『繊細な花』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの星で「ガラスの覆いが必要」と
言い張る花のわがまま 可憐
#短歌 #書く習慣 20230625「繊細な花」
伸びない数字に息をつく。今日もタイムラインには名の知れたクリエイターたちの作品が並び、当然のようにk単位を出していた。
とぼとぼとリビングに降りると、
「どうした。しおれた顔をして」
裏庭から父が尋ねた。僕はなんでもない、と答えて外に目を向ける。花壇に咲く色とりどりの花が、僕を笑っているような気がした。
「いつもよく咲くね」
「そりゃあ、世話かけてるからな」
父はあっけらかんとして言う。
「咲いてみれば堂々としているが、どれもこれも繊細な花ばかりだ。土、水、日当たり、害虫、いろいろクリアしてようやく、ってもんだ」
「簡単そうに見えるけど」
「それは俺が上手くなったからだ。昔は何回も枯れた」
「そう、なんだ」
僕は少し自信がなかった。
「やめようとか、思わなかった?」
「思った」
父はちらと俺を見て、それから小さく笑う。
「でもやっぱり見たかった。こいつらがどんな花を咲かせるかをな。咲いてみれば綺麗なもんだ」
僕は立ち上がった。
「どこか行くのか?」
「絵、描いてくる」
僕はぱたぱたと階段を上がる。
瞼の裏、日の光を浴びて輝く花々が僕を待っていた。
君の心の奥に少しでも入ったら、
きっと僕の心は耐えられないでしょ?
君は高嶺の花のような人を追い求める恋が大好きみたいだね。
MBTI診断だっけ?
僕と君の相性は最悪だったけど。
それで君から聞いたけど、僕は守られる側みたいだね。
嫌だね。守る側がいいのに、性格的には守られる側なんてさ。
君に聞いてみたよ。
「まもられるのとまもるのどっち派?」って。
君はさ、強いから。
予想通りだった。
「まもられたいけど、まもりにいってると思う笑」
って。
テーマ:「繊細な花」
繊細な花
これってのは思いつかない
じゃあ繊細じゃない花
それも思いつかない
繊細って決めてるのは誰だろう
何と比較してるの
花のことはしらない
繊細さは花が決めてるわけじゃない
育てるのが難しい花
それが繊細な花だとして
難しいだけで
可能ではあるんだよね
繊細で困るのは花じゃない
繊細だと言ってるのも花ではない
それとも繊細に見える花
だとすると
そう見ればいいだけだから
なんの花でもよくなってしまう
花は見かけるよ
繊細だとは考えずに
見るのは好きな方だけど
育てたことはあまりないね
繊細が花言葉の花を調べてみた
スズラン
ラベンダー
ピンクのスイートピー
あたりならなんとかわかる
名前はわかるけど
繊細なイメージはない
繊細なイメージそのものがわからない
絵とか歌や曲あとキャラなら
イメージがないわけじゃないけどさ
鑑賞する側だと
ほとんど何も理解出来ないと思う
家庭菜園に
イベリス 雛草 風船葛
大根の花は小さく繊細で可愛いです
花を育てると虫とかが飛び回り授粉する姿を見かけます
蜜蜂の授粉のダンスはお尻フリフリ可愛いです🐱
…
ミーチャンの煮た大根食べたい…
面取りして 米磨ぎ汁で下茹で
後は優しく好きな出汁でコトコトして
火を止めて朝まで放置して
明日の最高の朝ごはん…!
「繊細な花」
「もうお前学校来んなよ!!」
「ほんっと目障り。生きる価値なんてないから。」
「ご、ごめんなさ…」
「無理!」
「即答とかウケるんですけどwwww」
「あ、やば早く帰らなきゃ。」
「ほんとだ。じゃあまたねー?笑」
「…はあ、、」
私は中学二年生。
二年生になってクラス替えをして、最初は楽しかった。
だけどどんどん私へのいじりが酷くなっていじめへとエスカレートした。
「今日は殴られるだけで良かった、、」
普段は靴を隠されたり、水をかけられたり、髪を切られたり、倉庫に閉じ込められたり…
説明がつかないほどのいじめをされている。
「でも…」
もう死にたい。何度そう考えたか。
今死ねたらどれだけ幸せか。
もう耐えられない。
「死んでやる。」
私は覚悟を決めた。
体育館倉庫から縄を持ち出して教室の窓で…
「…最初は楽しかった。 最初は。」
首を吊った。
後日、私は首を吊った状態で目撃された。
「いじめを受けていただなんて…知らなかったです…」そう泣きながら話す母を見て虚しい気持ちになった。
「あの子は繊細で、とっても優しい子なんです…だから、、自ら…首をっ……」
「お母様…心中お察しします。。本当に心からご冥福をお祈りします。」
「もし良ければですがこちら…」
「、、?これはっ…?」
「お花です。お墓などの傍にと思いまして…」
「、、ありがとう…ございます、きっとあの子も喜ぶかと……」
「いえいえ。本当に突然のことで…お悔やみ申し上げます。ご冥福をお祈りします。」
私の墓のある墓場に行くと母が先生から貰った花をそっと置いた。
私の心に置かれた花は、繊細な心を癒してくれたように暖かかった。
『もう嫌い。やだ。』
「ん、ごめんね。そだね、やだね。」
『もうやだ、消えたい。』
「うん、僕がいるよ。」
『しにたい。ころして。』
「安心して、僕は君が大好き。」
少しだけ弱くて、でも強くて、
不器用にしか甘えられない君。
3年目の記念日に大好きな君が送ってくれたのは、コアジサイ。
コアジサイの花言葉は、
「 忍耐強い愛 」
君に僕の愛が伝わってて嬉しいよ。
#繊細な花
『寒暖差』
寒暖差に憔悴する花々に労いの言葉を 目眩を覚える新緑の中、僕は鼻風邪をひいている 絹のような気持ちは絹のような言葉を紡ぐ 当然の事のような話だけど私はそこに気づけなかった
繊細な花
繊細な花のように、解けて、溢れて、散っていった人。残された花弁を、今も無くせず握りしめている。
(思いついたフレーズを書いていくシリーズ)
繊細な花
それはまさしく君。
美しい、、、儚い、
触れるのは少し勇気がいるんだ。
それくらい君は綺麗で、、
僕にはもったいなくて、、、
「でも私はあなたがいいの」
『え、』
「あなたが良いの。好きなの。」
『ぁ、、はい、、照。』
「本当にちゃんとわかったの?」
『ぅん、』
「本当に私あなたが好きなの。大好きなの。」
君はその綺麗な顔で目でストレートに言うんだから
僕は本当困っちゃうな。
『わか、わかった!から、、照』
顔がもう破裂しそうなくらい熱々ぱんぱん。
「わかれば良いのよ!」
ふふって笑う君はやっぱり美しい。
肌も白いし、、こんな光僕には眩しいよ本当に。
細いし、今にも折れそうな、、。
すれ違う人がみんな君を見るんだ。
それでも君が僕を選んでくれたから、、
『ぼ、ぼぼくも、、すきです。』
「!、、急に照れますわ。、そんな、、」
さっき僕にあんな言ってたのにな。
君は、、少し変わっている。
凜華
孤高なる
咲き乱れ
美しく哀しげに
魅了する
凜華儚げ
鮮やかな哀しみ
捕われてく鼓動
離せやしない
離れはしない
捕らわれた眼光
忘れられない
忘れたくない
美麗過ぎて
甘い妖艶な香り
綺麗過ぎて
甘い妖艶な香り
貴女の為ならば
私の此の…
家に逆らうものには罰を。
裏切りにはその者の血を。
最悪心を壊してしまいなさい。
酷く冷えた手のひらを頬に添えて、僕の瞳をじっと見つめる父は綺麗に微笑んでいた。その綺麗な笑みに魅入られたように僕は無意識に口を開く。
「はい。父上。」
その笑みの裏にある瞳に、僕なんて写っていないんだろうなと知りながら。僕はその答えしか持ち合わせてはいなかった。父上の言ったことはいつも正しいから。父が間違ったことを言うことなんてないんだ。自分に毎日言い聞かせて、周りの声に聞こえないふりをした。
「兄様。人の心は繊細なんですよ。
花と同じくらい丁寧に扱わなければ、直ぐに壊れてしまうのです。だから、無闇に人を傷付けてはいけません。兄様は優しいから、相手と同じくらい傷ついてしまうでしょう?」
周りの声に耳を塞いでも、唯一塞ぎきれない声があった。それは小さな妹の声で、まだ両手の指で数えられる程しか生きていないというのに。僕よりも一歩進んだ考えをするような。誰よりも純粋で身体の弱い妹だった。
暖かい手のひらで僕の両頬を包み込み、ニコリと心からの笑みを零す小さな妹。まだ成長段階の彼女の手のひらは肉付きがよく、モチモチで触り心地がいい。
腕から伸びる一本の管さえなければ、普通の健康な女の子だ。
「兄様、今日はメイドに頼んで少しだけ散歩させてもらいました。今日は5分間も歩けたんですよ!」
僕の血に染っていた掌を躊躇いなく掴み、そうだ!と語りかけてくる妹に、情けないけれどものすごく泣きたくなった。暖かい。とても暖かいんだ。
病人だからと離れに連れてこられたというのに、父と母は元気ですか。なんて心配してくる健気な妹が。僕には眩しすぎて辛くなる。もちもちした柔らかい手のひらは僕の冷えた身体に熱を取り戻してくれる。キラキラと輝く青い瞳は空のようで、僕に元気を与えてくれた。
「…そうか。すごいな。」
もっと気の利いた事を言える性格なら良かった。もっとこの子にとって良い兄でいられたら良かった。ぐるぐると巡る思考を取り払うように、僕はその場から立ち上がる。もう行くのですか?と少し残念そうな妹の丸い頭を撫でてから、また来るからなと微笑んだ。
「兄様。私の言ったことを忘れないでくださいね。
兄様の心を、壊さないでくださいね。」
いつもなら待ってます。と笑いかけてくる妹が、今日は複雑な表情で小さく呟く。花のように丁寧に扱う。先程の彼女の言葉を反芻して、わかったと頷いた。
「僕はお前さえいれば心を壊すことは無いよ。」
じゃあ大人しく待ってるんだぞ。妹に背を向け、病室の扉を後ろ手に閉めた。帰り際の妹の顔はどうも苦手で、いつも見ることない。けれど何故か今日は無性に見た方が良かったかもしれないという考えがあった。
「いや、行こう。」
後ろ髪を引かれる思いで僕は再び歩き出す。離れから出て、本館へと続く長い道を歩いている途中、白い小さな花が目に入った。なんとなく手を伸ばし、根元から折って手に取ってみる。綺麗な花だな。と考えながら本館まで辿り着くと、僕はその繊細な花を握りつぶした。
嗚呼、妹よ。気を悪くしないで欲しい。僕は確かにお前にわかったと伝えた。それはお前の目に見える範囲内だということは僕しか知らないだろうが、これでも妥協した方なのだ。この家で生きるには、残酷でなくてはならない。
残酷なのは僕だけでいい。妹はあの綺麗な瞳のまま生きていればいい。何にも汚れていない手で、その暖かな体温で、笑っていればいいのだ。
お前だ。お前こそが僕にとっての繊細な花。
だから僕は、お前を何よりも丁寧に扱うと約束しよう。
【繊細な花】
~繊細な花~
最初に思いついたのが、ウサギゴケだった
ウサギの耳のような花びらを持つ
白くて小さくて華奢な植物
でも、調べたら
南アフリカ原産の食虫植物…
本当に見た目ってアテに出来ないな
乗り遅れ
~1年後~~
まだまだ1年なんて短い
まだ1年しか経ってない
さらに1年
ついに、最後の1年がたって
地表に出たら
夏の日差しに負けないような
賑やかな鳴き声をあげよう
ピンポイント
蝶の羽ばたきが聞こえ
猫が鼠を獲る
雨雲は増殖し
雷になる
その一瞬の閃光
映るのは
名も知らぬあなた
※繊細な花
繊細な花?花は生きてるんだ、命はどれも繊細なものだろ?
繊細な花って人の心みたいだよね。
触ったらすぐ壊れるし、水をあげすぎても枯れる。
逆に水をあげないのも枯れるし、肥料がなくちゃ生きていけない。
花は自分の力だけでは生きれない。
人間も1人だけでは生きれない。
♯繊細な花
ひどく乱れた、儚く美しいその輪郭を。
私はなぞる。
壊れ物に触れるかのように、そっと指を動かす。
震える手にゆっくりと、ゆっくりと、力を入れて。
上から右へ、徐々に左下へと、円を結ぶためになぞる。
そうすれば、きっとこの花は枯れないような気がするのだ。
円で結ばれたこの花だけは、私が真っ黒なキャンバスから切り取って、持ち帰ってもいいような気がするのだ。
そして、それができるのはこの世界に独りだけの私だけ。自惚れなんかじゃない、窓越しでも爛々と私の孤独を照らし出すこの花は、私が摘み取るために咲いてるんじゃないかって。ふとそう思った自分がいるだけだ。
外の世界は、何時だって私を置いてけぼりする。
今日だって外の世界は、あの花を捕まえようともせず、ただぽけっと見上げて夏の思い出作りで終わろうとしている人間がわんさかいる。
私だって。
そこに行きたいのに。
再び、真っ暗な孤独から唯一無二の花が浮かび上がる。
今度こそ。私は指を伸ばしてあのいちばん大きな花をなぞろうとした。
しかし。生憎私には、時間が足りないから。だから、それはいつもなぞり終える前に、散ってしまう。
夜空に浮かび上がる大輪の花は私に捕まえてほしくないみたいだ。
「来たよエモ率高めのお題……」
どの部分が繊細な花か、どう扱う条件下で繊細になる花なのか、いっそ「花」が何かの比喩表現であるか。
某所在住物書きはため息を吐き、久しぶりの難題を前に途方に暮れた。
「繊細な、って。俺、素人だからそういうの、園芸植物でしか見たことねぇのよ。水のやり方で根腐れする系の繊細さとか、日光のあたり具合で土の温度上がっちゃう系の繊細さとかさ……」
もうコレは、「繊細な花」の「花」が「別の何か・誰か」っていうトリックに助けてもらうしかねぇわい。物書きは両手を挙げ、降参の意を示して……
――――――
某列車で、不審者が出た。乗客が刃物を持ってた。
その列車に、車両は違うけど私も乗ってた。
何が何だかサッパリで、ただ皆すごくパニクって、
私は、「はもの!」って叫んだ男のひとの、自分と同じ色のタンクトップと、すごく張ったかすれ声だけ、
妙に、ハッキリ、鮮明に頭に焼き付いた。
あとで、その不審者が車内で誰かを刺したワケじゃないって分かったけど、
その時の私は心臓がバクバクして何も考えられなくて、手が、指が、歯が震えて、
恋してるわけでも、パートナー志望でもないのに、
とっとと自分のアパートに帰れば良いのに、
自分でも、ホントによく分からないけど、真っ先に電話したのが、職場の長い付き合いの、雪国の田舎出身っていう先輩だった。
「明日の仕事は無理をするな。必要なら休め」
茶香炉とかいう焙じ茶製造器に火を入れて、ホットミルクと落ち着けるピアノのBGM用意して、先輩は、突然押し掛けた私のことを部屋に入れてくれた。
「口裏なら私が合わせる。落ち着くまで、ひとまずここに居るといい――カタブツで捻くれ者で、娯楽皆無なこの部屋でも良ければ」
ただし。この部屋にひとつだけ置いている、あの底面給水鉢の葉や茎にだけは触れるなよ。
先輩はそう付け足して、私に温かいマグカップを手渡してくれた。
「あの鉢、何植えてるの」
先輩が貸してくれたタオルケットにくるまって、先輩から貰ったカップに口をつけて、ホットミルクを喉に通すと、ほんの少しだけ心臓が落ち着いた気がした。
「乱暴に触ったら、折れそうな茎してるけど」
葉や茎にだけは触れるな。そう言われた、ひとつだけ置いてある底面給水鉢。
家具が極端に少ない、すぐにでも夜逃げできそうなくらい最小限しか無い先輩の部屋に、それでも置いてある鉢に植えてる何かの、その名前を私は知らない。
でも、スッと伸びて、大きい葉っぱをつけて、小さいツボミをのせてる茎は、高さのわりに細く見えて、
力任せに触ったら、すぐ折れてしまいそうな、とても繊細そうな、それこそ今の心細い私みたいな。
そんな、印象を受けた。
「黙秘。ただ、触らない方が良い。キンポウゲ科だ」
「弱い?折れちゃう?」
「少なくとも、この部屋にこいつを折る敵は居ない」
「そっか。……そうだね」
この部屋に敵は居ない。その言葉がなんとなく、心にストンと下りてきて、ちょっとだけ安心する。
晩ごはんとスイーツとリラックス効果のある焙じ茶製造器を用意してくれた先輩のお言葉に甘えて、
その日は先輩の部屋でご飯食べて、ホットミルクおかわり貰って、ぐっすりひとりで、別に悪夢とか見るでもなく、先輩のふかふかベッドを借りて休んだ。
こんな形でごめん。
だなんて、初々しくて笑っちゃった。
あなたにしかできない形で表現してくれたじゃない。
私、本当に嬉しくて、しばらく飾っていたんだから。
え?もちろん、ちゃんと食べたよ。
歪な形だけれど、とっても甘くて、優しかった。
あれから、飴、好きになったんだから。
ねぇ。
今の貴方の作る花、贈ってほしいな。
たくさんの想いの色をのせてくれた、とっても甘くて優しい、繊細な花。
私はシバザクラが好きだ。
桜の花は、日本人みんなが好きで逆張りしたい気持ちからかもしれない。
確かに、桜の花はキレイで花見に行きたい気持ちになる。日本人が桜の花が好きなのも納得である。
シバザクラは、繊細で可愛らしい小さな花を咲かせる。何年か前に、種苗屋さんで購入して庭に埋めたが、株がひろがって増えた。水やりが多少めんどうだが、5月には綺麗な花を咲かせる。
大きな癒しである。