『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テーマ : 風に乗って
なんか、こういう歌なかったっけ
千の風になるやつ
あ…違うわ、風になるのか あれは
風には乗ってなかったね
僕もさ、たまに思う
風に乗ってどっか行きたいーって
だってだよ?
風に乗って目的地まで着けたら
朝、早起きする必要だってなくなるわけだよ
前の日の夜に電車の時間だって調べなくてすむし
時間の計算という、頭の痛くなる事しなくていいって
思うんだけど、皆はどう思う?
まぁ、でも
それを思うのであれば、どこでもドアの方が実用的かなんて考えちゃったり
とりあえず、現実的な話はここまでにしておいて
空見るとさ
鳥とか飛んでるじゃんね?
気持ちよさそうだなーって思う
風に乗って飛ぶのって気持ちいいだろうなって
…いいなぁって
そういえば昔
浮いてる風船で空を飛ぼうとしてたなっていうのを思い出しまして、1人で苦笑してたや
んー…( ・-・ )
僕も大人になってしまったな
小さい頃は
「大人なれば出来ること増える!」って思ってた
実際はそうでもなかった
むしろ、出来ない事が増えたような感覚もある
大人になった今
「小さい頃は、くだらない事たくさん考えて楽しかった」なんて思い出して
今じゃ、そんなくだらない事も考えられないくらい余裕がなくて
次、僕がご老人になった頃
今の僕の事を何て考えるのかな
話がそれたな
今日はテーマに戻るほど、何も思いつかないから
そろそろ終わろう
後、6時間も経てば新しいテーマが来る頃だし
…結構、長いな ま、いっか
1つわかったのは
年齢が上がるにつれて
見えていた世界が見えなくなって
見たかった世界は、期待するほど良いものではなかった
ということかな
むしろ、今は見えなくなった世界が1番恋しい
…?( ᐕ)
テーマの【風に乗って】どこいった?
紙飛行機?どこから
公園のベンチに座っていたら
足元に紙飛行機が落ちた
あたりを見渡すと
幼稚園ぐらいの子供が近づいてきた
[お姉ちゃんそれとって]
紙飛行機はその子のものということがわかった
友達と紙飛行機対決というとこだろうか
[どうぞよく出来てるね]
[ありがとう!かっこいいでしょ]
向こうにいる友達らしい子たちが待っている
戻っていてしばらく話したら
いっせーのーで!!
と元気な声が響き
それとどうじに
5枚ほどの紙飛行機が風にのって突き進んでいく
お題[風にのって]
No.33
どうせ流すなら風がいい。
過ぎ去ったことを水に流そうと思えば、それは水は冷たくて重いし、まるでもともと何もなかったかのような状態まで跡形もなく、さらりと流してくれそうだけれど
水よりも質感のない風のほうが、もっと融通がききそうに思う。
思い出したくないけれど、忘れたくない過去を
風ならば、一度遠い土地まで乗せていく
風の精になった人魚姫みたいに、いろんな景色を旅していく
そしてある程度の時を経て、私のところに帰ってくる。
その頃には、私も大人になっている。煮こごりのような感情もしっかり分別できる人間になって、私は今よりも穏やかに、風を迎える。
お題《風に乗って》
どこか遠い、ここではない場所へ――つれていっておくれ。
四季はもう感じない。
瞳に映る世界は錆びた街のよう。
だからつれていっておくれ。
永遠の旅人となって、四季あふれる夢の地へ。
#33 風に乗って
夏
ちょっと熱い太陽
スカート
坂道
ぶぁぁぁぁって
スカートが広がって
坂道を下る
麦わら帽子が飛びそうになって
片手で、抑える
楽しくなって
笑いが止まらない
夏休み
紙飛行機は風に乗り飛んでゆく。
小さい頃に誰にも言えない何かを紙に書いた。
そのまま捨てたらお母さんにばれてしまうと思った私は紙飛行機にしようとした。
でもなかなか飛ばせる勇気が出ないままぐちゃぐちゃにしてお母さんにばれないことを願って捨てた。
風に乗って
タンポポのタネみたいに
ふんわり
飛んでみたい
ふんわり
ふんわり風に乗って
きままに
風に乗って
そのまま寝ちゃうだろな
風に乗ってふわりと春が香る。
サクラだったり菜の花だったり色々だ。
どれも良い香りで思わず深く吸い込みたくなる。
冬とは違った、どこか温かい香りが辺りを満たす、
そんな季節が僕は好きだ。
―風に乗って―
ひんやりと少し冷たい風が吹く
私の心が冷たい風に朽ちていく
このまま風に乗って
痛みなんて忘れて
頭空っぽで生きたい
このまま風に溶けて
誰からも忘れられて
私の跡ひとつも残さずに
消えてしまえたら
『浮雲少女』
酷い雨にはカラクリがあって 私は上層で其れを見る
列島は大荒れなのに 私の気持ちはたおやかだ
空の上、不穏な風が吹き溜まり 浮雲ハンモックは派手に揺れ動く 行き先不明なるべく遠くへ仰せのままに
風に乗って
気持ちや目線を
空高く、浮かばせよう。
地に足を着けて
時には埋まりそうになって
悲鳴を上げそうな時ほど
高く高く…上昇しよう。
ガチガチになってしまう前に
心をニュートラルに切り替えなくちゃ
良い事も悪い事も
弾き返して、なんにも入らなく
なっちゃう前に…あの空へ
【お題:風に乗って】
私があなたにメッセージを送ったのは、
なんの前触れもなく、
しかし明確な目的がありました。
適当な理由をつけたように装って、
あくまでもこちらが本音だと偽って、
あなたと話すのです。
この時の私の気持ちは、
風に乗って、遠くのあなたに、
届いていなかったのですね。
日に日にあなたと話すことが多くなり、
習慣のように、
しかし私は毎日が特別になりました。
周りの人には分からないように振舞って、
あなたには分かって欲しいと繕って、
あなたと話すのです。
この時の私の気持ちは、
風に乗って、
さあどこにいってしまったのでしょう。
私たちはたくさん話し、
あなたもたくさん話してくれて、
私が聞きたくない話までしてくれました。
あなたはこのように、
あの人とも話して、
きっとあちらが本音だったのでしょう。
しかし私はこれまで頑張ってきてしまったので、
あなたとのこの素晴らしい関係を続けて、
あなたたちには何も口出しができないのです。
「風に乗って」
男性諸君!!!
女の子とLINEしてるときに!!
他の女の子とLINEしてることを!!
自慢げに話すのは絶対にやめた方がいいですよ!!
(経験談)
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!
上記の通り、私は今ちょっと本当にメンタルぼろぼろなので、あんまり顔を出せないかも知れませんが!!
どうか励ましにきてね!!
─
『なんの重みもないわたしでも
いつかだれかの風になれたなら』
知れば知るほど
呼吸の意味がわからなくなる毎日も
隣にいる誰かとやり過ごせたなら─。
ずっとじゃなくていい。
一瞬でいい。
誰かのこころに、
住まわせてほしい。
誰かのきれいなひとみに映る
木々の景色になりたい。
いつかわたしが風になったころ
ふぅっとあなたのこころをよぎる、
邪魔ではない、心地よい風になれたら─。
風に乗って
子供の頃は、よく紙飛行機や凧を上げたり
楽しく遊んでいたりした。
今では家の自室に引きこもって、
外に出るときも大体はコンビニに行くだけ。
そんな生活をして、ふと
テレビに写った紙飛行機の折り方と
テレビに反射した荒んだ顔。
この顔が自分だと認識するまで時間がかかった。
こんな顔してたんだ。
昔のことを思い出して、
「つくってみようかな」
机の資料の中から要らないものを引っ張り出した。
折っていく。
テレビから流れてくる作り方じゃなく
昔の自分が折ったような
「……できた」
不格好なそれはとても風には乗れそうもなかった。
テレビの中では嬉しそうに
できた!と言いながら周りの子たちと飛ばそうとする。
「…………」
窓を開けた。
今日は風が強かった。
風が止んだところで持っていた紙飛行機を
空気に乗せるように
優しく飛ばした。
意外と長く滑空している。
シャボン玉は上へ上へと上って
挙げ句には弾けて消えてしまう。
紙飛行機は前へ前へ、そして下へ下へと下がっていく。
だけど消えることはない。
弾けることがない。
風が吹く度に舞っていく。
羨ましい。
せめておまえだけは
いつまでも風に乗って
遠く遠く海の向こうまで。
晴れた日は、どこかしこから
人やものが外界を目指す
蠢く姦しい悪意と嘲笑と傲慢に満ちた
おぞましい魍魎たち
それらを避けて歩くことはむずかしい
だからわたしはいつものように
わたしだけの部屋にいて
目を閉じて五感を研ぎ澄まし
ただただ天からのめぐみを待つ
太陽の方向だけの窓を開けて
待つことしばし
いずれ沈丁花の香りを纏った風に乗って
わたしのためだけの啓示が届くだろう
わたしはゆっくりと目を開ける
今日もこうして 文字は綴られていく
お題「風に乗って」
「『うまく頭が働かないけどひとまず何か書く』と、『書けないお題で無理に書こうとする』と、『何でも良いから翌朝までにひとつ投稿する』が重なると、俺の場合、バチクソ納得いかん文章しか出ねぇのな」
アプリを入れ、はや60日の某所在住物書きである。
スマホの画面には前回の題目の投稿文。己の力量で、質を犠牲に速度を重視した結果が表示されている。
「投稿速度を取るか、自分で納得いく文章の質を取るか。どうしても二兎一兎になっちまうのかなぁ……」
物書きの、己の文才の限界を再認識した苦悩が、吐いたため息の風に乗って部屋の空気に溶けた。
――――――
職場の先輩が変な夢を見たらしいから、気晴らしに先輩の好きそうなスイーツカフェ、ゲホゲホ!……サイドメニューのおいしい東洋茶カフェに誘ってみた。
「まったく妙な話さ。夢の中でまで仕事をして」
「自業自得。『休日』なんだから休みなよって」
国産、各地の日本茶に、コンビニでも見慣れた台湾茶、それから「映え」の中国工芸茶。
それぞれの香りが、客や店員さんの移動で起きる風に乗って、混ざって、広がって、あちこちで咲いてる。
よく分かんないけど先輩が「どこかで業務用の茶香炉も焚いてるな」って推理してた。
「あの量を任されては、休んでなどいられない」
「それで全部期日で仕上げてるから、係長にナメられるんだよ。『こいつに押し付ければ楽できる』って」
「ごもっとも」
「ねぇ先輩。そろそろ、もう少し楽したら?」
だいたい、先輩の妙な夢の理由は予想できる。
最低限以外、誰も人を頼らないことだ。
年度始まって1ヶ月、先輩は悪徳上司に目をつけられて、膨大な、面倒な仕事ばっかり押し付けられて。
先輩はそのことごとくを、たまに私含めた他の人を頼るけど、大抵ひとりで、仕上げてしまう。
自分の部屋にまで仕事を持ち帰って。極力他の仲間の負担を重くしないようにって。
だから、その疲労が重なって変な夢を見たんだ。
「たとえば無理なら、仕事たまに断るとかさ」
「可能だから引き受けている」
「そうじゃないの。HPゼロになるまで引き受けるんじゃなくて、ちゃんと余裕持って、」
「メンタルと体調管理の話なら、」
「そうじゃなくて!もっと、自分を大事にしてって」
首を小さく振って、大きなため息をひとつ吐く。
さっき飲んでたミルクティーの、少しスパイスの効いた香りが、ふわり息の風に乗って、鼻に抜ける。
お茶の余韻に「まぁまぁ落ち着いて」って、なんとなく、言われてるような気分になった。
「私だってあの職場、そこそこ長いよ。先輩の押し付けられてる仕事も少し分かる。もう新人と教育係じゃないんだからさ。最低限頼るんじゃなくて、もっと対等に、都度都度頼ってよ。一人で抱え込まないでさ」
そんなんだから先々週、次倒れかけたら私云々。
つらつら愚痴る私を、先輩はキョトンと目を丸くして見つめてたけど、
途中から、なんか弟子や娘の成長を喜ぶ、師匠だの親だのみたいな穏やかさで、目を細めて、微笑してた。
「なに」
「何も」
「笑ってるじゃん。なに」
「笑顔といえば、こんな脳科学のネタがある」
「またそうやって話はぐらかして……」
風青し、という言葉がある。青葉を揺らして吹きわたるやや強い風という意味で、俳句の初夏の季語に使われるのだ。
────と先生が言っていた。教室からは大きな入道雲とその下の青に煌めくプールが見える。夏はほぼ毎時間、どこかのクラスがプールを使っている。それをぼんやりと見つめ、苦手な国語も数学も知らないうちに終わっているのが毎年のパターンだった。
「入道雲、出てますね」
授業が始まって入ってきた教師がそう呟いた。化学の若い男の教師だ、クラスの女子にはせんちゃんという愛称で呼ばれている。本名は工藤千尋、そんでジブリの千と千尋にあやかってせんちゃん。名前だけだと可愛らしい女の先生を思い浮かべそうなのでもう一度言っておくが、工藤千尋は若い男の教師だ。少し身長が小さいのが紛らわしいのだが。
「夏っぽいよね〜」
誰かがそう言った。せんちゃん改め工藤千尋は教卓に教材を置き目を細め確かにそうすねと笑った。
「雨降るんじゃないすかね」
と工藤千尋は窓を覗きながら言う。
「雨?」
僕は思わず声を出してしまった。思ったより大きい声でクラスの大半が、工藤千尋含めこっちを見ていた。
「あ……いえ…」
なんでもありません、僕がそう言うと工藤千尋はマッシュの髪を風で揺らしながら「ふ、」と柔らかく笑った。それから
近くの窓からびゅっと風が吹いてきてああ、これが風青しかと暑くなった顔を窓に逸らしてそう思った。
お題:風に乗って。
「聞こえない?
ほら、なんか遠くの方で
ラッパっぽい…あれ チャルメラ?」
耳を澄ますと
屋台のラーメン屋だろうか?
チャルメラの楽器の音が風に乗って
聞こえてくる
部活帰り テニス部の私たちは
丁度お腹がぺこぺこで
もちろん 普段はコンビニに寄ったり
ファミレスに行ったりするんだけど
この日は 寄り道先を決める前に
聞こえてしまったのだ
あの チャルメラの音を
「ね、食べて帰ろうよ!」
誰かがそう発したら もうみんなが
そうしょう!と口々に言い出し
私達は 走り出した
「どっちから、聞こえる?」
「あっちじゃない?」
女子校特有なのだろうか
わいわい キャッキャしながら
部活終わり疲れている事も忘れ
チャルメラの音を頼りに
はやる気持ちが早足にさせた
だが、行けども ラーメン屋の屋台を
見つけられず
ただ、住宅街の中で彷徨っていた
「え、チャルメラ聞こえなくない?」
4〜5人の女子高校生が
住宅街の中で耳を澄ませ動きを止める
「匂いも、しないよね…」
その時 丁度立ち止まっていた
家のリビングらしき所から
チャルメラが聞こえた
… え…
… 練習?…
… 嘘でしょ…笑
少女達は 爆笑し、笑いながら
元来た道をダラダラ歩きながら帰る
… ね、ミスド行かない? 走ったら
甘いの食べたくなっちゃった
そうしょ〜 笑
#風に乗って
#風に乗って
僕は空を飛ぶことも
風に乗って浮かぶことも
出来やしない
でもせめてこの魂だけは
風に乗って
空の彼方へと飛んでくれ
体が地へ堕ちる前に
自然の流れに身を任せてみたら
とても面白いくらいに
今まで停滞していた物事が進んでいく
どちらかといえば、川の流れに身を任せている
状態なのかもしれないけど
この軽やかな感じは
風に乗っているんじゃないかな
追い風で
そのまま突き進んでいくのだ