行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/25/2023, 9:01:49 AM

◤行かないで◢

――行かないで。
何より言いたかった言葉を、喉の奥へと押し込んだ。
「ごめん」
君のために、そう言うのが精一杯で。
一度だけ振り向いたその顔は、泣きそうに歪んでいた。

10/25/2023, 8:58:13 AM

Theme:行かないで

朝起きて、散歩に行って、朝ごはんを食べて、出掛ける支度をする。
支度をしている辺りから、なんとなく君はソワソワしている。
「行って来るよ」と声をかけると、「行かないで」というように全力で足に張りつき止めようとする君。
それでもなんとか玄関まで出ていって靴を履くと、諦めがついたのか耳をペッタリと倒してなんとも寂しそうな顔をしている。尻尾が項垂れるように下がっている。
平日朝のお決まりの儀式だ。

そんな君に「ごめんね、早めに帰るから」と言って、私は家を出る。
あんなに情けない顔をされたら、今日も仕事を頑張って早く帰ろうと思っちゃうじゃないか。
君が「行かないで」と毎朝毎朝必死だから、一度は全てを投げ出そうとした私も一生懸命に生きていける。

君に「ただいま」を言うために、私は今日も生きていける。

10/25/2023, 8:56:55 AM

置いてかないでください
置いてくなよ!

あんたが言ったんでしょ
"僕と死んで欲しい''
"一緒に歳とろうや''
って
なのに

「先に死んでどうすんだよ....w」
【行かないで】

10/25/2023, 8:55:48 AM

どうして勝手に私の元からいなくなってるの。行かないでよ。

あなたが辛い時、1人のあなたに手紙を書いたのは誰?
あなたの苦しいことを、全部聞いて一緒に抱えたのは誰?
あなたの沈黙を、ずっと待っていたのは誰?

お願い、思い出してよ、全部、ぜんぶ、私なの。

あなたが楽になれる居場所になりたい。いつからかそう思っていた。あなたが迷わないように、一緒に泣ける私になりたい。でも、あなたは知らなかったみたい。いつの間にか、私の方があなたを居場所にしていた。

お願い、行かないで。さっきから、胸にぽっかり空いた穴が塞がらなくて、痛くて痛くてたまらないの。

♯行かないで

10/25/2023, 8:54:10 AM

俺は最近夢を見る。 
少女の夢だ。
毎日毎日行かないでと泣きながらいっている。
顔は暗くてよく見えないのだが、その少女を見ているとなんだか悲しい気持ちになっている。
もしかして、なくなった娘と重ねているのだろうか。
「おい、どうした?」
友人の雅樹だ。
「最近変な夢を見ててさ…なんか気になるんだよなぁ」
「へぇ。でもタバコ休憩とはいえ仕事中なんだから考え事は後にしろよ。」
「あぁ。」
「あ、そういえばさ来週登山に行くんだけど、一緒にどう?」
「いいな。行こう!」
「決まりな…じゃ、そろそろ戻るか」

その日、夢を見た。
少女の夢だが、いつもと違う。
少女といつもはいない女の人が何も言わずこちらを見ている。とても悲しそうな雰囲気で。
なぜだろう?

登山当日雅樹と待ち合わせをした。
雅樹はスマホを見て待っていた。
「まった?」
「全然、さっさといこうぜ」
昨日、雨が降ったせいか道中、少し床がぬかるんでいた。
「おい、なんでこの日にしたんだよ。危ないじゃないか。」
「仕方ないだろ。仕事が忙しくて今日しか空いてないんだから。気をつければ大丈夫だって。」
雅樹はどんどん前に進んでいく。全然気をつけてないじゃないか。
だが、俺の不安は山頂についた途端吹き飛んだ。
「綺麗だろ?最後に見てほしかったんだよ…」
「? あぁ、来てよかったな」
雅樹崖の近くに進む。
「おい、危ないぞ。ここ柵がないのか?…ん?」
崖の近くに5cmほどの穴が空いている。
「おい、あそこ見てみろよ。珍しい花があるぞ!お前好きだろそういうの。
「本当か!?」
俺はなくなった娘の影響で花に少し詳しいのだが、そう言われると気になる。雅樹もいるし、大丈夫だろう。
「?どこだよ。」
ズルッ
「は?」
俺はぬかるんだ土に足を滑らせた。雅樹も同様に足を滑らせたようだ。
俺の意識はそこで途切れた。


目を覚ますとそこは病院だった。
「お目覚めですか?貴方は崖下に倒れていたんです。幸い、木の枝がクッションになって、命は助かったようです。ですが…ご友人は…」
助からなかったとそう言いたいんだろう。
黙り込んでいる俺をみて一人にしたほうがいいと判断したのか医師と看護師は何かありましたらナースコールをと声をかけて部屋を去っていった。
俺は…真相に気づいてしまった。
雅樹は俺を殺そうとした。恐らく俺が見た穴は看板が刺さっていたのではないだろうか?転落防止用の看板だ。
雅樹は前日に下見にと山を先に登っていた。
そこで看板と柵を…
動機は多分、妻のことだ。俺と雅樹と妻は幼馴染で雅樹が妻を好きなのを知っていたのに…
何も言わないから気にしていないものだと思っていたが…責任は俺にもあるのかもしれない。
妻と娘は交通事故だった。ひき逃げ事故なのだが今も犯人は捕まっていない。
雅樹は俺の幸せを少しずつ壊そうとしたのかもな
少女の夢はこの事を伝えようとしたのかもしれない。
俺は雅樹の事を恨んではいない。
俺も同じことをしたからな。お互い様だ。

10/25/2023, 8:52:17 AM

行かないで

夢を見た。
そこは暖かな日差しが入ってくる、小さな部屋
端には本棚があって、沢山の漫画が並べられている
部屋を見渡すと、少しだけ長い黒髪の少年が寝ている。
どうやら部屋の主はこの男の子みたいだ
白いTシャツに黒のズボン
長いまつ毛に泣きぼくろ
よく見るととても綺麗な顔立ちをしている
いわゆる美少年ってやつだ。

とても落ち着く部屋だ
何回も何回も来ているような安心感がある
本棚に並べられた漫画を手に取る
パラパラとめくってみる。
どうやらバトル物のようだ
少年が起きるまで見る事にしよう。

部屋には、2段ベッドがある。
だが1人用だ。
なんと言うか、上に寝る所があって、下は勉強机がしまえる。みたいな
4月になると良くニ〇リのCMでやっているような気がする。

少し経つと、少年が起きた。
『久しぶり。』
あ、久しぶり
咄嗟に返す。
とても落ち着いている声だった。
だけど思い出せない、何故だろう他の事は思い出せるのに。
少年の髪の毛が、光に当てられてキラキラと光る
その後は、確か他愛のない話をした。
まるで毎日話している友達みたいだった。
とても優しい少年。
だけど少し不気味なんだ。
どこか、生きてないみたいな感じがある。
少しだけの違和感は、その時には微塵も気にはならなかった。

アラームがどこか遠くから聞こえてくる
まだ話していたいのに
『行かないで』
そこで夢は終わった
夢が覚めるとそこは私の部屋
時計に目をやると、もう昼だ。
それから8ヶ月。
夢を見る事はない

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ちなみにこれは私の実話です。
まじで美少年でした。
思うと、小さい頃にも同じ夢を何度か見ています。
夢が覚めた後に全て思い出すので、見ている途中には気づけません。
いつも不安な時や、凄く嫌な事があったら出てきてくれるので良い奴だなと思っています。
個人的にはまた見たいです。

10/25/2023, 8:51:51 AM

笑った顔が背を向けてドアを開ける。
それに向かって、思わず手を伸ばす。
でも、その先は空を切るどころがバタンとドアが閉まって物理的に遮断された。

おわったんだ。
あーぁ、せいせいするじゃない。
心配だってしなくていいし
不安にだってならなくていいし
嫉妬もしなくていい。
偏食に付き合わなくたっていい
出来もしないゲームに付き合わされることだってないし
好きでも無い香りの柔軟剤だってつかわなくてもいい。

―――それなのに

「行かないで……」

溢れた言葉と共に、涙が零れ落ちた。

10/25/2023, 8:46:30 AM

N『キミは、夢があるといった……
その夢かなえろ!すばらしい夢を実現し
キミの真実と するんだ!
トウヤ、キミならできる!!
それじゃ……
サヨナラ……!』

Nが、ゼクロムに乗って飛んで行く

待って、行かないで僕を置いて行かないで!
......

トウヤ『待ってN、行かないで!』

そう言っても、Nは、遠ざかっていく、


そして、

Nは、去っていった


僕は、そこで、泣き崩れた

10/25/2023, 8:44:43 AM

行かないで (10.25)


ダンッ
 興奮した先生の足音に飛び起きる。足利義…わからない。眠気に負けた赤い字が見事に踊っている。修正テープをカチリと開けて、またすぅと意識を持っていかれそうになったその時。
「えへへ、おやすみなさーい♪」
 きゃらきゃらと高い声。ぶうんという羽音も相まって反射的に手ではたき落としたその先には、透明な翅をきらきらとさせた妖精がいた。
「な、何するのよ!眠りなさいっ」
オニは外、と言わんばかりに金色の粉を投げつけてくる。しかし空いた左手でしっかりガードしたので効果なし。
「眠ったら授業なんて一瞬よ!願いを叶えてあげてるんじゃないの。離してっ」
これは夢かな、と思いながらジタバタする小人をつまみ上げる。思いっきりあっかんべーをする姿はなかなか愉快だし、このまま見ていたいのだが。
「君さ、僕の専属にならない?」
「…はあ?」
「夜全然寝れないんだよ。昼夜逆転ってやつ。薬とか、親が心配して飲めないし」
そう言うと急に黙り込んで、じいっと目を見てくる。
「猫飼ってない?犯罪に興味は?まさかロリコンの趣味ないでしょうね?」
「…全部ないから」
「よし合格」

「そんで、わしは今まで元気に生きとるんじゃ」
今年で100になるじいちゃんの、最近の口ぐせである。

10/25/2023, 8:43:41 AM

君が僕に教えてくれたこと
お米は水で洗うこと
洗濯物はシワを伸ばして干すこと
よく失くす物には定位置を決めること
雷が鳴ったら君と手を繋ぐこと
そして、
僕には魔法が使えないこと

君が夢を追って遠くへ行くと言った日
応援したいと離れたくないで
僕の心は避けてしまいそうだった

けれど「行かないで」という僕の言葉に
君を引き止める力が無いことはすぐに分かった

君のことはよく知っている
僕が何を言おうと決めた事は貫くんだ
芯があって、凛々しくて、格好いい
そんな君が愛してるって僕に言うから
なんの躊躇いもなく信じられた

だから、呪文は使わなかった
使ったって効かないからね
僕は文明の利器に感謝しながら
大人しく君を待っていることにするよ

いつか君の顔を赤くする呪文くらいは
ちょっと考えておこうかな、なんて


【行かないで】

10/25/2023, 8:36:18 AM

行かないで


「行かないで」
きっといつもそう言いたかったよね。
朝も早くて、お迎えも一番遅かった。
保育園の事務室で、大抵一人でおもちゃで遊びながら、待ってくれてたっけ。

あの頃、何も言わなかったね。
この子は大丈夫だと思ってた。
朝行く前には、必ずぎゅっと抱きしめていたけど、それくらいしか寄り添うようなことはできてなかった。

最近になって、先生にむちゃくちゃ怒られて怖かったとか、最後になるのが嫌だったとか教えてくれるようになり、小さなあなたがどれだけ耐えて頑張ってくれていたのか知って胸が痛くなる。
あの時、それを言わせなかった自分の余裕のなさが情けない。
でも、のんびりと元気に育ってくれた。あなたが頑張ってくれたから、今まで仕事を続けることができました。ありがとう。



#67

10/25/2023, 8:35:06 AM

行かないで。



「ごめん!!本当にごめん!!謝るから……!!置いて行かないで……!!」

目の前の彼に泣きそうな声で訴えかける。

「バカとか、キモすぎとか、咄嗟に出ちゃっただけなの!!お願い!!待って!!」

今回こそは冗談ではなく必死だった。
彼でさえも私の元から離れてしまったら、私はきっと一生立ち直れない。
きっと、もう二度と自分の部屋のベッドから動けない。

「お願い……!」
「いや、俺もう無理。もう待てないわ。だってかなり待ったよ?なのに状況は一切変わらなかった。なら仕方ないじゃん。」
「そんな……」

彼がいなければ私は……



私は……!!

「……うッ…ぁ……」

恐ろしさについに涙を我慢できなくなってしまった。
そんな私を見て目を丸くした彼。

「おいおい……泣くことないだろ……。





んな蜘蛛ごときで……。
お姉ちゃんでしょ???」
「いや無理じゃん!!!やだよ蜘蛛に怯えながら眠るの!!キショい!!まじ◯ねク◯が!!!」

さっきからずっと私が弟に縋っていた訳は簡単だ。
この家で蜘蛛に耐えられるのは弟だけだったからだ。
弟でさえも私の部屋を出てしまえば、蜘蛛に怯えながら眠ることになってしまうのだ。

「あ、いた」
「えッどこッ」
「お姉ちゃんのうしr」
「ギャアアアアアァァアアアァァァァァアア!!!!!!」



その後弟が無事にティッシュで包んで逃がしてくれました。

「てかお姉ちゃん部屋汚すぎ。だから蜘蛛湧くんだよ。」
「お黙り!!!」

(見返してみるとわかりやすいと思いますw)

10/25/2023, 8:32:53 AM

ねぇ、どこにも行かないで、
わたしにはあなたしかいないから、

10/25/2023, 8:32:39 AM

最終電車が遅れて到着した。
ホームから最終バスがまだ停まってるのが見える。
階段をかけ上がり、駅の改札を走り抜ける。
深夜バスの時点で倍額だが深夜タクシーはまあキツい。
「行かないで!」と心で叫ぶ。
まだいる、よし!やった、勝った。
急いで満員のバスに飛び乗った。

あれ、動かない?エンジンが止まってる?
同じ電車に乗っていたであろう乗客が
次々と乗り込んできて、超過密芋洗い状態に。苦しい…
しばらくしてエンジンがかかり、車内アナウンスが入る。
「電車遅れておりましたので10分遅れでの発車になります」

あ、そういうシステム?
あいにく、この年まで最終バスに乗ったことなかったもので。
ようやく息はおさまったが芋洗い車内の中で
尋常ならざる汗が流れ続けた。

10/25/2023, 8:26:42 AM

ワタシのもとから離れていくの

tsutsuも離れていくの?

行かないでって何度も心の中で

いったのに…

思い出すと涙出そう。・(つд`。)・。

ケドそれは仕方ないね。

寂しいなぁって言ったら

tsutsuも寂しいなぁ言ってくれたね。

3年前

なつかしいなぁ。

#行かないで

10/25/2023, 8:22:09 AM

ほんとうに行かないでほしいとき
行かないでなんて言えなくて
ただじっと
涙を堪えて黙っていることしかできない


#行かないで

10/25/2023, 8:05:11 AM

「……は?結衣が、引っ越す……?」
 結衣が東京へ引っ越す。そのことをつい先程結衣の親友の恵美から聞いて知った俺は、最寄りの駅に向かう。
 ただがむしゃらに走って、駅が近づき顔をあげると、まさに結衣が電車に乗ろうとしているところだった。
 結衣も気付き、目が合う。
「……ねえ、結衣!俺、まだ結衣に言ってないことがあるんだ!だから……行かないでよ」
 引き止めるように手を伸ばしたが、虚しくドアが閉まる。
 空を切った手で、これが夢だということに気づいた。
 ああ、良かった。ただの夢で。
 ……あれ、結衣から不在着信がたくさん。どうしたんだろう。メッセージまで届いている。
 受信箱を開くと、文頭には「今までありがとう」の八文字。

10/25/2023, 7:52:51 AM

「行かないで」
そういっても、君は止まりやしない。どんだけ叫んだとしても、君は止まらないのだろう。君の背中がそう言っている。でも僕だってただとめるのは癪に触る。だから、去っていく君の肩を思い切り叩いた。
「おまっ、何すんだよ!」
そう怒る君。そうやって印象深い感情を、脳に刻んで行ってくれ。そうすれば、僕を忘れる可能性が、ぐんと減るだろ?次合えた時にまた僕を叩いてくれたら、お互い様になるだろう?

10/25/2023, 7:34:21 AM

行かないで、行かないでよ。誰かのものになんてなってほしくなかった。好きな人に、好きな人がいるってだけで、こんなに悩むなんて思わなかった。いっそのこと、あなたを奪いたかった。でも、そんなことはしない。辛すぎるけど、応援してるよ。余計なことはしないよ。気持ちの置き場所なんてどこにもないけど、いいんだ。自分には、片想いでちょうどいいんだ。

10/25/2023, 7:32:50 AM

行かないで

喉の奥に出かかった言葉を
涙と一緒に押し込めて
僕にできる精一杯の笑顔で


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
仲良しだったクラスの一人
あんまり馴染めない僕にも
声をかけてくれた。

ほとんど毎日一緒に帰って
土日は毎回同じ公園で
笑顔の絶えない毎日だった。

彼が風邪を引いて休んだとき

別に楽しくなかったわけじゃないけど
ちょっとだけ味気無い

みたいな。
やっぱり彼が特別なんだ
一人になった帰り道で
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ
そう思った。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

朝早くから空港に行くために
車に乗り込む君が見えた。

こちらに気づきもしないで
シートベルトを付けている君を
僕は恨むよ
せめてさよならくらいは言わせてよ。

喉の奥に出かかった言葉を
涙と一緒に押し込めて
できるだけ小さく手を振ってみる

車が走る少し前
目があったのは
本当のことだと思いたい。

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