美しい』の作文集

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美しい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/17/2023, 12:10:13 AM

"ドブネズミみたいに~美しくなりたい♪
写真~には写らない…美しさがあるから~♪'

ただいま。

おぅ、マイ。お帰り~。

好きだね~その歌f(^_^;

あぁ。この曲初めて聴いたとき、お前と出会った時を思い出したわ(-。-)y-~

ばーか。やめてよ(/´△`\)

仕事でやらかして、取引先と揉めて、世話してくれた上司の顔に泥塗って…クビ。あん時はマジで散々だった。

あんたって、お世辞や建前が苦手だよね。不器用が服着て歩いてるって感じ(笑)。

親が教師だったからかな。文字通り反面教師で育ったつもりだったけど、嘘や見栄を張るのは…どうにも性に合わない(-。-)y-~

でもそれがコウジの良さだよ。初めて合コンで知り合った時、私のこと"厚塗り"って茶化して…(-_-)

あれシラフだったら、絶対ぶん殴られてた(笑)。

あ、思い出したらぶん殴りたくなってきた( ̄^ ̄)

いやいやいや!(/´△`\)


美しさって何だろうね。まぁ、厚塗りなのは本当だし。これでもレースクイーンだよ(笑)。胸にカップ入れたり、ウエスト矯正したりさ。
…そんな見てくれだらけの私どう思う?

たしかに、イベントでカメラ小僧に囲まれてるのを遠くで見てた時は退いたわ(-_-;)
でも、その時のお前の楽しそうな顔はまちがいなく本物だし、美しさはありのままの自分だと思う。

実際、あの賑やかな輪の中心にいるのは楽しいし(^^ゞ

だろ。お前が好きでやってるなら反対しないよ。そりゃあ舐めるような視線で見られてるのはイヤだけどさ(-。-)y-~


ねぇ…今夜すっぴんでいい?

"リンダリンダ~♪"

リンダリンダ~!( `Д´)/♪

オルァ!ごまかすな!このドブネズミ!(*`ω´*)

1/17/2023, 12:09:58 AM

自分でもがっかりするぐらい
僕には写真のセンスがないから
あまり写真を撮らなくなった
満月も、最果ての景色も
美しいものはみんな
色褪せてこそだから
気の済むまで直視して
忘れるまで覚えていて
そのあとは記憶のどこかに
ひっそりと残ってる


「美しい」

1/17/2023, 12:09:39 AM

私たちは同類だ、とあなたは言ったけれど
私はそうは思わない

だってあなたの腕は傷一つなく綺麗だし
あなたはにきびを爪で引っ掻いたりしない
爪だって長くて形が良いし、
髪もサラサラして絹糸みたい
何より、あなたの瞳は透き通っている

私みたいな汚い人間を
同類だ、と言い放てるあなたの美しい心を、
私はいつも
海の底から陽の光を仰ぎ見る魚の気持ちで羨んでいる

1/16/2023, 11:54:06 PM

心が清らかとか光を受けた宝石が輝いてる時とか。
感情だったり物質に対してだったり、きっと誰にでも思う瞬間がある。

「何を考えているんだい?」

私だけを映す彼の瞳は、輝いてもなく清らかでもなく、奥底にほの暗い何かと熱が渦巻いていた。

その危うさを孕んだ彼の瞳は『美しい』
魅入ってすっかり虜になった私の頬を彼の手が撫でた。

1/16/2023, 11:53:36 PM

この世界は

理想と
現実の
交錯

されど
故に

愛しい
****

美しい

霞んだ
空気の中に

想いの中に

あの
路地の

向こうに

1/16/2023, 11:21:20 PM

「わぁ」
綺麗な子。思わず声が出てしまうくらい。彼女はだらんと舌を垂らして木にぶら下がっている。ぎしぎし、と風が吹くたびに彼女が揺れて、木が鳴る。ぎしぎし。これはきっと彼女の声だ。ぎし、ぎし。美しい、と思った。
「イケメン」と騒ぎ立てられる同級生にも、「かわいい」と有名な先輩にも、私は一度だって「美しい」と思ったことはなかった。顔の造形が良いことは分かる、けど、美しいには全くもって足りなかった。美しさが分からないことに、孤独にも似た感覚を抱いていた。
私の脳は、やっと美しさを知覚した。美しさは、目の前にある。
ぎしぎし。歪んだ声で、彼女は私に語りかける。きっとこれは運命だ。
私は彼女に手を伸ばす。世界で初めて出会った、美しいあなたに。

1/16/2023, 11:03:54 PM

宇宙からみた地球の写真を
ながめていると

あらためて地球って
美しいと思いませんか

陸地と
海と
空と
雲と

国境線は
写ってないみたいですけど

あたりまえです!

アナタ ワタシ
スキ キライ
キレイ キタナイ
それからそれから…

分ける隔てる何ものもない
すべてが混沌とした
宇宙に浮かぶひとつの球体

ただそれだけ

はるか遠いむかしには
あったのでしょうね
そんな地球が

1/16/2023, 10:42:55 PM

美しい。
朝日に照らされる影。。。

ここの近くのサッカー部の高校生。
いつもばったり会って、途中まで一緒。

わたしの想い届けー!

1/16/2023, 9:47:05 PM

「美しい」
読んでいた小説の途中でふと、目に飛び込んできたこの言葉。
思い返せば、「美しい」なんて言葉を僕はほとんど使ってこなかった。
例えば太陽の光を受け、キラキラと輝く海面を見たとする。
無数の星空が煌めく夜空を眺めたとする。
そんな瞬間に立ち会う度に、感嘆する僕の口から溢れたのは「美しい」ではなく「綺麗」だった。
綺麗は美しいと引き換え、これまでに何度も使ってきた。
しかし、「美しい」。何処か大袈裟で小っ恥ずかしく、「綺麗」よりもさらに上を行く言葉。


僕は筆箱から蛍光ペンを取り出して「美しい」に線をひいた。
途端に「美しい」はどの言葉よりも存在感、異彩を放つ。このページを開いて、一番に目に飛び込んでくるのはきっと「美しい」だ。ほかの字に目を移そうとしても、「美しい」が僕を捕らえて離さないだろう。

…まるで、彼女みたいだ。そう思った途端に僕の背後から高く澄んだ声がした。
「図書室の本に落書きしてるの?怒られちゃうよ」
振り向くと、分厚い本を抱えた彼女が可笑そうな笑みを浮かべて立っていた。
「ああ、…別にバレないだろ、こんな本僕以外に誰が開くんだよ」
僕が本を閉じ、蛍光ペンの先でコツコツと古めかしい表紙を叩いて見せた。
「私が君の次に読むかも知れないじゃない」
彼女は控えめに笑い声を立てながら、僕の向かい側の席に腰を下ろし、持っていた本を開いた。そうなると彼女はすぐに本の世界へと入り込み、当分帰ってこない。
僕は真正面から、本を読んでいる彼女を見つめた。

窓から入り込んだ風が彼女の髪をさらさらと揺らしている。白く華奢な手がページを捲っていく。
ただそれだけの事なのに、僕は目が離せなくなる。
…こういうのを「美しい」というのだろうか。

1/16/2023, 8:46:57 PM

『美しい』


(私は何がしたいんだろう?)

もう昼になる頃合いだというのに、いまだに家で惰眠を貪っている、本来は家にいても良い日ではない。

疲れたんだ。
やる気が起こらない、何も考えたくない、息をするのも億劫になった。

やるべき事は沢山あるのに、そんな事は分かってるのに、今の私はただ無意味に時が経つのを見過ごしていた。

生きながらにして死んでいる感覚、ゾンビという表現がこれ程似合う状態も無いだろう。

そんな状態でも、"今のままでは駄目だ"という意識は残っていたみたいだ。
罪悪感だか焦燥感だかにせっつかれて、緩慢とした動きで起き上がる。

……駄目だ、頭がクラクラとする。

おでこに手を当てるが熱は無い、ただただ気怠さが全身を蝕んでいるようだった。

その気持ちの悪さに抗いながら、とりあえず手元にあったリモコンのボタンを押し、テレビをつける。

……どうやら今日は皆既日食の日らしい。

その様子を写したライブ映像が、テレビ一面に流れている。

『もうそろそろですかね!』

アナウンサーらしき人の声が聞こえる。

『えぇ、もうじきだと思いますよ』

専門家らしき人がそれに応える。

そしてその数秒後……私は言葉を失った。

『出ましたっ!これが"ダイヤモンドリング"ですね、とっても綺麗ですっ!』

……違う。

『はい、その通りです。いやーそれにしても、本当に綺麗な"ダイヤモンドリング"ですね〜』

……違うよ。

『この"ダイヤモンドリング"、皆既日食の始まりと終わり、特に終わりにかけての僅かな時間しか見る事が出来ないそうです!』

これはそんなちゃちなもんじゃない。

『とても貴重な映像ですね、本当にダイヤをあしらった指輪みたいに綺麗ですよね〜』

これはそんな俗なもんじゃない。

これは……この輝きは……そんなんじゃないんだ。
あぁ……違う、違うんだよ。

私の頬を何かが伝う、そこで初めて自分が泣いている事に気が付いた。

この感情を言葉にする事なんて出来ない。

ただ、強いて言うのであれば。
この感情の一部分だけでも良いのであれば。

ただひたすらに……

「……美しい」

この感情を焼き付ける為に目を閉じる。
……瞼の裏の暗闇が、ゆらゆらゆらゆらと歪んだ気がした。

1/16/2023, 8:02:23 PM

スポットライトにあたる彼女を見ると

心臓が忙しい。

目が合うと必ずニコって微笑んで

みんなに心拍音が聞こえるんじゃないかってくらい

忙しく流れる僕の血液。

彼女は美しい。

顔もスタイルも性格も全部。

でも彼女は放課後の帰り道僕に言ったんだ。

「可愛いとか美人とか
みんなは言うけど上辺だけ見てるから良く見えるだけ」

僕は思わず口を結んだ。
確かに裏側なんて見てなくて
上辺だけを見ていたから。

「...じゃあホントの君を僕に見せてよ」

「ホントの私はあなたの理想を崩すの」

少し俯いて小さく震えた声で話す彼女の顔は

落ちかけている太陽が隠していた。

僕はここでも“美しい”そう思ってしまう。

「いいよ。僕の理想を壊して。

ホントの君を見せてくれるなら。

上辺しか知らない僕は君の話を聞いても

きっとどんな君も美しいって思うから」

僕はそう言って彼女を見た。
彼女は僕に顔を見せないように
マフラーに顔を埋めていた。
顔を見せないのは照れた顔を隠すためでしょ?

そんな彼女が可愛らしい。

きっと何をしても美しいあなたを

僕はずっと見ていたい





─────『美しい』

1/16/2023, 7:55:05 PM

あなたの笑顔は美しい

だから 今は離れていても

遠くの夢で描いている

笑顔見たいなあ

会いたいなあ

これが本音

切ない

1/16/2023, 5:44:34 PM

「美しい」
この単語を見ると、ニーアオートマタのボーヴォワール思い出す。
好きな人のために「美しい」とか何なのかをいっぱい考えて、たくさん調べて、全部実行して。

それでも意中の人は一向に自分に振り向いてくれない。

そして気づいてしまう、そんな日は絶対に来ない。

辛いなぁ…

1/16/2023, 5:17:01 PM

春に桜が舞い踊り、

夏に花火が咲き誇り、

秋に葉が紅に染まり、

冬に雪が街を包むと、

すべて美しいと思うのです。

すべて美しいと思うのは
あなたが美しいと思えるこころを
お持ちになられているから。

そんなあなたがなにより美しい。


__美しい

1/16/2023, 4:49:47 PM

「鏡よ鏡。この世で一番美しい者は誰?」
『それは貴方様です』

「・・・・・・もう、嘘つきね。私なんかが美しい訳ないじゃない」
『いいえ、嘘ではありません』

「私なんてどこを見ても醜いわ。目は細いし、鼻はぺちゃんこだし、口だって大きすぎる」
『本当の美しさとは目には見えないものですよ』

「でも、だったらお前にだって見えないじゃない。お前は外見しか映さない鏡だもの」
『いいえ、姫君。私は魔法の鏡ですから』

「それが何だというの? お前は私の問いに答えるか、喋ることくらいしかできないでしょ」
『いいですか、姫君。この世にある美しさに明確な定義はつけられませんが、美しいという概念は一人では成立しないものなのですよ』

「そうかしら? 美しいものはそこに在るだけで美しいのではなくて?」
『美しいとは他者の心が伴っていなければなりません。感受する誰かの存在がなければ、それはまったく醜いただの独り善がりとなるでしょう』

「・・・・・・お前の話は少し難しいわ。私にはやっぱりよくわからない」
『では姫君、どうか私を信じてください。毎日貴方様をこの身に映す私が、貴方様の全てを映し通す私が、貴方様を心から美しいと思っていることを』

「でも私はそう簡単にお前の心とやらを信じられないわ。自分を信じるのも自分じゃない誰かを信じるのも、私にとってはとても難しいことなのよ・・・・・・」
『だから私が毎日魔法を掛けましょう。貴方様はただ毎日私へ問い掛けてくださればいいのです』

「鏡よ鏡。この世で一番美しい者は誰・・・・・・って?」
『ええ。そうしていつの日か必ずきっと──。私も貴方様も信じて止まない美しい人が、すぐ目の前に現れるはずですから』



【美しい】

1/16/2023, 4:45:00 PM

涙は膨らみぽたぽたと振り落ちていった。愛しているわ、と言った。万華鏡のような瞳だった。彼女の手は冷たく、涙だけが温かい。
『美しい』

1/16/2023, 4:34:32 PM

美しくなれたかな。
美しく私は君を愛せるかな。
濁りがあるこの文に誰が好むのだろうか。
美しい文には美しいのが見える。
美しくしないといけないから今もこうして誰かのものを
美しくしてあげている。
美しいなんて、きっと君は言わないだろうね。
最後の君はこの世で1番美しい瞬間だった。
最後が美しいなんて、おかしいだろ、、。

1/16/2023, 4:14:34 PM

見るものすべて

美しいものだと

感じとれる人になりたい


捻くれ者の自分と

今日から少しずつお別れの準備をしよう

1/16/2023, 4:13:23 PM

あなたの心は美しい

何があっても一生懸命生きている

そんな姿に人は共感する

いちばん苦しい思いをした人に限って

みんなが気づかないくらい

いつも笑っている 

この人本当いつも楽しそうにしてるな

そんな人あなたの周りにいませんか

そういう人ほど闇を経験し

生き抜く力があるんです

闇を経験してるからこその笑顔だったりする

1/16/2023, 3:53:35 PM

「美しい」
多分ショートショートです。


ある日、不思議な子が私の前に現れた。

背丈の小さいその子はどうやら子供のようで
何らかの原因で記憶を失ってしまったらしい。

何も覚えてないらしいその子の記憶を取り戻すべく親探しも兼ねて私はその子と街を歩く事にした。

その子はとても不思議な子で、見ず知らずの私になんの警戒心も持つことなく、記憶が無いことに戸惑う様子も無かった。

むしろそれが当たり前のように。

不思議な事はそれだけではない。
その子は本当に何も知らないようだった。

自分の名前、家の場所、親の名前、それだけじゃない、道に生える草、花、空、横断歩道、信号、柵、建物、橋、川、道路、目に見えるありとあらゆる物を「初めて見た」と言うのだ。

その様子はまるで喋れる生まれたての赤ん坊のようだと思った。

記憶を取り戻すにしろ、親を探すにしろ、これは相当苦戦しそうだと思わず深いため息を吐く私とは対照的にその子は目をキラキラと輝かせ当たりを見回していた。

どうやら、何も知らない無知な子にはこの世界が私とは違って見えるらしい。

私は当たり前に見ているこの光景も、今のこの子にとっては初めて見るものばかり。

そして新しい物を見つけては私に聞いてくる。

その姿はとても輝いて見えた。

その子が羨ましいと思った。

何気ないこの景色も輝いて見える事が。

見すぎてしまうというのは慣れてしまうというのは悲しいことなんだと痛感する。

この子も記憶を取り戻したらこの景色も一気に色あせて見えてしまうのだろうか。

そう思ったら、記憶を取り戻して欲しくないと思ってしまった。

今のまま、美しく、輝かしい世界のままこの子の目に映って欲しいと思ってしまった。

でも、きっとこのまま記憶が戻らなくても、いつかはこの景色に慣れてしまう。

そして知ってしまう。その瞳に映してしまう。

暗い影を、闇を、醜く霞んだ部分を嫌でも見ることになる。

そしたらこの子の瞳に映る世界は汚れてしまう。

綺麗なまま、何も知らないまま閉じ込めてしまいたい。

幼い頃の自分と重ねてしまったのか、随分と行き過ぎたことを考えてしまった。

その子の呼び声で我に返ると、その子は心配そうにこちらを見つめていた。

その瞳はとても澄んでいて、また先程までの考えが頭を過ぎってしまった。

複雑な気持ちのまま街を歩く。

その子は相変わらず瞳を輝かせて当たりを見渡している。

そして私に質問する。その繰り返し。

そんな中、ある公園の前でその子はとまると今までとは違い何かを知っているようにその公園に入っていく。

そして当たりをきょろきょろと見渡すと急に走り出した。

慌ててついて行く。

階段をタッタッタッと駆け上がっていくその子は子供とは思えないほど足が速かった。

そして、その公園の階段は有り得ないほど長かった。

まるで登山でもしているように険しくなる斜面

木でできた簡易の階段も上に行くにつれ階段と呼べるかどうか怪しくなってきた。

そしてやっと登りきり、肩で息をし呼吸を整える。

あの子を追いかけようと走りながら一気に駆け上がった反動が身体に来ていた。

普段運動をしているのにも関わらずあの子に全く追いつけなかった。

しかもその子は息の上がった様子もなく息の上がった私を心配しているしまつだ。

それにしてもここに何かあるのだろうか。

何かを知っているようだったが。

そんな事を思っているとその子は私の息が整ったのを確認して、また先に歩き出す。

まだ先があるらしい。

しばらく歩いていくと鬱蒼と茂る木々が無くなり道が開ける。

その子が私を呼ぶ声がして辺りを見回す。

そしてその子を見つけたと同時に思わず声を上げる。

その子の後ろには先程まで巡っていた街が夕日で色づき幻想的な景色が広がっていた。

美しい、思わずそう思ってしまうほど綺麗な景色。

そんな景色に見とれているうち
気づけばその子は居なくなっていた。

あの子は一体なんだったのだろう。

それにしても見慣れてしまった街並みが、こんなに綺麗に目に映る時が来るとは思わなかった。

見方によってこんなに変わるのか、と思った。

見慣れてしまって、色あせてしまった、あの街も
こんなに美しいんだとまた思えたことが嬉しかった。

どれだけ穢れても、闇を知ろうとも、美しく見える。

いや、そういった暗い部分を知っているからこそ、こんなに美しく見えるのかもしれないと密かに思った。

あの子はきっとそれに気づかせてくれたのだ。そう思うことにした。

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