『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日も夜中に街に出かける。家にいたらやることがないし、暇つぶしに街に出かける。街はいつも通り真っ暗だ。光など一切ない。けど、それもまたいい。そんなことを思いながら街を歩いていると、ひとつの光が目に映る。これはなんだ?……蛍だ、初めて見た。すごく綺麗だな……こんなこと俺も思うんだ、両親も死んで、友達だって居ない、そして、感情を失った、……そう思った。けど、俺はいま蛍を見て綺麗だなと思った。綺麗な光が真っ暗な街を照らしてる。綺麗だなぁ。
街の明かりは
私にとってのスポットライト。
ポツポツと光る明かりの下を
ステップを踏みながら軽やかに踊るの。
観客は誰もいない。
私だけの私の為のダンス。
その瞬間だけは、本当の私でいられるの。
失敗しても大丈夫。
また新しく踏み直せばいい。
恥ずかしくても大丈夫。
どんな事をしても、今だけは私が主役なんだから。
ー街の明かりー
この雷は
私の唯一の癒しである
街の明かりを喰らい尽くし
自分の光で侵食している
あぁ
なんて残酷な光なのだろうか
誰かが言った
“百万ドルの夜景”
”その景色は
誰が見ても美しい”と
眼下には
あちこちキラキラと輝いている景色が広がっている
白にオレンジ、金色に、、、
さまざまな光が集まっている
”あ、あそこ車が通っている”
”あの道から私たち来たのかな?”
”高速道路も見えるね‼︎”
あっちこっちから声が聞こえる
私だけではない
みんなそれぞれこの景色に見惚れている
私は手すりに寄りかかり
その風景を瞼に焼き付けるために
目を閉じた
『街の明かり』より
23時45分
ふと喉と小腹の主張を感じ、ふらりと家を出る。
近付いては遠のいていく灯りと、小気味良いエンジン音。
ぺたぺたと合間に引っ掛けてきたサンダルの音が混じった。
コンビニから出て、ゴミ箱横の軒下で缶チューハイを開けた。
喉を潤し、さてと手を掛けたサラダチキンの包装に、はてと思い手が止まる。
足元には黒く影が伸び、正面の道にはまだ車も人の往来もあるのだ。
あの町では暗闇に、波と虫の音しか聞こえなかったと言うのに。
ずいぶんと夜更けの時間が遅くなったものだな。
じっ
誘蛾灯に焼かれた羽虫が落ちる。
お題:街の灯り
一瞬にしてジメジメとした恋心は消えたのです。
話せば話すほどジメジメが増した私の足下。
相手も思っているのではないかと
期待した私はバカだった。
人に期待しないなんてホントの意味で
理解出来ていなかった。
私は馬鹿だ。
心の中の街の明かりはポツリと小さくなった。
それと同時に自分を変えたいという思いが強くなった。
腹が立つほどの自分の一途さ。
本当に嫌いだよ。死んでしまえよ。
一途な事って私にとっては悪循環でしかない。
私の領域の範囲外で勝手に期待しないでくれよ。
私は人のことを期待したくないんだ。
そんな事が頭を廻った瞬間、
今起きている状況に、ふと我に返る。
どうにか、誤魔化せねばならない。
あの一瞬にしてどうにか私の感情をOFFにしたのを
褒めて欲しい。やっぱ褒めんでいい、自分が褒める。
私の未来はどうなるのだろうか。
好きになってくれる人なんているのだろうか。
人生はやっぱり上手くいかない。
難しいよ神様。私にはやり遂げなければならないタスクが重すぎやしませんか?神様?見てるんでしょ〜?
わたくし辛いですわよーーー?
どうせい 上手くいかないんですねぇーーー。
わたくしー、悲しいですよーーーー。
我慢するって苦しかったみたいですよーーー。
我慢したくてしてる訳じゃないんですけどねーー
こんな世界、大ッ嫌いだ!!!
今日も儚く生きる1人の男の感情のゴミ捨て場である。
#街の明かり
―街の明かり―
ポツポツと街の明かりが遠くに見える
雪がしんしんと降り積もる街の明かり
はあ、はあ、と切れる息
吐息は白く、空気を漂う
手足は悴み、痺れ、
ずっと雪の中を歩いた足は
ボロボロに草臥れて震えている
やっと見つけた温かさ
街灯に照らされて雪がふんわりと浮かび上がって
ほわほわと柔らかく賑わう人たちで溢れている
これでもう安心だ
これからは、この人たちに支えられて
ここの人として生きれて…とぼんやり考えた
頭がぐわんと揺れ、雪の上に倒れた
誰かの助けを待とう
きっと優しい誰かが私を拾ってくれる
私には幸せな未来が待っている
そのはずなんだ…
そう思いながら瞼を閉じた
目の前には真っ黒な世界が広がる
私は黄泉に飛び、天国に辿り着いた
↻ ◁ II ▷ ↺
毎日毎日
明日がどうなるかなんて
本当のところは分からない
今ではもう
一日中街の灯りが消えることはなく
それをまた平和の灯火だと言う
明日はどうなる?
明日が来る保証なんて何処にもなく
明日の大切さに改めて気付いた
平凡な毎日を
何気ない毎日を
わたしは想う
街の明かり
そして光が生まれた。あちらこちらから灯る光たち。
暗闇の中でも輝きを放つ。灯っているだけで、安心感があり暖かい。
静かに夜が「おはよう」と言えば、光たちも「おはよう」と返す。
ふふっと微笑むと彼らの仕事が始まった。
朝になったら、「おやすみなさい、またね」
#17【街の明かり】
暗闇に続く堤防。
海の向こうに見える明かりは
昔住んでいた街の明かりだ。
チカチカと揺れる
その明かりの一つひとつが
愛に包まれていますようにと
小さく祈る。
逃げたんじゃない。
羽ばたいたんだ。
夜。
街は、電気という名のドレスを身にまとって、個々の店を明るく盛り上げる。
たくさんの色が並んで個性豊か。
昼では見られない景色に、
思わず私は、ワクワクを止めることが出来なかった。
〜街の明かり〜
街の明かり gktu小説ネタ
ty視点
セミが鳴き始めた頃の夜
もう18時だと言うのに明るい世界
家に帰り,課題を済ませ,晩御飯を食べ,Twitterを見周り,ロリの配信情報に着いて探る
そうしているとふと窓が気になり,何も考えずにカーテンを開けてみた
そうすると空は先程の光景が嘘の様に黒や藍色に包まれていた
現在の時刻は20時,さっきからもう2時間程過ぎていた
(そういえば今日はガクくんが家に来るんだっけ…)
ふと,伏見が来る事を思い出した剣持は,伏見のLINEを開き何も返信が来ていない事を知った
「?…何時もならもう来ているのに」
確か家に来るのは21時,約50分となると伏見は今の仕事の状況,遅刻するかしないかを伝えてくる
剣持はそれを親に伝え,改めて来ていいのか聞く
剣持の両親は伏見の事を良い奴と思っている
だからか知らないが,拒否した事も1度もなかった
「…とりあえず,母さんに伝えるか」
剣持は1階に向かった
「母さん」
「あら刀也,伏見さんから連絡来たの?それなら言いよって…」
「実はまだ既読すら着いてなくて」
「まぁ…でも伏見さんも忙しいのでしょ?刀也も1度仕事で3日帰ってこなかったじゃない」
「あれは本当にいきなりでごめんって…」
「刀也迎えに行ったら?」
「母さん冗談は時間見て言って」
「あら?冗談じゃないわよ,フフ…あ,はいこれ」
「…もしかしてバスと電車代…?」
「ええそうよ,ほら,とっとと言ってきなさい」
刀也は軽い圧から逃げる様に,Anycolor株式会社へと向かった
「着いた…」
刀也は着いて早々,伏見に迎えに行く事を伝え忘れていたのを思い出した
「やっば…えっと…スマホスマホ…」
鞄からスマホを取り出し,LINEを開き,伏見をタップしようとした時,ある事に気付いた
伏見から数件のLINEが送られていた
内容は何時もより雑く
«刀也さんすまん»
«もしかしたら21時過ぎるかも…🙏»
刀也はそんな伏見に向かってこう送った
<過労死していなさそうで安心しました>
<ついでに今えにからの前なので,終わったらすぐ来てください>
「…まぁ,勝手に来ちゃった僕も僕か……」
というか,何故剣持母はあれ程進んで迎えに行く様行っていたのだろうか…
その後伏見と合流した剣持は,伏見に夏ならではのイルミネーションのある場所へ連れていかれ,そして告白をし,今も幸せに暮らしているだとか…
街の明かりが眩しく感じられるのは
世界を『見る』ことができている証拠
人々の声に心がざわめくのは
世界を『聞く』ことができている証拠
引っ掻いた足裏に痛みを感じるのは
世界に『触れる』ことができている証拠
色々な「証拠」にふれる度に
生きていることを実感する
街の明かり
高台にある自宅からは、山を隔てた向こうの街明かりが見える~
暗い街を照らすほのかな光
横で歩いてる貴方は頬を赤く染めながら
僕の手をそっと握った
就寝前。歯ブラシを片手にボロいアパートの窓をそっと開けた。真夜中とも言える今の時間、駅チカとは程遠い住宅地に人の気配はない。
三階建てのアパートの最上階からは建ち並ぶ一軒家の奥にぼんやりと繁華街の明かりが見える。色々な色が集まっているそれは遠くから見れば大きな一つの光の塊で。真っ暗な住宅地の平原にぽつりとある灯火のように、眠らぬ街は今日も煌々と光を放っていた。
今あの場所では人々の声で溢れている筈なのに、こちらには声ひとつ届かない。そんな静寂の中で遠くの喧騒に思いを馳せるこの時間が好きだ。
カシュ、と惰性的に歯ブラシを動かす。明日の予定をぼんやり脳内で確認していると、遠くの方で帰宅途中の酔っぱらいらしき意味のない笑い声が聞こえた。
不快なそれを遮るように窓を閉めて、次いでゆっくりとカーテンも閉める。布に覆い隠されて視界から消えるその瞬間も、遠くの街は変わらず光を放っていた。
/街の明かり
街の明かり
私は思い出す。小学生の頃、ゲルマニウムラジオで聞いた流行歌を。
私は好きだったが、今では懐メロとしても聞くことはほとんどない。
ブルーライト横浜
街の灯りちらちら
キミに恋を囁く
星空に…
愛が芽生えそうな
胸を熱くする時よ…
君を愛へ誘い…
街の灯りちらちら…
キミへ熱く囁く…
愛が芽生えそうな
胸が弾む時よ…
ミチャアキ&ムッシュ村山
街の明かり
遠くから見ると良いね
近くからでも悪くない
街の規模にもよるんだろうけど
明るさの分だけ必要とされていて
暗いと困ってしまうけど
その分だけ不自由でもある
明るさにも色々あって
賑やかさよりは静けさの方が好き
派手さより暖かさが好き
夜の街にはあまり近寄りたくない
居酒屋では
お酒よりも音楽と人達で悪酔いする
夜は夜でも深夜から早朝が好き
お祭りなら
準備段階と店じまいがいい感じ
ほどよい距離感が大切で
近すぎたら判らないかもしれない
街の明かりを
何処から見てるかによるんだよね
私達を生きやすくしてくれてる
その一端で
生命線の1つ
そうゆうシステムで
私達もその一部であるんだけど
何故か色々な職に優劣をつけたがる
けれどそれらが無くなったら
はたして
あなたは生きていけるのだろうか?
簡単な答えは
たぶん死にはしないだろうけど不自由
優劣ってのは
劣が多いからこそ
優が劣を生かせることで
お互いの為になる
そんなところではないだろうか
決して下卑することではないと思う
いつでも、どんな道でも、
明かりのない道はない。
今は影でも、いつかは明るくなる。
そう信じて諦めなければ
きっと光が差すはず。