『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街の明かり
帰り道に、あちこちから見える街の明かり
オフィスやマンションや家から見える明かりは
一人じゃないんだな、と思わせてくれる
私の灯す明かりは、誰かに寄り添っているのかな
街の明かり
結局、何も知らなかったんだ。表面的なことばかり話をして、知った気でいたんだ。わかったつもりになっていたんだ。
今もこうして気まずい沈黙が続く中、君の表情が曇るのがよくわかった。
ああ、せめてもっと暗いところだったら、よかったのに。
真夜中に程近い時間なのに、街が明るすぎるから。読めもしないその表情を見つめながら、別れを告げた。
街の明かり
街の明かり。
消える頃。
何かが終わって
何かが始まる。
ドキドキする。
遠いようで、意外と身近。
平穏と不穏が混在していて。
幸せも、不幸せも、綺麗に飲み込んで灯し続ける。
”街の明かり”には、どれだけの幸福と不幸が灯っているのかな?
なんて、ろくでもないことを考えている自分も、その灯りの1つでしかないんだ。
街の明かり
夜のこの街の明かり好きだな。
少し離れた公園の丘の上から見るこの景色が好きだ。
なんか落ち込んだりする日は見にきたりする。
「晴れの日は本当最高、、」
失恋、、、
今日は会社の先輩に想いを伝えたけど
フラれてしまった。
「まぁしょうがない」
先輩には好きな人がいた。
、、、わかってた。
でも伝えたかったのだ。
幸い部署が違うから、そんな気まずくは、ならない。
「はぁ、、」
まぁ大丈夫。今日だけ、この感じで夜景も見て浸るけど、
明日にはまた元に戻って、私頑張る。
プシュっ
ごくごくごく
「かーーーーっ!」
「お疲れ私!!頑張れ私!」
大丈夫、
大丈夫。
街の明かり
2023年7月8日土曜日東京都
この日週末が…いや、世界が終わろうとしていた。
隕石が近づいてきて日付が変わる頃にはもう「地球」という惑星はなくなってしまうと言われた。助かる確率はほぼゼロに等しいとも言われのとだ。かなりの巨大隕石のようで、街中にに終わりの明かりが届いた。告白をするもの、万引きする人、女性の服を脱がす人、とにかく無法地帯状態で、みんな「どうせ今日で地球が終わるならヤりたいこと全部してやる」みたいな精神でとにかく街が荒れ、ついに人を殺そうとしている人まで見かけた。ある声が響いた「隕石が逸れました!」その瞬間街から聞こえた絶望の悲鳴から希望の声で溢れ始めた。
夏蒸れて ネオン瞬き
三角の グラスの縁に 雪の積もれる
#短歌 #書く習慣 20230708「街の明かり」
『綺麗だなぁ』
あの子は言った。
『人工物じゃん』
私は思った。
あの子は少し驚いてから、
『それもそうだね』と笑った。
……………チッ、
今日も私は、言葉を間違えた。
今回のお題も、私とあの子の境界線だった。
[お題]街の明かり
帰る場所。
こんな私に、帰る場所なんて、ずっとないと思ってた。
でも、待っててくれたのかな。ただの妄想かもしれない。
でも、そんな感じがするんだ。
ヒールで足が痛いけど、街の明かりを見るとそんなのどうでもよくなってきた。
引っ越して正解だったかも。
ただいま、私の街。
*街の明かり*
街の灯り
「ココロオドル」反面
「ふっとした時に寂しい」
#街の明かり
やっと明るいところが見えた
たくさん辛いこともあったけどやっと、
自由な人生が送れるのかな、
ビルの群れ
光が川面に揺れる
缶ビール片手に
煙を吐き出した
点滅する街灯が
今にも消えそうだ
―街の明かり
『消灯時刻、十分前』
消灯時刻、十分前。僕はこの時間が大好きだ。
寮の部屋に付いている小窓をカラカラと音をたて開ける。
少しだけ冷たい風が、干からびていた僕の体を湿らす。
山にある高校だと人口の明かりもなく、
星星が、眠る寮生の夢を照らす。
親に無理を言って田舎の高校に来た都会っ子の僕は、
少しだけ街の明かりが恋しくなっている部分がある。
百万ドルの夜景には到底及ばないほどの明かりだったが、
僕にはそれが心地よかった。
しかし、こうやって田舎の星空を眺めるのも、
また風情があって大変いい。
街の明かりには、色んな話が詰まっていた。
八百屋の話。
床屋の話。
本屋の話。
でも、僕が今見ている星星にはもっと色んな話が詰まっている。
浮気の話。
悲恋の話。
戦の話。
数万数億とある星星は今日も僕たちに語りかけてくれる。
街のぼんやりした明かりで見えなかった星星は、
今、はっきりと輝いている。
人口の明かりに身を隠し、いつまでも優しく照らし続けている。
そういえば友達からキャンプのチラシを貰っていたな。
そろそろ夏休み。たまにはキャンプで日々の疲れを癒すのもいいかな。
消灯時刻、一分前。
もうそろそろ、街の明かりも恋しくなくなるかな。
お題『街の明かり』
もうそろそろ夏休みですね。ただ、今年の夏は例年よりも暑くなりそうです。体調管理、気を付けて下さいね。
今年は花火大会に行きます。皆様もどこかへご旅行に行かれるのでしょうか?思いっきり楽しんで来て下さいね。
今回は、街の明かりが恋しい少年が星星の美しさを見て、恋しさを忘れてゆくお話でした。都会もいいですけれど、たまには虫の声が聞こえる田舎も心が落ち着きます。
何かに疲れてしまったら、田舎に来てみてはいかがでしょうか。きっと、星星が貴方達を優しく受け入れてくれますよ。
それでは皆様、よい夢を。星星が照らしてくれていますよ。
『私だけの明かり』テーマ:街の明かり
街の明かりの数だけ生活がある。
そんなような言葉がある気がするけれど、私はその考え方が好きだ。それだけの数が生きていて、そして無関心であるという証拠だからだ。
見てほしい。見られたくない。
話したい。話したくない。
そんな矛盾する感情を抱くのが人間だと思う。
だからこそ、自分が街の明かりの一部分として溶け込んでいるときは気楽な気持ちになるし、虚しくもなる。でも嫌いではない感覚だ。
そして、街のどこにでもある明かりとして扱わないでいてくれる人がいることに感謝できるのが、一番好きだ。
バイトで遅くなった日。
帰り道の公園を抜けて、少しだけ広い通りへ出る。
もう明かりの消えた店。
橙色に照らされた二階の窓。
すぐ横を静かに通り抜けていく車。
寂しさと、不思議な心地良さ。
履き潰したスニーカーの足音だけが、等間隔で聞こえてくる。
ガス灯のやわらかな橙色が
心の奥にじんわり沁み込む
時間は忙しなく流れるのに
この景色は何も変わらない
いつも此処にあるのは憂い
微かに立ち込める潮の香が
思いを一層強く感じさせる
誰かが置き忘れた哀しみも
静かにそっと心を濡らして
嗚呼今日も僕はこの世界を
『街の明かり』
生息地、田舎。
でも数年前から街灯が全てLED化した。
おかげで夜、犬の散歩が出来るぐらいには街が明るい。
家の近くにコンビニや商店街もあるので、その灯りで真っ暗な闇夜にもならない。
今の時期はビアガーデンのざわめきと灯りが街に落ちてもくる。
今日は商店街で夜市もあったので、いつもより人通りも多く街自体がザワついていた。
ただ普段は本当に静かなThe田舎。
閑散としてるし静寂してる。
世間がコロナ禍になって夜に出歩く人も激減した。
閉店してしまったお店も多く、空き店舗も目立つ。商店街はシャッター街になりつつある。
そもそも人口減少に歯止めが掛からず、毎月数百人単位で人口が減っている。
コレが俗に言う消滅可能性都市というやつだろうか。
今日見た街の明かりも数十年後には存在してないかもしれない。
灯り、その影を見てしまうと、とても寂しい。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、だなと。
【街の明かり】#22
夜の街。街灯、建物の明かり、車のライト、
いろんな明かりがある。
久しぶりに、そういうのを見てみたい。
夜に外出すること、ほとんど無いからなぁ。
ちょっと、特別感がある気がする。
今夜は雨が降っている。
街の明かりは、雨に滲んで見えるのだろうか。
「街の明かり」
彼に出会うきっかけ
新宿歌舞伎町
そこは田舎者の私にはキラキラした世界だった
初めはちょっとの好奇心と、機会を作ってくれたお友達との出会い
私はこの友達が居なかったらこの町とは無縁だったかもしれない…
軽いノリで友達が通っていたホストクラブへ行くことになった
5-10分の間くらいで沢山のホストが私の隣へやってくる
緊張しすぎて何話したか、ホストの顔も名前も何も覚えることは出来なかった
ただ流れ作業のように、名刺を貰いグラスで乾杯
最後にLINEを交換してまたグラスを合わせる
そんなことをしている合間に時間は流れ、送りを選ぶ時間に
お店を出る時、外(エレベーター等場所によって変わる)まで見送って貰う人のことだ
友達に何枚か名刺を選んでもらい
目を瞑って適当に指を指した人にした
それはまだ彼との出会いではなかった
街の明かり
夏の夜はなかなかやってこない。
夜更かしする子どもたちや、寝苦しさで晩酌する大人、夜遊びする若者。煌々と灯る明かりだけでなく、一瞬で散りゆく花火の閃光も、夜を明るく照らす。
それでも、日付が変わってしばらくすると街は落ち着き始める。
家々から明かりが消えていくのを高台から眺める。
24時間営業を辞めたコンビニの電灯が消えると、夜明けまでのわずかな時間、街は寝静まった。
代わって、ポツポツと星が騒めき出した。