逆さま』の作文集

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逆さま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/6/2023, 12:54:17 PM

確かに俺はものを知らないよ? 君の方がずっとずっとずーーーぅと色んなことを知ってるし、優しく教えてくれるのもうれしーし…。
でも俺だって教えてあげられることいっぱいあるんだから、だから…困ってる時は俺にも頼って欲しいんだ。いつもと逆さまだなって笑って良いから…ねぇ。

「…なんでおまえが泣くんだよ」

君の背中に張り付いて、顔なんか見せてないのに君は俺が泣いてることすぐに気づいて、そういうところも好きだって思う。
好きだって…思う。

「逆さま…だなんて思わない。君の強さと優しさは、ものを知ってる知らないなんてそんなことを超越してんだよ。俺はいつだって、そんなおまえに救われてるんだ…」

そう優しく言って君は、肩に縋った俺の手をポンポンと叩いた。
君の言っていることは難しくてわからないところもあったけど、だけど君も俺のこと頼りにしてくれてるんだってことは
ちゃんとわかった。ううん、俺だってもちろん、ちゃんとわかってた。

俺たちはただそうやって、何も言わずに互いに体温を感じ続けたんだ……。



▼逆さま

12/6/2023, 12:50:10 PM

【 逆さま 】

落ちる… 落ちる…
暗闇を、ただ堕ちていく――。

きっと、罰が当たったのだ。
数えることもできぬほど多くの人を傷つけ、
ある人は命を絶ち、ある人はまた他人を傷つけに走る。

もし自分が神の立場なら、許す要素を見出だせない。
今さら悔やんだとて、遅すぎる。
抗いたくとも、藻掻く手はすでに無い。
羽代わりにされては困るからと、もがれてしまっている。

一体どこまで行けば底が見えるのか。
上か下かも分からぬ形で、ひたすらに堕ちていく。

そして唐突に、体が弾ける瞬間を迎えるのだ。

12/6/2023, 12:49:25 PM

逆さま


逆さま言葉は苦手だけど
子どものころ
自分のフルネームを逆さに言うのを
練習して
それだけはパッと言える
みんなもそうじゃない?

12/6/2023, 12:46:44 PM

私は時々 自分はなんなんだろうって

自分自身に問う

自分が相手を想うように

相手も私を想う

それは奇跡だってこと

忘れかけてた

自分が相手にしてきたこと

それは

相手からすると逆に

不安にさせてしまうことだった

ということに気づく

男心なんてわからないけど

女心も複雑でわかんないけど

自分の心もわかんないけど

相手に自分の本当の気持ちを

伝えること

私が思ったこと感じたこと

自分の心をさらけ出すこと

これが一番

恋愛にとって大切で

いちばん私には難しかった

でも

相手が私を想ってくれる

そのことを心に

相手の心と私の心むき出しで

話すこと

分かち合いたいって言ってくれたこと

それを心に持って

私は信じることにした


「逆さま」

12/6/2023, 12:45:36 PM

お題
『 逆さま 』



絵には無限大の見方がある



人の顔に見えるものがある人から見れば壺にだって見えるだろう



この絵はどうだろう?


2名の人が暗闇で夜空を見上げている?

逆さにしてみよう

それは湖に浮かぶ影と空の様子だ


逆さまにしただけでこんなにも世界が変わるなんて

12/6/2023, 12:38:35 PM

子どもの頃、なぜか砂時計を見るのが好きだった。

 砂が下にさらさら落ちると、真ん中に凹みが生まれる。その凹みがじょじょに広がってカルデラのようになるにつれ砂のかさが減っていく。下にはなだらかな円錐形の山ができている。

 最後の砂がカーブをつたって流れ落ちるのを見届けると、逆さまにしてもう一回。飽きずに眺めていた。

 三分間。
 今ならそんな短い間でも集中して見ていられるだろうか。
 それでも、久しぶりに砂が落ちる様子が見たい。歯磨きのときにひっくり返してみようか。


『逆さま』

12/6/2023, 12:38:34 PM

目に見える
周りの物質
全てが

当たり前のように

上下がある。

それが
3次元映像として
目に
映し出されている?

お茶碗や、コップ、
全てに
上と下が
当たり前に
見えているけれど。

以前、

一目惚れした、
琉球ガラスで出来た
不思議な
オブジェ。

何の疑いもなく。

手に入れる時に
見たままに

飾っていた。

ある時、
ふと、

これって、

逆さま

にしたら
どう見えるだろ〜?


見つめていた。

逆さまに
してみると、
意外に
しっくりきたので。

寝かせてみたり、
違う物と並べてみたり。

ちょっと
楽しくて、
しばらく

そのオブジェで、
楽しんだ。

何事も、
そのままの
美しくさはあるけれど、

時に
見え方を変えてみるのも、

面白い。

偶然の
思いつきも、

いいものですね。

12/6/2023, 12:38:08 PM

壁倒立中に腕立て。私の日課。というか努力目標。
慣れてしまえばきつくもないし、時間もかからない。
逆立ちって健康にいいらしいよって聞いてから続けるようにしてる。これがやってみると、結構良くてね。
なんかバランスよく筋肉がついてるような感じがしてる。
でもあくまで努力目標だからね、思い出したときにでもしようかな、って思ってます。
だから今日はやります。


【逆さま】

12/6/2023, 12:34:27 PM

空中へ放たれた花束は
わたしの手に収まった。

帰り道にちらちらと揺れるかすみ草。

シャンプーの空きボトルに飾ってみた。

その後、物干しに引っ掛けてみた。

家に帰ってきたら、逆さまをみる日々。

#逆さま

12/6/2023, 12:34:10 PM

昨日はまあ、ちょっと、かなり、いろいろあった。
叫びたいのか暴れたいのか泣きたいのかもよくわからない、ただただ重い。
お酒の力を借りて無理矢理朝までワープしたけれど、二日酔いのせいではない重みはまだまだ全然残っていた。

飲も。

スマホで2文字だけのメッセージを送る。
間をおかずにスマホが鳴って、表示された文字を見て私は笑ってしまう。

13時にガストね。

きっと私は昨日のあれやこれやをぐちぐちと語るだろう。それを聞いているうちに彼女はみるみる目に涙をためて、しまいに大粒の涙を流すだろう。私は彼女をなだめながら、こう言うのだ。
「なんで私がなぐさめてるのよ、これじゃ逆さまじゃんか〜!」
彼女は笑って、そして私たちはドリンクバーを何往復もしながら暗くなるまで喋り続ける。

役割を変えながら何度も繰り返されてきた、いとしい時間。
お互いのためなら、わたしたちはいくらでも泣ける。

12/6/2023, 12:33:51 PM

『反転』
鉄棒で逆上り そしたら景色が反転してさ 物の見方が変わったよ あんまり得意じゃないあの人に声をかけたら 思いのほか楽しかったよ おやつを食べる背徳感 それもありだと言い聞かせ 擦りむいた膝小僧を撫でてやろう

12/6/2023, 12:33:49 PM

あの子に会いたいから生きる。あっちへ逝っても一緒がいい。でも、きっとあの子は天国へ、私は天国へ逝けるのかそれとも地獄か。分からない。だけど生きる。永遠にあの子と死にたくない。
「本当は生と死が逆さま。」
お題『逆さま』

12/6/2023, 12:30:44 PM

世界が真っ逆さまになってくれたら
私の願いはきっと叶うのに
明日もずっと清く正しく世界は回る
誰かの我儘と小さな声を犠牲にして
もしも世界が本当に逆さまになったら
苦しみの声は消えるかな
そんなことないんだろうな
だから私はそんな世界じゃ生きていけないわ
また別の人が苦しむだろうから
また私の願いは叶わないから
誰かを犠牲にして得る
平安とか幸福とか
無意味なのだとそろそろ誰か
分かって気付いて直してくれればいいのにとか
そんな人任せにぼんやり考える

力不足な私が何かをなせるようになりますように
誰かの人生に少しの意味と幸福を残せるように
そんな小さくて壮大な夢ばかり抱えて
何も成せない私が憎い

12/6/2023, 12:25:24 PM

逆さま

目覚めたら、目の前に靴があった。
おかしい。こんな靴買った覚えがないぞ。
それになんだか頭がぼーっとする。

「…お目覚めかな?」

ドスの効いた低い声が聞こえた。こいつは男だ。
…誰だ?
こちらが声を出そうとしても
なぜか出てこない。
とても息苦しかった。

「混乱してるみたいだから説明してあげるよ。」

男はゆっくりと椅子に腰掛けた。
…それは俺の特注だ。勝手に座るな。

その瞬間、俺はあることに気づいた。
今までなぜ気づかなかったのだろうか?

宙吊りになっているのだ。
多分足はロープで吊るされているのだろう。

「ここはね、デスゲーム会場だよ。」

…デスゲーム?
なぜ俺がそんなことを?

だめだ。何も思い出せない。

「君はとてもお金に困っていたみたいだね。だから、
僕の提案にもすぐに乗ってくれたじゃないか。」

っ!思い出した。
俺は…ギャンブルにハマって…
生活が…苦しかったんだ。

「フフッ。その様子だと、思い出したようだね。」
「そうさ。君はこのデスゲームに成功したら大金がもらえるという企画を信じ込み、まんまと引っかかったんだよ!」

男の顔は優男のような顔からいっぺんし、
鬼の形相へと変わった。

あぁ…俺は
騙されたんだ。この男に…!

「いやぁ、契約を結んだときの君の顔は
今でも忘れられないねぇ…!」
「獲物を見つけた猫みたいに目ん玉見開いてさぁ!!」

ふはははは!!!!
映画の悪役のような笑い声が室内に響いた。

「さぁ、さぁ!!ここから本番だよ!」
そう言って男は俺の真下に木材を持ってきて
火をつけた。

「さぁて、ここから何時間死なずに耐えられるかな?」

密閉された室内。
このままだと、焼き焦げるか、中毒死するかの
どちらかだろう。

…俺が馬鹿だった。
こんなうまい話あるわけないのに。
真面目に働いていれば…

手も足も動かない。
意識も薄れてきた。

「この部屋の物は…あまり売れなさそうだね。」

男はあたりを物色し始めた。
俺が死んだ後に売りに行くのだろう。

せめて普通に倒れて死にたかった。
逆さまなんかで死にたく…ない…

12/6/2023, 12:24:03 PM

私はずっと死んでもいいと思ってた。

いや、むしろ死にたいと思っていた。

それは、君と付き合っても変わらなかった。

なんなら今死んだ方が幸せなまま死ねるんじゃないかって、思っちゃうんだよね。

でも、こんな彼女でごめんねって君に言った時の君の言葉がずっと頭に残ってる。


僕もよく死にたいって思うよって言ったらどう思う?


そっか。

こんな気持ちなんだ。

たまには逆の立場になることも大切だね。

まぁ、一時的だとは思うけど。

"逆さま"

12/6/2023, 12:23:00 PM

逆さま  No.3


覗き込んだ川に映る私は
夕日に照らされて輝いていたから、思ったんだ

このワタシなら
優しくって、可愛くって、
誰にでも愛されて。
妹も親も大切に思っていて
友達もいっぱいいて

…もし、私もちょっと生まれる時間や場所が
ちがったなら。

ここに映るワタシみたいに
輝く人生だって、あったのかな。


川に映るワタシに「ばいばいっ」っていって、
ワタシを追って飛び込んだ。
冷たくて痛かった。
水の中には、もうワタシがいなかった
さっきまで、手で掴めそうなところで
ほほえんでいたのに

12/6/2023, 12:18:58 PM

「逆さま」

もしも世界が逆さまになったら、きっと私は人気者になれる。

勉強が得意でいい大学に行き、お給料の良い会社に就職して仕事もできて容姿も整い、友人がたくさんいるでしょう。

仲の良い両親からたくさんの愛情を注いでもらえたかな。お金持ちのお家で何不自由なく過ごせたかな。

上司に毎日怒鳴られることもなくて心身ともに健康に日々を穏やかに充実して過ごせたことでしょう。

でももし、世界が逆さまになったらこの世界でたった一人の大切なあなたに出会えなかったかもしれない。

あなたがいない逆さまの世界より、あなたがいるこの世界が私は好き。

12/6/2023, 12:16:30 PM

300字小説

師走の礼

 夜、目が覚めると部屋が逆さまになっていた。
 いや、違う。俺が逆さまになっているのだ。目の前に眠っている俺の顔がある。その上に俺が逆立ちするように浮いているのだ。
『幽体離脱!?』
 まさかお笑い芸人じゃあるまいし。身体に戻ろうともがくが、手足は空を掻くばかり。どんどん上に上がっていき、背中が天井に着いたとき
『しょうがねぇなぁ』
 呆れた男の声がして、グイッと肩を押される。俺はそのまま落ちて身体にぶつかり、目覚めると普通にベッドで眠っていた。

 大掃除。念を入れてタンスの天板を掃除する。その後
「誰か知らんがありがとう」
 盆に礼の餅とみかんを乗せて置いた。
『こいつは良い』
 あの声がする。見上げると盆は空になっていた。

お題「逆さま」

12/6/2023, 12:15:58 PM

あれ?天地が逆さまだ。


あ、そうだ
今私落ちてるんだった。


(もう一作思い付いたので書きます)


今とても遠いところにいるキミに
天地が逆さまになるほど反り返って

『アイシテル』

と叫んだ僕は
すごく馬鹿だけど、

ホントに馬鹿だけど、、、

キミを忘れないでいられるんだ。

No.3『逆さま』

12/6/2023, 12:11:44 PM

逆さま

「……」
「やあ歩翔!久しいな!」
「……」
「歩翔?」
「!たいよ、」
「あ!る!と!!具合が悪いのか!?」
「……す、すまない、少し考え事をしていただけで」
「本当か!本当に大丈夫か!?」
「……うん」
「……君のその返事は本当に参っているときだと俺は分かっているんだ」
「ごめん、迷惑かけて」
「なぜ謝る、謝らないでくれ。俺ができることならなんでもする」
(……太陽、本当に優しいんだな…………天と地のような差、俺、俺は関わってはいけない、光を汚すことに、)
「歩翔」
「っ……本当に大丈夫だから」

「俺は」
「君がどれだけ地に堕ちてしまっても、俺は救ってやるさ」

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