『胸が高鳴る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
リトルナイトメアⅠ、終わりました〜!
キッドのストーリーもやって、さらに絶望が深まりました…( ´. .̫ . `)↯↯
でも、まだⅡがある!なんかⅢも出てるらしいからやりたいよね〜!
胸が高鳴りますねぇ(ノ˶>ᗜ<˵)ノ
【胸が高鳴る】
胸が高鳴る時は、どんな時だろう。
「かっちゃんと一緒の時、だね。」
久し振りにあなたに会える時。
あなたと一緒に出掛ける時も。
あなたと一緒に眠る夜は?
ドキドキし過ぎて、正直眠れないし、色々あり過ぎて、ほぼ気絶している。
あなたはどうなのだろう。
「いつも、だけど…。」
少し離れたり、一緒に出掛けるとドキドキが止まらない。
一緒に眠る時は、夢中になり過ぎて、気を失っている。
なのに、一緒に居ると一番落ち着くのだから、不思議なものだ。
「どうしたんだい?やたらと機嫌が良さそうじゃないか」
「…そう見えるかい?」
「あぁ。朝、わたしのエンジンをかけた時とは別人のようじゃないか」
「…これだよ」
「おいおい、まさかわたしに読めと言うのか?これはよほど良い事があったと言うか、重症だな。」
「…そこまで言わなくても良いんじゃないか?」
「ならばキミは皮肉屋か?これは失礼した、わたしも人を見る目が無いというものだ。もとより、最初からわたしには”目”というものは無いがね。」
「…町のあの子からの手紙だ。返事が来たんだ。」
「ほう?是非聞かせておくれよ。」
「…読めというのか?」
「他になにがある?」
「…お前が読めばいいだろ。」
「何を言うかと思えば。いままさに我々の天と地は物理的にも逆さまになっているが、もう一度逆さまになった気分だ。」
「…なら、元通りじゃないか。」
「ここからインメルマンでもしようと言うのかね?その提案は悪くは無いが、叶いそうもないな。たった今、わたしの両翼のエルロンも落ちたんだ。」
「…無理をさせたね。」
「これは寝耳に水だ。急にしおらしくなるもんじゃないか。さっきまでの嬉しそうな顔をもう一度見せておくれよ。」
「…”目”は無かったんじゃないのか?」
「もちろん”目”は無いとも。わたしは一翼の鋼鉄に過ぎない。だが忘れてしまったかい?そんなわたしに、キミは”目”を与えてくれたことを。」
「…そんな高尚な事はしてないよ。」
「ふふ、そうかね?さあ、それより聞かせておくれ。キミの声で聞きたいんだ。もう残された時間も少ない。海面まで残り一千フィートだ。」
「…『あなたの帰りを待ちます。幼なじみとしてじゃなく、こんどは、恋人として。』」
「ほうほう!これはこれは!いやぁ、ミとも決して短い付き合いではなくなったが、あの万年仏頂面のキミに、とうとう春が来たとは。わたしもニヤニヤしてしまうよ。ほっぺたが落ちそうだとも。」
「…顔なんてないだろ。」
「はは、そうだな。たった今落ちたのは、わたしの主翼だ。」
「…”胸が高鳴る”って、本の中にしか無い表現だと思ってた。」
「そうだとも。キミはヒトのくせに、そんな事も知らなかったのかい?」
「…お前は知っていたって言うのか?」
「もちろんさ。わたしにとって”胸の高鳴り”はエンジンの回転数、つまりはトルクだ。トルクを上げて空を掴み、機首を上げて、抱き寄せるようにバレルロールをするんだ。」
「…ロマンチストだな。」
「いつもキミがさせてくれる事じゃないか。恋は盲目とは言うが、キミはついでに記憶まで何処かに落としてきたのかい?」
「……。」
「なんだ、今度は急に黙るじゃないか。胸中忙しい男だよキミは。あの子に会いたくなったのかい?」
「…うん。」
「会いに行けば良いじゃないか。」
「…もう、海は目の前なのに?」
「さも”存在”というものを檻のように捉える者はよく居るが、五感に囚われてはいけない。その人の元にゆく、その人のそばに居る。これは肉体が無くては出来ない、などと勘違いしてはいけない。」
「…なら、どうするのさ。」
「言っただろう?わたしは一翼の鋼鉄に過ぎない。翼が無くては空を飛べない窮屈な存在だ。しかし、キミには翼がなくとも、”心”がある。」
「…”心”でどうやってあの子のもとへ行くのさ。」
「やれやれ、パイロットともあろうキミがそれを忘れてしまうとはね。」
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【胸が高鳴る】
胸が高まるって、普段中々感じることが無い。
推し活をしているわけでもないし、好きな事が少ないのかもしれない。
少ないけれど、少ないからこそ数少ない好きな者に会えた時はとても胸が高まり本当にそればかり追いかける。
その少ない幸せがいいのかもしれない。
多ければ悪いというわけではなく、より一層幸せを感じられると思うからだ。
たまにでいいのよ。
多くを追い求めずに⋯⋯。
2年後に、あのベンチで。
ドラマみたいにそう言い残して旅立った君。
2年もたって私も若くなくなったけど。
その日、ベンチに座ってみた。
来るはずのない君を待って。
来ないと分かっているはずなのに、
10分、20分と時間が立つにつれて
不安感と胸の高鳴りは募る。
お昼過ぎ、近くのコンビニで買ったおにぎりを
食べていると、君とは似ても似つかない人が
隣に座ってきた。
あれ?もうお昼食べちゃってた?
まぁ甘いものは別腹だよね!
聞き慣れた独特のイントネーションの声。
ベンチに置かれた私の大好きなフルーツサンド。
走り去る小さな背中はきっと君なのだろうか。
やっと、やっとだ。ついにあの子を手に入れられる。
そう思うと胸がいっぱいになる。
あの子との出会いはいつだったかしら。確か一番初めに出会ったのは、私がまだランドセルを背負っていた頃ではないだろうか。
通学路にあったその店のショーケースには色とりどりのガラスの器が並んでいる。特に夏の日を浴びると棚の上にカラフルな光が反射して、器自体もキラキラと輝いていて、毎日その店の前を通るのが楽しみだった。
母に叱られた時も、友達と言い争った時も、美しい器たちを見ると心が癒された。
中でも私のお気に入りは、茶碗くらいの大きさで、縁が波打っている器だった。
いつだったか、伯母が見せてくれた海外の海の色に似ている。爽やかな透き通る青にエメラルドグリーンと水色が混ざったような色。
誰かが買って行ってしまわないか、店主の気まぐれでしまわれないか心配したものだ。
今日私はあの子を迎えに行った。
先程、店主が「待ってたよ」と微笑んで声をかけてくれた。ショーケースを毎日覗き込む少女を、店主もまた、毎日見かけていたようだった。
薄紙に巻かれ、あの子がぴったり入る小さな木箱に大事にしまわれた。大切にしよう。ずっとずっと、私がおばあちゃんになるまで。
どこに飾ろうかしら、と帰り道も胸が高鳴っていた。
〔胸が高鳴る〕
『胸が高鳴る』
「あなたの書くお話が好きです」
SNSで知り合った、うんと年下の友人は、大切なことを打ち明けるみたいにその言葉を言ってくれた。
誰かにとっては取るに足らないことかもしれない。
でも、心の柔らかいところがありがとうって叫んでいた。
胸が高鳴る。
胸が高鳴る
誕生日のプレゼントだと言って、彼が傘をくれた。
いつもコンビニで買ったビニール傘を使っていたが、不便を感じたことはない。どうせそのうちどこかでなくしてしまう、傘なんてそんなものだと思っていた。
色はベージュ、縁にはブラウンのラインが彩られている。持ってみた。しっかりしているが軽い。いつもの傘とは全く違う感覚。
高かった?
少しね。 彼が笑顔で言った。
数日後。今週の天気は雨模様が続く、とテレビが告げた。
いよいよプレゼントの出番だな、そう思ったときあることが頭に浮かんだ。値段の札は取っただろうか。はっきりとは記憶にない。私に渡す前に彼が取ったとは思うけど。念の為確認しよう。
傘立てに一本だけになった傘を取り出す。ぱっと見、札らしきものはない。いちおう、中も見ようと狭い玄関からリビングに移動して広げてみた。あっ、と声が出た。内側は、別の色になっていた。薄いみどり色。びっくり。
以前、みどり色が好きだという話をしたことがあった。田舎で育ったから落ち着く色だと。
奴め、なかなかやるな。次に会ったら褒めてあげよう。
明日の準備を済まして、ベッドに入る。
どのぐらいの雨だろうか。40%との予報だから、それほどの量では無いかもしれない。最近の天気予報はハズレてばかりだし。もしかしたら、傘も必要ないかもしれない。
目を閉じた。傘をさす自分の姿をイメージする。
周りに人がいないのを確認し、広げた傘をくるくる回す。くるくる、くるくる。何度も。
決めた。
朝、小雨でも、降っていなくても明日はあの傘を持って行く。
胸が高鳴る…
突然の分かれ道にも驚かず
おのれの胸の高鳴る方へ
「あっ先輩、落としましたよ」
「え、まじ?何…」
「私からのきゅん」
「それ真顔で言えるの豪胆すぎるだろ」
呆れ顔でそんなことを言ったくせに先輩は拾ってくれたお礼、と私にカフェオレを買って休憩から戻ってきた。きゅん。
"胸が高鳴る"
ー胸が高鳴るー
心拍が踊る鼓動の響き
胸に鳴り響く遥かな調べ
未知の世界へ踏み出す勇気
胸に宿る感情が高まる
何かが起こる予感が今
胸の奥に熱い炎が燃える
広がる可能性への興奮
胸が高鳴る、未知なる旅へ
想像を超える冒険の扉
胸に宿る情熱が爆発する
忘れかけていた夢の欠片
胸に蘇る、未来への希望
躍動する鼓動が示す
胸を打つ鼓動が導く未来
一歩踏み出せば見える景色
胸が高鳴る、遠く未来へ
胸が高鳴る鼓動の響き
思い描く未来への羽ばたき
一緒に歩むこの瞬間を大切に
私は藤山寛美(かんび)という役者のファンだった。
藤山寛美は、松竹新喜劇の大スター。明石家さんまも笑福亭鶴瓶も、志村けんも仰ぎ見るような存在だった。
1990年5月、彼は肝硬変で60歳の若さで急死してしまう。
私はその年の2月だったか、京都南座で藤山寛美、直美の親子共演を観ているのだ。
あまりの突然の死に、涙が止まらなかった。
寛美が亡くなった翌年、私はお盆休みを南紀新宮で過ごしたが、最終日は何だか飽きて(南紀はすでに3回目だったので)、東京に帰る前に京都に寄って過ごそうと思い立った。
どうしてその寺に行きついたものか、全くの偶然だった。
京都は良く行く所だから、今さら観光と云うよりも、ただブラブラして雰囲気を楽しみたかっただけなのだ。
だから、何処をどう歩いたかも覚えていない。でたらめに歩いていたら寺の前に通りがかり立て看板が出ていて、
「お盆特別講演 藤山寛美と私 講師 藤山直美」と書いてあったのだ。
! ! ! ! ! ! ! !
入場料無料、講演は、今まさに始まろうとしていた。
寛美の家は京都にあったという。
こんな事が、人生には起こるのである。
(実話です)
知らないことがたくさんあるんだ
知りたいことがたくさんあるんだ
いつまでも聴いていたくなるんだ
キミの奏でる音は空気を振動して
ボクの心の中に伝わってくるんだ
この世界も悪くないそう思うんだ
『胸が高鳴る』
胸が高鳴る
今はそんな体験はしていないけど
過去は確かに胸の高鳴りを
感じていた
あの頃を思い出して…
胸が高鳴る
戻らない過去
でも…
夢見がちなあの頃
一瞬でも…夢見がちに
戻れたら
胸が高鳴り…
走り出すだろう
【胸が高鳴る】
朝、いつも同じ電車で見かける男の人がいるの
高校生の私より少しだけ年上に見えて
毎回私服だから大学生くらいかな
見かけても最初のころは何も思わなかった
ああ、いつもの人だなって思うくらい
だけどその人
いつも誰かに席を譲ってるんだ
それでね
ある時席を譲ってもらったおばあさんが
「ありがとう」って言ったら
その男の人が恥ずかしそうに笑って首を横に振ったの
なんだかその笑顔を見た瞬間
胸が高鳴った、っていうか……
それからは
その人を見かけると毎回ドキドキするようになっちゃって
あの人のこと何にも知らないのに
自分って単純で馬鹿だな、って
学校でもぼーっと考えたりしちゃってさ
また明日も会えるかな
今、この世で
私の胸を高鳴らせる唯一の人に
【胸が高鳴る】
恋、なんてもう何年もしていないけれど。
いつだって私の心臓は推しの言動に一喜一憂して。
恋から愛になるんじゃなくて
恋をふっ飛ばして愛になったんだよ。
今日も最近リリースされたアプリで
君の添い寝の声を聞いて寝る。
胸の高鳴りが凄すぎて寝るどころじゃないけどね。
思わず泣いちゃったり笑ったり。
ねぇ、私が人であれるのは君たちのお陰なんだよ。
トキメキも嬉しいも悲しいも楽しいも悲しいも
私にくれてありがとうね。
今日もきょうとて愛してるよ。
出番まであと1分。
胸が高鳴るのを抑えきれない。
そわそわして何度も腕時計をチェックする。
何度も推敲を重ねたカンペも念入りに確認。
それでもやっぱり手足の震えは止まらず、胸はより一層高鳴るばかりだ。
前の出番の人の声が聞こえなくなった。
いよいよ僕の出番だ。
未知の世界に足を踏み出す。
自然と手足の震えが止まり、表情のこわばりがとけた。
さっきまであんなに震えていたのに私は別人のようになった。何かが憑依している。ああ、気持ちいい。
この快感は何事にも変えがたい。
もう一度味わいたい。
あと何分
あと何秒
この胸の高鳴りと
同じ速さで
秒針が進めばいいのに
君に逢う時の
胸の高鳴りは
いつも
何年経っても
毎回同じように
心に華やぎと
微笑みを
もたらしてくれた
その胸の高鳴りが
いまでは
ひとつの
優しい想い出となって
こんなふうに
懐かしむ日が来るなんて…
# 胸が高鳴る
初めは、君のことただの陰気なやつだと思ってた、
だけど話すと面白くて
君と過ごす時間はいつもあっという間で、
最近君を見ると、
君のシャンプーの匂いを嗅ぐと、
君への想いで胸が高鳴る
君からのLINEをいつも待ってる、