落ちていく』の作文集

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落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2023, 11:11:16 AM

落ちていく╱11月23日 木曜日

好きだよって言うと、俺も好きって返してくれる。
可愛いって言ってくれる。
幸せって言うと、俺も幸せって言ってくれる。
それが当たり前だと思ってしまった。
そのせいで、今とても辛い思いをしてるの。

私からの好きはスルー。
あなたからは言ってくれない。
LINEだってあんまりしてきてくれない。

両想いなのに片想いみたい。

そんなに辛いのにあなたをまだ好きなのは、きっとあなたに魅力がありすぎるから。
期待してしまっているから。
思わせぶりに釣られているから。

どんどんあなたという沼に落ちていく。
落ちて落ちて、抜け出せなくなっていく。

あなたも一緒に落ちてよ。

11/23/2023, 11:10:32 AM

落ちていく
気づかぬうちにどんどん深く
会いたくて、ただ会いたくて
一目でいいから
気づかれなくてもいいから
ただ会いたい
あなたに会いたい

11/23/2023, 11:10:16 AM

11/23「落ちていく」

 歌に導かれるように、夢に誘われるように、出会ったのはあなた。
 もう一度会いたいと思い、もう一度会えた。
 何度でも会いたいと願い、以来いまだ会えず。
 闇を彷徨う中の一筋の光だった。
 砂漠を征く中の一滴の水だった。
 どこにいる。あなたは。どこにある。我が救いは。
 落ちていく。あなたに。
 落ちていく。落ちていく。底なしの恋に。

(所要時間:7分)



11/22「夫婦」

 空気みたいなんだよな。
 「長年一緒にいれば、そりゃあどんな相手でも飽きる」と言われるけれど。
 飽きているのとはちょっと違う。
 いるんだかいないんだかわからない。いやまあ、いるんだけど。
「おはよう」
「おはよう」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえり」
 空気みたいなんだよな、と思い続けて数十年。ふと、その理由が思い当たる。
 自然に必要なものなのかもしれないな。
 なんて思って、らしくなく照れる。そんな11月22日、「いい夫婦の日」。

(所要時間:6分)



11/21「どうすればいいの?」

 うーん、と首を傾げる。
 噂の部屋に閉じ込められた。キスをしなければ出られない部屋というやつだ。
 問題は、一緒に閉じ込められた相手だ。
 確かに、好きだ。いや、愛してる。私が小さかった頃からずっとずっと、偏愛している。
 サボちゃん。
 昔は手のひらサイズだったが、今はそれなりによじれつつ伸びて、まあ、30センチぐらい。毎週水をやって大事に育てていた。アロエリーナばりに話をよく聞いてくれた。…だからよじれたのか?
 問題は、サボちゃんがサボテンだということですね。
 キスしなければならないんですよね。
 …どうすればいいの?

(所要時間:4分)



11/20「宝物」

 それは、宝物庫の一番奥に眠るもの。
 黄金の肌に、翡翠の瞳。唇から覗く真珠の歯、延べた指の先には珊瑚の爪。ビロードを纒い、ダイヤの飾りの靴を履く、まばゆく美しい女性の像。
 この国の守り神だったという彼女を、時の王が欲したという。伝説に残るのはそこまでだ。
 滅び去ったこの国の最奥に眠る彼女と、その足元に転がる白骨と王冠。国に、彼らに、何があったのか。解き明かす者が現れる日を、彼らは待っているのか、いないのか。

(所要時間:8分)

11/23/2023, 11:09:55 AM

「落ちていく」


何で読んだかわからないけど

落ちていくのは悪いことじゃない。
落ちるとこまで落ちて、底に着くから
落ち着くのだ

妙に納得した覚えがある

11/23/2023, 11:09:01 AM

落ちていく。

 手を離したから、落ちていく。
 深い闇へ落ちていく──

 あのまま駆け落ちでも何でもして、二人で逃げればよかったのに。逃げたのは俺一人だけだった。
 彼女の胸に突き立てた短刀からじわじわと闇が広がって、体が蝕まれるようだ……

「許さない」

 そう、責め立てる声が聞こえた。

「嘘つき」

 彼女の泣き顔が脳に焼きついて消えない。
 その綺麗な瞳に魅入られて、初めて欲しいと思った人を。まさか己の手で命を散らしてしまう日が来るなんて。

 俺の行き先は地獄だろう。もう二度とあの柔らかい日々へ戻れはしない。
 春を失って季節は終わりを告げた。吹き荒ぶ風は彼女の泣き声すら消して。

 桜の花びらが舞う中、搔き抱いた冷たい春を美しいと思った……あの感情を何と呼ぶのか、俺は今もわからずに落ちていく──


【落ちていく】

11/23/2023, 11:06:26 AM

ああ、落ちていく
底なしの闇に
誰かこの闇の中を照らして
私を連れ出して。

11/23/2023, 11:05:08 AM

Theme:落ちていく

瞼が重い。今にも眠りに落ちてしまいそうだ。
でも、彼女はそんな私の手を強く握り身体を揺する。
どうやら眠らせてくれるつもりはないようだ。

私は彼女を宥めるように、頬に触れて優しく撫でる。
彼女はその手を掴んで首を振る。
「いかないで」
ぽたりと温かい雫が私の頬に落ちる。

どうか、泣かないで。
いずれまた逢えるんだから。遠い未来にではあるけれど。
最期は笑顔で見送ってほしいというのは我儘かな。

やがて眠気に抗えなくなった私は瞼を下ろす。
彼女の声、手に感じる彼女の温もりが段々と遠退いていく。
「また会えるよ」
呟いた言葉は、彼女に届いたのだろうか。

やがて私は、深い深い眠りへと落ちていった。

11/23/2023, 11:03:42 AM

〚落ちていく〛

失敗や過ちを繰り返し
自分の人間としての価値が落ちていく
いつか底につく日が来るだろうか
どうなったら底につくのだろう
底についたときどうなってしまうのだ
ろう
底ってなんなんだろう

11/23/2023, 11:03:26 AM

落ちていく

白い翼を見た
美しいその人
掴もうと手を伸ばした

呼吸が空回る
人形みたいに瞼が動かない

スルリ、と
頬に
その真っ白い指が
撫でるように

「───────、──」

真っ白な肌に
赤い唇が映える

「──?─────」

間違い無い
やっぱり
僕の

天使だ

「────、──、───────────。」

途端
溢れんばかりの光が
僕等を包む

「────」

息が停まる。

11/23/2023, 11:02:27 AM

落ちていく



「なんや緊張するわあ」

「あんたでも緊張するんかいな」

「いうてあんな立派な舞台やで?お客様もぎょうさんいてはるし」

「あんたの作ったもんの出来がようて褒められんねん。順番も最後やろ?堂々としとき」 

「いや無理やて。わしなんか最後はちょっとおまけでいれたったていう落ちや」

「ちょっとあんた落ちて!行くんや!ほらあんたの出番!」

11/23/2023, 11:02:26 AM

沼に落ちていく。
沼から抜け出せない。
笑顔で話しかけてくれる君。
君を見る度に目が合って胸が高なる。
君が私の沼に落ちることはあるのかな。
落ちてくれないかな。
私の沼に。

11/23/2023, 11:02:20 AM

落ちて、堕ちて、墜ちて、おちて。

おちた先に会ったのは、紛れもない私だった。


何十、何百と積み上がったわたし。

虚ろな瞳がこちらを見つめ、こう言った。
「ねぇ、どうすればよかったの?」

その瞬間また墜ちて。

あぁどうしようもなかったんだと気づく。


「どうすれば、好かったんだろう」

落ちていく彼女の手を掴んだらなにか変わったかなと、暗闇に堕ちていく意識の中で微かに思考した。

11/23/2023, 11:00:00 AM

はら、はら。
風に吹かれて私は舞う。
小さく薄い体でも、少しの命でも。
ほんの数秒間、舞いながら落ちる。
私が舞う様を綺麗だと言う人が居てくれる。
はら、はら。
ああ、落ちていく。

11/23/2023, 10:59:41 AM

落ちていく、落ちていく。
うさぎの穴を、落ちていく。
アリスは上を見上げて、青いスカートに泥がついたと言って怒る。
たどり着いたのは野うさぎの巣。
ハンチング帽を被った猟師が、ミートパイにしようと、野うさぎの巣の前で待ってる。
さよならうさぎ。
アリスはミートパイが好きじゃなかったので、なおさらうさぎが、可愛そうになってきて、泣いちゃった!
後からやってきた白うさぎは、山高帽を頭に被って、
「コノヤロウ! 薄汚い人間め!」
と言って、チクタクチクタク言う時計を叩きながら、人間に向かって唾を吐く。
「お嬢さん、あいつを懲らしめてやりましょう」
「どうすればいいの?」
泣いているアリスは、思わず首を傾げた。
「爆竹です。罠にかけてやるのです。私共は、人間をミートパイにしてやりたいと、長いこと思いあぐねていたのです。もちろん私共は、草食ですから、そんな卑しいものは、口に致しません。ですから、あなたの犬のおやつにでもして差しあげなさい!」
「なんですって!? 犬のおやつに? 冗談じゃないわ」
アリスは憤慨して、もう平手を上げて、白うさぎに殴りかからんばかり。

11/23/2023, 10:55:50 AM

睡魔の闇に落ちていく
この時間きっちり日が変わる。

【落ちていく】54 kogi

11/23/2023, 10:55:30 AM

落ちていくような気がした

貴方のその瞳に

落ちていくような気がした

貴方のその声に

落ちていくような気がした

貴方のその笑顔に

落ちていったんだ、貴方という人に

映画みたいなドラマみたいな出会いじゃないけれど、
確かに感じた、貴方と言う存在に惚れるという瞬間。

私の中で何かが動いた瞬間。

世界で何よりも君が1番綺麗に感じた瞬間。

そんな貴方が、
落っこちて死ぬなんて、

誰も思わないじゃん。

ずるいよね。
最後まで、私にだけは言わないでさ、



日記なんかで知りたくなかったよ。



あの日貴方も、私に落ちてたなんて。

11/23/2023, 10:55:18 AM

真っ赤な赤い髪
琥珀色の綺麗な瞳
凛とした綺麗な声

リーダーシップを持つ人
仲間思いな人
子供心を忘れない人

メリハリがある人
頑張り屋さんな人
愛情がたっぷりな人

人たらしな所
腹黒い所
あざとい所

私はそんな貴方に
落ちていた

11/23/2023, 10:55:13 AM

落ちていく、急速に。

速度はどんどん上がっていき、止まる気配はない。
抗おうという気持ちは、自分でもびっくりするくらい出てこない。

底までいったら、どうなる? 何がある?
気になっているうちは、この自由落下を楽しもうじゃないか。

11/23/2023, 10:52:33 AM

ああ、なんてことだ。
今日もしてしまった。
明日はやらないと心に誓った昨日。
やはり一度やってしまうと止められないのか。
体が重い。視界がなんだかおかしい。
ドラッグなんかに手を出すんじゃなかった。

俺の人生が、価値が、落ちていく。

11/23/2023, 10:51:28 AM

ひらりひらり。
はらり。はらり。

それとも

ひゅー、すとん。

どさっ。

ころころ、ごろごろ。

生きた心地のしない

そして

時に美しく

舞っているように
–落ちていく–

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