昨日はまあ、ちょっと、かなり、いろいろあった。
叫びたいのか暴れたいのか泣きたいのかもよくわからない、ただただ重い。
お酒の力を借りて無理矢理朝までワープしたけれど、二日酔いのせいではない重みはまだまだ全然残っていた。
飲も。
スマホで2文字だけのメッセージを送る。
間をおかずにスマホが鳴って、表示された文字を見て私は笑ってしまう。
13時にガストね。
きっと私は昨日のあれやこれやをぐちぐちと語るだろう。それを聞いているうちに彼女はみるみる目に涙をためて、しまいに大粒の涙を流すだろう。私は彼女をなだめながら、こう言うのだ。
「なんで私がなぐさめてるのよ、これじゃ逆さまじゃんか〜!」
彼女は笑って、そして私たちはドリンクバーを何往復もしながら暗くなるまで喋り続ける。
役割を変えながら何度も繰り返されてきた、いとしい時間。
お互いのためなら、わたしたちはいくらでも泣ける。
12/6/2023, 12:34:10 PM