『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
落下。
たまに夢を見る。
うっすらと覚えてる。
落ちていく夢。
重力に身を任せてどんどんと落下していく。
水中で、どんどんと沈んでいく。
その感覚が心地よくて。
起きたくないって思ってしまう。
落下
パリン
器がひとつ割れた音がした。
割れたのは本当に一つか?
気付かないふりをしているだけで繊細な何かはもっと割れているのではないか?
割れていることに気付いてしまえばもっと悲しくなる。
気付かない、気づいてない、いや、知らないままでいよう。
※キャラ崩壊
『落下しちゃうよ、とむら〜』
俺は、先生(オールフォーワン)と
スチールドラゴン2000に乗った。
『どうしよう:(;゙゚'ω゚'):』
『センセ、ジェットコースターは、ぜんぜん平気だって言っていたよな?』
『とむらー(@_@)』
俺、死柄木弔の身体に先生が奪い乗っかろうと
必死になって俺の身体にしがみ付いてきた。
『先生…俺は、駒にはならない』
『よく言ってくれるな。弔』
と、ジェットコースターが、上まで昇ってきたけれど、先生であるオールフォーワンが、まだ俺の身体に
しがみつく。そして、俺は、先生の身体を両手で抑えて
入らないようにした。
(クソ!先生の、このバカ力…‼︎)
先生が景色を見ていない。この俺ばかりを見る。
ならば、オレが演技をして外の景色へと誘導してやるよ
『景色みようぜ。景色を!』
『おー!すごい良い景色だね!とむら(^_-)』
と、両手を空に掲げて、先生は、俺の身体にしがみつくのをやめた
俺と同じ
パリン
「わっ!ど、どうしよう!!」
弟と家の中で遊んでいた時のこと。
走って逃げていた弟が、お母さんのお化粧机にぶつかって、その衝撃で手鏡が落下した。
お母さんがいつも大切にしていた手鏡。
パリンという小さな音だった。
でも、聞いた瞬間、背筋が凍るような儚くて苦しい音でもあった。
「おにいちゃん、どうしよう、ぼく……」
弟は今にも泣き出しそうで、俺もどうしたらいいかわからなくて。
パッと時計を見ると、お母さんがもうすぐ帰ってくる時間だと気づいた。
このまま破れた手鏡を隠すか。
それとも正直に謝るか。
どっちにしろお母さんに怒られると思った俺たちは、2人とも泣いていた。
「と、とにかくかたづけなきゃ!!」
そう思って、破れた鏡に触れようとした時だった。
ガチャガチャと玄関の鍵を開ける音。
間も無くしてお母さんの「ただいま」と言う声が聞こえた。
「おかあさんだ……!!」
慌てて破片を拾おうとすると
「いてっ!」
小さな痛みが指先に走って、少しすると赤い血が流れた。
「どうしたの!?」
と慌てて駆け寄るお母さん。
破れた鏡と俺の手を見た途端、血相を変えたお母さんを見て怒られるんだと思って身構えたけれど……
「大丈夫!?」
「へっ……?」
怒る時と同じくらい大きな声でかけられた、俺たちを心配する言葉。
「このくらいの怪我で済んで良かったけど、これからは割れたものには触っちゃダメ。お母さんが片付けるから」
「お、おこないの……?」
「鏡はまた買えばいいし、あなたたちが無事ならそれでいいんだよ」
その後はよくわからない気持ちになって弟と2人で大泣きした思い出がある。
あれから数年経った今。
実はあの手鏡は、俺たちが生まれる前に亡くなったおばあちゃんの形見だったと知った。
そんな大切なものを壊してしまったのに、優しくしてくれた母を思い出して、罪悪感でいっぱいになった。
母の優しさが、怒られるよりも、切れた指よりも痛かった。
お題『落下』
“落下”
俺はひたすら真っ逆さまに落ちていた。
終わりの見えない穴の中を、もう地球なんか突き抜けてどこか別の星についてしまいそうなほど長い距離をずっと落ち続けている。
そんな俺を、周りの人は白けた様な目で見ている。
顔や表情はぼんやりしていて誰だかわからないのに、その冷ややかな視線だけが突き刺さってきて嫌な気持ちになる。
夢だ、とわかっているのに、夢の中の自分も今現実に眠っている自分も、指一つ動かせないままでこのまま夢の世界に閉じ込められてしまうのではないか、という恐怖に襲われる。
怖い。嫌だ。いつか底にぶつかって死ぬんじゃないか。
怖くて仕方がないのに、俺にはどうすることもできない。頭の中で必死に叫んでいると、頬にパタリとやけにクリアに水滴が落ちる感覚があった。
指の一つも動かせないのに、瞬き一つできないのに涙は流れるのかと思った瞬間グッと腕を引かれる感触があった。
「起きろ!アホ!」
「っ……!」
目は見開いていたはずなのに、俺は瞼を持ち上げた。
目の前には酷く焦った顔をした彼女の姿があって、恐ろしさに冷え切った心臓がポカポカしてくるようだった。
ポカポカしすぎて少し、いやかなり熱い。
気だるい身体を少し起こすと額から乾ききった熱冷ましのシートが落ちてきた。
「熱があるなら早く言ってよ、全くもう!」
「ごめん……来てくれたんだ」
「当たり前でしょ。どうせ家になんにもないんだから!」
病人じゃなかったらビンタでもされていたかもしれない。ぎゅうぎゅうと俺の手を握っているのとは逆の手には新しい熱冷ましのシートが握られていた。
様子を見に来たら酷く魘されていてびっくりしたとモゴモゴ言いながらシートを取り替えてくれる彼女が愛おしくて思わず抱きついた。
……ら思いっきりビンタされて部屋を出て行ってしまった。
大きな音を立てて閉められたドアの先から彼女のおやすみ!という声が聴こえてきた。
なんだか酷く眠たくなってきて、目を閉じた。
あの夢をみても、きっと彼女がすくい上げてくれるから大丈夫。睡魔に抗うことなく、俺はすぐに眠りについた。
息苦しさで目が覚めた。
何やら身体は、じっとりと湿っている。そんなに私は汗をかいたのだろうか。
しかし、その異様なまでの暑さと呼吸のしづらさで、それではないと理解した。
アラームではない、けたたましい音も聞こえる。
--これは、火事ではないか!?
働かない頭でも、本能でそう理解できるくらいに、状況がいつもと違っていた。
ここは高層マンション。私の部屋は12階。
火元がどこかもわからないが、窓からは赤とオレンジと黄色の炎の色と真っ黒な煙が目視できた。
意を決して窓を開ける。窓ガラスは素手で触れたものではなく、カーテンと共にあけた。
熱い。ただただ、熱い。
息を吸うだけで肺が焼かれているのではないかと思う程に。
このままでは、すぐにこの部屋も燃えてしまうだろう。
--逃げなければ……!!
そう考えてからは早かった。
何も考えてはいなかった。
ここは、12階だが、死ぬ高さではないと錯覚していた。
涼しい。
熱さからの解放は、これほどまでも清々しいのか。
助かった、これで焼け死ぬことはないだろう。
私は、ただただ下へと落下した。
下へと辿り着く前に、私はまた意識を失った。
@ma_su0v0
【落下】
「落下」
1週間前、私のいとこは落下した。
大好きだったのに…
私の大好きないとこはクラスで虐められていた。
その虐めが原因で自殺してしまった…
窓からの落下だった。
私は本当に大好きだったいとこが亡くなってしまって、
心の置き場がなくなってしまった。
もっとそばに居て寄り添っていればと
今になって後悔している。
私は未だに立ち直ることができていない。
大切な存在が居なくなってしまって本当に辛い。
私も自殺して、
会いに行こうかまで考えるほどになってしまった。
※フィクションです。現実ではないです。
もし、心配してしまっていたらごめんなさい
#20
君がワイングラスから手を滑らせた。
スローモーションのように、
それはまっすぐに落下して、
儚く砕け散って、音を響かせて、
広がっていく液体は、君の匂いがして。
それに目を向けた君は、どこか遠くを見ているようで。
こんな風に終わっていくのかなと、考える。
テーマ 落下
落下
重力があるのを知ったから、物が落ちるのを知った。
光合成を知ったから、植物の有り難みを知った。
地震を知ったから、防災の意識が高まった。
貧困の人々の暮らしを知ったから、普段の生活の幸せを知った。
世の中って知る事で、今の生活が当たり前じゃなって事を知る。だから、知識を吸収し続ける日々でいたい!
“これ、お土産!キミの目の色と同じですげー綺麗で思わず持って来ちゃったんだ”
掌に乗っているのは綺麗な色の石。
任務で拾って来たと言ってたけど落ちている物だったとは思えないくらい綺麗な石だ。
“今度のデートの時はもっと綺麗なやつ買おうな”
そう言って消えてしまった彼。
デートは未だ出来ていない。
「嘘つき」
何日、何ヶ月経とうと彼の消息は不明。
タークス達が創作を続けてくれてはいるけども彼らが見つけられないならきっともう…
「会いたいな」
石を転がしながら暇をしてると誤って手からこぼれ落ちる。
転がっていった石を目で追うと誰かの足元にコツンと当たる。
「…これまだ持っていてくれたんだな」
「う、そ」
耳を疑う。顔を上げられない。幻聴かもしれない。
溢れる涙を堪えながら下を向く。
「約束、遅くなってごめんな。」
私の手を取り石を乗せてくれる彼。
「デートの約束はまだ有効だよな?」
返事の代わりに喜びの涙が石に落下した。
-落下-
子供の頃、高いところから落ちる夢を頻繁に見ていた。
場所は様々で学校の屋上だったり、家の屋根だったり、はたまた全く知らない建物だったりとその時々で違う場所に立っていた。
そして、自分の意志も虚しくまるでこれから散歩するみたいに簡単に足を踏み出すのだ。
落ちて、落ちて、そして、、、
ドンッ
と地に落ちたところで目が覚める。いつもその繰り返し。
不思議なのは、ドンッという音がはっきりと聞こえるところだ。夢ではなくまるで現実で落ちたみたいに鈍くて重いものが落ちる音が聞こえていた。
当時の私は幽霊か何かが私を持ち上げて、落として遊んでいるのではないかと疑ったほどだ。
親や隣で寝ていた兄弟に聞いても「何も聞こえなかった」と言われる。
夢と現実の区別がつかなくなることはしばしばあるが、その夢ではいつも地面に体がつく直前で目が覚める。そして、その後にドンッと音が聞こえて体に衝撃が走るのだ。
落ちた衝撃の正体は未だにわからない。それすらも夢だったのかもしれないと思ってしまう。
高所恐怖症の私はとにかくその夢が嫌いだった。
嫌で嫌でたまらないのに、見る夢は選べない。その上、私は見た夢を必ずと言っていいほど記憶している。
一説によると落下する夢は体が成長する際に見る、とも言われているらしい。
また、夢占いでは場所やシチュエーションにもよるが私の場合は「プレッシャー」を抱えている、らしい。
大人になってから落ちる夢は見ていない。子供の頃によく見ていた「何か」に追われるような夢も見ていない。
最近は、体の一部が醜くなるとか、歯がボロボロ崩れるとか日常の中で自分の体が変化する夢を見る。
落ちる夢は高所恐怖症なので嫌いだが、基本的に夢を見るのは好きだ。なぜか理由はわからないが夢の中というのは安心する。ずっと夢の中にいられたらいいのになと昔からずっと思っている。
昨日見た夢。
らせん階段から、向こうのビルに飛び移るゲームを十数人でしていた。
ビルまでの距離は60センチくらいで、ジャンプすれば割と簡単に届きそうだ。
最初に何人かが軽々飛んでいって、次は私の番。
前の人の真似をして、軽く飛んだら少し力が足りなかったようで、ビルと階段の合間に落ちてしまった。
そこには人の腕くらいの太さの棒があった。私は運悪く、その棒がお腹の真ん中に刺さってしまった。
動こうにも手足は動かなかった。痺れる、や、痛い、よりも、感覚がなくなっていくことが恐ろしかった。首だけは何とか動かすことができたので、上を見あげると、飛び終えた子もそうでない子も皆んなこちらを見ていた。
その瞳孔が段々大きくなって、肉食動物の瞳みたいだなんて考えていると、
目が覚めた。
お題『落下』
『随分と軽んじられたものだな』
きっとここが本の中の世界だったら、私のために怒ってくれる救世主でも現れたかもしれない。よくある台詞で、よくある都合のいい場面で、かっこよく現れ私を連れて逃げてくれるベタな展開で、私は救われる。
目を閉じているうちはそういうありもしない夢物語に浸っていられる。暗いだけの瞼の裏に都合のいい仮装現実を映し出して、まるで本当のことのように錯覚し酔いしれる。
でもね、時間がきたら朝日が閉じた瞼さえ無視して明るく照らして、うるさい声やアラームが鳴り響くから強制的に現実へと引き戻されるのだ。
そのときの絶望なら誰しも経験はあるだろう。
全てが思いのままになる世界から叩き落されるの。
本来なら救世主が吐く冒頭のような台詞を、敵が保身のために私が悪いことをしたと言い訳するために使われるんだ。
まただ。また私を殴る大義名分にされた。
「軽んじてるのはお前だろ」
なんてバカバカしい世界なんだ。厨二病でもなんとでも言えばいいさ。暴力でしか自分の欲を満たせないお前らなんかよりずっとマシだよ。
【題:落下】
▶︎空中楼閣を飛び降りろ!
想像で、抽象的な、空論を材質に
こんなにも天高く形成されてしまった
愚かな自分をいま呪い、そこの窓から飛び降りろ
例え下には地獄しかないとしても
頭を食べてくる魚人の化け物しかいないとしても
飲める酒出す居酒屋くらい あるだろう
いま、いま落下しろ
飛び降りろ空中楼閣
ある日落ちたんだここまで。
深く深く落ちたんだ。
胸が苦しい、それに光が見えない。
ここから抜け出したいのに抜け出せない。
そういえば落ちる直前、
今まで見た他の誰より綺麗な
天使のような人を見た気がする。
落下
地球には重力が働いていて、物を手から話すと必ず垂直に落下する。また、そこに風が加わると風向きに少し物が傾いたり、風向きに連動するように動いたり。
それは何処かから飛び降りる時も同様であり、重力の影響で人は垂直に落下し、そこに風が生じる。服が風に煽られ揺れる。その時間はほんの一瞬だが、その一瞬を体感すると、実際はそうではない。飛び降りで自殺未遂した人は皆そう言う。あの時間の中に、落ちていると感じる実際の景色、自分の全身に当たる風の圧、そして頭の中を巡る走馬灯。
私は今実際にその状況に置かれている。いや、正確にいえばその状況にならざるを得なかったのだ。私が乗っていた船が不具合によって、今にも爆発しそうな勢いだったので、私は急いで一番必要なボンベだけを持ち出して船から飛び降りた。
でも何故だろう。落ちていると感じれる程の景色の変わりも無ければ、圧を感じるほどの風も感じない。更に、走馬灯なんかが巡るわけもない。
何だ、あれは嘘だったのか。
そう思うしかない私は酸素ボンベが無くなるのをただただ見つめながら、無重力空間に留まる他無かった。
「落下」
食器洗い用のスポンジ置き皿を
シンクの内側に吸盤で固定してある。
吸盤も永遠の命ではない。
ある日突然シンクにスポンジもろとも落ちている。
その場にいるときは落ちる音が結構大きく聞こえる。カコーン。
それでも何回かは付け直すとしばらくはもってくれるが
次第に落ちていることが多くなる。
吸盤をつける側面を掃除してピカピカにしてみたり
吸盤の水分をよく拭き取ってなんとか努力してみるが
最後には付けた矢先に落ちてしまう。
ここまでか…
スポンジ受け皿の吸盤をそっとはずして
100均で買ってきた吸盤に付け替える。
固くなった吸盤を、もう何度見送った事だろう。
ありがとう吸盤。お疲れ様吸盤。
(吸盤の最後)
ちがう、ちがう、落下だった。
最近書いてるうちにテーマを忘れることがある。
(落下)
走る。懸命に走る。
見た目はキラキラと誰もが羨むような輝きを放っている硝子細工の道は、背後からひび割れて崩れて、白い彼方へと落ちていく。
まるで、ほんの少しでも休むだなんで許されませんよって言われているみたい。
走って、走って。ついに足がもつれる。
もっと気をつけなければいけなかったのに。
ひとつの間違いも許されなかったのに。
足下が崩れて、私は彼方へと落ちていく。
どうなるの?しんじゃうの?
どうしたらいい?もう戻れない?
嗚呼、そんなことよりも。
──ごめんなさい……
頬に温かいものが触れて、意識が浮上する。
私ったら、眠りながら泣いていたみたい。
瞬きをすると眦から雫が頬に零れ落ちて、そうしたらまた大きな舌で頬を舐められる。
「……くすぐったいよ」
思わず微笑んでしまったら、お月様みたいな金色の瞳が微かに細まった。
「怖い夢でもみたんか?」
「……わかんない。忘れちゃった」
「なんだそりゃ。まあいいや。朝までもーちょっとあるし、寝とけ」
「……ん」
銀の体毛にぎゅっと抱きついて顔を埋める。
私の意識はゆらゆらとまた、夢の世界へと旅立っていく。
ふわふわ、ふわふわ。温かいなあ。
貴方と手を繋いで、お月様に乗って空を飛ぶ夢を見たわ。
なんてしあわせなゆめ。
私がこの世から消えた夜。
中学2年生の頃、恋に落ち、まあまあ楽しい日々を送ってきた。
でも、時々、嫌なことがある。
その嫌なことが積みさかなり、私は死ぬことを選んだ。
学校の屋上から飛び降り、自殺を試みた。
が、その時は、何故か助かってしまった。
今日は、4度目の自殺。東京タワーからの飛び降り自殺。
私は、息を飲み青い空の中へ向かって飛び込む。
外へ出た瞬間に、息が苦しくなった。もう、終わりか。
落下
嬉しい時は階段を上る
二段、三段も飛ばしながら
軽やかな気持ちで
地に足つけて
しっかり上る
階段の途中、振り向いて叫ぶ
やっほぅ
悲しい時は階段を下る
一段、一段、でも確かに
重々しい足取りで
どしんと下る
階段の途中、しゃがみこんで呟く
たすけて
夢中になる時は沼に沈む
ゆっくり、ゆっくり
でも確実に
名前なんか付けれない
美しい色をした沼に
じわじわ沈む
沼の中で声も出さず
じっと蹲る
とても悲しいときは
階段から突き落とされる
一気に落下して
ポカンと底辺に尻餅をつく
見上げると
途方も無い遠くに光が見えて
何をする気も失せる
階段の一段目に手を掛けて
静かに涙を流す
とても嬉しいときは
新幹線のようなエスカレーターに乗せられる
ぐんぐん、上がって
気がついたら満面の笑みになる
この感情も
きっといつかは慣れてしまう
でもこんなに嬉しいのは
どん底にいた過去があるから
頂上で、叫ぶ
生きていて良かった