『花咲いて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花壇に水やりをしていた父がふわりと微笑む。
ああ、漸く笑えたんだね…
わたしは庭を眺めながら涙ぐんだ。
他界してから3年。
もう咲くことはないと思われた母の植えた花が
可愛らしい花弁を揺らして咲いていた。
#花咲いて
書く習慣/110日目。
「 花咲いて 」
私「マンドラコの種を植えて数週間だ」
( ^ω^ )綺麗に咲いているといいな〜…
愛しさの極みの人に
麗しいの限りの人に
我が心
ために明るき
その人に
天使かと思える人に
我が恋の
不滅の像に
不滅なる祝福があれ
潮風のことに爽y- - -
花が咲イタヨ…
誰も見タコト無い花ガガ咲いていた様ダ
ハナナドナイ
【惡の華。花 -a last flower- (♪】
( ^ω^ )キェェェ!
私「違うもん咲いとる!」
私「一体どうして!なぜ、なぜだ」
犯人→👦🚽〈ジョロジョロ〉💦
🍾🏵️🌸🌺🧟♂️🌹🌼
(放送禁止に出てくる花の背景)
( ^ω^ )オノレ小僧!許さん!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|⠀⠀放送禁止 ⠀⠀|
|_______|
(\__/) ||
(•ㅅ•) || < クソムシが、読んでみろ。
/ づ
次回!◯◯オ作
┏(^o ^┏)┓新作
バイオレンス・レバー・ライデン
低評未発売中!!
・・・頭の中に花咲いてしまった。
花咲いて満開に、
そういえば夏だから、
アサガオとか観察日記する様な
夏休み突入する学生とか増えてくかも、
ひまわり🌻畑とか行くと凄い黄色いよ
多分、もう咲いてると思うし…
トットコ公子と一緒にモラを奮発するといい
ほら、気晴らしに
笑えばいいと思うよ
そしたら、花咲いてくよ(精神攻撃)
…何?休みすら無いって?
若く、花咲いてた頃の自分を見つめてみ?
夏休みって偉大やなって思うわ。
だから…🌻行ってこい。
田舎の方に行けば何か花が咲いてると思うぞ
では、また明日…
お花をツミに行ってきますわ。ブッ
いつもの散歩道
通りに季節の花咲いて
思い出すのは君の声
どうして、一緒に見られないんだろう
どうして、隣に君の温度がないんだろう
嫌というほど思い知っているはずなのに
罪のない植物に恨めしい視線を向けた
(花咲いて)
"花咲いて"
「お。」
聖都大学附属病院の中庭を歩いていると、数日前来た時はまだ蕾だった花が綺麗に咲いていた。
「無事に咲いたんだな。」
「みてぇだな。水滴が付いてっから、水を貰ったばかりか。」
そう言って花に近づき、花の前でしゃがんで咲いた花を見る。
「綺麗な青色だな。」
すぐ斜め上から声がして、驚いて声の方を向くと鏡がいつの間にか隣に立って花を見ていた。
「…あぁ。けど見た事ねぇ花だな。」
スマホを取り出し、検索バーのカメラマークをタップして目の前の、名前の知らない花を撮り画像検索する。
「なんて花だ?」
「"アガパンサス"だってよ。」
──へぇー、こんな花もあんのか。
そう思いながらスマホを仕舞い、目の前のアガパンサスを見る。紫陽花の様に幾つもの小さな花がひと塊になって、花弁はそれぞれ6枚で小さく細長く、鮮やかな青色を纏って咲き誇っていた。
「…可愛くて、綺麗だな。」
ボソリと率直な感想を述べる。小さくも綺麗に咲き誇る姿を見ていると、自然と口角が上がり顔が綻んだ。
──うちでも育てよう、必要なもんとかねぇか調べねぇと。あと帰ったらある程度耕してスペースを作らなきゃな…、種とか苗を買うのはその後だな。
などと思考の海に浸っていると、
「そろそろ昼時だぞ。」
急に声を掛けられた。驚いてスマホを再び取り出して時計を見る、正午近くを表示していた。
「あ…そうだな。昼飯どうすっかなぁ…。」
そう言いながら立ち上がり、昼食を何にするか考える。
「なら一緒にどうだ?」
「え、いいのかよ?」
「あぁ、何が食べたいかリクエストはあるか?」
「は?いや、んな事急に聞かれてもなぁ…。」
「気分でいい。和食か洋食か…、どんな物が食べたい?それに合わせよう。」
「俺に合わせんのかよ。…気分かぁ、それなら──」
2人並んで本日の昼食について話しながら花壇から離れていった。
「将来、私が大人になれた頃。
小説家という夢のつぼみが
花咲いてくれていたらいいな。」
そうお題に沿って文を入力した。
と同時に、心に違和感がつっかえた。
私は小説家を夢見てる、確かにそうだ。
(……ちがう、)
単なる願いじゃない。
「絶対に、小説家になってやるんだ」
花咲いた未来を、私は心の底から信じてる。
『花咲いて』
一面に咲いた深紅の花。
花にそこまで興味はないけれど、美しいのにどこか不気味な花だ。
ざあっと紅い花弁が舞い上がり、『神』が降りてくる。
だけど、不思議と怖くはない。
彼女が傍に居てくれるから。
約束したんだ、彼女と。
全部消して、全部終わらせるって。
この深紅の花もひとひらも残らず消してやる。
たった一晩だけ咲き、朝日を待たずに散ってしまう紅い花。
なのに、ずっと咲き続けていた紅い花。
この日、ようやく、散る時を迎えた。
~ Imaging "SIREN" ~
花咲いて
心の中にはそれぞれ色んな、きれいな花がある
でも、元気がなかったり傷ついて苦しんでいたりすると簡単に萎れたり枯れてしまったりすることもある
萎れさせないためには休息や優しさというお水が必要
そして、十分に休んで頑張るためのエネルギーが回復したらまた頑張ればいいと思う
だって、私は皆の心にある花が咲いてくれるのを待っているのだから…
咲き誇る花は美しくきれいだ。
そして、人は花みたいに綺麗だ。
心の移ろいよりも素敵なものなんて
ないのではとすら感じる。
人の心の移ろいは同じ動きは二度とない。
でも、僕は花のように美しいわけでも、
心の移ろいが美しいとも思えない。
もし、あなたが一輪の花なら
僕はその様子を見ていたい。
死にたいとすら思わせないくらい、
深く、深く僕の心に根をはってほしい。
暗い暗い闇でも光を求めて咲く花のように、
君が僕の暗闇の道標になってくれないか。
花咲いて。
わおすっごい抽象的!抽象的なのかな?具体的?ともかく難しいお題だこと!
毎年、PTAかどこかの団体から必ず妹はパンジーを持って帰ってくる。ビニール袋に入ったその花は、大抵子どもに不人気な色を飾ってやってくるのだ。まず黄色が無くなって、次に白。そうして残った紫を妹は連れてくる。私がそうだったように。
そのパンジーはどれも咲いた状態で学校に贈られるから、土に植え替えるだけでいい。私の家でも近くに住む祖父に頼んで植え替えてもらい、私たちの興味が変わらない限り水を与え続ける。正直な話をすればもって一週間だ。一週間続けば上出来な方。興味が薄れてからは一瞬で、枯れるしかない。
元々私の家は後ろに建物があり、昼でも日陰で涼しい。家の前の駐車場から数歩進めばしつこいほどに日は照るが、進まなければ蒸し暑い空気しかない。日光が与えられない植物は枯れゆくのが当然で、段々と弱る花々に美しさを見いだせなくなった、まだそれなりの感性が残っている子どもたちの興味は次第に薄れていくのも当然のことだ。
だから、幼いなりに私は昔から可哀想だなぁ、と思い続けていた。
何が善意だろうか。一番輝かしい時に手渡されても仕方がない。だってそれから私たちが観測できることといえば衰退のみだ。面白みのない、どこか迫力にも欠けること。花に気持ちとかあるのかは分からないけれど、幸せな老後生活とかあったもんじゃない。種の状態で渡せよ。或いは夏休みに配って、観察してきてくださいねでいいじゃないか。種を植えて水をあげ続け、芽が出て、蕾が成り、咲いて、枯れて、そこまで見させてはくれないものか。愛着もへったくれもない。なかったから。
この雑草まみれになったプランターを見て、私はもうどうすればいいかさえ分からなくなっている。
私はもうそこそこに成長して、所謂青春を送っている、らしい。高校で起きた話をする度、高校に通った経験の無い身内は羨望の眼差しをこちらに向けてきた。新しい友達、新しい環境、自由でなんだって出来る謎の自信。自分に悩み、友達に悩み、家族に悩み、進路に悩む。赤点を回避して喜び、平均点以上で安心し、順位で絶望する。
パンジーの賞味期限は短い。花咲いて、枯れ果て朽ちるのみだ。いや、逆に雑草がこうして周りに居てくれるだけ、恵まれているのではないか?
……私の賞味期限は、いつなのだろうか?
あと、二年か。
受験に合格したことを、人は「サクラサク」なんて言うらしい。つまりその時点で、人というものは人生のピークに達しているのではないかと思うのだ。
ならば、あとは衰退のみ。
花咲いて、枯れるのが自然の摂理だ。
あぁ、そう思えばこのパンジーが憎く思えてきた。枯れてもなおこいつの周りには誰かがいる。何か起こさなくても近くに居るのは、狡い。こちとら枯れたら他人の迷惑になるだけなのに、枯れても誰かの力になるなんて、狡いじゃないか。
雑草からパンジーだったものから全て引き抜いて、土ごと新しく入れ直す。軽く土を耕してから、丁度昨日、妹が持って帰ってきた紫のパンジーをプランターの中央に植えた。申し訳程度に水もやってみたところで、途端自分の思考に虚しさを感じた。
枯れた直後に引き抜いたら、それは看取ってしまうことになるじゃないか。なんだかそれは気に食わない。私がこいつのことを忘れずにいても、こいつは私の一番輝かしい時期を忘れないどころか枯れる瞬間を見届けてくれる訳でも無いのに。
共に祖父に忘れられてしまったという共通点だけで些か過信しすぎた気がする。結局はお互いちゃんと自然の摂理に則って朽ちればいいだけのことだ。
そう、結局は花咲けば枯れるだけ。でも、枯れても枯れたなりの良いことだってあるはずだ。
例えば、ほら。私より五年遅く咲いた花の引き立て役になるとか、さ。
「チューリップの花が咲いてきた!…んだけど」
母が苦笑いしながら言った。
「…ちょっと、思ってたのと違った」
「は?????」
ベランダで、季節の花や食べられる野菜などを育てるのが母の趣味である。
母の言葉が気になって、ベランダへ向かうと
その鉢にはチューリップの長い葉っぱがあるだけ。
「え?花はどこ??咲いてる?」
近くまで寄って、よーーーく目を凝らしてみると
なんと、大きくて立派な葉っぱの中にひっそりと花が咲いてるではないか。
背の低い茎のまま、それはチューリップの色だと分かる花びらが控えめに開いている。
確かに思っていたのとは違っていて、私も困惑した。
これは失敗作か?何か栄養が足りなかったのか?
このチューリップはそのまま枯れておしまいになるのかと思ったが、その心配は杞憂に終わった。
茎がぐんぐんと伸びてきて、数日後には花びらが全開になり、それはそれは立派なチューリップになった。
こうして、花好きな母はチューリップ達が枯れるまで満足そうに愛でいたのだった。
花咲いて
道ばたに咲く小さな名前も知らない花
君は目ざとく見つけて
駆け寄って、話しかける
やっと咲いたんだね
きれいだねって
僕の中では、そんな君は
いつだって花咲いたように
可憐で、華やかで、明るさをくれるんだ
朝だけ咲く
青い空が似合う
あの子のように。
夜だけ咲く
暗い空が似合う
色鮮やかなあの子。
咲くのは一瞬。
でもまるで時を止めたかのよう。
空いっぱいに咲く姿は
大衆に
余韻の冷めない
ときめきを与える。
羨ましいほどの人気者。
–花咲いて–
引っ越した新しい家の前庭には細い木が2本
冬なので葉もなく寒々しい姿、何の木なのかもわからなかった
2階の窓からその枝越しに降り積もる雪を見ては春を待っていた
3月に芽吹きはじめ、4月には桜に似た白い花がたくさん咲いた
調べると、どうやら梨の一種らしい
初めて見る梨の花は優しい可憐な美しさで
厳しい冬が過ぎ春が来たのだ、という
心がはずむ晴れやかさがあった
でも、梨の花の香りについて何も知らなかった
梅や桜のような、と思い込んでいたら
モワッとこもる、思わず顔を背けるニオイ…
けれどその花にはたくさんの昆虫が集まってきた
甘い香りで虫を呼ぶ花と、腐敗臭で虫を誘う花があるそうで、後者らしい
ニオイのせいで、花の散るのを惜しむこともなかったが
花の後には枝にびっしりと小さな梨の実がついて、
リスや鳥が訪れてとても楽しませてくれた
名前が「無し」につながり日本では凶木とも言われ「ありの実」と言い換えられる梨
ニオイには閉口したけれど、自然を楽しく味わえる経験をさせてもらえて
凶ではなく充分に吉だったと思う
「花咲いて」
#174
~花咲いて~
みんな
タネを持って産まれてくるのかな
そのメは出てくるのかな
そしていつかは
ツボミとなって
ハナが咲くのかな
花咲いて眩しいあなたははるか遠くに
雨が ぱら ぱらと降りこんで
マンホールの蓋に映る ぼくの顔が揺れ動く
まるで にらめっこを しているみたいだった
お気に入りの黄色い長靴でもないのに ぼくは
小さなみずうみにダイブした
ずしゃり、と音がして
なんとか踏ん張った
靴下が 足が ふと 重くなった
◇
そんな梅雨が終わり 夏休みがやってきた
朝顔を 種から育てましょうと
先生は言った
こんな小さな粒から 花が咲くはずなどなく
先生は愉快な人だなと 感じていた
◇
それから毎日 絵と日記を書いた
たいして 変わり映えもせず
やはり先生は嘘つきだと ぼくは一人でうなづいた
水やりにも 飽きてしまって
ぼくは 塩素の匂いがする
大きなプールに通いつめた
◇
ラジオ体操のスタンプが まばらに溜まってきた頃
ふと朝顔をみると
しおれて うつむいてはいたけれど
花が 咲いていた
その小さな 小さな 主張に
ぼくは 蚊が血を吸おうとも 動けなかった
ただ しばらく 動けなかった
人が死んだ後の話、お葬式の印象あり、苦手な方は避けてください。
手折った花を君の髪に編み込んで、そうして美しい死骸に仕立て上げる。青い匂いがしなやかに固い体躯に纏わりついた。「やだ、虫が寄ってきちゃうだろ」と起きて笑ってくれるのならそれが良かったけれど、君は死んだので、私の思うがままに彩られてゆく。柩の中に供花が咲いた。
「花よ、咲け〜〜!」
「なに馬鹿なことやってんだ、椿」
「三葉〜!!!あのさ、今日の現代文で『花咲いて』っていうやつさ、さーっと流して読んだじゃん!!内容さっぱり分からなかったけど!!!」
「わたしそん時ロッカーあたりにいて授業受けてない」
「そっか!!まあそれはいいや!」
「いいのかよ」
「わたし考えたんだよ!『花咲いて』ってことは、ほらあれ!絶対あれじゃん!花よ、咲け〜〜!って意味じゃん!かわいいやつだよね!!」
「なんで決めつけんだよお前。……ちょっと現代文の教科書貸せ」
「はい〜」
「おい人バチバチに死んでるじゃねえか。どこをどうしたらかわいい小説だと思った」
「え?わたしの名前と同じ子がいたから」
「意味分かんねえ……そいつ一番最初に死んでるし……」
「嘘!?待って、も一回見る!!!」
「やば。こいつ」
「えええええ!!!!死んでる!!!!悲しい!!!!!」
「ハハハハハ」
「ミッツ笑わないで!!!!!ねえ〜この子可哀想…………」
「おいその言い方はやめろ。どこぞの芸能人になるじゃねえか」
その花は夏の夢を見るか
夢見る花は虹の下に咲く
乙女よその花を摘んではならない
摘んでしまえば虹の幻影に惑わされる
その花は美しく残酷な夢を見るか
夢見る花は深淵を覗き込む
乙女よその花を摘んではならない
摘んでしまえば黒い罪に犯される
その花は風と踊る
目覚めた花は消えていく
乙女よ見よ
全てが幻だった
#花咲いて
花咲いて
彼は名前に花がつくのに、驚くほど花が似合わない人だった。適当に切り揃えられた白髪混じりの頭。年相応に皺がある顔。私と話す時の言葉選びも、同級生も教師もしないようなもので、大人としか関わってこなかったんだなと思った。子供のときも含めて。なにより眉間に皺が寄っていた。清潔感は大事にしているのだろうが、子供受けする人相ではない。
でもそんな彼が笑う顔が好きだった。眉間の皺が和らいで、目尻を下げて口角が上がる。意外に子供っぽい表情をするんだなと少しだけ感動した覚えがある。声はどこかゆったりして柔らかい雰囲気があった。精神科医故のものかもしれない。
私はふと窓を見る。もう暗いし、病院はまだ消灯時間じゃないからうっすらとしか見えなかったけれど、入院したころには鮮やかに咲いていた紫陽花が茶色く痩せ細っていた。そういえば、紫陽花が枯れる様子を『しがみつく』と表現することもあるらしい。
さて、話は変わるけれど私は明日死のうと思う。最期に彼を巻き込んで。
冥土の土産には、枯れた紫陽花を持っていこう。
彼に相応しいのはこの花だ。
『ねえ、此れ。此のままなのは、残りわずかだよ。』そう、目の前の奴が言った。
五月蝿い、五月蝿い。そういう気持ちを顔に表した。
『あはっ、あはははははは!。そうかい、そうかい。君は変な奴だね。』と目の前の奴は腹を抱えて笑いやがった。
『何の用だ?。笑いに来たのか。このオレを。』と不貞腐れたように花壇を見た。
すると奴は、首をふりながら言った。『アー、ウウン。違うよ。見えたから警告しに来ただけ。』
すると此方を見て、笑った。『警告?。この華を?。』とオレが云うと奴は悲しそうに笑った。
『ウウン、君を。哀しさで現実から逃げている、愚かで哀しい鳥にね。』
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『華開けば涙流し』