誰にも言えない秘密』の作文集

Open App

誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/5/2024, 10:21:09 PM

今日のお題は誰にも言えない秘密

秘密ねぇ、人それぞれ大小少なからず秘密はあると思う、勿論自分にも秘密はある
まぁ誰にも言えない秘密って程のことは無いけど
ここで話す必要もないし、言う事も無いと思う

でも匿名だからこそ言える秘密はあるんじゃないかな
まぁ、匿名だってどこかでバレるかもしれないって可能性は否定はできないけど

自分の場合は偽サイトで物を買っちゃった事だね
ほんと恥ずかしいw
よくある「まさか自分が」状態
ホント全く同じHPで全然気づかなかったんだよね。
買ったものは届かない、なんだかよくわからんガチャガチャで売ってるような変なリングが届いたんだよねww
ホント恥ずかしい、知り合いには恥ずかしくてちょっと言えないかなw

まぁそれからは気を付けてネットで買うようにしてるけど、皆様も気を付けてくださいね。

6/5/2024, 10:15:37 PM

誰にも言えない秘密


秘密の匂いがするね?
穏やかな笑みを浮かべているがその瞳は暗くて深い黒。
何かをずっと探しているらしく、時々、そう言って顔を覗き込む。
見られた方はドギマギする。
それはそうだ。端正な顔立ち、つまり美形だ。大抵の男女はボゥっとしてしまう。老若男女問わず。
例外は生まれたばかりの赤子。当然だ。秘密を自覚して生まれるなど通常はない。

今日もその顔と表情筋を駆使して魅力的な振舞いをして人の抱える秘密を探している。
皆、抱えている秘密は言ってしまえば悩みの類いが多いらしく、いつもガックリして公園のベンチに座る。

何度も繰り返して行くうちに学習する。
息をするように隠し事をする者は秘密ではなく、日常なのだ。感情が揺れる事がない。匂いが違う。

だから、その感情の揺れから生じる波動が違う。
足りないのだ。
最近、そんな奴らが増えた。
あぁ、寄り添って間違いを気づかせればいいのか。
芽生えていく後ろめたさ、怯え、恐怖。
ゾクゾクすることに気づき、それにのめり込む。
中途半端にしてはいけないので徹底する。
味わい尽くす頃、対象者は真人間か壊れてるかどちらかだった。思うようにはいかないようだ。

こんな観察されているなんて知らないだろうな。
まぁ、誰にも言えない秘密だ。言う必要がないが。
更生プログラム、まだクリアできないな。

6/5/2024, 10:14:46 PM

誰にも言えない秘密

誰しもが、誰にも言えない秘密を持っている
そう思っている。
ただ、よく言われるような秘密の解釈とは
少し違うと思う。

というのも、
『人が発する言葉には、秘密しか隠されていない』
というのが、

人の持つ誰にも言えない秘密である。

人は、相手を見ながら、相手のことを監察しながら
はたまた、

自分の今置かれている状況を鑑みたりと
さまざまな状況で、思考しその場にあった

適切な言葉を話そうとする。

悪いことではない、
人は、言葉ではこう言っていても
本音はどう思ってるかわからない。

なんとも複雑で、
面倒な生き物なのだろうかと
いつも思う。

言わないという、選択肢を取ることができるのも
また、人間の、良さだけれど、やっぱり面倒である。

でも、選択肢できることができるからこそ、
統制が取れる部分もあり、いいこともある。

6/5/2024, 10:02:46 PM

誰にも言えないのにここで言ってしまうのは
少し、違う気がするけど、

でも。僕はあの子にもう一度会いたい、
ちゃんとさようならを言いたかった

【誰にも言えない秘密】

6/5/2024, 9:58:00 PM

誰にも言えない秘密_57

君を好きでいることが
本当に幸せで、つらい。

この幸せが君も持ち合わせているようなら、
そこまでの辛さを感じることはなかった。

君は誰にも優しく、目を見て話し、
私を思って名前を呼んでくれたように思う。

でも、やはり
君にも運命の人はいたようだね。

可愛らしい、女。

少し頼りないけど話しも趣味も合う、男
じゃダメか。

6/5/2024, 9:57:36 PM

心底に沈めた想いを
  語ることなどありません

  今更
  流した涙や
  眠れなかった夜を数えても
  それは
  意味のないことですから



  歳月の流れが
  沈めた想いの色を変え
  薄れさせるまで

  想いの内容は
  誰にも言えない秘密です





       # 誰にも言えない秘密

6/5/2024, 9:56:25 PM

テーマ・誰にも言えない秘密 《ゆるりと小道を4》

「りさ、、、あのね。私相談したいことがあるの。」
冷やし中華を食べ終わるごろだった。店の雰囲気はいつもと変わらない騒がしさだった。しかし、私たちのテーブルには静かに張りつめた緊張があった。
「どうしたの?」なごやかな感じで聞いてみる。
「、、、私ね。音大に行ってるでしょ?次に自由課題として伴奏をつけて演奏するんだけど、りさに伴奏を頼みたいの。」
それを聞いた時に電閃のように思い出が頭の中に浮かんだ。
指を怪我してしまった。体育の時だった。大会は辞退せざるおえない。完治するまで時間がかかった。指が曲に追いつかない。どうしよう、、、私はもうピアノを弾けない、、、
この様子を見たみさは悲しげな表情で、まるで子犬のように返事を待っていた。

6/5/2024, 9:52:41 PM

誰にもいえない秘密は持っている。
たぶん誰にでもある。

良い意味でも悪い意味でも。
言って後悔することが、わかりきっていることを
敢えて言うことはしない。

そんな話を打ち明けてくれる人がいたら、それだけ私を信頼してくれているという事だろう。
またはその逆か。

それが嘘か真かをちゃんと見極めなければならない。本当に信頼における人物かを。
しっかりと自分自身の責任として見極められなければ
いけない。

手のひらを返すことは、簡単だ。
悪い奴はいつもそのチャンスを狙っている。
一部の人間はくだらないゴシップが大好物だ。
根も葉も無ければ、今度は羽を生やすくらいに
そしてその副産物である人の不幸が大好物だ。

ネタにされて玩具にされるくらいなら閉まっておけばいい。本当に最期まで。

しまって置くのは、時々苦しくなるけれど
狩られる前に、隙を見せずに隠しておこうと思う。

6/5/2024, 9:29:15 PM

誰にも言えない秘密を持っている人を格好いいと思いますか。
言えないんじゃない、言わないだけ。それなのに「何で言ってくれなかったの?」なんて知らないよ。聞かなかったのが悪いんじゃん。もっと真剣に人の話を聞いてよ。

お休みなさい(朝ですが、)

6/5/2024, 9:23:48 PM

誰にも言えない秘密


誰にも言えない秘密ですか…?
私はメイドとして極力主様に隠し事を作らないようにしているのでそういった物は無いですね…ご期待に添えず申し訳ありません。

………私としては墓まで持っていく予定の秘密なのですが…主様がどうしてもと仰られるなら一つだけお話出来るかもしれません。
お聞きになられますか?



左様でございますか
ではお話させていただきます。


まず前提としてですが、昔私は孤児で色々ご縁がありまして主様に拾って頂き、今こうやって仕えさせて頂いております。
主様はこの認識だったかと思うのですが、実際は私は元々孤児ではなく両親と暮らしていたのです。

ある時私は主様を見かけ、どうにかお近付きになりたいと考えました。
どうアプローチするか様々な方法を考えたのですが、どの選択肢をとっても口煩い両親が邪魔で邪魔で仕方ないのです。
なので両親を墓に埋め、可哀想な孤児として主様に近付きました。

さて、如何でしたか?満足されましたか?
もちろん全て事実でございます。
この秘密は墓まで持っていく予定でしたので、予定通り今から死のうと思います。
ご安心ください、この秘密を聞いてしまった主様も一緒に連れてって差し上げます。
主様と同じ墓に入れるだなんて私は幸せ者ですね。

6/5/2024, 9:18:59 PM

あの樹の下に
けして誰にも
言えない秘密
ぼくの死体も
そこに埋めてね

6/5/2024, 8:11:06 PM

看護学校の学費と生活費を貯蓄するため、事務をしながら、休日前の夜や休みの日はデリバリーヘルスの仕事をしていた。

私は不思議と感情を入れることなく、淡々とこなす事が出来る方だった。

それなりの性の悩みを抱えている人も多かったけど、一定の欲求を満たせば大抵の人は満足していた。

坂井さんは既婚者だった。

「妻の事は大好きだけど、子どもが出来てから抱く事が出来なくなった。興奮すると罪悪感に似た感情になる。何故だか自分でも分からない」そう相談された。

勿論、私にも答えは分からない。
だけど、これだけは言える。

「そうかもしれない。でもきっと、奥さんはあなたに抱いて欲しいと思ってる。それは最後までという意味ではなくて、ただ抱きしめてほしい、と」

私達は裸のまま話続けた。
裸の人間は、心までも裸になりたいと欲求するのかもしれない。

題:誰にも言えない秘密

6/5/2024, 7:52:30 PM

誰にも言えない秘密を持っているキャラクターは
カッコよく見えるし憧れた。

冷静だけどどこか色気を感じたり
逆におちゃらけているけど掴めなかったり…

そんな風になってみたいと思ったこともある。

でもまさか自分がそんな秘密を持つことになるなんて
夢にも思わなかった。

フィクションみたいにひどく重い過去でもない。
世の中に転がっている話のひとつ。
しかし自分にとっては重大な出来事。

それからというものの悟られないために
明るく振る舞ったりおちゃらけたり
嘘をつくとバレるので
なるべく本当のことは言うけど
本音を隠すのが上手くなったように思う。

だけどたまにふと電池が切れたように
落ち込むときもある。

過去を悔やんでも変わらないのは分かっている。

きっとあの歳では頼ることも思いつくこともできなかった。
自分にはできる限りのことをしたのだろう。
でも、もっとこうしていれば……。

頭で理解はしていてもどうしても
感情面では割り切れないことがある。

ある日つらくなり解決法をネットで検索するも
日にち薬だと書かれている。

今はかさぶたになりかけているがすぐに取れる状態で
時が経てば傷跡が目立たなくなり癒えるだとか…

本当にいつか癒える日がくるのだろうか。

そういう日が早く来てほしいと思うが
そう思っているうちはまだまだ来ないのだろう。


ところでこの経験からひとつ、学んだことがある。

誰にも言えない秘密なんて持たないに越したことはない。

6/5/2024, 7:36:18 PM

こういう匿名の場所なら書いてもいいか〜
とはならないのが、私だ。

唯一言える秘密といえば、煙草ぐらいだろうか。

_· _··· ·· ____ _·_· _·__ ·· ··_·· ···_ ·__ ···_ _··· ·_· ·_ 

             ー 誰にも言えない秘密 ー

6/5/2024, 7:20:54 PM

警邏隊に所属するディミトリには誰にも言えない秘密があった。知られてしまったが最後、その者を口封じするはめになる秘密が。それは相手がそれを周囲に洩らしてしまうのを防ぐため――要は相手が信用できないからであり、それが彼の直接の弱味になるからだった。
 ひょんなことから、フランチェスカは彼が隠していたその秘密を知ってしまった。彼はその秘密によって苦しんでいたので、彼女は迷わずに手を差し伸べた。それは、彼にとって驚きだったようで、驚きと警戒で身を固くしていたが、やがて彼女の手を取った。彼にとって、彼の秘密を知って恐れぬ者を見るのは初めてだった。
 その日はちょうど、満月の夜だった。
 口外すると殺すと脅すディミトリに、別に誰にも言いませんよとフランチェスカは軽く請け負った。彼にとっては喉元に刃を突きつけられているようなものなのだろうが、彼女にとってはよくある類の言えない秘密だった。誰にだって、人に知られたくないことの一つや二つあるものだ。それはフランチェスカにだってある。ゆえにお互い様ということだ。
 フランチェスカは翌朝のための仕込みをするために、詰所の台所で黙々と食材を切っていた。とんとんとんとリズミカルな音が鳴る。この音に耳を澄ませていると、いつの間にか、必要以上の量を切っていることがあるから気をつけないといけない。
「フランチェスカ」
 ふいに彼に名前を呼ばれたので、彼女は平静を装って、持っていた包丁を俎板の上に置いた。余所見をしながら作業していたら、指を切ってしまうかもしれない。それは自分のためにも、彼のためにもよくないことだ。
「ディミトリさん、どうかされました?」
 振り向いた彼女に彼は言った。
「そろそろ……ここを出るつもりだ」
 彼女は目をぱちくりとさせた。
「随分と急なお話ですね」
「俺はこういう体質だから、一ところに長居し過ぎないようにしている。ここもそろそろ潮時だと思っていた……」
「……そうですか」彼女はさみしげな微笑みを口許に浮かべた。「さみしくなりますね」
「お前も一緒に来ないか」
 彼女は再度目をぱちぱちさせたあと、俄かに目を輝かせ始めた。
「わたしもご一緒していいんですか?」
「ああ。……お前にまとわりつく追手くらいなら簡単に追い払ってやれる」
 嬉しいと微笑んで、フランチェスカは彼の手を取った。当初は即座に振り払われたそれが、振り払われなかったこと。それこそが彼からの信頼の証だと感じて、より幸福を覚えて彼女は彼の手を握り締めた。おずおずと握り返した彼が、困ったような顔をしているのがおかしかった。

6/5/2024, 7:09:07 PM

秘密を作った。
出来心だった。
なんてこともない話。先週末に遊んでいたのは中学生時代の同級生だってこと、それだけ。
あなたは知らない人で、テニスが上手くって、と質問に答えようとして、ものぐさと見栄っ張りが顔を出した。
だから、秘密を作った。
「まぁ、ちょっとね」と笑って誤魔化してみた。
そうすれば、目に見えないところを増やせば、私はもっと魅力的になれるかな、なんて。
そう、ちらりと反応を窺えば、向かいのあなたは「へぇ、……」と口をきゅっと結んで、にこりと笑う。生まれた空白を補うように。
あ、と頭蓋にすきま風が通り過ぎたのを見ないふりして、目を逸らしてストローを噛んだ。ふやけた紙の味が飲み物の良さを全部殺して、あなたはどんどん大きくなるのに私はどんどん小さくなる。見て見ぬふりしてなんにもなかったように笑う、優しくて残酷なあなたの前で、私が浮き彫りになる。
わざわざ作る必要なんて無かった。
こんなに薄っぺらい自分を1人で持て余していること、それ自体が私の、


お題:誰にも言えない秘密

6/5/2024, 6:49:19 PM

「誰にも言えない秘密」

秘密は秘密であった方がいい場合が多いと思う。
一人で抱え込むというと良くない感じがするが、重大なミスを隠してるとかでない限りは聞かれても話す必要なんてないと思う。
「聞かれないから言わない、聞かれれば答える」くらいのレベルは秘密とは思わない。
「聞かれないから言わないし、聞かれても答えない」だと思ってる。


その方がミステリアスで素敵に見えるでしょしらんけど

6/5/2024, 6:28:55 PM

変なの。
秘密って誰にも言えないから
秘密って言うんじゃないの?
重複してる。
そもそも誰かに言えるんだったら
秘密じゃないよね。


ってそう連ねながら
自分で自分の秘密を探る。
そんなもん思いつかないけれど
無いわけでも無いような氣がする。

聞かれれば答えるよ。
でも氣分で話したくない時もある。
とてつもない汚点であっても
時が経てば笑い話になってたりするもの。

その時にはもう
逆に喋りまくってしまいたくなる。


このあとの時間は
そういう美味しいネタにしてしまえる秘密とたくさん出会っていきたい。

誰にも言えない秘密が
『みんなに笑ってもらえた秘密』
になること。
大したことない私の生き様を
そう使ってもらいたいと願う。

6/5/2024, 6:24:27 PM

誰にも言えない秘密って、あなたにはありますか?
昨日こっそり寝る前にアイスを食べたこと?
彼女の友達と浮気していること?
昔、人をいじめていたこと?
人を殺して埋めたこと?

私の秘密、あなたにだけ教えてあげましょう。


私、実は死んでるってこと!

6/5/2024, 6:21:22 PM

正月に帰省した。
こんな俺でも地元に帰れば友達がいる。
久しぶりに友人と再会した俺はカラオケやパチスロといった娯楽を大いに楽しんだ。
そして夜も更けてきたところで居酒屋で談笑という運びになった。
酒を酌み交わしながらお互いの近況を改めて報告しあった後、友人が「そういえば…」と切り出した。
長々と聞かされた話を要約すると、今の仕事を辞めて転職するか迷っているという人生相談だった。
いい感じに効いてきた酒のせいで普段と比べて8割増しで気が大きくなっていた俺は、コトワザを例に出して偉そうに友人に説教した。
「そんな簡単に成果なんて出るわけないだろ。もうちょっと頑張ってみろよ、石の上にも三年っていうだろ」って具合に。
そしたら「でもお前は仕事辞めてるやん」と、さらっとつっこまれた。
俺は返す言葉が見つからなくて、無言でムスッとしてビールを飲んで、おつまみの厚焼きたまごをやけ食い気味に頬張った。
俺の機嫌を損ねたことを察したのか、友人は居酒屋の代金を奢ってくれた。さらにその後、行きつけのガールズバーに俺を案内してくれた。やはり持つべきものは親友だ。実に楽しい時間だった。

前置きはここまでにして今日のテーマ『誰にも言えない秘密』
それを語る前に、俺が仕事を辞めた理由について書く。
友達に話す時は「ブラック企業すぎてさ」とか「人間関係がめんどくて」なんて格好つけて説明してるけど、本当はぜんぜん違う。真相はこうだ。
ある日、いつも通り起床して、いつも通り出社しようとした時、急に猛烈な吐き気をもよおした。
体温計で熱を測ってみたところ平熱だったので気にする事なく家を出た。しかし職場に向かう途中で頭痛に見舞われた。
脳がギューと内側から締め付けられているような感覚の激痛に耐えかねて、俺は急いで自宅に引き返すとベッドに倒れこんだ。
少し休むと頭痛は治まったものの今度は冷や汗が出てきて、言いようのない不安感に苛まれた。
仕事をサボってしまった、どうしよう、終わりだ、終わりだ…と、客観的に見ると何も終わっていないのに、あの時の俺の中では世界が終わるくらいの規模で、なにかが一気に崩壊して終わっていきつつあるのが怖くて仕方なかった。
職場からかかってきた電話にも出られず、俺は漠然とした終焉の不安感に慄いて布団を頭からかぶって震えていた。
それから調子が元に戻る日もあったが、基本的には先述した謎の発作に苦しめられて仕事を休む日が続き…俺は半分クビに近い感じで仕事を辞めた。

仕事を辞めた後、しばらくのあいだ貯金で食いつなぎながら、ひたすら眠るだけの生活が続いた。そんな日々を送っていると、体重が10キロ以上落ちてガリガリになってしまった。
いよいよ貯金が底をついた頃、このまま寝たきりで孤独に朽ち果てるか、それとも生きるために働くか選択しなければいけなくなった。
もう何も食わん!と本気で悪い方の選択肢を選びかけたが、結局お腹が空いてスティックパンを泣きながらかじった時に気づいた。悪い選択肢を選ぶ根性は俺には無いと。
なので俺は生きていく為にアルバイトを始めた。
新しい職場は出来立てアツアツのからあげを耐熱性0のゴム手袋をつけただけのほぼ素手の状態で掴んでひたすらパック詰めするという、なんか拷問みたいな仕事だけど、働いているうちに不思議と俺の健康状態とメンタル面は回復しつつある…ように思う。
後になって謎の症状についてネットで調べてみて分かったが、仕事を辞める前と辞めた直後の俺は、うつ状態だったのかもしれない。
うつかもしれないと知って俺は怖くなった。怖かったが、いまさら病院にいって「あなたはうつです」と診断されるのは、もっと怖かった。なので病院にはいまだに行っていない。
もしかしたら俺は、うつといういつまた爆発するか分からない爆弾を抱えたまま生活しているのかもしれない。
これが俺の『誰にも言えない秘密』
誰にも言えないので、何者からも共感や批判が来ないここに、あの時の気持ちを備忘録として残しておく事にした。

Next