部屋の片隅のラックにアディダスのパーカー
左肩のところに煤けた汚れが過ぎた時間を語る…
いつかの誕生日もらった…遠い いつかの日に…
時おり眼に入ると竹原ピストルさんの
「俺のアディダス」 が頭の中に流れ出す
俺のアディダス…あの人への…志し…
続けて……
ピストルさんの「オールドルーキー」が流れ出す
雨が降る君のような優しい雨が…
アディダスの誰かを思い気持ちが優しくなり
さらに続けて「さや侍」も流れ思う…
父に愛されたように誰かを愛してみようと思う
父が誰かを思っていたように愛してみたいと
そんな風に思い心が暖かく満ちてゆくのです
そばにいた頃と変わらない暖かさが満ちてゆくので…
愛する人に優しくなれると…
君と幸せになれると思えるのです
過ぎた時間が君と一緒に暖かく満ちてゆくのです
12/7/2023, 3:50:29 PM