『過ぎ去った日々』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
過ぎ去った日々を繰り返すことも、取り返すことも自分たちにできやしない。
自分たちには、まっすぐ進み、明日をむかえることしかできないのだから。
でも、それは、後ろを振り返らずにまっすぐ進めという人生からのメッセージがもしれない。
「過ぎ去った日々」
あなたと私でふざけて録音した、30分のラジオ。
12年経った今、この世界で再生できるのは私だけ。
世界でたった一つのラジオ。
あなたは忘れちゃったかな。
ひょっとしたら私のことも、覚えてないのかも。
どうしようもなく寂しくなった時、私はこれを聞く。
たった30分、過ぎ去ってしまった日々を忘れられる。
『このラジオは未来永劫なのだ!』
いつも決まって、あなたの言葉で終わる。
この言葉が忘れられずに過去ばかり見る私を、あなたはどう思うだろうか。
僕は今日も一人ここに来ている。ここに来る時はいつも一人だ....いや、今は、か....
「大丈夫、お前ならできる!」そう言って励ましてくれた君も、「あなたならできるでしょ?」そう言って期待してくれた君ももういない。僕のせいだ、あの時僕が君たちを止めて居たら、もっと別の作戦を立てていたら、君たちを失わずに済んだのに。そう後悔してももう遅い、過ぎ去った日々が帰ってくることは決して無い。だからこそ、それだけが僕の人生の中で唯一の後悔だ。
もし生まれ変わって、僕のわがままが叶うのだとしたら、もう一度、もう一度だけでいい。君達とまた出会えますように。
過ぎた日々や行いを省みることは
たまには必要だけど 基本的には
明日くる未来を見つめて生きていきたい
時間は前にしか進まないのだから
#過ぎ去った日々
過ぎ去った日々
夏のとある日
大学の帰路、貴方と私でいつものように一緒に帰る
そこは山の上にある大学で、田舎道を通ってバス停までいく。
竹林の道
ふと麦わら帽子を被った女性を思い出した
蜃気楼の中の入道雲と草木と蝉の声
少しの沈黙のあと彼女は言った
「昨日良い事があったんだ」
「どうしたの?」
「旦那とね、踊ったんだ。ゆっくりとした音楽を流して社交ダンスみたいな感じてさ」
風の音
遠くを見る彼女
その時の彼女の顔を忘れられない
悲しげだけど幸せそうなあの顔を
好きな女性の幸せを心から願った
あの夏とあの景色は特別だ
過ぎ去った日々はもう二度と戻ってこない。
君と一緒に帰った日々はもう二度と帰ってこない。そして君の笑顔が戻ってくることはもうない。
雲ひとつない朝。気分は最高と思いきや吐き気がした。胸騒ぎがする。
でも、僕はいつも通り君と一緒に学校に行く予定だった。待ち合わせ場所に行くといつも先にいるはずの君がいない。最初は寝坊でもしたのかと思って待っていた。でもあまりにも遅すぎる。そろそろ時間だから1人で学校に向かった。
いつもは笑顔で溢れているクラスが今日は何故か静かすぎる。クラスの人に何故静かなのか問いかける。
聞いてみると君は朝、待ち合わせ場所にくる途中に急いで仕事に向かっていた僕のお父さんの車にはねられたらしい。頭はぐちゃぐちゃに潰れて即死だそうだ。
想像しただけでまた吐き気がしてきた。
まだ君に好きの気持ちも伝えてないのに。
まだ君に抱きしめる事が出来てないのに。
先に逝かないでよ。
また一緒に学校行きたいし、伝えたい事いっぱいあるし、デートとかしたいし、寝落ち通話もしてみたい。
君としたい事、行きたいところいっぱいあるのに。こんなのずるいよ。
君を思い浮かべるだけで太陽にも負けないくらい輝く笑顔が出てきて、汗水流して頑張っている君が出てきて、悔しくて、嬉しくて、悲しくて子供みたいに泣きじゃくっている姿が出てきて。思い出しただけで涙がボロボロ溢れてくる。
君を守れなかった、君を救えなかったのが悔しい。君を殺したお父さんが憎らしい。いくら急いでいたとしても、君を殺したことは事実だ。それでもお父さんだって家族だ。恨む事ばできない。
意味のわからない感情の中、僕の心のように土砂降りの雨の中、僕は君の写真を握って外に飛び出していた。自分でもよく分からない。ただただ涙が止まらない。
気づいたら僕は君がはねられた場所にきた。花や、飲み物などが添えられている。
そんなもの目に止めず車が多い中、僕は車道に飛び出した。何故かは分からない。でもそうもしないと僕の心が持たない。息が詰まって仕方ない。
君はこんな僕でも許してくれるのかな。
人に経歴話すと驚かれるのは慣れましたよ。
"3年間お前は何をやっていたんだ。"
"お前は何をやっている。"
そう言われたことがあります。…え"っ!?
おい!忘れたとは言わせねーよ!アダっ!
すみません!続けましょ!
その言葉は"煽り"でもあり、一種の"心配"でもあり、"成長"のためでもあり。
ほんとうに、おれは弱い。
そう現実を感じさせられましたね。
でもおれは、そういうことを言われると、苛立ちとかよりも先に、「コイツの隣に立ちたい」「欲を言えばその先に行きたい」「いや、その先に行ってみる」を先に考えてて。
将来職業に就く時、「好きだから」成れる職業は少ない。才能やセンスが必要になってくる職もあるし、何よりそんな簡単に職業を選ぶ人って、…いるんですかね?
でもおれは、「好きだから」始めて、「好き」が「得意」になって、「夢に成る」くらい「努力」して強くなって、今、此処に居る。
此処に居られるのは、両親、ブラジルでお世話になった人たち、同世代の奴ら、先輩、後輩、審判、応援、高校ん時の先輩達、後輩達、合宿や試合で会った他校の人達…。
その人達が、たったおれ一人のために動いてくれてて、おれも何処かで、誰かのために動いているからだと思うんです。
このスポーツは、一人じゃ満足できない。
きっと。
_2024.3.9.「過ぎ去った日々」
中学校、最初で最後の試合。
そこからおれのバレー人生は始まった。
『…ということで日向選手のインタビューを終えたいと思います!日向選手、ありがとうございました!』
『こちらこそありがとうございました!』
HQ。明日映画観に行ける!!!!!
小説買う!!!学校で読みたい!!!!!
そんで布教したい!!!!!!!!
題 : 過ぎ去った日々
3年前、新しい環境への不安を抱えながらこの教室に入った。今までとはまるで違う環境に圧倒された。
時には笑い合い、またある時には喧嘩もした。
女子校で男子とは縁がなかったが、決してつまらなくは無かった。
卒業し、来月には県外へと引っ越す友達が沢山いる。
みんなで笑いあったあの頃に戻れる訳では無いが、これまでの日々を忘れずに生きていきたい。
『また会おうね』そう言った友達の言葉を胸に、私も新しい自分に出会いに行く。
過ぎ去った日々
何気なく過ごす今と重なるときが、多分これからも思い出していく。あのときに感じた懐かしい時間を忘れないでいたい。微笑みには積み重ねてきた過去があってほしい。
過ぎ去った日々にはもう戻ることができない
どんな悲しいことでも楽しかったことでも、、
もう半世紀以上も生きてきたなんて...。
時々自分でもその事実に驚いてしまう。
過ぎた日々を思えば、確かにいろいろなことがあったな。
父がアルコール中毒で、わたしの学生時代は暗黒の日々だった。
母が出て行った日のこと...
夜中に電話で誰かに謝る母の声...
父が暴れてガラス窓が割れた音...
今みたいにインターネットがなかった時代、誰に相談すればいいのか、若かったわたしにはわからなかった。
そんな日々から逃れたくて、卒業を起に家を出た。
一人暮らしは楽しくて、でも安月給じゃ生活は苦しくて、気づいたら借金地獄になってたな。
助けてくれた人と結婚して、子どもにも恵まれ、今がある。
だけど、父には長く苦しめられた。
女を作って出ていった父とは、10年近く音信不通だった。なのにある日、父が入院しているという病院から連絡が来た。
恐らく余命は1年以内...。
ボロボロになっていた父。
さまあみろという気持ちと、なんでこんなことになってしまったのかと悲しい気持ちで、わたしは父を見舞った帰りの車中で一人泣いた。
後にも先にも、父の余命がわかってからわたしが泣いたのはこの時だけだ。
亡くなった時にも泣かなかった。冷たい人間に写ったかもしれない。
そんな父でも、わたしが幼かった頃には、良い思い出もある。
父が仕事をしているのをそばで見ているのが好きだった。
父の帰りを待って玄関先に立っていたこともあったな。
死んだらあの世で会えるのだろうか。会いたくないような会いたいような複雑な気持ち。
まだ直ぐに行く予定はないけれど、いつかわたしも行くんだよな、あの世に。
それまでは、将来の“ 過ぎた日々”をつくるとしよう。
私ごとですが、
二年の浪人生活の末、ようやく努力が報われました。
支えてくれた全ての人に
感謝を。
過ぎ去った日々に、
乾杯。
過ぎ去った日々
ゴロゴロゴロゴロ部屋でしている日々が続いている。高校を卒業して大学に入るまでの間、多少の課題はあれどとてつもなく時間を持て余してる。高校生していた時は部活に勉強とあんなに忙しくしていたのに、今はとてつもなく暇だ。ゲームも飽きてきた。友達との約束もない。…過ぎ去った日々を思い返しても意味は無い。ひとつため息をついてまたゴロゴロする。
もう隣には誰もいない。
思えば、ここまでくるのに随分時間が過ぎた。
ぼくは長生きだけれど、人間は違う。ほんの数十年で朽ち果てる。
ぼくを好きだと言ってくれたあの子も、友達だと言ってくれたあの子も、息子のように扱ってくれたあの子もみんな、ぼくより先にいなくなってしまった。
「寂しいね」
しかし、何より恐ろしいのは、彼ら彼女らとの出会いと別れが、ぼくにとってはほんの数日程度の思い出にしかならないことだ。
数日が何百、何千人分。それは思い出と呼んでいいのだろうか。ぼくには分からない。
「君たちのところへ行きたいのに、行けない」
思い出なんて持っていたって意味がない。
隣には誰もいないのだから。
一瞬のように過ぎ去った日々を思い返したところで、みんなに触れられないのに。
ぼくはいつまで生きていればいいのだろう。
スマホは私の外付けメモリ
遠い記憶も手もとで蘇る
夕空 渡り鳥 香る花
ごちそうスイーツみんなの笑顔
内蔵メモリが消えたあとも
私の見た景色が残るのか
父母の時代にもあったなら
見ていた景色を読み出したいな
「過ぎ去った日々」
#356
マインドフルネス瞑想を実践するようになって、2年くらいが経つ。
ちょくちょくサボったが、ここのところは、毎日の習慣になっている。
そもそも、なぜ私がマインドフルネスをするようになったのか、それは、私が診察時に、あまりにも過去の嫌な出来事や後悔ばかり愚痴るので、主治医が、いい加減にしろ、と言わんばかりに、病院内の講座を受けるよう言ってきたからだ。
「今、この瞬間」に意識を向ける。過去や未来にとらわれず、今あるこの時を意識するのが大切なのだ。その練習として、呼吸法を実践している。
部屋を暗くしての、10分の瞑想。呼吸に意識を向け、雑念で頭がいっぱいになっても、そうなった自分を批判や評価せず、また呼吸を意識する。
今のこの瞬間を生きる。そこに過去は存在しない。後悔は、そこから学ぶことはあっても、それ以上はどうにも出来ない。過去とは、その名の通り、もう過ぎ去った日々なのだ。
瞑想中、雑念が溢れてきても、「○○と考えている自分がいるな。」と客観的に見ているので、その時は、過去や未来をしっかり意識することは減った。そして、習慣としていくことで、後悔や嫌だった出来事が、少しずつ昇華していってくれたら、マインドフルネスをしっかりと実感するのだろうと思う。
「過ぎ去った日々」
恋をした。
一生叶うことの無い恋をした。
貴方にはどうやっても会えない。
会えないし、貴方は画面から出てこれらない。
それでも私は、貴方を追い続けた。
イベントはどんなに遠くても全部の会場に駆けつけた。
生活費を削っても、貴方を集めた。
私が貴方にあげれるのはお金だけ。
本当は手紙だって送りたい。
チェキだって撮りたい。
でもそんなことは出来ない。
だから私は仕方なくお金と、ありったけの愛をを注ぎ続けた。
数年たった。
私はまだ貴方に恋をしている。
私を愛しているという人が現れた。
心から愛してる。
何度もそう言ってくれた。
でも私は断り続けた。
だって貴方に恋をしているから。
だけど、彼の愛を受け入れてしまった。
後に戻れなくなった。
彼と交際を始めて、結婚することまで決まってしまった。
でもやっぱり私は貴方を愛している。
心の底から罪悪感が押し寄せてきた。
私の横では彼が幸せそうに笑っていた。
そんな彼を見ると、少しだけ笑えたのが分かった。
私の笑顔を見て、彼は太陽のような笑顔を私に向けてくれた。
彼の笑顔はどこか見覚えがあった。
辛い時
悲しい時
苦しい時
いつもそばに居てくれた貴方の笑顔に似ていた。
貴方の笑顔が思い浮かんだ時、
彼となら幸せになれるかもしれない。
そう思った。
私は彼と生涯一緒に居続ける決意を決めた。
数年たった。
命を授かった。
私は彼との愛の結晶を受け入れた。
だって彼に恋したから。
子供が生まれた。
貴方のことを思い浮かべる暇なんかなくなった。
毎日が辛かった。
まるで太陽が無くなったかのようだった。
彼もあまり笑わなくなった。
口を開けば仕事、仕事
子供なんてどうでもいいらしい。
あと私のことも。
それから全てが崩れ始めた。
誰にも会いたくなくなった。
何もしたくなくなった。
1人でもいたくなくなった。
どうすればいいか分からなくなった。
死ぬのも、生きるのも嫌だ。
たくさん考えた。
解決策を探した。
まだそうできるだけマシだと思った。
彼と別れることにした。
離婚。
シングルマザーになることにした。
正直、そんな覚悟は出来ていなかった。
でも、この子を守るためにも、そうするしか無かった。
彼に私の意思を伝えた。
受け入れて貰えなかった。
どうやって食っていくつもりだ。
そう言われた。
お前の力なんかなくても生きていける。
そう言って子供を連れて家を出た。
行き場を無くした。
無計画な自分に驚いた。
とりあえず、小さい子供を連れて入れるネットカフェを探した。
そこで1泊して、泊めてくれる知り合いを探した。
1人の女性に連絡がついた。
貴方に恋をしていた時、知り合った人だった。
事情を説明すると、居候させてくれるとの事だった。
彼女の家に行った。
彼女は独り身だが、私の気持ちを全部、親身になって聞いてくれた。
言いたくなかったことも口からすらすらと出てきていた。
私は彼と貴方を重ねて今まで生活していた。
その事を思い出した。
だからだ。
生活が狂ったのも
彼と上手くいかなかったのも
私は彼じゃなくて貴方を見ていた。
彼と出会う前の記憶が数分前のことのように蘇ってきた。
今までの時間が無駄に感じた。
だけど、
この子だけは守り抜きたかった。
だって
笑顔が貴方に似ているから。
ただそれだけの事。
これで前に失敗したのに
それでも私はこの子を愛さずにはいられなかった。
だから一生をかけてこの子を守ることにした。
色褪せた私の想いに鮮やかな絵の具がのせられた。
貴方が希望をくれた。
私は
また貴方に恋をした。
1分でも過ぎたら過去は過去だ。
もう戻すことはできない。
過去をいいものにしたくて考える
考えて考えて
あぁでもないこうでもない
こうはなりたくないと頭で組み立ててはかき消して。
そんなことばかり考えていたら1日が過ぎてしまった。
なんてことだ。
私の日記はこんなろくでもない内容ばかりが記録されていく
どうしたらいいのだろう
また考える
過ぎ去った日々
昔の私は可愛かった
小学校では 人気者だった
学生時代モテて困った
沢山の人と付き合った
それで?
今の貴方に何があるの?
2024/03/09
僕にとって、きっとあの人は特別だった。
ほんの数回しか、会わなかったけど
あの人に会えると、うれしかった。
たった、1時間弱、ほんのひとときが
僕には、大切な時だった。
今は、もう、どこにいるかさえわからないけど
ずっと忘れられない人。
好きという言葉を交わすことなく、
抱きしめ合った。
過ぎ去った日々は、二度と戻らない。
今は、思い出の中で時々、淡い偽りを抱きしめてみる。