』の作文集

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』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/22/2023, 1:44:11 AM

心から雫となって溢れ落ちた思いは、足元に溜まっていたもののいつのまにか蒸発していった。
いずれは零れ落ちるものもないほど、すっからかん
になっているのでしょう。

4/22/2023, 1:35:33 AM

溢れる思いは一雫。それはまるで涙のように零れ落ちる。
この雫を、だれが気付いてくれたらいいのになぁ

4/22/2023, 1:29:35 AM


雫を間近で見たことがない。

けど、雫の絵や作品を見ると輝いて、とても綺麗。

4/22/2023, 1:10:45 AM

『飲み込んだ言葉は戻らない』、そう言っていたあの人の顔が朧気になってきた。
 あの人はとっくの昔に死んだ──わけではない。 わたしからすれば行方が分からないだけで、きっと仲の良い友人なんかには居場所を告げどこかで暮らしているんだろう。
あの人はとても優しく、厳しい人だった。 自分に対しては一等厳しかったように覚えているけれど、共通の話題もなく、関わりが深くはなかったからそれだって自分の中に確かな情報として根付いてはいない。

 わたしには友達がいなかったし、いない。 ずっと、「友達がいない」「友達が欲しい」と言いながら何もしなかったからだ。
流行りを追いかけることもせず、共通の話題を探すこともせず、自分から話しかけることだってしなかった。誘われてもなんだかんだ断る癖に、『誘われないから』と諦めて自分から関わる事は全くしなかった。
 だから、わたしには友達がいない。 自分を愛しすぎたせいで、わたしはあの人とすら仲良くなれなかった。
あの人と最後に会った時、あの人は「引っ越すんだ」と楽しそうに話していた。 聞きたくなかった。
 好きだったのだ。

愛や恋なんてものじゃない、呪縛のような好意だ。 わたしはそのせいで、あの人がいなくなってから動向を伝え聞くことすら出来ていない。
 ふと、喫茶店の名前を思い出す。 あの人の好きなキャラクターが喫茶店に縁があるという理由で、あの人は喫茶店が好きだった。
『雫』という名前の、その響きだけは覚えている。
純喫茶と名乗って、小さな店舗を構えるその場所に、わたしは近寄ろうともしなかった。

 それが、こうだ。 「いらっしゃいませ」と鈴のような凛とした声で迎えられたわたしは、今、あの人の残渣を感じる為に同じ店に入っている。
そもそも、好きだったという中身すら知らないのだ。 何が好きかも、この店でなくちゃならない理由も知らない。 果ては本当にこの店かどうかすら確かじゃない。
 席に案内され、ゆっくりと座り、とりあえず目を引いたクリームソーダとオムライスを頼んで。 そこでわたしは、『ああ、雫というのは好きな喫茶店ではなくキャラクターの名前だったかもしれない』と思い至った。
なんともばかな話だ。 たった数ヶ月言葉を交わしただけで、何もわかるわけはないのに。

4/22/2023, 12:59:33 AM



心が疲れてしまいました
一生懸命歩んでも
その道のゴールは見えなくて
辛くて涙が雫となった

この雫は海に辿り着くのかしら?
この雫は目の前の小さな蕾
咲かせるかしら?
この雫は月を綺麗に映すかしら?

この雫よ 冷たく凍りつく前に
溶かしておくれ
この雫が 無駄にならぬ様に
力貸しておくれ

小さな蕾が小さな花咲かせられる様に
あなたよ少しでいいから
手を貸しておくれ

2023年 79

4/22/2023, 12:42:01 AM

「雫」

  
  
  遠い昔にあの娘の双眸から零れ落ちた

  綺麗な涙のカタチ

  ポタリポタリはらはらと 雫はやがて雨になる

4/22/2023, 12:40:51 AM

【雫】

 晴れた空から雨粒がこぼれ落ちる。田舎道の片隅で、僕は思わず足を止めた。
 すれ違ったランドセルを背負った女の子たちが、「お天気雨だね」ともの珍しそうに話している。ああ、そうか。普通の人はそう感じるのか。
 森の木々の向こうに、ちらちらと覗く影。狐たちの花嫁行列。青空から降り注ぐ雨に太陽の光が反射してキラキラと輝くのが、まるで嫁に行く狐を世界が祝福しているかのようだった。
 遠目に映る、白無垢に身を包んだ美しい狐の横顔をただじっと見送る。……忘れるはずがない。森で迷子になった僕を助けてくれた、優しい狐。それをきっかけに、何度も共に遊んだ。たくさんのことを話した。君と過ごす時間は穏やかで、幸福で、永遠にこんな日々が続けば良いなんて本気で願った。
 だけどそんな夢、叶うはずもない。君は何処かへ嫁いでいき、僕も来月には進学でこの村を離れる。僕たちの人生は、もう二度と交わることはない。
 ふと、君の視線がこちらに向いたような気がした。目と目が合う。そう認識した瞬間、僕は咄嗟に踵を返した。
 僕のことなんて忘れて、どうか幸せになってね。晴天から降る雨が、僕の頬を湿らせる。こぼれ落ちた雫を、手の甲で乱暴に拭った。

 ――さようなら、僕の初恋のひと。

4/22/2023, 12:27:44 AM

海に雫を落としても変わりはしない

なのにどうしてこんなにも真珠(あなた)は
光輝く



#雫

4/22/2023, 12:14:53 AM




昔観たドラマの主人公の娘さんが雫ちゃんだった

そこから「雫って名前いいなぁ~」と思い数年間
ペンネームとして使っていた

私の名前は男っぽいから
(実際に何度も間違われた事がある)
可愛い名前に憧れる

4/22/2023, 12:06:43 AM

「雫」

 年を理由に
 夢諦めて
 未練断ち切る
 ひと雫

 いくつなろうと
 夢持てること
 気づき喜び
 ふた雫

4/22/2023, 12:05:12 AM

はた はた と
爛れた人の搾りかすが 滴り落ちてくる

ワギ・マジョ・ダル・カ 善い人だあれ
仮面の裏の その泪
誰も知らない通りで暴力を
台風は二度とは産まれない

ワギ・マジョ・ダル・カ 咲いてくトワレ
着物帯にスパイス
老いて朽ち果てた道化塚に慈悲を


笑うな

4/21/2023, 11:59:12 PM

泪の雫をためている瓶
強く蓋をして
ある日
蓋を外し
天に掲げた
泪の雫たちは天にむかい
キラキラ輝いて
やがて雨となり
しかし空は晴れ
やがて
青空に虹が輝いた

お題

4/21/2023, 11:45:07 PM

性格上、立場上、泣いてる子を慰めたり落ち込んでる子のそばにいることが多い。悩みを聴いたり愚痴を聴いたり。
必要とされることはありがたいし希死念慮に取り憑かれてる身としての処世術や生き方みたいなのもわけることができるから友だちみんな幸せになればいいと思ってる。

だけど私の話は誰が聴いてくれるんだろう。私の涙は誰が拭ってくれるんだろってふとした瞬間思っちゃうんだよね。
ありがたいことに話聞くよーって言ってくれる友だちはいるけどいざ話すと困らせちゃうから話そうにも話せない。

搾取、なんて冷たい表現はしたくないけど私は多分一生与え続ける人生なんだろうなみたいな。
インターネットとかいうクソデカごみ箱に捨て続けよう~

(雫にするとあまりにも詩的になって恥ずかしくなっちゃうから涙にしたよ^^)

4/21/2023, 11:39:14 PM

子供の頃、窓につたう雨を飽きずに見ていた、遠出をした日、高速道路の灯りに照らされて、車窓に吹き付ける雨の雫がひかり、したたり、幾筋も川のように流れ落ちていくのをずっと見ているだけの時間があった。夏の日に親戚の家で注がれたジュースのコップにいつのまにか滲み出て、表面の花柄を歪ませながらするりと滑りおち手を濡らした雫を、大人たちの話を聞き流しながらぼうっと眺めていた。降ってくる雨の雫を見るのが心地よくていつも透明のビニール傘を選んだ。最近そんなにじっと何かを眺めたことがない気がして、雨など今でも別にめずらしくないのに思い出すのは昔のことばかりで、同じ眼でも見えるものは随分変わってしまうのだと思った。クープランの墓をきくとき音が雫のようになることがあって思い出すのは昔見たものばかりだ。ありふれたしかしいつまでも飽かず眺めていられる美しい雫で視界が満ち満ちていた時の。

(雫)

4/21/2023, 10:08:12 PM

「雫」


あなたの目から

雫が落ちないように

私が

ずっと側で守ります

4/21/2023, 9:49:46 PM

お母さんはいつも元気で活発で泣くところなんて見た事なかった。


お父さんが浮気したその日
初めてお母さんの涙を見た。

4/21/2023, 9:36:08 PM

垂れてる垂れてる!
思い出すなぁ
我が息子は
大変なよだれくりだった
よだれかけを
毎日毎日取替えて
そして
あの笑顔!
もう見ることは出来ないけれど
遠く都会の空で
頑張るあなたを
いつも応援しています
幸あれ

4/21/2023, 9:03:42 PM



目を開けてすぐ見知らぬ天井が目に入ってきて驚いた。
たしか先程まで会話をしていたはずだが、と体を起こしてここがメディカルルームだということに気がついた。
おかしいな、メディカルルームに来た覚えはない。
後輩と別れ際ノ冗談を言い合ってそれで。
それまでの記憶しかないな、と首を傾げたところで室内に誰かが入ってくる。
「先輩~! 大丈夫ですか? 意識ははっきりしてます? 記憶に変なこと起こってないですか? これ何本に見えます?」
入ってきたのは後輩だった。指を三本立ててこちらに見せてきたので一応「三本」と言っておいた。
「よかった~じゃあ取り敢えず先生呼んできますね!」
「おう」
後輩の目には涙が滲んでいた気がしたがつっこむのは止めておいた。
「心配かけたのかね」
一人呟くと後輩の「当たり前でしょ!」という声が聞こえてきそうだった。

「結論から言うと脳内チップの劣化からくる機能停止だね」
医者が言うには予想通りの言葉だった。
「なるほど……」
「破損寸前だったからチップは新しいのに変えてあるけど、ボディはどうする? そろそろ新しくしてもいいと思うけれど」
「じゃあボディも新しくします」
ついでだ、ついで。だから医者の後ろで不安そうな雰囲気を醸し出さないでくれ。
「ヒューマノイド型にして貰ってもいいですか」
「了解、3日くらいは入院ね」
「うへぇ」
そう話した医者は後でボディのデザイン持ってくるからと言って立ち去っていった。
「先輩しっかり休んでくださいね! 自分お見舞いにも来るんで」
「いや、そこまでしなくても」
ただのボディの交換だし、と言うが後輩は聞く気は無いらしく「じゃあ帰ります!」と言って立ち去っていった。
「ボディの交換終わったら酒でも奢るかあ」
ベッドに再び寝転びながらそんなことを呟くのだった。

4/21/2023, 8:42:45 PM

葉に滴る雫を意味もなく眺める。

そこだけ時間がゆっくり進んでるみたい。

普段は人と話して無意識に疲れてるのかも

こういう一人の時間があってもいいね

なんだか悪い気持ちが無くなるみたいで

落ち着くな





─────『雫』

4/21/2023, 8:39:07 PM



心が痛んで苦しくて、冷たくなっていくのと裏腹に
目からこぼれ落ちるのは温かい雫

意識などしていないのにほろほろと頬を伝う

弱い象徴だと後ろ指をさされてるのを感じる時ほど
悔しくて恥ずかしいものはない

だけど、それは恥ずかしいものなんかじゃないと。
時にはすべてをさらけ出して大声を上げてもいいのだと。誰かに縋ることだって必要な事だと教えてくれた。

我慢して偉い。だけど無理はしないで、僕を頼って。
ぎこちなく頭を撫でてくれた。

こんなに温かい雫なんだから。
雫は空から落ちれば命を宿すこともできるんだよ。

_____


きっとあなたが辛くて雫をこぼしたのなら、その雫はあなた自身を犠牲にしたものだから。誰かを傷つけないように、優しいあなたは我慢をして。温かい心から生まれたものだから。

だけど抱え込まないで、次は私が支えてあげる。
無理に雫を零す必要などないのだから。どうか幸せな雫で溢れますように。

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