『鋭い眼差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
名探偵に見通せないものは無い
今日も鋭い眼差しで謎を見抜く
鋭い眼差し
お題『鋭い眼差し』
僕が友だちとよく行った公園には「鬼」と呼ばれるお爺さんがいた。お爺さんはいつもボール遊びをする僕たちを睨みつけるようにしながらベンチによく座っていた。
怒鳴られたことはなかったが、声をかけられることもなく、静かに睨みつけられるのは大変に居心地が悪かった。文句があるのなら言えばよいのに、といつも思っていたがお爺さんが話す姿を見ることはなかった。
あのときの公園を見る度にふと考えるのだ。お爺さんは何を考えていたのだろうか、と。
かつて自由にボール遊びができたあの場所はもう閑散としていて、「ボール遊び禁止」の立て看板だけがある。ベンチは人が溜まるのを防ぐためか、気が付いたら撤去されていた。もう子供が遊ぶ賑やかな声を随分と前から聞いていない。
以前はベンチがあったところに立った僕はあの日を思い出す。あの懐かしい日を。自由にボール遊びができた日を。
ふと、過去の記憶が蘇った。お爺さんが一度だけ慌てたように立ち上がったことがあった。あれは僕が蹴ったボールが公園の外を出たときだった。友だちは真っ直ぐ走って道路に出たボールを拾おうとしていた。
あのとき、確かにお爺さんは立ち上がっていた。そんなことを今になって思い出したが。
お爺さんは多分、たいそう目付きが悪かっただけなのだろう。
眼光鋭く
その眼差しを向ける先に魚が水の中を
ゆらゆらと揺れている
パッと翼を閉じ川に飛び込む
次の瞬間
くちばしにはイワシを加えて
空に飛んでいた
海猫は
空でニャーと鳴く
イワシを一飲みにすると
船へ向かった
客から食べ物を物色する
海猫は
こうして旅を続ける
水に沈んで
しまった様に
貴方を想うと
苦しくなる
手を伸ばしても
届かない
貴方への想い
貴方は気付かない
私の想い
叶わない恋だって
わかってる
わかってるよ
でも貴方の事
忘れられない
忘れられないよ
貴方は親友の物
だから
想い隠して
二人の前で
笑顔作る
どこに向かうでもなく歩く。
正直なところ目的地はどこでも良かった。歩きたいと思う気持ちすら不確かだった。
昨日まであったはずの部屋の空気はどこかへ消え去ってしまった。
外の新鮮な空気が身体じゅうを駆け巡る。
足を前へ運ぶ。
ふと、顔を上げると鋭い眼差しの信号機と視線がぶつかった。
僕はどこへ行っても、僕から逃れることは出来ないようだった。
「鋭い眼差し」
これは僕が学生だった頃の話。
僕にいつも鋭い眼差しを送ってくる女の子がいた。
僕は正直少しその子が怖かった。
でも、その女の子の視線は嫌じゃなかった。
目が合えばその子は目を逸らしてしまう。
その子に僕は次第に惹かれていった。
彼女のよく見ると可愛い瞳に吸い込まれた。
彼女も僕に好意を抱いてくれていることがある日分かった。
僕のことをこんなにも好いてくれている女の子がいることが素直に嬉しかった。
ある日の帰り道彼女が海辺を歩いているのを見かけた。
僕は思わず声をかけてしまった。
「ねぇ、何してるの?」と僕が言うと彼女は
「笑顔の練習、好きな人に好かれたいから。」と答えた。
「好きな人って誰?」と僕が言うと彼女は慌てていた。
「それは秘密。」と彼女が言った。僕は思わず
「僕は君が好きだけどなー。」と言ってしまった。
「えっ?」という彼女に
「僕のこと好きになってくれる?」と僕は言った。
「もう、好きだよ。」と彼女が答えた。
「ねぇ、こっち向いて。」と僕が言うと
「ん?」と言いながら彼女がこっちを向いた。
「前髪切らないの?」と僕が言った。
「何で?」という君。
「君の目が好きだから。」と僕が言うと君は照れて目を逸らした。
鋭い眼差し
まるで獲物を捕らえるような
まるで何かを見透かすような
まるで怒りを向けるような
まるで自分を強く見せるような
鋭い眼差しの裏に隠れているのは
相手に向ける怖さなのかもしれない
『鋭い眼差し』
BL要素あります。お気をつけください。
あなたの鋭い眼差しに射貫かれて、足がすくんだ。
気づけば目前に迫ってきていた瞳から目を逸らせないまま、壁とあなたの間に挟まれる。
緩く掴まれた手首に、ほんの少し、ひりついたような痛みが走った。
「一人で行くなと言ったのはお前だろう?なのに、なんで私を一人にするんだ」
怒りに満ちたように吐き出すその言葉は、その実は寂しさと切なさを孕んでいた。
尋ねている風でもない言葉に適切な返事が見つからなくて、ただただ整った顔を見つめる。
ぴりつきながらも湿り気を含んだ空気は、まるであなたの心を反映したようだった。
俺の手首を掴む手に力がこもる。
普段はつり上がっている眉毛をハの字に下げながら、願うように、祈るように、あなたは微かに震えた声で言葉を紡いだ。
「私にはお前が必要なんだ。置いていかないでくれ。頼むから、一人にしないでくれ。私は、お前がいないと、だめなんだ」
どうしてだか、そんな顔を見たくないと思った。
あなたには、笑っていて欲しいだなんて。
あなたには、幸せでいて欲しいだなんて。
その感情を言い表す言葉が『愛』ということに気づくのに時間はいらなかった。
空いている方の手であなたの頬を撫でる。
少し肩を震わせたあなたが、鋭さを削いだ代わりに僅かに潤ませた視線を寄越した。
「つきしま…」
「俺が隣にいていいんですか」
喉の奥から絞り出した声は、自分でも笑えるくらいに震えていた。
「ばかすったれ。わいがいいんじゃ」
乱暴に袖で涙を拭ったあなたが、その手で俺を抱き締める。
俺も、あなたの背中に手を回した。
「俺もあなたがいいです」
ゴールデンカムイより鯉登さんと月島さんです。
今回はカプ要素なしで書こうと思ったんですけどねぇ。おかしいな。
最後がいい感じに締められなくて無念です。
お題「鋭い眼差し」(雑記・途中投稿)
……駄目だ全然思い浮かばない。
射竦めるような、とか殺気を向ける、とかあるけど、正直鈍感だから気づかない気がする……。
鋭い眼差し
ワイシャツのボタンを上三個外してだらけた姿勢で、探偵は弛緩した目つきでこちらを見た。こいつ一応は有能な探偵で「Trouble is my Business」を標榜してるはずで、さらにはこの世の外までも仕事場にしてる心霊探偵だと聞いた。本当だろうか。私のこの問題を解決してくれるならいくら怠惰に見えても構わない。
「探偵さん? とりあえず私のまわりにある窓をのぞいて? それで問題があるとわからないなら契約はしないわ」
探偵は眉をひそめてあたりを見渡した。
「ひでえな。誰からの呪いか見当はつくのか?」
「つかないからあなたに相談してるのよ」
探偵はふっと笑って私を見つめた。私の魂胆を見透かすような。私も笑い返した。私は現時点では被害者なのだもの。私は今のところ何もしていない。ただ鷲司家の下女をひとり解雇しただけよ。あの下女は黒い鰓とつながっていたからうちに置いておくわけにはいかなかった。
この自称心霊探偵はどこまで知っているのかわからないけど私の盾にはなれるのかしら。それともそういうのは他に依頼すべきかしら。私もよくわからない。
「黒い鰓って聞いたことがある?」
微笑みを崩さぬ努力を続けたまま尋ねると、探偵は一瞬ぴくりとしたが、何食わぬ顔で、
「黒い鰓。それは厄介な案件だなあ。高くつくぜ」
と、へらへら笑った。軽すぎて腹が立つような剽軽な顔に、鋭い眼差しがとってつけたように張り付いていた。
チャレンジ86 (鋭い眼差し)
最近の物価高で、夕方のタイムセールが賑わっている。昼間と同じ品物を、割引で買うことができるからだ。わが家では、普段は買えない高級食パンを、お得に購入している。
割引のシールが貼られる時間は、お客たちの鋭い眼差しが飛び交う。スーパーの店員は心得た顔で、手際よくシールを貼っていく。お客は最初は不安そうだが、慣れてくると落ち着いたもので、
あら、今日は貼るのが早かったのね。
などと話をする。食パンや惣菜の売り場に、いつも同じ人が来ることに気づき、お互いに苦笑いする。鋭いまなざしは、会計の時には和らいでいる。おだやかな夕暮れである。
【鋭い眼差し】
俺は
大雨の中
あるヒトを
殺した。
__________________________
俺は
アイツに
殺された。
はじめてみたなぁ。
黒いフードから隠れた
弟くんの刺すような
鋭い眼差しは。
鋭い眼差し
このワードで思い浮かぶのは
パリオリンピックの射撃で有名になった無課金おじさん
ラフな格好でゆっくりとした動きだけど目は鋭かった
ああいう緩急のある渋い歳のとり方がしたい
鋭い眼差しを受けて思わず泣きそうになった
何をしたのだろう
何を考えたのだろう
何も言わなかった
何も言えなかった
何も言ってくれなかった
何か言って欲しかった
眼差しだけがやけに鋭利だった
〚鋭い眼差し〛
君は僕を、睨みつける。
僕は"なんかしてしまった?"と聞いたら
"なんもねぇ"と返される。
貴方はその鋭い眼差しで何処を見ている?未来?道の先?自分?他人?僕は鋭い眼差しで何を見ている?ううん、自分の見ている物って、案外、分かんないや。
何処を見てもいいと思う。ただ、知っておかなければならないのは、決して全てを見渡すことは出来ないこと。だから、世界中のみんなで世界を見渡す。現実、それでも全てを見ることは出来ない。じゃあ、1人だったらますます見渡せないに決まっている。だからさ、その絶対的な鋭い眼差しを持っていたとしても、1人で背負い込まないでほしい。
未来だって、自分のことも他人のことだって、全部を見られるなんて、ありえない。どんな目を使ったとしても。事実、僕は僕のことを一番分かっていなかった。
なんて鋭い眼差しなのだろう、足が動かなくなってしまった。どうしたら、この状況を回避出来るだろうか!
迂回して、回避しようかでも追いかけて来そうだし。あぁ〜どうしょう、この道を通るんじゃなかったなぁ〜!
怒られるどうしょう。
確信犯の様に鳴くにゃんこを抱きしめる!
【盛夏】
高く高く入道雲が立ち込めていた
うんざりするような暑さ
秋まではまだあるようだ
私は旧校舎に向かった
もちろん目的地は空き教室
だが、
栞さんは夕暮れにしか現れない
簡単に言えばこれはサボりだ
この姿を栞さんに見られれば
きっと強く叱られるだろう
それでも旧校舎に向かった
【3時間目】
私が旧校舎に行くのは
決まって3時間目だ
1時間目や2時間目をサボるのは気が引けるし
4時間目はランチ前なので先生もよく通る
だから決まって3時間目に
旧校舎に向かう
「、、、」
そこで何をするかと言うと
いつも栞さんのいる窓際で風に吹かれる
ただそれだけ
贅沢な時間の潰し方である『なにもしない』を
するのだ
会えないとわかっていても
そこに行けば栞さんがいる気がして
どうしても行ってしまう
「またサボっちゃったな、」
とはいえ少しは罪悪感もあるもので
その空き教室で3時間目にやるであろう勉強をする
全く意味の分からないものだ
だが
今日はそうしなかった
他に考えたいことがあったからだ
栞さんについて
私は栞さんについて何も知らないのだ
旧校舎の空き教室に現れて、校庭に出ることもあるが
学校の敷地からは出ない
オカルトマニアの友人によれば
そういう霊は大体そこで死んだ地縛霊か
そこに未練をもつ霊か、だそうだ
今日の夕方、聞いてみることにしよう
【夕暮れ】
いつものように空き教室へ向かった
とくに急いでいなかった
だがだんだんと歩くスピードが速まっていく
聞きたいことがあるから
私は空き教室の前まで来て
そこの窓から窓際を覗こうとした
「ッッ!」
覗く寸前にどこからか鋭い視線を感じ
反射で後ろに振り返る
そこには
「君かい?いつもいつもここに来る噂の子は」
「、、、?」
全く見覚えのない中年の男性がたっていた
つづく
(作者のひとりごとコーナー)
こんにちはっ微塵子です!
ミジンコと呼んでください
不登校中学生です
昨日からの続きであります
というのも、昨日は予定が山積み(?)で
夜に書けず、、、
昨日の分のテーマ、高く高くと
今日のテーマである鋭い視線で
書かせていただきました
前の投稿から続いた物語です
(つづくと書いて置きました)
これからもよろしくお願いします!
【鋭い眼差し】
私はいい人。
人助けが趣味だ。
私があてもなく歩いていると公園で寝ている男性を見つけた。
注意してやろう。
私「昼間から働きもしないでいいご身分ですね。人生舐めてます?」
男性「なんすか急に。カルトの人ですか?」
私はあきれてゲロを吐いた。
びちゃびちゃ。
男性「え?やば。すみません。仕事サボって休んでるだけですけど何か?」
なんてやつだ。
これが日本型雇用制度の闇か。
私は男に鋭い眼差しを向けた。
私「お前みたいな奴がいるせいで日本の経済は停滞してるんだ。分かってんのか!」
バキィボキァ。
男性「痛。やめてくださいよホントに」
私「土下座しろ」
男性「え?」
私「土下座ちろぉおおおおぉぉぉーーー」
私はたまたま持っていた日本刀を抜いて切りかかった。
悪く思うなよ。これも全て私の視界に入ったお前が悪い。
そうして一人の儚い命が消えた。
〜その後。警察署にて。
男性「アイツは一体何者だったんですか?」
ポリスマン「ただの無職だよ」
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