『胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりにあった貴方
やっぱり
どうしようもなく愛おしかった
優しい言葉を紡がれれば
胸の鼓動が鳴る
綺麗な微笑みを向けられれば
胸の鼓動が鳴る
貴方のそばにいれば
胸の鼓動がなる
_胸の鼓動_
今日このアプリを見つけ試してみた。
このアプリを試している間は、死なないだろう。
休日は人と会わなくていいので気が楽だ。
正直、家族といるのも苦しい。だからずっと
部屋に籠っている。
最近は、母親からの嫌がらせがエスカレート
している。私の気持ちも分からない癖に、
まったく癪に触る。目障りで鬱陶しい。
私の行動にいちいち文句を付けてくる。
自分がしたことなのに、他人が文句を付けてくる
意味がわからない。私のためらしいが、
そうだと思った事は一度もない。
親友といる方が私のためだ。
(初めて書きました。どうか暖かい目で見てくだい
)
ドキドキ…
胸の鼓動が抑えられないなんて
いつの話しでしょう?
ここ最近は…
無いに等しい。
たまには、
ドキドキしたい…な。
梅茶々
胸が、痛いくらいに鼓動している。こんなに鼓動するのは、目の前で恩人である師匠を失った日以来、もう数十年前のことだ。
「アイシェル。胸がどうかした?」
言われて気づく。私は無意識に胸をおさえていた。
「…ううん。なんでもない。」
「ほんとに?」
私に問いかけてくる彼は、自分のせいだってこと、わかってないのだろうか。
私は今初めて、彼が現在の医学では治せない病気であることを知った。
私はまた、大切な人を失うのか。孤児だった私を1人でも生きていけるようにたくさんの技術を教えてくれた師匠に次いで、家族の温かさを教えてくれた彼を。
そんなの、
「嫌だ…嫌だ、嫌だ…。」
鼓動がどんどん大きくなる。痛いくらい、じゃない、痛い。彼が何か言ってるけど、聞こえない。胸の鼓動の激しさに押しつぶされそうだ。
その瞬間、私の体は何かに包まれた。
「大丈夫。」
少し震える彼の声。彼が、私を抱きしめている。
「僕だって、嫌だよ。」
私ははっとする。私が彼を大切に思っているように、彼も私を大切にしてくれていた。
密接した体を通して、彼の鼓動を感じる。震える声の割にゆっくりと安定した鼓動で、私を落ち着かせてくれる。
私の鼓動が戻った頃、ようやく私はうなずけた。
「胸の鼓動」
これは、私のことです。
最近動悸が激しく、とても気持ち悪い。熱もあるので病院に行ってみたらストレスによるものですねと言われた。
最近嫌なことが沢山あって、なので皆さんも自分を大切にしてあげてください。
眠れない夜に
聴こえてくるのは
恋の足音
#胸の鼓動
ありのままの
私の魂
きらめく瞬間、早くなる
青く晴れた日手を取り合った時
とある人との再会
幾度と聴いた音を皆と交わす時
きらめきを忘れぬよう
胸に手を当てて、感じて、続いて
#胸の鼓動
貴方の近くにいると、胸の鼓動が高鳴るの
何かの病気かしら
貴方と話していると、胸の鼓動が高鳴るの
どうしてなのかしら
貴方と食事していると胸の鼓動が高鳴るの
心配になっちゃう
貴方に触れられると、胸の鼓動が高鳴るの
一体どうしちゃったのかしら
貴方といると、おかしいの
ちょっぴり怖いけど、
貴方のことは好き
また鼓動が高鳴るの
いつもより
大きく
あなた
どうして
鼓動が高鳴る
鼓動がとまる
あなた
どうして笑ってるの
今、目の前に私の片想い中の先輩がいる。
同じ部活で、同じチームになった
こんなに近くで先輩のプレーを見れる事で、
私の胸の鼓動がドキドキで鳴り止まない
いつの間にか「胸の鼓動」よりも「動悸」を感じるようになってしまった。
心臓の鼓動がとまらない限り生きることは続くのだろうか
止める方法……
思いつくかぎりでは苦しさや痛みを伴うものばかりだ
『胸の鼓動』2023,09,09
眠ろうと目をつむり、横になってから数分たったのか
心臓のドドドドが始まった。
この上なく安静な状態なのにまるで全力疾走した後のよう。
時計に目をやる。蛍光塗料のボンヤリ光る秒針。
耳に聞こえる心音で10秒間に27回、28回?
早くてカウント出来ない。
苦しい、心臓が口から出てきそう。
そんなことあり得ないが、そんな感じ。
仰向けより横向いてた方が楽なので転がる。
あーあ、まいったまいった隣の神社。
治まってもしばらくスゴい疲労感で寝付けない。
とりあえず暴れる心臓をなでてやろう。
はい、ねんねんよ。おころりよ。
胸の鼓動の数というのは決まっていて、それがゼロになると人は死ぬらしい。
それが本当ならば、運動している人ほど寿命は短くなるし、緊張しやすい人の寿命だって短くなるはず。長生きしたければ、穏やかに生活をしなければいけなくなる。元々、私に長生きの願望はないが、学校の先生がそんなことを話していたせいでふと気になったのだ。
だが、今の私は心穏やかに生活するなんて到底できそうにない。原因はサッカー部の幼馴染だ。今まで意識してこなかったのに、先日急に告白してきた。
「部活の大会でレギュラーに選ばれたら、付き合ってくれ」と。
一年生なのに、レギュラーに選ばれるわけなんてないと言い聞かせていた。だが、実力は誰よりもずば抜けていることもわかっていた。マネージャーを務めている私でも、彼が先輩を差し置いてレギュラーに選ばれる可能性があることは十分にわかっていた。そのせいで、メンバー発表の日までずっと意識してしまっているのだ。
目が合っただけで笑いかけてくる。点数を決めると真っ先に私に手を振ってくる。他の人たちにからかわれても堂々と振り向かせたいんだと言っている。寿命が短くなっているのを感じながら、日々を過ごしていた。
そして、試合メンバー発表の日。背番号順に発表されていき、ついに最後の番号が言われる時。幼馴染の名前が呼ばれた。彼は小さくガッツポーズをして、私に向けて小さくピースしてきた。
帰り道、幼馴染と会う前に早く帰ってしまおうと急いだが、待ち伏せされていた。
「付き合ってくれるよな?」
あんなに幼くて可愛らしい顔をしていた幼馴染はどこにもいなくて。しっかりと男の顔になっていた。凛々しくて、力強い目に、この人になら寿命を短くされてもいいかもしれないと思った。
鼓動のリズムは生と命を
我々に認識させる
母の鼓動を聴いていたころの安心感を
血が巡る温かな身体を
愛する者が生きていることへの感謝を
鼓動一つで感じることができる
鼓動のリズムは着実に
時が経過していることを
我々に認識させる
老いの恐れ
病の恐れ
死への恐れ
愛する者と別れることへの恐れ
時には限りがあることを
鼓動ひとつで感じることができる
いまという時を大切に
命のビートを強く刻んでいけ
"鼓動"
明日か明後日から、また書き始める。
たぶん明後日から少しずつ。
枠だけ置いとく。書けたら編集する。
この胸のときめきは
なんだか久しぶりのことで
まさかこんなことでって
驚いています
なんだろう
ただ 笑っている声で
ぼんやりとした顔で
友達と歩いている姿で
本当にただそれだけで
実は
歌がうまいこと
勉強ができたこと
口が悪いこと
友達の前では すぐにかっこつけること
あなたを見ていて知りました
あなたがいてくれるだけで
今は生きるのが楽しい
あなたには
つたわらなくても
今はいいかな
この胸の鼓動を
伝える言葉が見当たらないから
胸の鼓動
ホームセンターに来ると、いつも胸がドキドキする。
店内を父と歩く場面が浮かぶ。その後しばらく何とも言えない苦しい感覚が続いて、徐々に元に戻る。ここまでがセット。
これが何年も何年も続いてる。
昨日初めて、思い切って立ち止まってみた。そして「もうドキドキしたくない」って思った。
そのままノロノロ移動してネジ売り場に来た時、胸の奥から何かがぬっと上がって来た。思わず小声で返事した。
「ああそうか。安心してたんだ。ずっとそれ言ってたのね…」
誰もいない通路で目を閉じる。3秒くらい。深呼吸。。
目を開けると、売り場の床に四角い日向が並んでるのが見えた。天窓から差す光が作る、日差しのかたち。
それらが一瞬粉々に砕けて、またすぐ元に戻ったように見えた。舞い上がる金色の粒子。。
…違う!全然元通りじゃない。
もうドキドキしてないし、長年親しんだあの苦しい感覚がない。
ずっと知らせてくれていた胸の鼓動。
私はやっとそれに気づいて、乗りたかった線に乗り換えたんだ。
お題「胸の鼓動」
いびきが聞こえる。
引き戸を壁代わりにして分けられた部屋だから、隣の部屋の物音はこちらに届きやすいのだ。
弟が昼寝なんて珍しい。夜中に寝落ちすることはよくあるみたいだけど。
いびきをBGMに、私はぼーっと窓の外を眺めていた。
今日のお昼は何を買おう。サンドイッチかおにぎりか。弟の分もまとめて買ってきてやろうかな。
弟の要望を聞き出そうと引き戸に手を掛けたそのとき、今朝の会話をふと思い出した。
あれ、今日はバイトだから遅くなるって言ってなかったっけ。
誰かのいびきが隣の部屋から聞こえてくる。
急速に体が冷えていく。私の心臓は激しく動きだした。
胸の鼓動
豪華な屋敷の奥にその部屋はあった。
ドアを開けると桃色と赤。生きた肉塊と血管でできた洞窟のような部屋だ。
「これは参加者たちの心臓の拡大複製じゃよ。動いているのはもう君のだけだがね。デスゲーム優勝おめでとう。」
杖で示された先には人間の頭ほどの巨大な心臓が硬く力強く拍動している。そのリズムは俺の心臓の動きと同期していて遅滞は感じられない。よく見ると部屋の内壁には動きを止めた同じような心臓がびっしりと埋め込まれている。
「君たちが危機に陥り鼓動が早くなったとき、そのスリルをわしに伝えるためのものだ。ゲーム観戦をより楽しむための仕組みだな。全員が死を確信した前半の山場では、動悸で部屋中が波打って凄かったぞ」
デスゲーム主催者の老人は心底嬉しそうな笑いをもらし、俺は憎しみで焼かれるような思いを飲み込んだ。
「なぜこんなゲームを催しているのか理由を教えてくれ、というのがお前の望みだったな。教えてもいいが大した話でもないぞ。
わしは現役時代、ちょっとした決定の加減によって大勢の人間が死ぬ仕事をしておった。その頃は人間の生死を数字でしか見ていなかったし、そのように感覚が麻痺していないとできない仕事だった。そのせいなのか、老いた今も近づいてくる自分の死に意味を見出せない。自分がやってきたことの重さにも、自分の死にも実感が持てないまま死にたくはない。その頃の感覚では数十人の死なんて誤差の範囲だったから、お前がなぜそのように怒っているのかもわしにはわからんのだ」
「じゃあお前がデスゲームに参加したらいいだろ!死の恐怖なんてみんなたっぷり味わって死んでいったからさあ!」
俺はボディガードの腕をかいくぐって老人に襲いかかろうとした。
老人はニヤリと笑い、手の中のスイッチを押した。
爆薬付きの首輪が爆発し、俺の首が宙を舞った。
角度の加減か怒りが天に届いたか、俺の首は老人の首元に飛び、頸動脈を噛み切った。
二人の動脈血がシャワーのように部屋を濡らした。
「ああやっぱり、わしが恐れていた通り、生も死も無意味……ただの現象に過ぎんのだよなあ」
そう言ってデスゲーム主催者は死んだ。
君といる時間が長ければ長いほど
胸の鼓動は早くなり
何度だって死にそうになるんだけれど
いっそそれはそれで本望だなと
悪くないと思ってしまう自分がいる
【胸の鼓動】