『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貴方の瞳に映る私は
どう見えているのだろうか
どうか私と同じように映っていてほしいものだ
愛しく
そして
眩く_
『見つめられると』
見つめられるのは苦手だ。
どうしていいか分からなくて、
どこを見ればいいのか目線に困って
視線を彷徨わせて結局、足元に向けてしまう。
見られてると思うと緊張して
自分の一挙一動が変じゃないかって、
やけに気になって
いつもより不自然になってしまう。
そんな自分が嫌だった。
見つめられても平気な自分になれたらいいのに。
そして、ちょっとだけ今より自信が持てたらいいな。
#__見つめられると__
『見つめられると』
「…………………………………」
彼女はそっと鍋の蓋を閉めた。
「あれ、どうしたの?」
「いや……今日ってさ、魚、一人一尾?」
台所に入ってきた母に、彼女はそう尋ねる。彼女が覗いた鍋の中には、鰯の生姜煮が敷き詰められていた。
「んー、一人2尾くらいはあるけど。……なんで?」
逡巡した後に顔をしかめた彼女は、絞り出すように答えた。
「頭、無理……」
「はぁー? あんたそんな繊細だった?」
「だってこっち見てるじゃん! 見てるじゃん!」
これから食べるものに見られながら美味しく食べられるほど、自分は図太くないのだと彼女は訴える。
彼女を呆れた顔で見ていた母は、それでも「あんたの分は頭とってあげるわよ……」と約束してくれた。
憂いのなくなった夕飯は大変に美味しかった。
2023.03.28
見つめられると
これは嘘ひとつない僕の物語。
当時の僕には憧れの人がいた。
あの人とすごす時間は,楽しかったし
何より一緒に居られることが幸せだった。
でも,幸せな時間に早くも終わりが来てしまう。
憧れの人は仕事の都合で転勤することになった。
最後に話したいことはたくさんあったが,
あの人を目の前にしたらきっと泣いてしまうから
何も話さず帰ろうと思った,その時,
あの人が僕の名を呼んだ。
僕は振り返った。
正直,声をかけてくれると思わなくて嬉しかった。
やっぱり君と話がしたい。
そう思うのに,,,
そう思うのに,,,
君がこんなにも,哀しげなで見つめてくるから
涙が溢れてしまう。
ねぇ,君はなんで僕をー
テーマ:見つめられると #136
人に見つめられると赤くなるすぐに僕。
小学校の頃からそのことでいじめられた。
「トマトみたい」
そう言われることもあるし
「〇〇のこと好きなんじゃね?」
そうからかわれたこともある。
そんな僕をからかう人たちに
「別にしょうがないんじゃない?」
そう言ってくれた女子がいた。
それは中1の夏のことだった。
初めてだったんだ。僕を笑わない人は。
もしかしたら心の中では笑っているのかもしれない。でもそうは見えなくて、堂々としていて。
いつの間にか彼女から目が離せなくなっていた。
「お前。〇〇のこと好きなんだろ」
中2の秋、いつもからかってくるやつの一人がいった。
「マジかよ~」
「あぁいうのが好みなのか〜」
好きとか分からないが、その女子のことを侮辱されている気がして何故か僕の腹の下がフツフツとした。
「なぁ。告れよ」
誰かがいった。
「こ〜く〜れ! こ〜く〜れ!」
変なコールがされる。
結局その日の放課後、その女子に告ることになった。
「あの…!」
彼女が下駄箱から出てくるのを見て声をかけた。
彼女はビクッと肩を上げてから僕のことを困惑した目で見る。彼女は最近、いじめられているらしい。
あのときの堂々としていた雰囲気がなくなってしまっていた。でも僕の後ろにいつもからかうやつらがいて、その人たちを見つけると、その人達を睨みつけていた。
きっと気が付いている。僕がしようとしていることを。
「何」
彼女は僕にも鋭い目を向けた。
「あの、ぼ、僕と! つ、つ、きあっ、てくださ、ぃ」
僕は顔が赤くなっていくのを感じる。怖かった。彼女が、僕を嫌いになるのが。話もしたことがない彼女が僕のことを怖がるのが。
僕は逃げ出した。怖くなって。答えを聞くのが怖くて。
「何逃げてんだよ!」
すぐにからかってくるやつが追いかけてきて、僕のリュックサックを引っ張る。
もう嫌だ。絶対嫌われた。
変なやつって思われた。全部コイツラのせいだ。
僕は悪くない!!
そう思っていた。でも、よく考えると言ったのは僕だ。
完全にあれは僕が悪い。
最低だ。よく知らないやつに告られたらそりゃ、嫌うよな…。何逃げてんだろう、僕。
僕は帰宅後、部屋でぼーっと赤い夕日を眺めていた。
彼女は冬休みが終わると同時くらいに、バッサリ髪を切った。そこから人が変わったように明るい性格になった。虐めていた奴らも今では人が変わったように「〇〇ちゃ〜ん」なんて、彼女を呼ぶ声が廊下から聞こえてくる。
クラスが隣なので噂でしか知らないのだが、いじめっ子リーダーにブチギレたらしい。いつもはオドオドして虐められていた子がブチギレるってどんなのだろうと思った。
彼女は変わった。今の僕は?
いつまでも虐められてばっかりなのはもう疲れた。
彼女に見習って反抗でもしてみれば、奴らも静まるだろうか。ちょっとずつ前に出てみようかな。
そう思う、中2の冬。
※
♡1900ありがとうございますm(_ _)m
最近不思議な夢を視る
自分が宇宙人で色んな星を巡って色んな花を守る
そんな夢
その中でも頻繁に出てくるのは火星と地球での出来事で、火星であった1人の青年がいきなり巨人になって世界を守るという内容の夢だ。そんな映画みたいな内容どっかで同じような作品でも見たのかなとも思うけれど全く心当たりがない。
でも、決まってその夢を見た日の朝は何故か泣いていた。
夢では宇宙人でも今はただのしがないOL毎朝満員電車に揺られ帰ってくるのは終電ギリギリ。
そんな日が続いても生きていられるのは、「推し」の存在である。
私の推しは、アイドルであり俳優の「寺坂頼我」彼は
世界中の人々を笑顔にしたいという気持ちを胸に日々活動しているエンターテイナーである。
見つめられると
自転車置き場で、時々会うにゃんこ。
ばったり会うと、どちらからともなく
“だるまさんが転んだ”がはじまる。
君に見つめられると
君にニャーと話しかけられると
なかなかその場を離れられない。
買い物袋が重いので
にゃんこさん、またね。
【見つめられると】BL
「何?」
「な……なんでもないです」
同じ会社、同じ部署、お互い内勤職。十歳下の中途採用の樫野貴元。彼の視線は鋭い。三白眼、険しい眉、聞けば大学時代までアマチュアプロレスでそれなりに活躍していたらしい。あまり口数の多くない彼が飲み会で喋らされていたのはそのくらいの内容だった。
(それと、同性愛者、なんだっけか)
結婚や彼女の話をあまりに持ちかけられたせいか、彼は、とても気が重そうに、女性に感じるところはない、男の方が好きです、と、静かに答えた。昭和体質の自社だが、それが藪蛇だったことは分かったらしい。その場にいた誰もが、ただ、申し訳ないと謝罪した。そして以降は誰もその話題には触れない。巻き込みで若い女性社員に対してもやらなくなったので、ある意味良かったのかもしれなかった。
(でも、こう熱心に見つめられると、多少イタズラしてみたくなるような……)
それが、いわゆるセクハラに当たるとわかっていてやりたがってしまう自分を馬鹿だなぁ、ガキだなぁと思っている。
(惚れてるのか、と聞いたら、なんと答えるんだろうな……)
考えるに留める。こういうところが妻だった人との離婚を招いた気もする。いつまでも子供っぽい自分は、きりりとした真面目な彼女と合わなかったのだろう。娘はそろそろ高校生、円満に後腐れなく離婚したので、養育費も支払っているし、娘は彼女の家に住んでいるが、ちょくちょく顔を出す。三人で食事に行くこともある。お互い、一つ屋根の下にいなければ、それで穏やかに過ごせている仲だ。
彼とならどうだろうか、と対面の席に座って、忙しなくマウスを動かす樫野を見る。生真面目で、納期も守る。何故彼がデザイン事務所などで働こうと思ったのかは知らないし、それが合ってないわけでもない。見やすい文字の配置、目立たせるものを目立たせ、細かい情報はまとめる力。引き締まったデザインを作らせると上手い。ポロシャツとジーパンで、足元は大抵スニーカー。酒は少し飲むが、煙草はやらない。スポーツ刈りで、投げられて少し潰れの癖でもついたような耳が特徴的だ。
「長家さん」
声を掛けられて、長家は眼鏡の向こうから少し眠たい目を持ち上げる。
「……なんですか?」
「君の真似」
うぐ、と向こうで息を詰めた。
事務所の中の、ポスターやビラなど広告をメインとする部署は、長家と樫野の二人だけだ。営業は朝夕にしか訪れず、事務アシスタント達もおやつ時や郵便、宅配でもない限り寄ってこない。ずっと二人きりだ。
「樫野くんさ」
そう思ったら、留めていたものが口に出ていた。
「そんなに見つめられると、僕、何かなって思っちゃうよ」
肺はかがやく 私を永遠に見捨てて
家を出て知らない場所に行く
返してくださいと言えなかった
目を突くような戯れ
血を吐いてまた啜っても足りない
息が
-
-
-
震える手先で皮膚を縫う
おまえの頬を撫で擦りたかった
過ぎた誤ち
消える今日
#二次創作
ブロマンス程度ですが製造元が腐っているのであしからず
「…チッ」
今日もまた、あのはた迷惑な男に追いかけられた。
あの男は俺が何処に居てもすぐ俺を見つける。
それから俺には眩しいその輝きであらん限りの語彙をぶつけて来る。
あぁ、迷惑だ。
おまけに俺の近くをうろちょろして「俺」をその曇りなき眼でじっと見つめて来る。
やめて欲しい。
勿論あの男の特性上「俺」を「観察」しているのだが、
その視線とは別に、「尊敬」だの「友愛」だのと云う感情の籠った目で見ているのだからたちが悪い。
いくら邪険にしていても見ているこっちがむず痒くなって行く。
「あぁ…クソが!!」
そんな目で見るな。
見つめられると俺は、
^あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜不穏を書きたいんじゃ〜〜〜〜〜^
なんかこう…僕には純愛や友情がうまく書けないみたいです。はい。
次こそお題が不穏でありますよーに!!!!!!!!(クソデカボイス)
貴方の
腕の中で目覚めた
朝は心地いいの
隣に貴方がいて
目が合えば微笑んで
手が触れたら
ぎゅっと
握りしめて
起きたばかりなのに
また
貴方の身体に
優しいその瞳に
吸込まれそう
🍀見つめられると
心拍数が上昇します。
見つめ返したくても目を逸らしてしまうでしょう。
ねぇ、先生。
恥ずかしいから見つめ返すことは出来ないけど、
私だけを先生の瞳に写して欲しいです。
私が先生を見つめる時は先生が何かに集中して周りが見えていない時、その時しか先生を見つめることは恥ずかしくてできません。
もちろん!
先生の授業の時はずっと先生の事見ていましたけどね!
だって唯一合法的に先生のこと見ていられる時間が授業の時だけですから。目が合っても不自然では無いこの時間が私は好きでしたよ。まぁ、先生と目が合うとすぐ逸らしてしまいましたが。
この唯一の時間ももうありません。
はぁ、先生に見つめられたい。
パソコンで作業している。
その画面を見つめられるのって苦手。
なんとなく監視されてる気分になるから。
今まさにそれを手にし、懐に入れた途端、背後からいくつもの冷徹な視線を感じた。
私はあまりの視線に耐えられなくなり思わずその場から立ち去った。
いくらか歩いて町をまたいたが、私は誰かに見つめられている気がした。私はキョロキョロと周りを見渡した。ある人は私とすれ違い、ある人は私を追い抜き、ある人達は何かを話していた。
きっと彼ら彼女らの中には私を見つめているに違いない、つけ狙っているに違いない、そう思うと私は早足で人気のないところへと立ち去った。
日が落ちて暗くなり、ライトが明かりを灯す頃、私は人のいない通りまでやってきた。ここなら誰にも見られないだろうとそそくさと歩いていた。
だがしかし、またどこからともなく視線を感じた。私は街灯に差し掛かったところで思わず立ち止まった。本当はこんなところで止まってはいけないのだが、私は勇気を持って背後を振り返った。
しかしそこには誰もいなかった。恐らくは私が立ち止まったときに逃げだしたのだろう。私は小走りで自宅へ向かう。
ついに自分の家へと帰って来ることができた。だが安心はできない。誰かが私をどこからか隠しカメラで監視しているのかもしれない。私はゴミ箱や戸棚などを漁ったが、それらしきものは見当たらなかった。というよりも私には隠しカメラの知識がなかったため、皆目検討もつかなかった。
私は不安の中疲れ果て、そのまま眠ってしまった。
何かがポストの中に入った音がした。
私はその音を聞くとすぐさま起き上がり、ポストの中にある新聞を取り出した。今日の一面をすっ飛ばし、その新聞に書いてある数字を見つめた。
ああ、また外した!
思わず新聞から視線を外したとき、あの冷え冷えとした視線がなくなり、安心感という温もりが帰ってきた。
今年の春も暖かい。
見つめられると
人の心の中が見えたらどんなに楽なんだろう
ふと考えることがある
見つめるだけで心の声が聞こえてきて
相手の求めている答えをすぐに与えられるとしたら
もしそんな世界に生を受けたのなら
見つめられたその瞬間
私はあなたのどんな声を聞き
あなたに何を届けるだろう
「見つめられると」
胸が痛い
時間が止まる、一瞬。
うちには2匹の姉妹猫がいる。
見た目も性格もまったく異なる2匹。
甘えん坊の妹猫と、動じない姉猫。
一緒にひっついて日向ぼっこしたかと思ったら、
妹猫がちょっかいを出して激しく喧嘩。
餌やおもちゃの取り合いしてたり。
そんな2匹だけど、飼い主にはべったりしてる。
膝の上を取り合って、
「かまってかまって〜」と言わんばかりに
クリクリの目で見つめられる。
そんな、些細な日常がとても幸せ。
「ちょっと貸してよ」
「いいよー」
「お前すごw」
そんな会話が私の隣で広がってる。
どうやらゲームをしている様子。タイピングゲー。
「やっぱKは打つの速いよな」
ボソッと私は言った。
言った後、近くの想い人の瞳が私を捕まえる。
「いや、君の方が速いね」
そんな瞳で見つめながら言わないで欲しかった。
悪い意味では無い。良すぎて、壊れてしまうと思った。
「えーそう?でもKの方がやっぱ上だよ」
返事をする。
素直に「ありがとう」と言えなかった。
彼は首を振りながら「いやいや」といってる。
愛らしかった。
またあの瞳に捕まりたい。見つめてくれ。
そして私の心を思う存分乱して。
見つめて。見つめて。
そんなまっすぐな目で見つめられると
凄く胸が締め付けられる。
君のその目を見るたびに信じてみたいと願ってみるけど
それと同時にその瞳の下から出される言葉たちは
きっと全く逆の意味を持っているんだろうなと
怖くもなるんだ。
そら
見つめられると
見つめられると弱いんです。
何か勘違いしてしまう。
恋に慣れてないと失敗することも多い。
そんなに上手くいくことなんてないことを
いい加減覚えないと。
でも、分かっているけど、繰り返してしまう。
だって、人間だもの。