『部屋の片隅で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なぜ私が毎朝5時前に起きてまで⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎高校と言う高校に通っているのか、なぜ私は近くにある西⚪︎⚪︎高校に入らなかったのか、私は高校に進学してから沢山の疑問が浮かんだ、単純に考えて隣の市にまで勉強をしに通うのはとてもめんどくさいし大変である。そこで私はなぜそこまでして隣の市の高校に入ったのか、入った結果どんなメリットデメリットがあったのかを考えた。まず、単刀直入に結果は「世界が広がった」である。私の中学は全校で60人にも満たない小規模校である。クラスメイトは22人。中学生だった私は野球部に所属しており、特設で駅伝をしていた。勉強の方はクラスで5〜7番目で下の方ではないが点数で言えばまぁ悪くはなかった。周りの人は小学校からの友達で毎日楽しく生活を出来ていた。
だが、3年生で進路を考えた時私は気づいた、「自分は小さい世界で閉じ込められてるのではないか」と別に不満が凄くあるわけではないが、15歳まで自分は知ってる人、仲のいい人しかいない場所で安定した生活を送っていた事に気づいたのだ。だから全国で600〜700人の高校を選んだ。入学してみてすぐに分かった、自分がチャレンジした事のことの重要さに周りにはいい奴、とても自分とは合わないやつばかりだった。だがどちらの奴らも自分からしたら人生で初めての存在だった、部活では新しく陸上にチャレンジしてみた。今は競歩と駅伝をしている、部活が1番自分の見る世界を変えてくれたと思っている。陸上を通して私は「自分は自分との対話を最もさるべき」と知れた、そして何よりも仲間の大事さに気付かされた、中学では友達といたりするのは当たり前で常に自分に居場所があった、だか高校に来てからは自分の居場所はリセットされ自分で見つけ出さなければならなかった、そこで部活が1番の居場所であると気づいた、好きな仲間と好きな陸上を存分に出来る、競歩で結果が出てくると、県内や県外の陸上仲間も増えた。
確かに、自分の町の高校は知り合いしかいなくて安定していたかも知れない、けど、自分でチャレンジする道を選んで見て私は新しいチャレンジは良い面悪い面があるが、悪い面ですら自分の世界観を変えてくれる素晴らしい事だと思った。残りあと15ヶ月私はもっと自分の世界を広くしようと頑張るだろう。
「いい人」
僕は他人からいい人だと言われる。
それもそうだろう。
僕はいい人と思われるように行動しているから。
相手と話す時は基本的に肯定し、相手が求める答え方をする。
ただ、肯定ばかりだと自分の意見がない人と思われるので、たまに相手の顔色を覗いながら自分の考えを言う。
こうして、僕は相手にとってのいい人になれている。
僕はただただ人に好かれたいし、嫌われたくないんだろうなと思う。
どんなことをしても好きな人は好きでいてくれるし、嫌いな人は嫌ってくる。 そんなことは分かってるけど、人の目を気にしながら生きていた僕は、人に嫌われることが怖い。
だから、僕はこれからも他人からいい人と思ってもらえるように生きていく。
誰の記憶にも残らない人として。
泉が亡くなって以来 部屋の片隅で コタツにはまって暮らしている。テレビんを話し相手に。菜と時間が合う時以外は 食事も独りかな。
追憶に沈むのは素敵なことかもしれないが、良い気持ちになることの方が少ない
まだ見ぬ未来を考えるのは建設的なことかもしれないが、これもやはり良い気持ちになることは少ない
かと言って目の前だけしか見ないのは、それはそれで愚かなんだろうとも思う
私は何を思えば良いのだろう
何を考えて過ごしていたんだっけ
狭いこの部屋の片隅で、自分で勝手に逃げ道を塞いでばかりいる思考に蓋をする
しかし、何も考えないようにしよう、というのも案外難しいものだ
部屋に死体が横たわっている。
それも上司の死体だ。
思わず後退り足をもつれさせる。危うく転びそうになるが慌てて壁に手をついた。できるだけ、最初の痕跡以外残さない様努めた。
何故なら明らかに他殺であるからだ。
花瓶が割れ花と水が死体、特に頭部を中心に広がっている。
その中に僅かに残る血液。
そして倒れる間際に机のものをひっくり返したのだ。部屋の片隅にまでその痕跡が及んでいた。
早朝。静かなクラスの雰囲気が大好きな私は今日も急いでいる。赤や黄色に色づいた落ち葉の上を自転車で漕いで、誰よりも早く学校に着くように努めた。
静かな教室を味わいたい一心で息切れしながらも教室に駆け込むと、先客がこちらを見て微笑んだ。
「おはよ」
「うん、おはよ」
私には、静かな教室よりも好きなものがある。
呪詛を吐くにはうってつけの場所だ。一見して愛だと、一見どころか生涯愛の名を疑われずに墓に埋まる呪いだって、ここで吐くのがいちばんだ。のろい、という言葉が気安く使われるようになって久しい。解呪の話がセットでついてきてほしいものだけど、そう上手くはいかない。救われないままの人間が多数だ。同じように呪われたらどうすればいい。不安の共有だけで気の済むものではないのに。部屋の片隅に置いたベッドに潜り込む。君の体温でとうに温かい。その穏やかな顔を見つめる。穴が空くほど。空いてしまえばいい、君と同じように呪われなくてどうすればいい、と吐き出す。
『部屋の片隅で』
縮こまって震えてるんだ。
昨日から逃げ、今日をやり過ごし、明日を恐れて。
この世界の片隅の、もっと小さな一欠片。その断片にすぎない僅かばかりの安全地帯で、ただひとり。
僕に、この世界は広すぎる。
弟と二人、部屋の片隅で寄り添って縮こまって眠る。
いつ誰が近付いてきても素早く動けるように、横になることはしない。
寒くはないだろうかと拾ったばかりの薄汚れた薄い毛布を弟の肩まで覆うと、少し身じろぎをした。
野宿続きだった為、少しでも雨風が凌げる場所が確保出来たのは良かったものの、それでもまだ小さな弟には過酷だ。文句ひとつ言わないけれど。
「う…あ…」
熟睡出来ないせいだろう。
目を閉じたまま悪夢に魘される弟に「大丈夫だよ」と囁きながら体温を分け与える。
「…」
眉根を寄せたままだったがそれでも静かになったことに安堵して、はたと今に自分の言葉を思い返して苦笑する。
一体何が大丈夫だというのか。
この小さな手足では何ひとつ守れる保証もないというのに、勢いだけで混乱する弟をあの場所から連れ出して。
誰か大人に頼れば良かっただろうか?
けれどそれこそ助けになってくれる保証もないのに、そんなことは出来なかったのだ。
「…はやくおとなになりたい」
白い吐息と一緒に吐かれた言葉は虚しく響いて、どうにもならない現実に少しだけ泣いた。
11/400
異端を廃する。集団で生きる人間に当たり前に備わった能力なのだろう。
私は侮蔑を込めて2年続いた友人を見ていた。
またか。
利用し様々な言い訳をして優位に立ち過ちを認めず見下してくる人間をまた「もう要らない」と切り捨てる。必要のない人間だと判断するともう切り替えは早い。
異端は私なのだろう。
今は孤独ではあるが心は穏やかだ。
『部屋の片隅で、』
今日も部屋の片隅で小説を書いている。しかし、一向に筆が進まない。頭の中では、展開も結末も決まっているのに、それを表す言葉が見つからない。常々、自分の語彙の乏しさに苛立ちを覚える。僕は、学生時代に小説を書き始めた。その時は、毎日が楽しかったのか、いくらでも書くことができた。それが、今では、一日、1ページ未満しか書けなくなっていた。そんな時、窓を眺める。そこには、橙色の景色が広がっていた。全てを包み込みそうな優しい色が、視界を埋め尽くした。その瞬間、懐かしい記憶が浮かび上がった。帰り道にとんでもなく綺麗な夕焼けを見た記憶だった。今日の空は、その日の空の色によく似ていた。
もう少し頑張ってみようと、もう一度、筆を持った。
18.部屋の片隅で
片隅っていいよね。誰もいない静かな空間。
居心地悪い教室でも片隅は静か。落ち着く…
僕は1人でいたくなくて1人の子がいては
友達として仲良くしていた。
大人数の時は笑顔で、ちゃんと笑えてるか
わからないけどみんなの話をニコニコしながら
聞いてるだけだった。そんな自分が嫌いだけど、
こんなことしかできない奥病者だ。
ふと窓側を見ると、教室の片隅に空を見ている
君がいた。1人でも平気だという顔をしている。
その子がとても羨ましかった。
羨ましいけど、おまけに空を見上げている
君はとても綺麗だった。
いつか君みたいに1人でも平気な人になりたい。
そして君と話してみたい。友達になりたい。
そんなことを思いながら友達と思っている人の話を
ニコニコと聞き流している。
季節に気づく
流れた瞬間の跡を見る
心の中の跡を見る
【部屋の片隅で】
もう嫌
助けて
苦しいよ
心が痛いよ
もうやめてよ
じぶんの心の部屋の片隅でそんなことを思うじぶんに気づかない様にしながら今日も私は生きている
気づいてしまったらもうあそこにはもどれないから
#部屋の片隅で
部屋の片隅で、私はよく泣くことがあった。それは悲しいことがあったから、とか、辛いから、とかではなく。
ただただ今の気持ちの整理とか、そんなことで心がいっぱいいっぱいになって、それが溢れるように泣いていたのだ。
何がいいとか、何が悪いとか、そんなの今の自分にはよく分からない。子供のように、嗚咽を漏らして、声を上げて、母親に泣きつくことはもうできない。
それでも、声を出したくても押し殺し、嗚咽を漏らしそうになっても手で塞ぎ、涙は母の優しい手のひらで拭ってもらわずに、自身の手首の袖で拭うことしか出来ない。
子供の頃は、遊んでいたリビングの真ん中で、道路の片隅で、寂しくては泣き、転んでは泣き、母に縋っていた幼少期。
だが、今の自分は、あんなに泣きついていた母にバレないように、気づかれないように、誰にも見つからないように、部屋の片隅で泣くしかないのだった。
透明なシミと赤いシミは、部屋の片隅で静かに時が過ぎるのを待つばかり。
今しかできないことをやってみよう。
自分を深めるために行きたいところに行ってみよう。
大学生になって、お金を稼げるようになって、
新しい価値観を知ってそう思うようになった。
行動範囲が広がって、いろいろな経験をするために動くようになった。
それでもやっぱり1人になる時間は大事で、
私が私に戻れる時間は特別。
部屋の片隅で涙を流すことだって無駄じゃない。
部屋の片隅で苦しさに飲まれる時間も無駄じゃない。
部屋の片隅で寂しさを自覚することも無駄じゃない。
外に出ればたくさんの刺激があって楽しくて好き。
だけど、同じくらい刺激に敏感で繊細な私の気持ちも
大好きだし大切。
ネガティヴになるのはポジティブがあるからで、
ポジティブを感じれば感じるほど
ネガティヴを敏感に感じ取る。
だからどちらも大切にしたい。
私の心が発するメッセージは全て受け取りたい。
部屋の片隅で こっそり涙する夜もあった
誰にも助けを求められず
ただひたすらに 泣き続けるわたし
ソファーやベット カーペットやイスの上
そこではない
誰にも見つからない場所で
ただひたすらに 助けを求めてる
ここから一歩出るための勇気を
部屋の片隅で
暖をとりながら
一人、小さな机に向かい
読書にふける
そんなに広い部屋でも
ないのに
わざわざ片隅で、
静かに時を過ごす
きっと、わたしは
広い部屋であっても
片隅に机を置くだろう
部屋の片隅が
お気に入りの場所になる
まー
部屋の片隅で、倒立をして逆さまの景色を見る。
物理的に頭に血が登って、それはそれは素敵な光景が見えた。
部屋の片隅のラックにアディダスのパーカー
左肩のところに煤けた汚れが過ぎた時間を語る…
いつかの誕生日もらった…遠い いつかの日に…
時おり眼に入ると竹原ピストルさんの
「俺のアディダス」 が頭の中に流れ出す
俺のアディダス…あの人への…志し…
続けて……
ピストルさんの「オールドルーキー」が流れ出す
雨が降る君のような優しい雨が…
アディダスの誰かを思い気持ちが優しくなり
さらに続けて「さや侍」も流れ思う…
父に愛されたように誰かを愛してみようと思う
父が誰かを思っていたように愛してみたいと
そんな風に思い心が暖かく満ちてゆくのです
そばにいた頃と変わらない暖かさが満ちてゆくので…
愛する人に優しくなれると…
君と幸せになれると思えるのです
過ぎた時間が君と一緒に暖かく満ちてゆくのです