『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街の歌声が聞こえる
春を迎えたカフェテリアで
学生たちがさえずっている
甘い香りとせわしない視線
揺れる花びら
すべてがあなたを誘ってる
書いてた話がアプリを切り替えた間に消えてしまった。それなりに頑張って書いたのでショック;;
そういう訳でお暇頂きたく存じます。探さないで下さい。
……そうだ、町へ行こう。(唐突)
私の出身は所謂第三の都市です。東京、大阪に次ぐ北海道だか、名古屋だか、博多や京都、仙台も?出身者がそれなりに地元愛をもっているが故に論争が起きるアレです。
そして今は大学近くで田舎一人暮らしライフを満喫中。このときになにが困るかと言うと、イベント関係です。徐々に現地イベントの開催が戻ってきていて時たま東京へ行くのですが、田舎から一番近くのJR駅までにかかる時間とJR駅から新幹線で東京の現地までにかかる時間が同じなのが辛い所。今までの倍以上の時間がかかるようになった。気軽に行けぬ……。
札幌から知床?だったか地図で言う右上の土地まで行くのに東京を経由する方が早いという話を聞いて文明パワースゲーと思うばかりです。
あと、最終バスが早い!街灯無くて怖い!初めて街灯無しの道を帰るとき泣きそうになるぐらいには闇って怖いんだなって分からされた!スマホのLEDライトが闇に吸い込まれて返って来ない恐怖。後普通に蛇いるし。田舎に人呼びたいならそこら辺から何とかしてくれ~
街なんか人が多すぎて行きたくねぇよぉぉだ!
#街へ
私はいつも違う視点から世界を見る。
逆さから見たらどうだろう横から見たらどうだろう
そう考える日々が絶えなく好きだ
違う視点から見る風景はいつもと違う世界に私を引きずり込む。
違う角度でいつもと違う日々を過ごすことで理想に近ずきその理想が私たちを引き寄せ繋ぎ合わせるのかもしれない。
私はそう考えた。
そうすれば少しでも彼に近ずけると思ったから
私はとても哀れで醜い人間なのかもしれない。
【街へ】
何年漂ったのか、俺にはもうわからない。
数えるのをやめた時すら覚えていない。
いつの日か神様に出会えると信じて、無限の暗闇に身を投じた。それは間違いだったのか。
そう思うことに疑問を感じなくなってしまった。
「いっそこのまま…」
弱音を吐こうと何か変わるわけじゃない、時は残酷だ。
「ー!」
一筋の光が見えた、円筒状でクルクルと回転するそれは、まるで希望への道筋に見えた。
「あの先へ行ってみよう。何かあるかもしれない、いや、何かないと俺はもうどうすれば良いかわからない。」
先にあったのは街だった。大声あげる神々と沢山の玩具、その精巧な姿に思わず感嘆の声をあげた。
「神様にやっと会えた!俺はついにやったんだ!」
咆哮を上げたそれを光が包み込んだ。
それは皮膚の焼ける苦痛に悶え、大きな水滴を零しながら息絶えた。
『街へ』
様々な思いが錯綜する街
【メトロポリス東京】
誰もが己の承認欲求を満たそうとするこの群雄割拠の街に、強い思いを持った人間が一人降り立った
様々な思惑をその鍛え上げられた拳一つで解決してきた生粋の武人
強い奴はだいたい友達、頭の中まで筋肉で出来ている天下無双の女武者
心配性の親から持たされたお弁当と、お守りと、ハンカチと、ポケットティッシュと、チェーン付きのマジックテープ財布を詰め込んだリュックサックを背負い
今、この東京の中心で吠える……!
東京がなんだってんでぃ
メトロポリスだかメトロポリタンだか知らねぇが、こちとら今をときめく女の子じゃ!
美術館育ちのもやしっ子なんかにゃ負けはせんっ!
「死にてぇ奴からかかってこーいっ!」
ザワザワ……ヒソヒソ……
「……お母さん、あの人なぁーに?(超大声)」
「シッ、見ちゃいけません!(超小声)」
……ここに新たな伝説が幕を開けた
(※続きません)
右を見ても左を見ても
見慣れたシャッターには
臨時休業の文字はなく
すれ違う白髪まじりの母たちに
あの頃の面影を見つけたくて
立ち寄るのはあの洋菓子屋
煤けた看板を掲げながら
並ぶ数多の宝石たちに
過ぎ行く制服たちも足を止め
懐かしさを背中に残して
夕暮れが暖簾を出す頃
増えるのは履き古した革靴
ぽつりぽつりと彩って
零れる灯りへ耳を向ければ
集う仲間の笑う声と
響く演歌の声高らかに
この町の朝は遅い
この町の夜は早い
この町は生きている
人知れず、時に働き時に休み
日常はみんな町と共にある
さあ行こう私の町へ
―――街へ―――
今日も新しいことを求めて街へ出る、新しい出会い新しい景色新しいもの、そんなロマンチックなものを求めて今日も街へ出る
『街へ』
「ねぇママ、あの煌めく景色が街なの?」
真夜中の山で、そう囁く子狐に
「そうよ、きれいでしょ
だけども、絶対にあそこへ行ってはいけないよ」
と、母狐は強い口調で釘を刺したのです。
「ちぇー、そんなのつまんない!
あんなにキラキラしててきれいなのに!」
翌日、子狐は街へ下りました。
たくさん怖い事がありました。
命からがら、山へ帰りました。
「おかえり!だから、絶対に行ってはいけないと
言ったのに!でも無事で良かった!」
と、母狐は泣いていました。
「煌めく景色は煌めく景色のままでいいんだよ。
近寄ると、見たくないものまで見えてしまうから」
子狐は小さな声で「ごめんなさい」と言いました。
母狐は、その声を聞き、子狐が生きて帰ってきた安堵と喜びで、ワンワン泣きました。
つられて子狐もワンワン泣きました。
君のことを世界でいちばん幸せにするし、つらいとき、悲しいとき、そんなときに隣で支えたい。
幸せな家庭を築きたい。
だから僕とこの街で、一緒に暮らしてくれませんか?
私はいつも夢を見る
とっても楽しい時もあればとっても怖い時もある
その日見た夢を私は日記に書く
覚えていることは全て日記に記憶させる
日記を始めたのはほんの数ヶ月前
最初の頃は面倒くさくて書かない方が多かったけど、最近は楽しくて毎日書いている
今日は一体どんな夢を見るのかな
ー街へー
ちょっとおしゃれな
ショッピングバッグを肩から下げる
テンションあがっちゃって
いろんな物を買っちゃった。
店員さんに絆されてさ。
これいつ着るの?って
家に帰って後悔したりして。
今日は、お菓子がいっぱいの街へ来た
建物が全部お菓子で、流れている川はジュース!
クッキーにチョコレート、キャンディー……
歩いているだけでもお腹が満たされた
その次の日は、お花がいっぱいの街へ来た
辺り一面が全部お花で囲まれてるの!
チューリップにひまわり、コスモス……
季節はバラバラだけど、とてもきれいだった
――さて、明日はどんな街へ出るのかな?
たくさんの人がいて、いろんな高い建物が並んで、どこか息苦しいあの『街』には、どうか出ないでほしい。
自分が嫌だから。
だから、もう少し、幻想を見させてほしいな。
〜街へ〜
私は絵を描くのが好きだ。自分の好きなものを描いて好きな色で染める、絵を描くまでの私には何もなかった全てがどうでも良く汚らわしく思えた
そんな時家の押し入れの中から出てきた水彩パレットと一本の筆、何故か絵が描きたくなってきた硬い筆を水でふやかし窓の外の風景を描いたその瞬間私の周りに色が着いた
素敵だった、世界がこんなにも色鮮やかだなんて思ってもいなかった!だから私は絵を描くのが好きだ。
今日も絵を描き「街へ」行く。
街へ
街へ
体調は万全とは言えない。
寝惚けた頭でどの服にしようか、考える。
迷路みたいな地下をたくさん歩くようだから、スニーカーだな。ヒールを履きたいところだけど、また今度。
前はフェミニンな感じだったから、今度はクールな感じにしよう。タイトなジーンズ、ざっくりニットに長めのシャツを合わせよう。ニット帽を被りたい…けど、子供っぽいか。やめておこう。
小さい鞄に色々と詰め込んで、忘れ物がないか確認。
鏡の前で最終チェック。
「まぁいいや」がお決まりの台詞。
ちょっと砂埃で汚れたスニーカーで地面を鳴らして、走り出す。電車は待ってくれない。
クールに決めそこねた僕を君は「かっこいいね」と言ってくれるだろうか?
君と一緒に歌ったあの曲を聴きながら、流れる風景をぼんやりと眺める。
ドアが開く度、見知らぬ人が忙しなく、でも慣れた様子で座る場所を探す。新参者の僕は、不安と期待、緊張に目を瞑り、騒がしくなっていくゆりかごに揺られて進む。
あと、もう少しだ。
君の待つ街へ。
街へ
いつもより早起きして、午前中にやるべきことを済ましておく。
クローゼットの少し奥の方に置いたワンピースを取り出して、鏡の前であてて見る。
淡い色合いで、その色によく合う柔らかい素材は肌触りがよくて、思わず一目惚れして買ったものだった。
控えめだけど、丁寧なレースがあしらわれていて、とても自分好みだった。きちんと手入れしていたため、悪くなっているところはどこもない。
うん、と頷いて、決まった服装にテンションが上がる。
実際に着てみれば、ふわっと広がる裾が可愛らしくて、自然と笑みがこぼれた。
胸元のレースが髪の毛で隠れてしまうので、結い上げて、顔回りがすっきりとする。
靴はいつも履くような疲れないものは一旦おやすみさせて、石畳の上をコツコツといい音を鳴らすかかとの高いものを選んだ。
全身を鏡で見直して、いつもと雰囲気の違う自分に笑顔を向けて、いってきます、と呟いた。
ただ街へ出掛けるだけだと言うのに、そんなにおしゃれにしていくものか、なんて言われてしまうかもしれないけれど、私はこの服を着て街を歩きたいのだ。
誰が何と言おうとも、お気に入りの服を着て、大好きな場所へと行きたいのだ。
「街へ」
生まれも育ちも都会の親友
うちの町へ来たとき
「今晩は停電なの?」と。
私もかつては
街の住人だった
今では
その風景さえも忘れるくらい
電気の止まった風な場所に
根をおろし
生きてる
ここにしかない幸せは
必ずある
テーマ:街へ #77
真とシャドウは弟の勝瑠を探しに勝瑠家を出た。
そして『人外のハッカー』と呼ばれる者の家へーー
『ケッ、着いちまったよ』
シャドウが隣で肩を落とす。
「向かっていたからね。当たり前さ」
『そうだけどよ…。日をおいても良かったんじゃねぇか?』
「それじゃあ、勝瑠はどうでもいいってことか?」
僕の眉がピクリと上がる。
『いや、そういうことを言っているわけではないが…。というか、真がそこまで気にする相手なんてそうそういないからいいんだがな? いいんだが…な?』
シャドウは顔を下に向ける。
分かってる。シャドウがヤツのことを嫌っていると。
僕もわからない。なぜ自分がそんなにも勝瑠のことを救いたいと思っているかなんて。
僕たちの目の前には、一見の不気味な家が立っている。いわゆるホラーハウス。そう言っても過言ではないだろう。
「いくぞ、シャドウ」
傍から見たら、肝試しにでも入っているように見えるかもしれないが、ここにヤツは住んでいる。
「ララキ、いるか」
僕はそのホラーハウスに入ると言った。空が暗いため、家内も当然暗い。
『わー!!』
その時、子供のような高い声が聞こえる。
『久しぶりだね! 真!!』
そう言って棺桶から出てきたのはヤツ…ララキだ。
『あ!! シャドウいるじゃん!!』
後ろでゲ…という声が聞こえた。きっとうわ、見つかっちまった。とでも思っているのだろう。
『どうしたの? 真もシャドウも』
ララキはシャドウに抱きつくと言った。
「急ぎの用なんだ、ララキ」
ララキはシャドウに頬をスリスリとしている。シャドウは嫌そうに体をよじっている。
「ララキ」
『はいはい、わかったよ。まぁ、一回なにか聞いてからだよ』
ララキは渋々シャドウから体を話すと僕と向き合う。
『なんだい?』
「人探しをしているんだ」
『人探しぃ…?』
「あぁ」
僕が頷くとララキは、僕の顔をじぃっと見つめる。
『真が人探しねぇ…』
「なにか問題でも?」
『いいや、別に? 珍しいなと思っただけ』
そう言うとララキは棺桶に座る。
『僕がすればいいことは?』
「『ミッドナイト組織』という組織についての情報を人外たちから聞き出してほしい」
僕が組織の名前を口にすると
『なんだか、聞いたことある名前だなぁ』
そう言いながら顎に手を当てている。
『ねぇ、真』
考えている途中、ララキは僕を呼んだ。
『真、変なことに首を突っ込んでいないよな?』
ララキは真剣な顔をしている。
「わからない」
『わからないって…。それじゃあ、僕は依頼を放棄するよ?』
「それは困る」
『だって危険かどうかわからない組織のこと調べて、真に情報を教えたら、真は絶対に突っ込んでいくじゃない』
そりゃあ、当たり前だ。
『なんでその人探してるのさ』
「…弟かもしれないんだ」
『弟って真、一人っ子じゃないのかい?』
「それを確認するために探しているんだ。勝手に死なれちゃ困る」
僕がそう言うとララキは、何も言わずにまた顎に手を当てた。そして数分後
『わかったよ。真の依頼、引き受ける。しかし、すぐには集まらないよ』
「あぁ、分かっている」
『こっちも最善を尽くすけど、真もシャドウも情報集めて。そんなに大切な人なんだったら協力して』
「あぁ、もちろんだ」
『後、依頼の手数料だけど、帰ってきたら真実を教えてよ。今回はそれでチャラにしてあげる。僕の退屈しのぎくらいにはなるだろ?』
ララキはそう言うといたずらっぽく笑う。
「あぁ…。分かった」
『約束だぞ』
そう言って小指を折る。
『じゃあ、早速街へ行くか』
『街ぃ?』
『情報源が街には多いの、シャドウ』
そう言ってまたララキはシャドウに絡みつく。
嫌そうな雰囲気を醸し出しているにも関わらず、平気なふりしてくっついているララキと僕とシャドウは外へ出た。
街へ
君の住む街に行ってみたい。
行ったところでどうせ君には会えないか…
会えないならわざわざ遠出する必要もない。
君はきっと私に会うことを望んでいない。
私が一方的に君のことを想ってるだけ。
…私の想いを知ったら君はどう思うかな。
そう考えるだけで私は、怖いな
やっぱりこの街に留まっていよう。
この想いと一緒に。
―街へ―
バスに乗っていた。
私は次のバス停のアナウンスがなる前にボタンを押した。降りるバス停が近づいて来てアナウンスが鳴った。
すると、こんな会話が聞こえてきた。
「次で降りるよ」
「僕ボタン押す……あれ?ママ押したでしょ!」
ごめんね……。