃げたボクが悪い。わかってるよ」
「わかってくれてありがとう」
先生は後ろからボクの首に手を回してそっと抱きしめる。

「外の世界で君以外に羽が生えている子はいないってわかっただろう?外の世界は君に優しくしてくれないんだ。君に優しいのは私だけなんだよ」
いつも先生がボクに言い聞かせるこの言葉も今は信じられる。

生まれた時からずっと外を知らなかったボクはこの前ここを勝手に出た。
初めて見た外は酷く眩しくて翼を持っている人は誰もいなくて酷く冷たかった。
お腹が空いたのに誰もボクにご飯をくれないし、ボクの翼をジロジロ見て、怖いことをしようとしてきた。
飛んで逃げようとしたけど先生がボクの翼を切って助けてくれた。痛かったけど、あの怖い人たちは逃げっていったから先生はボクを助けてくれたんだ。

「先生、助けてくれてありがとう。大好きだよ」
「ああ、私もだよ」
飛べない翼でも大丈夫。だってボクには先生がいるんだから。

11/11/2024, 11:29:27 AM

「飛べない翼」

飛ぶための翼であるならば、

私はこの翼をもいでいた事だろう。

未だ付いている私の翼。

飛べなくとも、大切な私の一部なのだ。

さすってみれば、暖かい。

11/11/2024, 11:27:38 AM

飛べない翼 



飛んでいきたい場所には 降り立てない  

賑やかそうな声が 此方に微かに届く




私にも 確かに 翼があるはずなのだ 


でも 翼を広げても 次の動作に移れない  


わたしには お飾りの翼がある


昔は無邪気に羽ばたいて 飛んでいって 

言葉を交わし 同じ時空に漂ってた 


また 戻れると思ってた 

頑張って受験した 

お兄ちゃんたちの母校だから 

小さな繫がり欲しさに



 
線引きされてしまった現実を嫌と言うほど

目の当たりにした 

 
簡単には届かない位置だと 

同じ敷地内に居るのに 交わることがなかった 

この2週間 




今日は教育実習の最終日



友達のお兄ちゃんは高等部の教育実習生として来ている 

わたしは ただの中等部の新入生の一人に過ぎない  


もどかしかった 


・・・・・・だけじゃなかった
 
ほんの僅かな時間でいいから

わたしは ちゃんと伝えたいのだ

心の底で蓄積してた想いを

  
もう 記憶が薄れて気が付かないかもしれない



飛べない お飾りの翼のままだけど  
 



まだ 消えちゃいないのだ 


だから、貴方も
 


飛べない翼のかわりに 脚を使って


決着つけてこい!

11/11/2024, 11:26:42 AM

悔しいさ

悲しいさ

私は、俺は、どうして

羨んでいい、憎んでいい

でも、それは飛べない翼

ならば、泣いて悔やんで憎んで、腹を立てたら

もう、いいだろう

飛べない翼を誇りに思おう

君だけの、最高の飛べない翼。

11/11/2024, 11:24:57 AM

あなたにとっては飛べない翼でも、
持たぬ者から憧れである

そんなこともある

11/11/2024, 11:22:59 AM

目の前に天使を名乗る男がいる
なるほど、背中には純白の翼を生やし、
頭には金色の美しい輪が浮いている
男によると、天使が見える人間は
相当低い確率でしかいないのだそうで、
存在自体が奇跡的らしい
前回会ったのは250年前だと言っていた

あまりにも現実離れした光景に私は、
きっと頭が追いつかなかったのだろう
天使を前にくだらないことを考えていた

天使の翼って、
大きさ的に飛べない翼なのではないか?
あれで人サイズの体を飛ばせるとは思えない

超常的存在に対して抱く感想ではないことは
十二分に自覚しているのだが、
なぜか気になって聞いてしまった
結果、驚くべき事実が明らかになった
天使は翼で飛んでいないらしい
ほぼ飾りのようなものだという
実際は体に備わった、
物理法則を無視した能力で飛んでいる
より正確には飛んでいるというより、
浮きながら高速移動しているようだ

天使から面白い話を聞けた
向こうも面白かったようで、
近いうちにまた会いに来てくれるそうだ
まあ、天使の近いうちがどの程度の時間なのか、
そこは気になるところだが
楽しみにしておこう

11/11/2024, 11:20:02 AM

『飛べない翼』

窓から空を眺めているとガラガラした鳴き声が聞こえた。
友人が窓越しにやってきて話しかける。

「お前、また空を眺めてるのか。」
「うん。君や他の子が空を飛んでるのが羨ましくって...」
「そんなに飛びたいなら飛べばいいだろ。」
「私の"これ"は飛ぶためにはついてないみたい。
それに...こんな狭い檻の中じゃ
羽を伸ばすことすらできない。」
「まだご飯に困らず寝る余裕があるから
俺もお前が羨ましいけどな。」

飯を探してくる。じゃあな。
とガラガラ声の友人は去っていった。

私は...。
普段ヒトがご飯を出してくる檻の入口をガジガジと噛む。
けれど檻はビクともしない。

...私はやっぱり飛べないんだ。
この小さな檻で永遠に生きるんだろう...
窓からさす陽の光はどうしても温もりが感じられなかった。

語り部シルヴァ

11/11/2024, 11:16:24 AM

私は翼をもっている。

見かけは美しいが、飛べない。

この翼では、飛ぶことができない。

「なんで飛べないの?」
「不気味」

五月蝿い!
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい


「神様、なんで」

「なんで私に、
こんな翼を授けたのですか?」

協会で、私は呟いた。


「[こんな]翼だと?」
「かみ、さま?」

「確かにその翼では飛べない。」
「だが、人一倍美しい。」

「それに、飛べなくたってどうってことないじゃないか。」

「飛べない鳥もいる。鶏、ペンギン。」


「その翼ばかりに頼らず、自分で。」
「自分の力を伸ばせばいいんじゃないか。」


そう言い残し、神様は消えた。



「…そっか」






私は、外え駆け出した。

11/11/2024, 11:16:08 AM

飛べない翼

飛べない翼でも、蝋で固めた鳥の羽でも自由を求めて飛び立った人が居た、赤く燃え立つ太陽に、蝋で固めた鳥の羽はみるみる溶けて舞い散り、彼は落ちて命を喪った、、そんな話はなにも神代の神話だけではない、地球は回ると言った人は裁判にかけられ、投獄され奇人と言われても「それでも地球は回る」と言った。
蝋の羽根で空へと飛び立った神話の人に憧れたのか否かは知らないが、無謀と言われた空を自由に飛ぶ憧れは人類に受け継がれ、何度も先人たちは命を落としながら、それでも夢見、鉄の塊は空を飛びました。

飛べない翼は物理的にダチョウか鶏かそんな鳥の羽であり、想像の翼夢見る翼に飛べない翼などないと想える。

そりゃあ、なんにも無かった頃の人たちは、自由にやれて、想像出来て良かったよねと、なんでも揃えられて与えられた、私たちは想うのかも知れないけれど、「無」の状態に光る雫を垂らし最初の輝きになる人々の努力や力も評価されるべきであろうと、与えられた世の中に生きながら想い、ここから前に進むのに飛べない翼などないと想いたい。

人間の想像力と勇気に献杯。


令和6年11月11日

               心幸

11/11/2024, 11:15:44 AM

飛べない翼

怪我しちゃったの?
痛いよね…

絆創膏

ゆっくり…
やすんでね

良くなりますように…

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