『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
歩道橋の上で夜風に吹かれていた。上るテールランプと、下るヘッドライトとの間に立てば、眠らない信号機の青色に、押し流されたい孤独感。
上京した日は、何もかもがうまくいく気がしていた。花が咲くどころか、芽生えもない日々に、いつしか朝日とともに、自分自身への不信がめざめていった。
今日も今日とて、路上の歌にギターの音色、就活スーツに自己啓発本。野望を、野心を、星の光ごと食らって爛々と光る街。生ぬるい夏の風に滴った汗は、アスファルトに飲み干されて、跡形もなく消えた。
もっとよこせ、と街がざわめく。裸一貫、失うものなど何もなかったはずのこの身から、時間のジャックを、若さのクイーンを、情熱のキングを、切り捨て、切り捨て、皿の上に投げ出せば、ナイフとフォークで味わい奪う、上品ぶった奇術師の唇。
なあ、明日はうまくいくかもしれないだろう。
舌なめずりの甘い響きに、手に入らない夢がくゆる。食い散らかされた残骸が、夢の続きを求めてすがっていた。探る眼が、握りしめて差し出せない手札をチラリと見遣るが、躊躇う姿に興味を失い、ため息をこぼした。引き止めなければ。脂に濡れた、酷薄そうな唇を拭うこの奇術師が、席を立つ前に―――
食後のワインを飲まないか。
絞り出す声で呼び止める。ふと、驚きを瞬かせた唇が、にまりと微笑んだ。差し出されたグラスの縁に、ひしゃげたハートのエースを投げ入れる。ぐるり、くらりと奇術師が回す、グラスの艶を両目で追えば、カードがワインに変わりゆく。ゆらゆらと、眼前に立ち昇る夢、夢、夢。
燃える火ならばこの身をもろとも、けれど街の明かりはガラスの中に。誘われるままに恋い焦がれ、手を伸ばすたびに阻まれて、弄ばれる羽虫が嘆く。こんなはずじゃあなかった、と。
【街の明かり】
2023/07/09 【街の明かり】
目が覚める。
少し体が痛い。そうか、そういえば勉強したまま寝ちゃったんだっけ。
机にへばりついていた重い頭を持ち上げて伸びをする。
自分の体がものすごい悲鳴を上げている。
外を見ると、完全に締め切ったカーテンの隙間から日が差し込んできていた。時計の短針がちょうど「6」を指している。
まだ余裕はあるけど、今日は少し早めに出るか。
俺は椅子から立ち上がり、服を着替える。
筆箱とノートぐらいしか入っていない小さなリュックを背負いまんしょんを出る。
エントランスを抜けると、街には学校帰りの学生達で溢れかえっていた。
「お、こんばんは。今日は早いんですね。」
校門前には事務員のおじいちゃん教師が掃除をしながら立っていた。
「こんばんは。今日は早く起きたんで。」
軽い返事だけして廊下を歩き進める。
定時制のこの学校に通い始めて2年。これだけ通えば、昼夜逆転の生活も慣れたものだ。
外を見ればいつも夜景が広がっている。
やはり東京の明かりは街灯って感じだよな。どこもかしこも明るく見える。
俺は、目線を窓の外の景色から空へと移す。
-やっぱり、星は見えないな。
東京に来てからずっとそんなことを考える。
昔住んでいた俺の故郷。あそこは街灯どころかコンビニのように光が漏れ出すような建物もほとんどなく、夜は文字通りの暗闇。
-などではない。
どれだけ街が暗くても、必ずそこには星があった。眩しいくらいの強い光だった。
東京と、俺の故郷。
今いる東京は、あの何もかも吸い込んでしまうかのような広い空は、そこにはなかった。
61街の灯り
「知ってるか小林、夜景って、誰かの残業でできてるらしいぞ」
「つまり金曜の夜にエラー対応をやってる僕たちも今、この街の夜景の一部なんですかね…」
「そういうことになる。ちなみにこのビルはベイエリアからよく見える」
「そういえば僕、彼女と別れてからあっちの方なんて一回も行ってない!ははは!」
「俺もだ!ははは!」
「なのに、我々の残業をダシにデートスポットで盛り上がってるカップルがいるということになりますね。許せませんね先輩」
「まったくだな後輩。さらに言うなら、今日の真夜中、ベイエリアにクルーズ船が集まってライトアップされる。それを目当てに、いつもよりさらにカップルが集まっている」
「わああああ!!!!そんな特別な夜景の一部になんか、絶対なりたくない!死んでも真夜中までに帰りましょうね先輩!!」
「そうだな!!死ぬ気でやるぞ!!!」
「街の明かり」
高層ビルの展望フロア
高台にある展望台
山あいの見晴らしの良いところ
山の頂からの眺望
宇宙ステーションから見える光の集まり
どこから見る街の明かりがお好きですか?
【街の明かり】
屋上から眺める景色は緑が多く、疲れた眼や頭をスッキリさせてくれて丁度良い。
普段から俺は休憩する時、喫煙室や休憩室よりも屋上に行く事が多かった。
今日は残業で、とうに日が落ちているが気分転換に屋上に向かう。
社内の自販機で買った缶コーヒーを飲み、街の明かりを見下ろしながら一服していると、背後から部下の声が聞こえた。
「課長。お疲れ様です」
「おう、お疲れ」
まだまだ新人に毛が生えた程度と思っていた部下だが、来期には主任に昇格する事が内定していると人事部に居る俺の同期が教えてくれた。彼女の同期の中では一番手だそうだ。
「私も此処に居て構いませんか?」
「ああ」
「有難うございます」
同意はしたものの、仕事抜きでするような話題などこちらは持ち合わせていない。ただ沈黙が流れるだけだと思うのだが、彼女はさして気にする風でもなく俺の左隣に来ると、早速着ていたジャケットの内ポケットをごそごそ探って小さな箱を取り出した。
「これ、良かったらどうぞ」
差し出された手の上には、昔懐かしいキャラメルの包みが一粒。
「キャラメルか」
「はい。課長、今日ずいぶんお疲れの様子でしたので。あ、ひょっとして甘い物苦手でした?」
「いや、貰おう。―――済まんな」
受け取って口に放り込むと、ふんわりとした柔らかい甘さが広がる。何だかホッとして、怠い気分も和らいだ。
「何かホッとするんですよね。劇的に疲労回復する訳じゃないですけど、もうちょっと頑張れそうって位の元気は出ると言うか……」
「確かに」
「だからよく持ち歩いてるんです」
そう言って彼女が伸びをしながら俺に笑い掛けたその時―――
グキッ!!
鈍い音と共に、彼女が一瞬俺の視界から消えた。
「痛ッ! たたた……!! ―――聞こえちゃいましたよね、今の」
「……バッチリな」
「はは……今日ずっとデスクワークだったもので、凝り固まっちゃってて」
うずくまって腰を擦っている彼女は、バツが悪そうに力なく笑う。
「ったく、情けねぇな」
まだ若ェのに、と呆れつつも自然と笑みが浮かぶ。
その時不思議とまた、怠さが少し軽減されるような気がした。
「……ホレ」
「はい?」
差し延べた手に彼女は眼を見張り、間抜けた声を上げる。
「立てるか」
「あ……有難うございます」
「立てるなら、ぎっくり腰じゃないようだな」
「はい。大丈夫そうです」
ポカンとしたまま俺の手に掴まり立ち上がると、彼女はじっと俺を見ていた。
(う……まさか手貸した位でセクハラとか言うつもりじゃあるまい?)
内心の動揺を抑え、さり気なく尋ねる。
「何だ、さっきから」
「いえ! 何でもないです。ただ、優しくされるのって慣れてないので」
この程度で「優しく」されたと言われるとは想像していなかった。
そう言うと、慌てて彼女が弁明する。
「だって皆、私の事普段女扱いしないじゃないですか。あ、勿論それで良いんですけど、その……」
弁明する内に、彼女の顔がみるみる紅潮していく。
いつも朗らかだが、基本的に冷静且つサバサバしている彼女のそんな動揺する姿など、滅多に見られるものじゃない。
「なっ、何がおかしいんですか!?」
我知らず笑っていた様で、彼女はムッとした表情で俺を睨む。
顔を真っ赤にして睨んで来たところで、怖くも何ともないのだが。
「ん? ……何、珍しいモン見たと思ってな」
(―――可愛い、と思ったのは黙っとくか。それこそセクハラだ)
最近は特に繁忙期で社内が若干ピリついていて、人前でこんな風に笑う事などほとんどなかった気がする。
だが、今こうして休憩時間を彼女と過ごすこの空気は、少し気恥ずかしいが……悪くない。
そう思ってしまった自分に戸惑い、俺は街の明かりを眺める振りで表情を隠した。
太陽が沈む夕暮れ時。
街中に、ぽつり、ぽつり、と明かりが灯っていく。
家族が揃った光景に。
大切な人を迎えたのだろう誰かの日常に。
今日も僕は胸をほっこりさせて帰路に着く。
「おかえりなさい」
「ただいま」
そうして僕も。
そのほっこりする街の明かりの一部となった。
【街の明かり】
ガス灯が道を照らす。闇夜にはとても心強いだろう。
然し、わたしの様な生業の人間には少々仕事がやり辛くなる。
科学の発展は、喜ばしい事だ。人々の暮らしは、便利になり、豊かになる。
やはり、時代が進むに連れて、わたしのような常夜で生きる者の肩身は狭く変るようだ。
良いことでは、或るが何だか複雑な気持ちに成った。
難しいことは、止めよう。今日は、折角の久々の休みだし。
帰ったら、煙管か水煙草を吸って…ウイスキー…いや、ウォッカに檸檬を入れて、窓を開けて街の灯りを眺めよう。
此れが休日のわたしの至福の時だ。
町とは違って、ここの夜は明るい。
カーテンを開けると 街灯やネオン 居酒屋の灯がカラフルに入り込んでくる
そして君の髪を照らすのだ 蛍光色に照らされた君の髪は ゼリービーンズみたいだった
いまいることがあしたはないかもしれないから、いや、くろくなっちゃうから、すこしでものこそう、わたしの意志で
街の灯りが僕のことを照らす
雨が降る
照らさないでよ
そんなに見つめないでよ
そんなことしたら
…泣いているのがバレちゃうじゃないか、
「ねえ、やっぱ僕も連れてって?泣」
街の灯り。
その日は十年に一度の大型台風が来ていた。父と喧嘩した衝動で外に飛び出した私は少しだけ後悔していた。
街のほうへ歩いていくと、今から帰るのであろう人々が駅から出てくる。中には傘を持っておらず、雨宿りしている人もいた。財布もスマホも持ってこなかった私はできることが何もなくて、ただ強風と大雨の中を立ち尽くしていた。メガネが仕事をしなくなって、外してみると街の明かりが綺麗なイルミネーションに見える。
すると突然、全身に降りかかっていた雨が止まった。空を見上げると大きな真っ黒の傘が目に映った。隣に立った人をみると、ストライプ柄のスーツを着た女の人がいた。
「子どもがこんな日になにしてるの」
警察官かもしれないと思って逃げようとしたが、すぐに腕を掴まれた。
「きみ、訳ありだろう。良かったら私の家に来ない?」
知らない人に付いて行ってはいけないことぐらいわかってはいたが、家に帰りたくない気持ちの方が多かった。こくりと頷いて、女性と同じ傘の下を歩いた。
暗いほうへ暗いほうへと歩いていくと廃墟のような立派な豪邸が現れた。門扉から玄関までの道は綺麗にされているのに対して、そこ以外は雑草でいっぱいだ。中に入ってみるが、暗くてなにも見えなかった。それなのに、女性は暗い中迷うことなく歩いていく。見失わないように付いていくと、一つの部屋に通された。
「ここで待っていて」
案内されるまま、ソファに座った。薄暗い明かりから見えたのは壁一面に並ぶ人間と同じ大きさぐらいの人形だった。背中側の壁にも並んでいて、冷たいものが背中を伝う。しばらくして、女性がトレイに紅茶を乗せて部屋に入ってきた。
「あの、この人形たちはなんなんですか」
「あら、怖いの? これからあなたの友達になるのよ」
やっぱり帰ろう。そう思ってドアまで走ったが、開けられない。固く、閉ざされている。
「大丈夫よ。痛くしないから」
背中から回された手からは、人肌のような温かさは感じられなかった。振り返ろうとすると、女性の手、というよりは異様に長く伸びた爪が私の目を撫でてぷつりと何かを刺した。叫び声を上げるまもなく、同じ爪で鼓膜も破られた。
お父さん、家を飛び出してしまってごめんなさい。もう、帰れないと思うから。
とっぷりと日は暮れて、幼稚園や小学生くらいの子供だったらそろそろ布団に入って眠りにつく時間。
私は蛍光灯が眩しい塾の窓から自宅のある住宅地を眺める。そろそろ授業が終わりそうだ。
10年ほど前に新興住宅地として作られた住宅が段々畑の様に並ぶ家並み。
私も私の両親とあの家並みの一つに住んでいる。
駅までバスで七停ほど。ちょっと遠い。
だから家から駅を見ると遅い時間になっても煌々と灯りが見える。私のいる塾はその灯の中の一つ。
私の家はきっと灯りはついてない。
塾に通う前は私が留守番していたからついてたと思う。
家に居たから自分家の灯りがついてるところを外から見た事はない。
父も母も忙しい人で家にいる時間はほとんどない。
一人っ子な私はいつも留守番だったから、暇だしやる事ないしでダラダラとスマホ見たりゲームしたりしてた。
口煩く注意されない代わりに、成績は最底辺を這いずっていた。学校ではおバカキャラってほど陽キャにもなれず、今時、ヤンキーなんて見たことないから、そんな仲間もいない感じなんだけど、もうすぐ高校受験って事で塾に通う事になった。
私の成績にも無関心な両親だけど、塾に通いたいと言った時も何もいわず通わせてくれた。
将来の夢なんてないし、勉強は嫌い。
やらなくていいならやりたくないのが本音だけど、中卒で働けって言われても困るから高校行こうかなって思っただけなんだけど、家で勉強した事ないし無理で、塾。
塾に入って良かった事は、夜に1人で家に居なくていいって事。最初はゲームとかYouTubeとか見れないの嫌だなとか思ってたけど、慣れたら別になくてもいいかなって思うようになったし、学校以外の同級生と話するのも面白い。
だから結構、塾にいる時間が好き。
だから、塾が終わって暗い家に帰るバスが嫌い。
明るい所からどんどん暗いところに行く感じが嫌い。
ずっと人がいる明るいところにいたいのに。
もうすぐ授業が終わって、バスに乗る。
そしたら、私は家に着いて、電気をつける。
あの、暗い家並みの灯りの一つになる。
そしたら、誰か私の灯りを見てくれるのかな?
「街の明かり」
日々の暮らしの中で、悩みがあると、
夜の高層ビルから街の灯りを眺めることがある。
世の中に、これだけの人が生活していて、
暮らしを営んでいる。そう思うだけで、
自分の存在などたいしたものではないと思えるから。
いくつもの光がひとつずつ消えていく。
明日も朝が来て、歩き出せることができるように。
おやすみなさい。
街の灯りに、囁く声。
さっと、前髪が揺れた。
近くを飛行機が飛んでいる。
溜息を吐くように、そっと微睡んで見せた
街の街灯が辺りを照らす
1人泣いている人、困っている人、カップルで仲良しな人
様々な人と道を今日も照らしている。
そして今日は大事なあの人に会う日
「昨日ね、あなたに似た人に会ってね
思わず笑っちゃったの」
周りの人も私と同じように話している
「ねぇちゃんとお空から見てくれてる?
きっと見てるよね
私まだまだ頑張るからずっと見守っててね!」
そう言って私は大事な人にまたくるねと手を振って
その場をあとにした。
街のあかり
1人でいる時ほどこんなにもザワザワする気持ちにさせるのは街のあかりたちが人にみえて
そこに生活があって日常あるからなのかな?
久しぶりに懐かしい面子に会って、当時なんとなく気になっていた人と再会して、ほんの少し気持ちが浮ついたのを感じて、あの時の気持ちは周囲に流されたわけでも思い違いでもなかったんだなと気付きつつ、街明かりの中に消えていく彼の背中を見送った。
お幸せにな!
『街の明かり』
電気のない時代の照明は火だったので、今よりも月が明るく見えたのだそうです。
街の明かりは、地上に散りばめられた星のようにも見えますが、空の輝きを半減させているのですね。
星や月は「1,000年前でも変わらぬもの」と、思っていましたが、平安時代の人々が見ていた星や月は、もう見られないのかもしれません。たとえ同じものであったとしても、見え方が違うのは、大きな違いですね。
明るすぎる街の明かりは、文明の灯火。
文明は空の輝きまで吸収して、何を照らすのかしら。
#街の明かり
彼女のために大罪を犯した僕にとって
この街の明かりが
彼女の明るさを想わせて
どれほどの心の支えになったか
誰も知ることは無いんだろう
【街の明かり】
大都会の高層マンションの最上階から見下ろす街は、まるでミニチュアのようだ。眼下に広がる煌々と輝く街の明かりを、多くの人々は『美しい』と称すのだろうか。だけど僕にとっては、あまりに見慣れた光景すぎて感慨すら抱けなかった。
真っ暗な部屋の中、窓の向こうに広がる明かりを指先でそっとなぞる。金も権力も名声も、僕にとっては一円の価値もない。最上級の眺望なんて称されるこんな無機質な明かりなんかより、僕が本当に欲しいものは――。
「電気もつけないで何してるの?」
不意に響いた君の声と同時に、ぱちりと室内の電気がつけられる。振り返れば、呆れたような表情で君が立っていた。くるくると君の右手の中で、僕がかつて何とはなしに渡した合鍵のが回されていた。
「何回連絡しても、スマホ見てすらくれないし。挙句の果てに誕生日にぼっちで夜景鑑賞って、さすがに寂しすぎない?」
「うるさいな。上っ面ばかりの祝辞を延々と聞かされるよりはマシなんだよ」
煽るような君の口調に、思わず言い返していた。うっかり口にしてしまった僕のどうしようもない本音を、君は気にした素振りもなく受け流す。そうしてトンッと軽い音を立てて、だだっ広いダイニングテーブルに紙箱を置いた。
「残念。留守にしてるなら、一人で食べちゃおうと思ってたのに。仕方ないから分け合おっか」
家族経営の小さな無名のケーキ屋の紙箱。僕がひそやかに気に入っている店だ。
室内が明るくなったことで、煌びやかな街の明かりは見えなくなった。窓ガラスには僕と君の姿が反射している。
「誕生日おめでとう」
微笑んだ君の口にしたお祝いの言葉に、ポッカリと空いた胸の穴が満たされたような気がした。