落ちていく』の作文集

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落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2023, 11:29:27 AM

日が落ちて
月の光が作る道を
歩いて
歩いて
憑き物が落ちたように
静まり
沈み
落ちていく


/お題「落ちていく」より

11/23/2023, 11:29:08 AM

ああ、自分はこんなところでまた。

やだなあ、今まで散々…やってきたことなのに…。

自分の力が存分に発揮できていない。
完全に流されている。

目を瞑ってしまいたい。

目を瞑って仕舞えば、今までのことを全部忘れて、一からやり直せるはずなのに。

だめだ、ネガティブに考えても、それこそ流れを作ってしまう理由だ。
考えるな。目の前が闇に染まる自分に出来ること。

一つしかないでしょ。

「……ふっ…、!」

最後の試合くらい、暴れさせろよ。

このボールに、
「トンっ」
この努力に、
「…ッつなげて!」
この仲間たちに、……
「!分かった!!」

結果的にボールが25回落ちて敗北した。

でも。

ボールを、
「タンっ」
努力を、
「悔しいなぁ…!」
仲間たちを、
「でもさ、めっちゃ頑張ったよね」

信じた自分で、よかった。

_2023.11.23「落ちていく」

言っちゃなんだがバレーボールってマイナーなイメージあるのなんで?
バスケと並ぶスポーツと言っても良くないか?なんでこんなオモロいスポーツが広まってないんだ?と思った私が書きました。

バレーボールとは、球技の中でボールに触ってはいけない、落としてはいけない、というルールの競技です。今回の「落ちていく」に似合いそうでしたので。

11/23/2023, 11:27:36 AM

落ちていく


地球の中心に向かって
落ちていく運命
もしもその運命から解放されたら
この星には居られないだろうけど




本当の
落ちていく体験を
したことは無い

遊園地のあれらは
下に引っ張られる感じだし

たとえばバンジージャンプなら
本当の落ちる体験ができるだろうね

やらないよ
こわいから

11/23/2023, 11:27:03 AM

300字小説

憧れの重力

 そこは憧れの場所だった。
 コロニー外殻近くの老朽化した元建設作業員の仮設住居に住みながら、俺は母星である青い星を見つめていた。
 あそこに住めるのは、億万が着く金持ちと研究者のみ。いつか、あの美しい星に降り立つのだと必死に努力した。

「博士、地球勤務、おめでとうございます」
「ああ、やっと夢が叶ったよ」
 ひたすら勉学を積むことで俺は、ようやく地球の調査隊に選ばれた。シャトルで宇宙エレベーターに向かい、地上に降りる。
 階が下がるごとに身体が重く、落ちていくような感覚を覚える。
「コロニーの擬似重力しか知らない方には惑星重力はキツイでしょう?」
 眼下に近づく青の水平線と緑の地平線。
「いや、これも憧れの重さですよ」

お題「落ちていく」

11/23/2023, 11:26:44 AM

#落ちていく

"あんな奴、やめなよ…"

そう、何度言われただろう。

自分の機嫌だけで、私の事を振り回す彼。
夜中だろうが、会いたいと着信が来る。
でも、私が会いたいと言った時に
彼の都合が悪いと怒鳴られる。
いつも彼の顔色を伺いながら、私はなんて事ない顔で
彼に笑いかける。

所詮、クズ男と呼ばれる部類に彼は属するだろう。
彼と付き合うまで、私は友達の立場だった。
何で別れないの?今、泣いているじゃない。

そう、友達に言った事さえある。
彼女達は揃って
でも、だって、と彼氏の優しさを話し始めていた。
第三者が何度別れろと言った所で結局は好きな気持ちがなくなる事はなく、別れる事は選ばなかった。

あの時は彼女達の事を理解する事ができなかった。
でも、今なら分かる。

彼の事が好きなのだ。
他人には無愛想な彼だから、
私にだけ心を許してくれているかのような笑顔が
愛おしくなる。
普段は怒鳴ってばかりいる彼だけど、何でもない日に
感謝の言葉と共に渡される一輪の花に胸が高鳴る。

私だけが彼を愛する事ができる。
私だけが彼の全てを知っている。

冷静になれば、
別れた方が正解だと言う事も分かっている。
それでも、彼の優しさに、笑顔に、
今度こそ別れ話をしなければという決意が消えていく。
これを依存というのだろうな。

朝の光に照らされ、
キラキラと輝く彼から貰ったひまわりの花に
彼の笑顔を思い出し、今日も私は彼へと落ちていく。

11/23/2023, 11:25:50 AM

落ちてく。

私の子宮から赤いザクロが落ちてく。

とても憂鬱なザクロが落ちてく。

11/23/2023, 11:25:22 AM

落ちていく


僕は段々闇の中へ落ちていく
暗い暗い底に向かって
何か悪いことしただろうか
いや何もしてないはずだ

どうして僕はこんなに惨めなのだろう

最期くらい僕の好きにさせてくれ───

11/23/2023, 11:25:20 AM

落ちていく
深い深い奈落の底へ真っ逆さまに…
果てのない底に落ちていく。
そんな世界を見て、思う
なぜ人は争うことをやめないのか
なぜ言葉で伝え、理解を得そして知ろうとしないのか
多くの事柄が行き交い、交差し、過ぎていく
それは止まることなく
永遠とも言える時間の中、続いている
しかしふと立ち止まり考える
人は人として生きているだけで幸せを持っている
生きていること、当たり前に明日をむかえること
周りに理解してくれる人が一人でもいること
成長しいろんな事柄に触れ合えること
食べ物を美味しいと感じ、その感情を他人と訳合えること
そんな奇跡を積み重ねながら生きているというのに
なぜ無情に他人の命を己が保身のために奪えるのか。
多くのものが貧困に喘ぎ、
大切なものを失う恐怖を抱えている。
歴史は繰り返される。
なぜそこから、動き出せないのか。
奪うことしか知らない。自分の主張が絶対的に正しい。
そう思うこと、そう信じ込み生きていること
それこそがいつまでも争いが絶えない世界を生み出すのではないのか。
人は一人では生きていけない。
その中には動植物や、自然の中に属する全てが入っている。
私は日々を生きていく中で思う
このまま争そいが絶えず続く世の中は
まるで果てのない、地獄へ続いているかの様な
奈落を落ちているのと同じではないのかと

11/23/2023, 11:23:13 AM

息を深く、吸う。

息を吐きながら、中段に刀を構える。

眼の前の相手は、私と互角の強さ…いや、私より強い。

此れは、一騎討ちなのだ。

少しだけ、心と身体をつなぐ糸を切る。

かつての、痛みを感じぬ身体に戻す。

この糸を完全に絶ち切っては、ならない。

絶ち切ってしまうと、そう簡単には…つながらない。

最初は、相手の出方を見る。

相手の攻撃を受け流しながら、相手の隙を伺う。

私の動きは、ゆっくりだ。

徐々に間合いを詰めていく。

その間、私は仕掛けない。

相手の集中が切れた、その時、相手の防御に隙ができる。

相手は、私のゆっくりした動きに慣れている。

そうすると、隙を突く、速い動きには…付いて来れなくなる。

そこを狙うのだ。

速さの濃淡と、でも言うのだろうか。

私の刃は、相手に届いた。

相手の肉を削ぐ、音、香り、感覚が……鮮明に脳裏に焼き付く。

相手の胸から腹にかけて、深く斬った。

相手の表情は、穏やかなものだった。

「安らかに眠れ。」

他に、なんと声を掛ければ……良いのだろう。

私は、首切り処刑人だった。

人を殺すことには、慣れている。

しかし、言葉に表せられぬ、気持ちが湧き出て……止まらない。

思考が停止する。気持ちを切り換えねば……。


嗚呼、そうか、初めて罪のない人を殺したからか。

もしかすると、これが俗に言う、罪悪感なのかもしれない。

11/23/2023, 11:22:36 AM

落ちていく

周りの変化に圧倒される…
わたしは取り残された気持ち…

でも

落ちていくのも
心地よくて安心する…

11/23/2023, 11:21:43 AM

全身に甘い斬撃が走ったのかのよう

腹の底が疼くように、ギュンギュン言ってる

微笑む貴方に、落ちていく

11/23/2023, 11:21:20 AM

おちていく。落ちていく。たとえば海に例えるなら深海に向けてゆっくりと静かに。

カフェ、というより喫茶店という感じのお店。
そこでゆっくりカフェオレを飲む。

メニューを見ると、カフェラテとかカフェモカとかは無く(カフェオレならある。)パスタは無くて、スパゲッティナポリタンとかでパンケーキでは無くてホットケーキ。  

思わず、微笑む。ほっとする感じ。
以前なら入る事なんて無い。今のように1人でお店に入りゆっくり何か飲むなんて考えられなかった。
何ヶ月前かに、仕事も人付き合いもやめてしまった。別にいきなり絶縁宣言を送ったわけではない。
それでも、送られてくるメッセージに単に自分の思った事を、必要だと自分が思う時にだけ返すようにした。そうしたらひとりになってしまったというわけだ。
向こうも自分も、そんなにお互いが必要でもなかったんだなぁ。そう思ったらとても静かな気持ちになった。

一生懸命に、もがくように泳ぐように毎日を過ごしていたのかもしれない。
泳ぐのをやめてゆっくり深い海の底まで落ちていく感じがした。そこはとても静かで眠ってしまいそうなほど安らぐ場所だ。
今は、ここでゆっくりしていたい。元気になったら…それはその時に考えたらいい。

11/23/2023, 11:21:18 AM

#落ちていく


落ちていく·····
     落ちていく······


       〖離婚してください〗

     落ちていく······
          落ちていく······


   〖私が結婚したのは農家の人じゃない〗

         落ちていく·····
              落ちていく······


 〖このまま行けば一番の出世頭じゃないですか〗

         落ちていく······
               落ちていく······


   〖あぁなったらもう上ってこれないゎ〗


     落ちていく·······
             落ちていく·······


  付属していたものしか見てくれなかった人たち

   ずいぶん高いところまで上っていた自分


        あんなに遠くまで······、

      ずいぶん無理をしていたらしい


        登りはもう疲れた。
      次は周りを見渡してみよう。

11/23/2023, 11:20:47 AM

落ちていく

今1番落ちたいのは、眠り。

眠りに落ちる瞬間は幸せだ。

1日のご褒美みたいな瞬間だ。

今日も落ちていく…夢の世界へ。

って、夢あんまり見ないんだけどね。
paki

11/23/2023, 11:19:53 AM

落ちていく

落ちていく

君の仮面が落ちていく

明るくて 素直で 真っ直ぐ

そんな君が堕ちていく

綺麗な綺麗な純白が

綺麗に綺麗に落ちていく

落胆した僕の心を

仮面の欠片で殺しにくる

僕の命も落ちて逝く

お題『落ちていく』

11/23/2023, 11:19:49 AM

落ちていく

とっさに差し伸べた手は届かなかった

「あっ、あー、ああぁ」

間抜けな声を上げながら
見守ることしかできない

崖下に落ちていったペンは
何度か岩にぶつかる音を響かせて
消えていった

「大事にしてたのに…」

這いつくばってうなだれる

「そんなもの、またいくらでも買ってあげるよ。そんなことよりあまり崖に寄らない。君が落ちてしまったら代わりがないんだから」

うなだれる私に声をかけてくれるあなた
まったく

「今度はもっと可愛いやつを買ってね。あとパフェご馳走してよ」
「あはは、了解」

あなたがそんなだから
私はあなたに落ちていくのだ

11/23/2023, 11:14:42 AM

落ちていく寸前の小石を拾い上げたのは
万人に向けたあなたの笑顔だった
まだ小石は落ちていない
ふたたび春が来れば
小石は解けて水に変わるだろう
そうして水は
姿を変えるだろう






「落ちていく」

11/23/2023, 11:14:16 AM

人生どん底に落ちていった
終わりのない暗い道を一人歩く
消えたくなった、存在ごとなくなりたい

ーだまれー

今はどん底 かもしれない
でももう少し耐えれば上がれる かもしれない

ー落ち着けー

大丈夫。私は強い
弱くなんか全然ない

そう言い聞かせて今日も生きる



「かもしれない」って"凄い"言葉だね

11/23/2023, 11:14:12 AM

∮落ちていく

水が好きだ。水が奏でる音を探すのが好きだ。

泳いでいるとき、水面辺りで耳を澄ますと水が転がるような軽快な音がする

雨の日に、窓辺で勉強しているとき、どことなく心地良いリズムを刻む雨粒の音がする

水溜りの音も、水時計の音も、泡の音も、

たまに、雨の日に消えたくなることがある。

どことなくふらっと、傘もささずに何処かへ行きたくなる

もしくは、水溜りの中に吸い込まれたくなる

なんだっていいんだ。水にとけて消えてみたくなる

自殺願望なんかは持ち合わせちゃいなかったけど

でも、そんなこと考えてたから本当に落ちてしまったんだろう

沈んでいた子どもは助かるといいな
僕が使いすぎてなきゃ酸素はきっと足りるはず

僕自身は間に合わないことが少し情けなくも感じるけど

こうやって、大好きな水に身を任せて意識を手放すなんて

幸せな終わり方だ

11/23/2023, 11:13:36 AM

どん底の沼に落ちていく。
ああ、真っ暗だ。何も見えない。
怖くなくても地に足がつかない感覚に落ち着けず、消えてしまいたいくらいに投げやりな感情を自分にぶつけた。

私に生きている価値はあるのだろうか。

「指示がないと何もできないんだね」

社会人一年目で覚えるのに必死なんだよ。

「補充した備品が減ってるんだけど?アンタ取ったんじゃない?」

盗んだ証拠もないのに疑うな。

「お前に構ってられる暇はないんだよ」

相談に乗ってほしいだけなのに、突き放さないで。


何もかも上手くいかず、心は黒い感情に蝕むられた。
私には何も失うものがない。
だから、落ちていくんだ。

深く……もっと深く……

浮上でいないとこまで行くんだ。


膝を抱えて無駄な思考回路を止めた時、箱のような物に当たった。
何かと顔を上げれば段差があった。
退かせないかと押してみるとふわっと光り、その少し高い位置に段差が増えた。
それが目障りで身を乗り出して同じことをしようとすると、触れた瞬間に小さな眩さが迸った。
また、その上に段差が現れ、這い上がりの繰り返し。

「登って行けって?私はこの闇の中にいるほうがいいの。 余計なことしないでよ!」

それでも増え続ける段差は天に向かって伸びていき、いつしか私は立ち上がり駆け出していた。

「もう充分に塞ぎ込んだだろうって? ふざけないでよ、暗い中でいたままでいいならそのままでいたいんだよ」

分かっているが階段にやつ当たっても返答なんてない。
途中止まって引き返そうと何度もしたが、体が勝手に上へと進んでいく。

「私はこのまま死にたいと思った。散々嫌なことを言われ、怒られてきて、イライラした。それなのに、私は自分の未来を終わらせたくないんだ」

目元が熱くなりグッと堪えると、長いトンネルの先を目指すように階段を踏み込んだ。

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