落ちていく
深い深い奈落の底へ真っ逆さまに…
果てのない底に落ちていく。
そんな世界を見て、思う
なぜ人は争うことをやめないのか
なぜ言葉で伝え、理解を得そして知ろうとしないのか
多くの事柄が行き交い、交差し、過ぎていく
それは止まることなく
永遠とも言える時間の中、続いている
しかしふと立ち止まり考える
人は人として生きているだけで幸せを持っている
生きていること、当たり前に明日をむかえること
周りに理解してくれる人が一人でもいること
成長しいろんな事柄に触れ合えること
食べ物を美味しいと感じ、その感情を他人と訳合えること
そんな奇跡を積み重ねながら生きているというのに
なぜ無情に他人の命を己が保身のために奪えるのか。
多くのものが貧困に喘ぎ、
大切なものを失う恐怖を抱えている。
歴史は繰り返される。
なぜそこから、動き出せないのか。
奪うことしか知らない。自分の主張が絶対的に正しい。
そう思うこと、そう信じ込み生きていること
それこそがいつまでも争いが絶えない世界を生み出すのではないのか。
人は一人では生きていけない。
その中には動植物や、自然の中に属する全てが入っている。
私は日々を生きていく中で思う
このまま争そいが絶えず続く世の中は
まるで果てのない、地獄へ続いているかの様な
奈落を落ちているのと同じではないのかと
11/23/2023, 11:25:20 AM