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『街の明かり』

電気のない時代の照明は火だったので、今よりも月が明るく見えたのだそうです。
街の明かりは、地上に散りばめられた星のようにも見えますが、空の輝きを半減させているのですね。

星や月は「1,000年前でも変わらぬもの」と、思っていましたが、平安時代の人々が見ていた星や月は、もう見られないのかもしれません。たとえ同じものであったとしても、見え方が違うのは、大きな違いですね。

明るすぎる街の明かりは、文明の灯火。
文明は空の輝きまで吸収して、何を照らすのかしら。

7/9/2023, 5:57:11 AM