閉ざされた日記』の作文集

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閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/18/2024, 12:29:06 PM

閉ざされた日記

この日記を開くことはもう無いだろう。
私が記した、君への片想いを綴り続けた日記。
改めて読み返すと恥ずかしくなってくる。
初めて君に会った日のこと。君と話した日のこと。君と仲のいいあの子の事。全部、思い出す。
だけどそんな日記も、もういいんだ。
だって、もう片想いでは無くなったからだ。

…そう記して、私は日記を閉じた。
早く君に会いに行かなくちゃ。

1/18/2024, 12:24:39 PM

バイト先の事務所の机の上。見慣れないB5ノートが1冊。
新しい引き継ぎノートかな、と思いながらパイプ椅子を引いて座る。まあ、私には関係ないし。
休憩時間には、ネイルとスマホのチェック。それ以外はやらない。せっかくの休憩時間がもったいない。

だというのに、私はノートに手を伸ばしていた。
休憩時間、残り5分。
ノートは、どうやら誰かの日記らしかった。左上に日付が書いてあり、日付の下にはズラッとその日の出来事が並んでいる。
「ん?」
パラパラとめくっていると、『クリスマスデート』の字が見えた。思わずそのページを凝視する。
『クリスマスイブ』『イブの意味』『先輩がデートに誘ってくれた』などなど、覚えのある単語が並んでいる。

そういえば。私は、クリスマスイブにイブの意味を後輩に調べてもらって、そのあと後輩をデートに誘った。デートといってもイルミネーションを見て、ファストフード店でだべったくらいの、可愛くないやつ。
そのデートの話が、ノートに書いてある。『嬉しかった』『楽しかった』『先輩はもしかしたら、』

「おつかれさまでーす」

バン!
勢いよく日記を閉じた。思ったより大きい音が鳴った。
「おつかれー」
冷静に、ネイルを弄っているフリをして、私は返事をする。
事務所に入ってきたのは後輩だった。日記の持ち主。デートの相手。
「先輩、休憩あと何分です?」
「2分」
「そうですか、ちょっと残念」
残念って何が。日記の続きが頭にチラついて、「そうだね」なんて適当な言葉を返す。バレていない。日記を読んだことは、多分バレていない。
「じゃあ、いってらっしゃい」
「……いってきまぁす」
椅子から立ち上がり、私は事務所をあとにした。
そのまま、トイレに寄って鏡を見る。
「……ウケる。顔真っ赤じゃん」
こんなんでこの後のバイト、大丈夫なんだろうか。

『先輩はもしかしたら、』

あの続きはなんなのだろう。
閉ざされた日記の、爆弾みたいな1行が頭に残って消えなかった。

1/18/2024, 12:23:46 PM

【閉ざされた日記】

閉ざされた日記。
何ともお洒落な言い回しである。
ゲームであれば謎を解くキーアイテムとなるに違いない。
かくいう私の部屋にも閉ざされた日記がある。
普段日記を書かない私が日記を書く時期は2回訪れた。

1回目は小学5年生のときである。
宿題として毎日日記を書くというものであった。
「書く内容はなんでもいいぞ。」
という先生の言葉を真に受けた私は、その日の夜ご飯のからあげが人生で一番美味しかったことを綴った。一番である。二番ならば言うまい。一番である。二度は言うまい。
次の日の先生からのコメントには、
「学校では楽しいことはなかったのかな?」とあった。
何とも手厳しい言葉だ。短い言葉のなかに、鬼気迫る表情が浮かび上がる。
先生にとってからあげが美味しいことは、日記に書くほどでもない当たり前なことであったのだ。
先生の実家はからあげ屋に違いない。

翌週から「日記のお題を出すから、その内容で書いてきてね。学校であった楽しかったことは?」と、笑点の桂歌丸じみたことを言い出した。
先生は笑点が好きに違いない。
「うーん、何を書こうね?」
と友だちと談笑したことは今でも覚えている。
そんな日記も1年で終了となった。

今にして思えば、日記の内容を自由にさせたところ、あまりにも生徒たちの内容が酷かったため、苦肉の策として先生は題材を与えたのだろう。他の先生からこのことでいじめられはしなかっただろうか。心配である。
あくまでも気づかれぬように題材を与える先生の優しさが今になって染みてくる。


さて、2回目は大学4年の丁度就活の時期である。
人は苦しいときに自分の感情を吐き出す場所を望むのだろう。
最初のうちは就活でがんばる自分を励ます内容であったが、次第に落とされた企業に対する罵詈雑言が並べ立てられることとなる。
立川談志もびっくりである。
何度「世界よ滅びろ。人類なんかいなくなれ、」と書いたことか。望みとは裏腹に、世界や人類が滅びなかったことは感謝したい。
苦しかった就活がようやく終わり、ハッピーな毎日が訪れた。
その日から私の日記はその日のメモと化し、時折気味の悪いポエムが綴られている。
こんな歳で中二病のような日記を綴っていることに、この当時の私は気づいていない。


今でもこの日記は私の部屋にある。
捨てた先で誰かがこの日記を読むと想像するだけでも身の縮む思いだ。
人の名前を書くと死ぬという「デスノート」ではなくとも、私はこの日記を読まれた瞬間死ぬだろう。
つまり私にとってこの日記はデスノートなのだ。
私が死んだとき、この日記は私の死の謎を解くキーアイテムという大役に抜擢される。

接着剤で本当に閉ざされた日記にしてしまおうか。
いまだに捨てることも閉ざすこともできない私は、これから先もこの日記を大切に保管し、新たな日記を書くことはないだろう。

1/18/2024, 12:21:51 PM

自分のことを一番理解するのは自分
    そこには良いも悪いもないのだから
    あるのは着飾らない等身大の自分だ

    人の日記やスマホは見ない方がいい
     

          『閉ざされた日記』

1/18/2024, 12:21:43 PM

閉ざされた日記、そうさっきまでは。
見つけられてしまった。
さぁ何が起きるだろう?

【結論】

本当の意味で、面が割れる

サクッと、晒される

あっという間に、こじれる

ガラッと、崩れる

【対処方法】

鍵付きの日記帳にする

死んだら捨ててくれる人を見つける

開き直りの心構え

何とかなるマインドの鍛錬

1/18/2024, 12:20:58 PM

誰も知らない

この日記だけが

わたしの秘密を知っている

誰も 踏み込ませない

わたしだけの 安全な空間だから

わたしにとっては

本当のわたしに戻れる場所

本当のわたしに戻れる空間

本当のわたしに戻れる時間


閉ざされた宇宙空間


閉ざされた日記

1/18/2024, 12:17:57 PM

「しみる」


温かいコーヒーが恋しい季節ですな♪

はい!
さっきぶりのボクです♪(笑)
え?ペース早くないかって?…いいじゃん別に♪

だって、書きたくなっちゃったんだもん(”✋✋)笑

てか今NO NAMEから名前変えようか迷ってるんですよね〜
あ!タイトルとは関係ないですよ
名前を「しみる」にしようとか全然!ぜんっぜん思ってないからね!

因みにおフザケパターンとマジメパターンでいつも書いてるけど
皆さんはどっちのパターンが好みなのか最近ちょっと気になってたりする♪

ん?ちょっとまって…パターンの使い方あってる?(笑)

まいっか♪よくわかんないし♪(笑)←適当





「閉ざされた日記」


そこは色を忘れた音のない街
人も花もただ項垂れうつむき希望さえ失い
全ての感情にフタをした

灰色の空には太陽を覆う雲だけ
そうここは遠い過去のボクの居ない夢
崩れた瓦礫の上に佇む裸足の少女は
涙を枯らし遠くを眺める

小さくか細いその手にはただ
ぼろぼろのノートが握られていた
夢見ることを忘れた瞳には光はなく
声を忘れた口は開くこともなく
音を忘れた耳は風さえ感じない


まるで時のない止まった世界
叫びも嘆きもなく倒れた草木が道に横たわる
腐敗した生命から目を反らし
悲しむこともなく
そっとノートを開く少女

そこに描かれていたのは少女の夢
太陽の光に照らされて
駆け回る動物たちと戯れる笑顔の少女
楽しそうに笑う声は言葉に描かれ
色めく風が空へ舞い上がる

もう一回もう一回
失った感情のフタが微かに開く音がした
夢が描かれた閉ざされた日記は
少女の声であふれている

もう一回もう一回
愛されたくて抱きしめてほしくて
開いたノートに零れた初めてみる涙
その瞳はとてもキレイで希望に満ちた光でした

両手を広げて空へ仰ぐ優しい微笑み
少女の胸には確かに見える色づく街を
柔らかな鼻唄で歩く少女の影
それは遠い未来を願うボクの居ない夢

1/18/2024, 12:17:35 PM

「閉ざされた日記」


一文字一文字おとすたび
一行一行ながすたび
一枚一枚ひらうたび

何グラムか増えていくようで

ずしりとなる頃にはもう
ほこりを被りはじめてた

1/18/2024, 12:16:21 PM

押し入れを掃除していたら、
ふと懐かしい日記帳をみつけた。

「しにたい、生きるの疲れたよ。」
中学の頃書いた日記にはそんな事が書かれていた。
この時は少々うつっぽくて、ずっと死にたかったな。

「お疲れ様。生きていてくれてありがとう。」

しにたいと綴られたページにそっと書き残した。

今もまだ生きていたいほどの気力はないけど、
まだもう少しだけ生きてみる。
死ななかった中学の僕を裏切らないように。

『閉ざされた日記。』

1/18/2024, 12:15:31 PM

「閉ざされた日記」  

昔、日記と言えるほどではなかったが
文字を書く本を買ったことがある
本当は愚痴や思ったことを正直に書いて整理する
という理由で買った本だった

だが近頃は書いていない
書くことがなくなったのか
単純に書いたところでどうにもならないとわかったのか
開けてもなければその本が本当に
何か自分にとって悪いことを書く本だったのかすら
私は曖昧にしか思い出せない

開けなくなった本
閉ざされた本

1/18/2024, 12:15:08 PM

閉ざされた日記
学生時代の日記。
先生とのやりとり、学校行事、その日あったこと。
当時感じていたこと、思っていたこと。
素直に書きつけているから、今見ると恥ずかしい。
それでも、ときどき思い出しては、
閉ざされて、ほこりをかぶったその日記を開く。
ー昔の自分に会いに行く。

1/18/2024, 12:13:22 PM

【閉ざされた日記】


どうにも気分が乗ったのだ。
学生時代、テスト直前になると何故か部屋の掃除をしたくなるあれだ。

今、私の目の前にあるのは1冊のノート。
なんの変哲もない……事もない。
何故なら開くはずの側面にはガムテープが貼られているからだ。

「なんだったかな…」

この部屋にあるという事は自分の物なのだろう。
興味本位。
怖いもの見たさ。
この際どちらでもいいだろう。
表面がガムテープに持っていかれないようにゆっくりと。
ただの紙面であるノートにそれを求めるのも無理な話だろう。
ガムテープと一緒に剥がれてしまった表紙を、まぁ仕方ないかと中身がなんでもない物である事を祈る。


「……ぁあ、そっか……これか…。」


開いたページには、最近ではめっきり使わなくなったシャープペンで書かれた、擦れて薄くなった言葉が並んでいた。
反抗期とも言われる時代だっただろうか。

何かわからない焦燥に駆られ、
何かわからない不安に押し潰され、
何かわからない苛立ちに振り回され、
わけも無く死に憧れた。



そんな死にたがりの過去の自分。



嬉しいとは何だ。
楽しいとは何だ。
美味しいとは何だ。
幸せとは何だ。
愛とは何だ。


今日、このタイミングで見つける事が出来てよかったのかもしれない。


嬉しいと暖かい。
楽しいと心が弾む。
美味しいと優しくなれる。
幸せだと一歩踏み出せる。
愛しいと泣きたくなる。


あの時の私を、今の私なら抱きしめられる。
この時の私が、今の私に繋がっている。
ありがとう。
気分が乗ったまた何年後かに、再び開こう。
苦くても、忘れちゃいけない時間だったと思うから。


「それまで、またね」

1/18/2024, 12:12:36 PM

飽きて放置してるmixiやモバゲーかな。まだあるんだよなぁ。

1/18/2024, 12:12:21 PM

「ちょっとこれ、僕がきいた話なんですけれど…」

ここにあるのは、閉ざされた日記です。
何が書いてあるかは秘密です。
この日記を読んだ人は、どんな願い事でも叶います。
そのかわり、何か1つ願い事の大きさに合わせて大切なものを失います。
あなただったらどうしますか。

「それでね、僕は興味があって開いちゃったんです。そうですね、幸せですよ。」

1/18/2024, 12:11:31 PM

不登校の彼女は本や日記を書くなど

文章を書くのが唯一の心が穏やかになるひとときだ。


どんどんっ!!ちょっと!開けなさい!


扉の向こうから親の怒鳴り声と

扉の叩く音が聞こえるー。

「あっち行って!おねがい!」

恐怖と少しの怒りの気持ちで耳を手で塞ぎ、

目をぎゅっとつぶり叫ぶ。

そう、反抗期だ。


不登校に反抗期。本人だってダメだとは思っている。

でもいつしかそう思わなくなった。

いや、思うのをやめた。


自分を気づつけるのは辞めようと思ったからー。

ある日、窓から空を眺めていると

カラン。と何かの音が下の方から聞こえた。

下に目を向けるとメガネをかけた女の子が

ポストにお便りのようなものを入れていた。

誰だろう。入学式も卒業式も。

何もしたことが無い。だから

当然のこと、生徒も誰一人知らない。


取りに行こうと部屋を出た。

親は買い物中。

階段で2階から1階に降りていく。

お便りを取って部屋へ戻る。

すると日記帳が閉ざされていた。

表紙には「学校行けよ」と大きく書かれている。

こんな短い時間に誰がやったのかと

彼女は怖くて涙を流した。


「閉ざされた日記」

昨日は投稿できませんでした。
理由ーリア友と遊んでるからです笑
でも、できるだけ投稿します。

1/18/2024, 12:09:30 PM

好きな歌詞 2曲です


僕にも有るさ誰にも言えないこと…

助けあえるはずだよ…

……

言える苦労は苦労とは言えない…

死ぬまで胸に秘めたる…

死ぬまで胸に…

……




誰かが…

閉ざした過去に触れ

閉ざした過去に愛を知り

永久に抱えあげる


思うことから始まり

思う事で完結する…

思う事が愛なんだと思います

1/18/2024, 12:09:22 PM

「閉ざされた日記」

今日はとてつもなく苦しかった。
不安に駆られる毎日。
目が覚める度に不安が襲ってきて怖くなる。
毎日が苦しい。
でも本当は聞こえてる
沢山泣けよって、
立ち止まれよって、
そこに愛はない。ただ誰かが置き去った言葉。
「死にたい」なんて口にしたら負けだって
今も誰かが叫んでる。
人を信用出来なくても、周りの目が痛くても、
涙で前が見えなくても、手が傷だらけになっても
私には生きる価値がある。
"きっと"なんて言葉でもう逃げたりしない。
私には生きる意味がある。

1/18/2024, 12:08:54 PM

あの曲がアナログレコードで発売されるらしい。
閉ざされた記憶、閉ざされた日記。
音を浴びたそれらは、きっとこの部屋を舞うだろう。
眩しくて目を開けられない程の光を放ち
きらきらと、はらはらと。

1/18/2024, 12:08:47 PM

閉ざされた日記はいとも簡単に開いた。
閉ざされたとは名ばかりじゃないかと思ったが、
そんなことどうでも良くなるくらい興味深い内容だった。
私はその日記に綴られた世界に飛び込みたい衝動に駆られ、その願いが通じたのか門が開いた。
念の為手で門を抑えていたのだが、もう一目惚れだった。現実世界に未練はなかったので、
さっさとこっちに乗り換えることにした。

男が消えた部屋に、窓から風が入った。
ページがめくれ、日記は閉じた。

男は次の移住者が現れるまで、日記の制作を担当することになった。

____

閉ざされた日記を解放していくのが私の仕事だ。
閉ざされているからにはそれなりの理由がある。
よほどプライベートなことだったり、
何かが隠したい機密事項があったり、
中には災厄が封印されていることもあった。

今回の依頼はこの日記。
亡くなった父親の遺品整理でみつかったらしい。
あーこれはたしか妻を殺した男の手記だったな。
気の毒だがその後の責任は負わないって契約ですから、
知ったことでは無い。
なぜ私がこんなことを知っているのかと言うと、
私の前職が依頼された日記を閉ざす、
「飛ばし屋」だったからだ。

1/18/2024, 12:04:52 PM

秋からさ、被害妄想気味なんだよね

なんだか周りが信じられないし

ハブられてる気がして仕方ないんだよね

一生公開するつもりないし、

死ぬ前に全部焼くから

ここにだけは素直な気持ちを。

#閉ざされた日記

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