『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鋭い眼差し
(本稿を下書きとして保管)
2024.10.15 藍
─── 鋭い眼差し ───
貴方に見つめられたら
焼き尽くされそうで
心が溶けてしまいそうで
鋭い眼差しが刺さる。こんな狭いエレベーター内じゃあ逃げ場もない。ただ、お説教はこの警報音で少しはかき消されるだろう。
「わかってますって、大きなミスでした。すみません」
ボサボサ頭の研究員、波堂竜生は大して反省の色を見せずに謝った。
「あなたのせいで今、研究室は大混乱よ」
彼の上司の和尚菫は落ち着いた口調でどうするのよ、と言わんばかりに状況を説明していた。波堂が新しく創った生物が大暴れし、研究所が軽いパニックになった。だから、創った張本人である波堂を和尚が地下研究所に連れて行っているところである。
「はぁい」
彼はそんな説明に気の抜けた聞いているのか、聞いていないのか、よくわからない返事をする。
「とにかく、事態を収拾つけるまで反省は後よ。まぁ、あなたはあまり反省しないんでしょうけど」
「そうですね!」
本当に反省の色がない。
「はぁ~」
彼女は頭を抱えた。
街を歩いていたら みんなの視線が‥
その中でも特に僕のことを睨みつける鋭い視線があることに僕は気がついた。
容赦なく、慈悲もなく、
大きく口を開けた暗闇に突き落とさんと
その柔肌に突き刺さる
【鋭い眼差し】
あの日から周りからの鋭い眼差しがある気がしてたまらない
実際は全然なのに
私の自意識過剰なのに
しんどい、やだ
【追記】300ハートありがとうございます🙇🏻♂️
鋭い眼差し…
「下着売り場の女性店員さんが変態野郎を見張る目つき」
ワコール炎上してるなーって思ってコレしか出て来ない。
どの店舗も店員さんはすごく接客丁寧だし威圧感出す人いない(敵を追い払う時は別)し、
最低限のタッチでお肉を適切な位置に持っていく術は
プロフェッショナル過ぎて毎回感動ものだったりする。
兎にも角にも、店員さんへの性被害が出ない事を祈るばかり。
君が堪えた…
誰かの唐突の叱責に…
君は笑いながら冷静なふりをして…
君は堪えた
その瞳の奥には…
沸き上がる闘志を再炎させて
君は笑いながら冷静に戦う
君は戦う人
誰にも負けない闘志で
胸の奥のもやもやを払いたくて
心が晴れるような調べを流しながら読書をしてみたり
大好きなワンコに寄り添うように寝転がってみたり
普段は観ないような恋愛映画を観てきゅんとしてみたかったのに
ときめくどころか泣けるシーンでもないのに涙が溢れてくるなんて
相当疲れていたんだと思う。心が。
何が原因って訳ではないけど、そういえば最近は何をしていても心から楽しいって思えていなかったなぁってその時になって初めて気付いた。
今夜は早めに寝よう
そう思いつつも無意識にスマホを弄ってしまう自分に思わず溜息が洩れそうになったその時
視界を捉えたのは一枚の広告だった。
金青の空に散りばめられた無数の煌めきが
まるで宝石のように輝いていて
──あぁ なんて美しいんだろう
思う前に唇から漏れ出た言葉。
それと同時に明日の予定をスケジュールに打ち込むと、瞬きすることすら惜しいとさえ思うほどに
その画から長い間視線を外すことができなかった。
先刻まで胸の内に侵食していた暗い靄はいつの間にか霧散し、運命なのか偶然なのか明日が最終日という展示会へ出向く楽しみができ、心が逸る。
高まる鼓動を抑えつつ部屋の灯りを消す。
瞼を閉じたその裏で尚、目を逸らすなと言わんばかりの眩さと神々しくもあり吸い込まれそうな妖しさを含んだ夜空は、いつまでも私を眠りにつかせてはくれなかった。
Theme/鋭い眼差し
Writer/Akari✿
反抗期が来た。
20半ばに差し掛かり、人や世界の輪郭が少しずつ見えてきた。
今まで深く考える必要もなく、悠々と乗っていた誰かの敷いたレールの上を走るトロッコを降りた。
ある人は自分の短所を隠すどころか、自覚すらなく人に振りかざしている。
ある人は根も葉もない夢を語り、足元を見ることなどなく遠くばかり眺めている。
ある人は大した功績を残してもいないのに賞賛を過剰に求め今を怠けている。
ある人は自分の不遇を呪い人を同じ沼に引きずり込もうとしている。
ある人は自惚れから人の粗ばかり見て自分を棚に上げ人を見下している。
ある人は協調性を盲信し逸脱した行為を過剰に批判することで愉悦に浸っている。
ある人は数字ばかり追い犠牲から目を背け目的の達成に囚われている。
汚い人間ばかりだ。
そんな人間が無数にいて自分の友達、親、仲間、知り合いとして横にも数多いる。
ここにいれば自分も同じ種類の人間に見られてしまう。
反抗しなければ。もがいて別の場所に行かなければ。
でも決して綺麗な人間になりたいわけじゃない。
どうせひとり残らず汚い人間。
だから自分の望む汚れが欲しい。
これが自分なんだと誇れるような醜い生き物でありたい。
微笑みに 似合わぬ眼差し 佇まい あの世で見ゆる 天女のよう
お題:鋭い眼差し
あなたの瞳は鋭い
キリッと光る
大事なことは見過ごさない
そして、自分の大事なことも隠さない
あなたはそんな、鋭い眼差しを持つ人
でも、その奥に温かい心があることを、私は知っている
『鋭い眼差し』
視線を感じる…
誰かが鋭い眼差しでこちらを見ているような気がして、授業に集中できない…
推しの先生の授業だから、集中させてよ!
先生に気づかれないように周りを見渡す
さっきの鋭い眼差しで見られているような気配が消えた
私何かしたかな?
それから数日間続いた
しかも、必ず数学の授業中に鋭い眼差しで見られているような気がする…
なんで寄りにもよって推しの授業なのよ…
はぁ、今日も推しがカッコいい…
…はっ!
鋭い眼差しを感じる!
私は感じる方向に目線を向ける
委員長と目が合った
…なんで?
昼休み、委員長を呼び出した
なんで私を鋭い眼差しでみてたの?
と言おうとした時、委員長が口を開いた
「…数学のもりぴー、いいよね」
えっ…委員長ももりぴー良いと思ってるの?
「うん、俺もりぴーのあの流し目が好きすぎて推しなんだよね」
わかる!!
一重で眼鏡だから、流し目の破壊力半端ない!
「そっかぁ、君ももりぴー推しなんだね」
「もりぴーの授業中、もりぴーに向ける眼差しが推しのそれだったから…『きみにもわかるか、これが』って思いながら君をみていたよ」
そーゆーことね
私なにかしたのかと思ったよ…
じゃあ、もりぴー推し同士仲良くしましょ!
もっともりぴーの魅力を語り合いたい!
こうして、クラスに推し仲間が増えた
鋭い眼差し
まだ戦士に成りたての頃、敵に命を狙われて竦み上がっていた私を助けてくれた人がいました。
謎めいたその人は鋭い眼差しで敵を見つめて、そして次の瞬間相手は倒れていたんです。
とても強くてかっこよくて、でも私には手の届かないような人だって一目で分かった。
私はずっと記憶の中のその人の背中を見ていて、その人に憧れてたくさん鍛練を積みました。
そして、私はそれなりに強い戦士になったんです。
いつか彼と共に戦いたいとすら夢に見ました。
今、その人は私の前に立っています。
一緒にいた仲間たちは皆やられてしまいました。
彼と敵対しなければならない運命を恨みました。
しかし同時に、この再会を嬉しく思いました。
私は持ち得る全ての力で戦いました。
同じ戦士としての誇りに賭けて。
そして、仲間たちへの弔いのために。
でも、あぁ、やはりあなたには敵いませんね。
あなたの鋭い眼差しがまっすぐ私を捉えている。
怖くて悔しいけれど、あなたに葬られるならこれ以上の喜びはない。
さあさあお立ち会い!
今宵ご覧いただくのは
シャボン玉でございます。
はぁ?と思う方もいらっしゃいやしょう。
ところがどっこい。
ワタクシのシャボン玉は
そこらの安モンとは違いまっせ〜?
まあまあ、
気になるなら見てってください。
シャボン玉の液から
少し違くてですねぇ、
これ、ワタクシが作ったんすけど
それはもう大変で。
10年ほどかかっちまいましてねぇ〜。
ある所から仕入れたんすけど、
イッカクの涙が入ってまして
割れにくいシャボン玉ができるんですよ。
お、準備できました。
さー!さー!
道行くみなさん!
ふぅ〜っと吹き込んだこの息、
一体何者だと思います?
ではそこの鋭い眼差しを向けてくるお嬢さん!
ただの二酸化炭素?
大正解ですが、
もう少し表現を変えやしょうか。
こちらシャボン玉液の中に溜めた
タメ息でございやす。
チリリリリン。
あれ、もうタイマー鳴っちゃった。
バターを溶かしてる時間が
どうしても惜しくて、
気になってた本を読んでいた。
当然フィクションだ。
イッカクなんている訳ないもんね。
口調もちょっと古い感じするし。
でも何故か引き込まれる。
半分以上読んでしまった私は
まさかの午前1時まで
マドレーヌを作っていた。
集中力がいいってことで。
"Good Midnight!"
ちょっと本の口調を真似てみたいと思った。
でもこれは英語か。
うーん…。
タメ息溜めて
幸福吸って
シャボン玉みたいに
なってくだされ。
のんびり屋で
どこか抜けてる彼。
でも、スイッチが入ると
がらりと変わる
鋭い眼差しで、キャンバスに筆を
走らせる彼が
たまに熱中し過ぎて私の事忘れちゃう
けど、
作品に向き合う彼が好き。
鋭い眼差し/夜凪
鋭い眼差しがこちらに刺す
私のジュースとお菓子、
勝手にとったやろ。
流石にばれるか
隣の男の子のまつ毛が好き
優しい目が好き
フサフサな髪の毛が可愛くて好き
優しい性格が好き
クールなところが好き
でも実は、寂しがりやなところも好き
好きだよ
好き
大好き
好きで好きで
好きっていう枠に収まらないぐらい好きで
「…好き」
思わず出てしまった声に驚く
すると君は顔を真っ赤にして私とお揃いの顔をした。
「鋭い眼差し」
彼がこちらを見ている。
その視線だけで殺されそうなほど強い瞳
鮮やかな茶色で、奥行きが広く、カラフルのようで落ち着いているその瞳で、、
彼はいわゆるヤンキーとか言われてる人
でも、そんな事ない
なんか話しかけた人をジャンプさせたり
河原でお友達と昼に集まってたり
夜のコンビニにも集まってたりするけど彼はいい人
だって人を絶対に無視しないもん。
誰にだって話しかけられたら応えはする。
何でもだ、
偏見も無い。どんな子だって話しかける。
人は無視をするけど彼は違う。
自分が生きてる証明
彼がいるから僕がいる。
彼がいなければ僕はいない。
ありがとう
出してくれて。
彼についたから彼だけが見える
僕のもの
彼は僕の物
早く死なないかな
干渉できないじゃん
もぉ
早くその目欲しいなぁ
※読まなくていいです※
最近祠壊すのが流行ってるので流行りに乗ってみました。
きっと祠壊しちゃったんですねぇ
あーあ
気が付けば、エノの姿を目で追っていた。その一挙手一投足を目に、脳に焼き付けるように見つめている。
本屋で道具や魔導書を見定める時の真剣な瞳、納得がいく一品を見つけた時の柔和な笑み。話してくれた魔法が戦闘で使われた時は、なんとなく嬉しくなる。
「こういう複雑なものは予め準備しないと……間違っていたら大変だからね」
魔法陣の転写や薬の調合は見せてくれない。本人曰く、見られていると緊張で強ばってしまうと。本当はその工程も見てみたいが、嫌がる事をするのは最低だし、繊細な作業を邪魔すれば被害は自分たちに飛ぶ。
「エノ、いつもありがとう。お前のおかげで安心して戦える」
感謝を伝えるのは一度では無い。ほぼ毎回伝えているが、やっぱり慣れないらしい。頬を染めて目を逸らされるのも悪くはない。
好きな仕草や瞬間は挙げればキリがない。全部好きで仕方がないから。だが、得意の水魔法を放つ瞬間が一番好きだ。薄緑の柔らかな瞳が、魔力を帯びて深い青に染まる。優しい魔法使いは無情な魔女となり、敵を討ち滅ぼす。その中でも、真っ直ぐに敵を見据える姿が美しくて。
「なぁ、エノ。お前はこれからどんな姿を見せてくれるのか……楽しみにしているぜ」
『君の全てを余すことなく』
お題
鋭い眼差し
(#騎士と魔女)