街の明かり』の作文集

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街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/9/2023, 8:25:31 AM

ガス灯が道を照らす。闇夜にはとても心強いだろう。

 然し、わたしの様な生業の人間には少々仕事がやり辛くなる。

科学の発展は、喜ばしい事だ。人々の暮らしは、便利になり、豊かになる。

 やはり、時代が進むに連れて、わたしのような常夜で生きる者の肩身は狭く変るようだ。

良いことでは、或るが何だか複雑な気持ちに成った。

 難しいことは、止めよう。今日は、折角の久々の休みだし。

帰ったら、煙管か水煙草を吸って…ウイスキー…いや、ウォッカに檸檬を入れて、窓を開けて街の灯りを眺めよう。

 此れが休日のわたしの至福の時だ。

7/9/2023, 8:15:43 AM

町とは違って、ここの夜は明るい。

カーテンを開けると 街灯やネオン 居酒屋の灯がカラフルに入り込んでくる
そして君の髪を照らすのだ 蛍光色に照らされた君の髪は ゼリービーンズみたいだった

7/9/2023, 8:15:36 AM

いまいることがあしたはないかもしれないから、いや、くろくなっちゃうから、すこしでものこそう、わたしの意志で

7/9/2023, 7:44:46 AM

街の灯りが僕のことを照らす

雨が降る

照らさないでよ

そんなに見つめないでよ

そんなことしたら

…泣いているのがバレちゃうじゃないか、

「ねえ、やっぱ僕も連れてって?泣」

街の灯り。

7/9/2023, 7:34:20 AM

その日は十年に一度の大型台風が来ていた。父と喧嘩した衝動で外に飛び出した私は少しだけ後悔していた。
 街のほうへ歩いていくと、今から帰るのであろう人々が駅から出てくる。中には傘を持っておらず、雨宿りしている人もいた。財布もスマホも持ってこなかった私はできることが何もなくて、ただ強風と大雨の中を立ち尽くしていた。メガネが仕事をしなくなって、外してみると街の明かりが綺麗なイルミネーションに見える。
 すると突然、全身に降りかかっていた雨が止まった。空を見上げると大きな真っ黒の傘が目に映った。隣に立った人をみると、ストライプ柄のスーツを着た女の人がいた。
「子どもがこんな日になにしてるの」
 警察官かもしれないと思って逃げようとしたが、すぐに腕を掴まれた。
「きみ、訳ありだろう。良かったら私の家に来ない?」
 知らない人に付いて行ってはいけないことぐらいわかってはいたが、家に帰りたくない気持ちの方が多かった。こくりと頷いて、女性と同じ傘の下を歩いた。
 暗いほうへ暗いほうへと歩いていくと廃墟のような立派な豪邸が現れた。門扉から玄関までの道は綺麗にされているのに対して、そこ以外は雑草でいっぱいだ。中に入ってみるが、暗くてなにも見えなかった。それなのに、女性は暗い中迷うことなく歩いていく。見失わないように付いていくと、一つの部屋に通された。
「ここで待っていて」
 案内されるまま、ソファに座った。薄暗い明かりから見えたのは壁一面に並ぶ人間と同じ大きさぐらいの人形だった。背中側の壁にも並んでいて、冷たいものが背中を伝う。しばらくして、女性がトレイに紅茶を乗せて部屋に入ってきた。
「あの、この人形たちはなんなんですか」
「あら、怖いの? これからあなたの友達になるのよ」
 やっぱり帰ろう。そう思ってドアまで走ったが、開けられない。固く、閉ざされている。
「大丈夫よ。痛くしないから」
 背中から回された手からは、人肌のような温かさは感じられなかった。振り返ろうとすると、女性の手、というよりは異様に長く伸びた爪が私の目を撫でてぷつりと何かを刺した。叫び声を上げるまもなく、同じ爪で鼓膜も破られた。
 お父さん、家を飛び出してしまってごめんなさい。もう、帰れないと思うから。

7/9/2023, 7:30:32 AM

とっぷりと日は暮れて、幼稚園や小学生くらいの子供だったらそろそろ布団に入って眠りにつく時間。
私は蛍光灯が眩しい塾の窓から自宅のある住宅地を眺める。そろそろ授業が終わりそうだ。
10年ほど前に新興住宅地として作られた住宅が段々畑の様に並ぶ家並み。
私も私の両親とあの家並みの一つに住んでいる。
駅までバスで七停ほど。ちょっと遠い。
だから家から駅を見ると遅い時間になっても煌々と灯りが見える。私のいる塾はその灯の中の一つ。
私の家はきっと灯りはついてない。
塾に通う前は私が留守番していたからついてたと思う。
家に居たから自分家の灯りがついてるところを外から見た事はない。
父も母も忙しい人で家にいる時間はほとんどない。
一人っ子な私はいつも留守番だったから、暇だしやる事ないしでダラダラとスマホ見たりゲームしたりしてた。
口煩く注意されない代わりに、成績は最底辺を這いずっていた。学校ではおバカキャラってほど陽キャにもなれず、今時、ヤンキーなんて見たことないから、そんな仲間もいない感じなんだけど、もうすぐ高校受験って事で塾に通う事になった。
私の成績にも無関心な両親だけど、塾に通いたいと言った時も何もいわず通わせてくれた。
将来の夢なんてないし、勉強は嫌い。
やらなくていいならやりたくないのが本音だけど、中卒で働けって言われても困るから高校行こうかなって思っただけなんだけど、家で勉強した事ないし無理で、塾。
塾に入って良かった事は、夜に1人で家に居なくていいって事。最初はゲームとかYouTubeとか見れないの嫌だなとか思ってたけど、慣れたら別になくてもいいかなって思うようになったし、学校以外の同級生と話するのも面白い。
だから結構、塾にいる時間が好き。
だから、塾が終わって暗い家に帰るバスが嫌い。
明るい所からどんどん暗いところに行く感じが嫌い。
ずっと人がいる明るいところにいたいのに。
もうすぐ授業が終わって、バスに乗る。
そしたら、私は家に着いて、電気をつける。
あの、暗い家並みの灯りの一つになる。
そしたら、誰か私の灯りを見てくれるのかな?

7/9/2023, 6:56:01 AM

「街の明かり」

日々の暮らしの中で、悩みがあると、
夜の高層ビルから街の灯りを眺めることがある。
世の中に、これだけの人が生活していて、
暮らしを営んでいる。そう思うだけで、
自分の存在などたいしたものではないと思えるから。

いくつもの光がひとつずつ消えていく。
明日も朝が来て、歩き出せることができるように。
おやすみなさい。

7/9/2023, 6:35:55 AM

街の灯りに、囁く声。
さっと、前髪が揺れた。
近くを飛行機が飛んでいる。
溜息を吐くように、そっと微睡んで見せた

7/9/2023, 6:29:58 AM

街の街灯が辺りを照らす

1人泣いている人、困っている人、カップルで仲良しな人
様々な人と道を今日も照らしている。

そして今日は大事なあの人に会う日

「昨日ね、あなたに似た人に会ってね
思わず笑っちゃったの」

周りの人も私と同じように話している

「ねぇちゃんとお空から見てくれてる?
きっと見てるよね
私まだまだ頑張るからずっと見守っててね!」

そう言って私は大事な人にまたくるねと手を振って
その場をあとにした。

7/9/2023, 6:26:32 AM

街のあかり
1人でいる時ほどこんなにもザワザワする気持ちにさせるのは街のあかりたちが人にみえて
そこに生活があって日常あるからなのかな?

7/9/2023, 6:16:42 AM

久しぶりに懐かしい面子に会って、当時なんとなく気になっていた人と再会して、ほんの少し気持ちが浮ついたのを感じて、あの時の気持ちは周囲に流されたわけでも思い違いでもなかったんだなと気付きつつ、街明かりの中に消えていく彼の背中を見送った。

お幸せにな!

7/9/2023, 5:57:11 AM

『街の明かり』

電気のない時代の照明は火だったので、今よりも月が明るく見えたのだそうです。
街の明かりは、地上に散りばめられた星のようにも見えますが、空の輝きを半減させているのですね。

星や月は「1,000年前でも変わらぬもの」と、思っていましたが、平安時代の人々が見ていた星や月は、もう見られないのかもしれません。たとえ同じものであったとしても、見え方が違うのは、大きな違いですね。

明るすぎる街の明かりは、文明の灯火。
文明は空の輝きまで吸収して、何を照らすのかしら。

7/9/2023, 5:53:25 AM

#街の明かり

彼女のために大罪を犯した僕にとって

この街の明かりが

彼女の明るさを想わせて

どれほどの心の支えになったか

誰も知ることは無いんだろう

7/9/2023, 5:49:09 AM

【街の明かり】

 大都会の高層マンションの最上階から見下ろす街は、まるでミニチュアのようだ。眼下に広がる煌々と輝く街の明かりを、多くの人々は『美しい』と称すのだろうか。だけど僕にとっては、あまりに見慣れた光景すぎて感慨すら抱けなかった。
 真っ暗な部屋の中、窓の向こうに広がる明かりを指先でそっとなぞる。金も権力も名声も、僕にとっては一円の価値もない。最上級の眺望なんて称されるこんな無機質な明かりなんかより、僕が本当に欲しいものは――。
「電気もつけないで何してるの?」
 不意に響いた君の声と同時に、ぱちりと室内の電気がつけられる。振り返れば、呆れたような表情で君が立っていた。くるくると君の右手の中で、僕がかつて何とはなしに渡した合鍵のが回されていた。
「何回連絡しても、スマホ見てすらくれないし。挙句の果てに誕生日にぼっちで夜景鑑賞って、さすがに寂しすぎない?」
「うるさいな。上っ面ばかりの祝辞を延々と聞かされるよりはマシなんだよ」
 煽るような君の口調に、思わず言い返していた。うっかり口にしてしまった僕のどうしようもない本音を、君は気にした素振りもなく受け流す。そうしてトンッと軽い音を立てて、だだっ広いダイニングテーブルに紙箱を置いた。
「残念。留守にしてるなら、一人で食べちゃおうと思ってたのに。仕方ないから分け合おっか」
 家族経営の小さな無名のケーキ屋の紙箱。僕がひそやかに気に入っている店だ。
 室内が明るくなったことで、煌びやかな街の明かりは見えなくなった。窓ガラスには僕と君の姿が反射している。
「誕生日おめでとう」
 微笑んだ君の口にしたお祝いの言葉に、ポッカリと空いた胸の穴が満たされたような気がした。

7/9/2023, 5:47:31 AM

仕事帰り、いつものように商店街で買い物をしようと蒸し暑いアーケードを潜ると人人人、そして、賑やかな祭囃子がスピーカーから流れていた。

今日は人が多いな、と思っていたが、どうやらお祭のようだ。

 所々シャッターの降りた店の前に出店が建ち並び、かき氷や綿飴、チョコバナナといった祭らしさ全開の食べ物が売られている。

小腹が空いたのでチョコバナナを一本買った。

 ちょっとアレなカタチのチョコバナナを噛りつつ人混みの中、目当てのスーパーまでノロノロと歩く。


 喉が渇いたので、ラムネも一本。
歩きながらポンと栓を抜いて、吹き上がりを慌てて口で受ける。

カランコロンと瓶の中で転がるビー玉が、張り巡らされた提灯の灯りを受けて、キラリと瞬いた。

テーマ「街の明かり」

7/9/2023, 5:46:40 AM

街の灯り、それは人を安心させる。
山の上から街を見れば「きれいだ」と言い、生まれ育った故郷の町を見下ろせば「ただいま」というだろう。
上を見れば星々が夜空を照らし、下を見れば街灯が街を照らしている。

7/9/2023, 5:43:53 AM

山の中腹から見下ろす夜の街は明かりがきらきらと輝いて、まるで闇色の絨毯に零したたくさんの宝石か、あの高い空にある無数の星々のようだった。
 そこから空に向かって、大きな音と共に、色とりどりの花が咲き乱れる。
 こんな素敵な場所があったなんて、知らなかった。
 ここへは花火がよく見える場所を探してやって来た。穴場だった。
 小高い山の夜は少しだけ肌寒い。そう思っていると、彼がそっと背後から包み込んでくれた。
 きっと、輝く宝石を見かけるたびに、夜空に広がる星を見るたびに、夏が来て空に打ち上がる花火を見上げるたびに。私はこの温もりと、今日見た街の明かりを思い出すのだろう。


『街の明かり』

7/9/2023, 5:16:36 AM

夕暮れに染る赤い空
少しずつ夕日と共に街灯に照らされる街並み

7/9/2023, 5:09:57 AM

街の明かりが消えた。
もうこの世界には誰もいない。
私一人だけだ。

7/9/2023, 5:03:53 AM

街の灯りが着く頃

いつも一人で泣いてる

夜は一番の精神安定剤

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