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「行かないで」
そういっても、君は止まりやしない。どんだけ叫んだとしても、君は止まらないのだろう。君の背中がそう言っている。でも僕だってただとめるのは癪に触る。だから、去っていく君の肩を思い切り叩いた。
「おまっ、何すんだよ!」
そう怒る君。そうやって印象深い感情を、脳に刻んで行ってくれ。そうすれば、僕を忘れる可能性が、ぐんと減るだろ?次合えた時にまた僕を叩いてくれたら、お互い様になるだろう?

10/25/2023, 7:52:51 AM