『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
𖧷街へ𖧷
都会生まれのじぶんは
やはり街が好きで…
田舎にも少しは慣れたけど
トキメキを感じてしまうのは
やはり街中で…
でも、同時に都会へは疲れも感じて
しまったりすると
田舎に慣れてしまったのか!と
笑ってしまう
キミがいないこの街は、少しだけもの寂し
title「街」 2026-01-29
いつの日か自分から街へ繰り出す事ができたなら
貴女と色んな場所に行きたい
『街へ』
マンドゴラの街へ、ようこそ!!
○○○
あたたかいお日様が目に染みる。
陽気な心地で、誰も彼もが日向ぼっこに勤しむ街。
そう、ここはマンドゴラの街。
通称・マンドゴラタウン。
此処には多くのマンドゴラ達が生息して暮らしており……、
そして、俺はそこに住む唯一の人間だ。
「マッマッマッ!!」
「はいはい、飯な」
「マママー!」
「どうだ、美味いか?」
「マアマアァ〜」
「……クソが」
マンドゴラのご飯は、太陽の光、そして砂糖を少し溶かした水だ。
この砂糖には、ランクがあるらしい。
俺はよく、そこら辺の雑貨で買える氷砂糖を使っているが、まあまあ扱いされる。
……ちょっと、くやしい。
俺は此処に来たときの事を思い出す。
三年前、トラックに轢かれかけたと思った俺は、気がついたらマンドゴラタウンの街道に倒れていた。
そこから色々あって、俺は結局マンドゴラタウンのマンドゴラ水やり係に就任したって訳だ。
正直、戻るつもりはない。まあ、戻る方法も知らないが。
元の世界で俺が務める会社は、ブラック企業だった。
それに比べたら、味噌も醤油もないこの世界で、植物に囲まれながら死にたい。
俺はそう決意することが出来た。
「あっ、こら! お前またそんなに盗み食いして! 太るぞ!!」
「マママ!!?」
マンドゴラの中には、水に溶かす氷砂糖を、溶かさずにそのままバリバリと食べる個体が存在する。
そういう個体は、太る。大きいというより、横にデカくなって体の動きが鈍くなる感じで……太る。
だから、しばしば注意しているのだが、氷砂糖を盗み食いする個体は絶えない。
「あ……お前、そうか。うん、まあ、頑張ったな?」
「…………マ」
マンドゴラの中には鈍いヤツも居る。
みんなが日向ぼっこしてる場所に行こうとして迷子になり、もうここでいいや!とばかりに日陰で手だけ日向に出して倒れ付すモノもいる。
「仕方ねぇな……ほら、よいしょっと」
「マママー」
連れて行ってやると、感謝のおじぎとお礼の言葉を言ってくれる。正直、嬉しい。
仕事して感謝されるって良いなって思う、まじで。
そして、俺の生活はだいたい、こんな感じ。
○○○
ここは、マンドゴラの街、マンドゴラタウン。
もしも仕事に疲れたら一度はおいで、マンドゴラの街へ。
「ママママ!!」
「え、なに!? 訪れた旅人が気絶した!?」
……ただし、耳栓を必須でお願いします。
ここはマンドゴラの街、マンドゴラタウン。
人間は普通にマンドゴラの声で気絶します。
俺の転生? 転移チートがマンドゴラの声無効で、本当に良かったぁ〜。
おわり
恒例の展示会へ
そしていつもデパ地下お菓子を
買ってくる
そして決まって毎年ゆきが
チラチラと降るのです
とてもいい気分になる
『街へ』 #38
僕は、アノルベという森の中で、育ち、
そして今は一人静かに暮らしている森人だ。
以前街に行ったときに、女性にストーカーされてから
森の中で暮らすようになった。
もともと森人は、容姿が美しいという
遺伝を授かっているのだ。
だから僕は今まで、森の中で暮らしていたけれど、今日一歩を踏み出そうと思う。
今も少し怖いけれど、勇気を出して進もうを思う。
いざ!『街へ』!
「…何のために街へ?」
「友達を探しに」
「…あと、朝に出会いに」
ちっぽけな商業施設が並んで、見栄っ張りな観光事業掲げて、全然整備されないインフラに何も解決されない少子化対策。そんな街だけど愛は何重にも深かった。
「街へ」
街へ出かけた。
少しだけおしゃれをして。
高い建物。
着飾った人々。
小洒落たお店。
普段はなかなか出かけることはない。
塞ぎこんだ気持ちが少しだけ和らいだ。
すごくしょうもないことで喧嘩して、私は家を飛び出した。
君のところ以外になんて行く当てもなくて、なんとなくやって来た街をふらふらと彷徨う。
つまらない喧嘩が後に引けなくなって、もうあとはただの意地で、君の顔を見られなくなっている。本当は、すぐに家に帰って、「ごめんね」って言えばいいだけなのに。
冬の空はすぐに太陽を隠してしまって、太陽の光でどうにか暖かさを保っていた街はすぐに冷たくなって、吹いた風が体の芯まで冷やしていく。
寒さが身に染みて、情けないことに、涙まで溢れてきた。涙を拭いたくても、指先がかじかんで、上手く動かせない。
「何を泣いてるの」
突然聞き慣れた声が後ろからして、私は振り返る。
そこには呆れた顔をした君が立っていた。
「あ……」
思わず一歩後退る。
君はそんなことなんて気にせず、私の腕を掴んだ。
「帰るよ」
腕を掴んだまま、ずんずんと先を歩いていく。
怒ってるよね?
「……あの……なんで余計に泣いてるの?」
君がまた振り返った。今度は少し困惑した顔。
「ごめんねぇ……」
泣きながら謝る私の頭を、君は優しく撫でた。
「……こっちこそ、ごめん」
そう言って、今度は腕じゃなく、手をそっと握ってきた。
寒さで凍えていたはずの体は、絡んだ指先から温かくなっていく。まるで呪いが解けるかのように、ゆっくりと動き出す。
「帰ろう」
『街へ』
高い建物だらけで人が多い街。
都会に憧れて田舎から出てきたのだが……人の多さに酔ってしまいそうだ。
おっと……危ない危ない。
両手で頬を叩き、気合を入れ直す。
最近都会では、田舎から出てきたての人から金銭や荷物を騙し取る田舎者狩りが流行っているらしい。
俺も気をつけないとな……。
キャリーケースを引っ張りながら、周りを警戒して街を歩く。
「お兄さん……ちょっといいかい?」
お婆さんとすれ違いに声をかけられた。
足を止め、お婆さんの方へ振り向く。
「どうしました?」
「腰が痛くて接骨院へ行く途中だったんだけど、痛みが増してきてねぇ……。よければ、接骨院まで連れて行ってくれないかい?」
お婆さんは曲がった腰をさすりながら言った。
地元でもよく年寄りから頼りにされたから、これぐらいお安い御用だ。
「いいですよ。とは言っても、俺さっきこの街に来たばかりで……。接骨院の場所教えてくれますか?」
「おお、そうだったのかい。忙しいのにすまないねぇ」
「いえいえ、全然大丈夫ですから」
「ありがとうねぇ。もうひとつお願いして悪いんだけど、接骨院へ行く前に、そこのコンビニでお茶を買ってきてくれないかい?喉が渇いちゃって」
お婆さんが指を指した先には、コンビニがあった。
地元にもある同じ系列のコンビニだ。
「これで買ってきておくれ。お兄さんの分も買っていいからねぇ。私の奢りだよ」
お婆さんのシワシワの手から、小銭を手渡される。
「ありがとうお婆さん。ちょっと行って来るんで待ってて下さい」
キャリーケースをお婆さんに預け、コンビニへ向かう。
ちょうど俺も喉が渇いてたから、有り難く買わせてもらおう。
人が良さそうなお婆さんに出会い、幸先がいい。
お茶を二本買い、お婆さんの元へ戻る。
「お婆さん、お待たせ……あれ?」
お婆さんがいないし、俺のキャリーケースもない。
周辺を探すが、どこにもお婆さんはいない。
まさか……俺は田舎者狩りに遭ったのか!?
しかも年寄りに!?
「あのババア!!!」
まだ遠くへは行っていないはず。
だが、いくら探しても、お婆さんとキャリーケースは見つからなかった。
都会は恐ろしい所だ……。
【街へ】
皆、どこに向かっているのだろうか
この人達はどこから来たのだろうか
互いにそんなことを思う余裕もない
街
張り詰めた冷たい空気に
冷えた窓ガラスに手をやって
外よりも明るいこの場所から
窓に映る私の顔を眺めた。
夜に静まる世の中で
未だ煩い部屋の中で
外の寒さと静けさに
憧れさせて下さい。
夜の帳が下りたこの時間に
明るい場所から逃げ出して
暗闇に独りで座ることを、
私に許して下さい。
一日中人の目に晒されて
一年中気を張り続けては
一生をかけて無理をして
ずっとずっとやって来た
青く光る僅かな星の下で
黄色い灯りを避けながら
街から遠い森の木の下の
凍える暗闇の中に座って。
誰にも会うことなく
誰の干渉も受けずに、
偶には独りになることを
私に許して下さい。
題材【ミッドナイト】より
26-27の題材です
偶に抜ける日があります
題材【街へ】より
今、仕事が立て込んでいる
来週の週末は、街へ出て、楽しみたいなぁ〜!
さあ、今日も元気に楽しく働くぞ〜!
ファイト わたし!
街へ
無邪気な頃は、
変身できる可能性そのものが楽しかった。
今は、
変身しなくても持続できる自分が欲しい。
だから身につけるものは、
すべてノームコアで固めていく。
その上で、
一点だけ、どこかを外す。
それがいちばんおいしい。
新しいものに触れる予感。
まだ気づいていない欲望。
目的のない軽さ。
買わない自由を含んだ遊び。
賑やかな街は、
混沌を覆い隠すのが上手い。
光と音と、
過剰なほどの選択肢で、
思考をゆっくり底へ沈めていく。
今日は、
その華やぎを
彼と並んで歩いて楽しむ日。
流行に埋もれたお洒落を、
そっと掘り当てに行く。
とびきりの、
大人の遊び心が詰まったやつを。
題 街へ
「街へ」
賑やかなアーケードをゆく休みの日 生まれ変わった元シャッター街
今年は飛躍の年だといわれていた占いの結果が完全に信頼できなくなった。とりあえず今日、会社に顔を出して"無理だ"と思ったら辞めるかもしれない。仕事を振らない社員。凍えそうな工場。後半になるにつれ長くなる勤務時間。一年後に同じ生活を続けられているとは思えない。能動的に動くように求められても"何か仕事はありますか?今はない"といわれるだけ。多分あるんだろうけど他人に任せて余計な手間や仕事が増えるより自分でやった方が都合がいいのだろう。辛い時間を潰せるような仕事なんて新入社員は持っていないんだ。脳死で次の作業に向かえるベテランの方が楽に見える。石油ストーブの前でただ立っているだけの時間は周りの視線が痛いのに、どうしようもない。"社長、これ以上は無理です。続けられません"。嫌な方ばかり考えていると仕事も嫌になると言われるけど、だったら他の社員に任せないで新人教育のプランを考えてほしい。このままだと今日で心の糸が切れてUFOキャチャーの景品口に辞表届けを入れることになる。早起きして雪掻きする父。励ます母と兄。保険の変更手続きを進めている会社の事務員や市役所の職員。期待を裏切るのは辛い。でも会社を辞めればエンカウントしなくなるような他人の好感度の為に自分を犠牲にしたくない。今まで覚えた仕事のスキルも辞めてしまえば無用の産物だ。もはや若くない。辞めたら残りの人生は働かないだろう。それはそれで苦しい人生になる。好きなことをやって金を稼ぐなんてことは何度も試したが、普通の仕事時間もまともに働けないくせに自営業なんて上手くいくはずがないんだ。今日は少し熱っぽい。過労で倒れるか吐くかして何らかの休むこじつけが欲しい。とりあえず会社に顔だけは出す。その後の対応が不十分なら途中で帰るか社長に相談するか、いずれにせよ天秤は完全に辞める方向に傾いている。これはボクが悪いのだろうか?それとも教育プランがしっかりしていないから?このままだと死んじゃうなと本気で思う。そういえば『街へ』というお題だったね。ごめん。それどころじゃなかったよ。この文章も誰かの期待のために書いているのだろうか?もはや何も分からない。ただ眠るように息絶えたい。
追伸
とりあえず会社に顔を出した。凍える工場の石油ストーブの前で手を温めていたら工場長が現れた。「他の人は早くに来て雪掻きしてるんだから一緒にしないと駄目だろ。今はもう終わったからいいけど」言葉にならない"え、あっ、うっ、あ"。「もう仕事続けられないです」社長より先に話した。態度が変わる。「そんな覚悟じゃ何処でだって働くのなんて無理だろ。周りの社員も忙しいなか教えてやってるのに」貴方から教わったことはない。この場に来なければ一生会わない人間の好感度の為に自分の人生を費やす気はない。出勤のタイムカードを押した5分後には退勤のタイムカードを押していた。やーい、また逃げた!最低最悪の人間だと思われても構わないと思った。家に帰ってから社服や退職手続はどうしようかと思ったが、もはや生きる気力がないんだ。生きる為に逃げ出した。人生は罰ゲームだ。なぜこんなにも苦しいんだ。お金は大事だが、その為に死ぬわけにはいかなかった。逃げて逃げて逃げ続けて生きる。どうせ死ねば灰になる。
おばあちゃん、ごめんね。ボクうまく生きれなかったよ。昨日はおばあちゃんの誕生日だったね。会ってお話したいな…。自然と涙が溢れる。また会いたいよ。
題『街へ』
サンズは携帯を手から投げ飛ばした。
携帯は、床と激突して何度か跳ね、目で追えないほど素早く滑る。
素早いということは、爆発的だということで、爆発的だということは、先が短いということだ。
携帯の暴走もまた、ゴン、という、なんとも単調な音であっさり締めくくられた。
クローゼットの足と携帯がぶつかって、止まったのだった。
止まった。
サンズの伸びた腕は、たらりと垂れた。
……静けさが、にじり寄ってくる。
静寂は、耳を包むようにまとわりついて騒いだ。
そのうるささに追い詰められたサンズは、部屋そのものが静寂に満ちていて逃げ場のない事にはたと気づく。
首を絞められているかのような、圧迫感。
逃げるように眼窩を閉じた。
しかし、静寂も、世界も、携帯も、まだそこにはあった。
携帯の画面には打ちかけのメッセージと、やり取りの履歴。
街に出る時は必ず、イヤホンで音楽を聴きながら。目的を持たず、練り歩くのが好きだ。街の音が聞こえる程度の音量で流れるミュージックと街の景色をリンクさせていく。
人の流れの中に自分もいるのに。こうやって歩くことで、さも自分が、この街の演出家になったような気分になる。
黄昏時の街が最も好きだ。
これから終わるもの、始まるものを静かに待つような空気感。駅の改札口あたりで制服姿の女の子、リュックを抱えてしゃがんでる。ポケットから取り出した色付きのリップクリーム。
イヤホンからはちょうど「ダウンタウン」。
金曜日じゃなくても、この街は賑やか。
#130「街へ」
電車や車ではなく
徒歩で街へ向かう感覚
静から動へ
建物の変化
色使い、質感
空気
徐々に変化する街を楽しむため
徒歩で向かう
「街へ」