終点』の作文集

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終点』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/10/2023, 12:42:37 PM

『次は邨ゅo繧、邨ゅo繧、終点です。残糸線、雲上線、平城線は、お乗り換えです。お忘れ物にご注意ください。The Next is……』

電車の五両目の座席に座っていた際、この音声は聞こえてきた。
誰が言っているのだろう、このアナウンス。もう何もかもが終わってしまった今となっては、どうでもいい部類のものに入るが。

「桃世ちゃん♡かわいい姿になったね♪」
「あなたですよね、全ての元凶は」
「そうだねー♪」
随分と腹立たしい言動だな。
「あ、そうそう♪お願いはどうするの?」
「乗客の全員を生き返らせてください」
「?まあいいけど……もう現実世界では死んでいるのに中々なこと言うねー」
「……は」
「ここ死後の世界だよ?みんな一回は死んだことあるよ?」
「なに言って」

「わからないのも無理ないか♪覚えてないだろうし♪でも桃世ちゃんは割と生き残ってる方だよ♪」

「酷い子はさ、10回やったら9回死んでるような子もいるし……」

「顔が強張ってるよー♪リラックスリラックス♪」

「安心して、みんな元通りにしてあげるから♪」

「みんなでずぅーっと一緒にいようね、桃世ちゃん♪」

8/10/2023, 12:41:37 PM

終点

始まりがあれば

終わりがある

でも一体どこからが

始まりだったのか

今となっては曖昧

じゃあ

終わりはどこなのか

自分から??

それもと・・・・

終わらせたい?

終わらせたくない?

8/10/2023, 12:36:35 PM

見渡す限り、ゴールがない。
道はずっと、ずーっと続いているように見える。

だけど、道のりが長いだけで、ちゃんと終わりがある。
みんな、同じ結末を迎える。

だからいいや、じゃなくて
何を残すか。どう歩むか。

それが、大切だと思うんだ。

「やりきった」
そう思えるような人生に僕はできるかな。

*終点*
内容が深いようで、ありきたりなことを言ってる_( ^ω^)

8/10/2023, 12:34:52 PM

辛い。辛い。

死にたい。

死にたい。

でも、死ぬのは怖い。

僕の人生の終点はいつになるだろう。

愛してるのに伝えられない。

君は、僕の支えだけど遠い存在。

みんなに愛されている君が愛おしい。

君に愛されたくて辛い。

叱責されても馬鹿にされても笑顔。笑顔。

罵倒されても暴力を振られても笑顔。笑顔。

謝ってご機嫌とって毎日を過ごす。

泣きたくても我慢。

辛くても我慢。

偽物の形を守る為、今日も我慢する。

僕は、君との虚像を追いかけながら、偽物の形と今日を過ごす。

いつか、君と一緒に───。



「愛してる」と言われたくて。

「頑張ってるね」と言われたくて。

「幸せだね」と言われたくて。

「一緒にいよう」と言われたくて。

きっと、叶うと信じて僕は明日を生きる。



「大好き。大好きだよ。」

「今日も生きててくれてありがとう。」

「産まれてきてくれてありがとう。」

「僕を支えてくれてありがとう。」

僕は君の幸せを願っています。

僕との幸せを………。

8/10/2023, 12:34:50 PM

終点




かたんことん――
心地よい揺れに、目が覚めた。
頭がぼーっとするけど、徐々に周りがはっきりしてきた。
誰もいない、箱のように揺れ動くモノの中にたった一人の私。
ここはどこだろうか?――そう思った、だけどよく思い出せない。
また、揺れる。でも、驚くほどの揺れではない。
ゆっくりと立って、周りを見渡す。――本当に誰もいない。
外は暗い。夜なのだろうか?
かたんっと奥のドアが開いた。そこには知らない人。

「よく眠れた?あともう少しで着くと思うよ」

黒髪短髪、色付きサングラスをかけている。
全身、真っ黒って感じ。肌は白い、そこだけ。

「どこに着くの?」

「綺麗なところ、ユートピア?」

ふふっと笑って、空いている席に座った。

「なにそれ、わかんない」

私は首を傾げた。――ユートピアってなんだろう?

「わかんないと思うよ、みーんな。僕もそうだったし」

「みんな、わかんない……のね。ところで、あなたはだれ?ここはどこ?」

「僕は案内人のリヴァ。リヴァでいいよ。んで、ここは電車っていう乗り物の中」

両手を大きく広げて言う黒髪短髪の人――リヴァ。

「リヴァ、私は……たしか……ユキ」

「知っているよ、キミのことは」

いつの間にか、私の目の前まで来ていた。驚いて、後ろに数歩、下がる。
少し、しゅんとしたリヴァだが、立ち直るのが早かった。

「あと少しで着くから、ゆっくりしてて」

そう言って、ひらひら手を振ると奥のドアへと歩いていった。
静かになった電車の中。かたんことんとまた揺れる。
ひとりぼっちになった途端、急に不安と悲しい気持ちが込み上がってきた。
なんだろう、この気持ち。記憶が少しずつ蘇ってきた。
――優しい人の声、頭を撫でられると気持ちいい。抱っこされるのが、苦手でよく暴れて引っ掻いた。喧嘩もして、噛んじゃった時もあったけど、最後は優しく撫でてくれる。大好きな、大好きな声と手。毎朝くれる、甘くて美味しいバナナのカケラ。美味しいね、って言って食べた。長い耳を優しくマッサージしてくれた、ついつい甘い声が出てしまう。もっとたくさん甘えたかった。
気がつくとポロポロと涙が出ていた。――思い出した。

「そうだ、私、病気になって、痛くて苦しくて……。飼い主さんはっ‼︎」

一番近くの電車のドアに向かい、外を見る。
キラキラとした光の粒が散らばっていた。見たことのない景色。
ふと、リヴァが出て行った奥のドアを思い出し、そこへ向かう。
ドアを開けると同じ、電車の中。また先にドアがある。
何回開けても、何回開けても、同じ電車の中だった。
どこにもいない、私の大好きな飼い主さん。

「いないよ、どこにも」

ポロポロ泣きながら、床に座り込んだ。
すると、肩を叩かれたので、顔を上げるとリヴァがいた。

「どうしたの、こんなところに座って」

「いないの、大好きな飼い主さん」

「そうだね、いないね」

リヴァも寂しそうな表情をしていた。

「もうすぐ、終点だよ。そこで、待とう。飼い主さん」

「やだやだ、帰りたい、帰りたい‼︎」

「そうだね、帰りたいよね、でもね、もう帰れないんだ」

「なんで帰れないの?この電車に乗って帰れるでしょ?」

なんとなくだけど、わかっていた。帰れないってことが。
この電車の中で目を覚ました時点で、なんとなく。

「帰れるなら僕も大好きな人のところへ帰りたいよ」

リヴァもポロポロ泣いていた。すると、アナウンスが流れる。
――終点、虹の駅。終点、虹の駅。

「さぁ、着いたね。ここでは、自由だよ。ご飯も美味しい、水も美味しい、なんなら病気にならない、元気いっぱい」

ゴシゴシと涙を拭いて、手を差し伸ばされた。
私はその手を取らずに首を振る。

「行きたくない、大好きな飼い主さんがいないもん」

「……そうだね、でも、飼い主さんが迎えにきやすいようにここで待っているんだ、みんな。帰ることはできないけど、ここから、見守ることもできる」

「帰りたい」

「わかる、最初はみんな同じ気持ち。でも、生命ある限り、いずれは訪れるモノがある。だからこそ、この虹の駅で待つんだ。飼い主さんが、迎えにくるのを。もう一度、会うために」

黒い瞳に見つめられると何も言えなくなる。
ここで駄々をこねても何もない。帰りたくても帰れないのはわかっていた。――現世で、生命を全うしたから。

「……わかった、リヴァと飼い主さんを一緒に待つ」

ゆっくり立ち上がり、リヴァの手を握る。

「ありがとう、ユキ。さぁ、行こうか」

電車を降りて、終点駅に。そこは、自然あふれる心地よい場所だった。
青い空、白い雲、優しく私たちを照らす太陽。
隣を見るとリヴァは黒い兎になっていた。私も同じくグレーのうさぎになっていた。もとの姿だ。


「ここで、待っているね、飼い主さん。大丈夫、また会えるの信じているから」

8/10/2023, 12:28:18 PM

「終点」

「今までありがとうございました」
この言葉を聞いた瞬間、様々な気持ちが胸をよぎった。
悲しさ、受け入れなければならない絶望、もしかしたら実はまだ貴方と居れるのかもと言うほんの少しの希望。
だけど貴方はそんな私の気持ちを無視して思い出を話すだけ話して枠を閉じた。

これが私のほんの恋心の終点だった。

8/10/2023, 12:28:12 PM

【13,お題:終点】

「悠人、これは...約束...だから」

焼けたゴムとアスファルトの不快な匂い
周りの喧騒に紛れて、サイレンの音が聞こえる
でも、そんな騒がしさすら恐怖で塗りつぶされて感じない

「ッおれの...夢、...叶えてね...」

徐々に温度が抜けていく、顔が青白くて声が震えている
何とか声をだし「うん」と答えると、兄はふっと微笑んだ。

「ッごめん...ありがと...ね」

「...ッうん...」

それっきり兄は喋らなくなった。
背中に回したてが手がじっとりと濡れていて、押さえても滲み出るそれが
兄を向こう側に連れていってしまうようで怖かった。

その後すぐに救急車が到着したが
一時間後、亡くなったと伝えられた。

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俺は今、兄の夢であったアイドルをやっている。
正直人前に立つのは苦手だし、ましてや歌って踊るなんて僕に...俺にとってはかなりの苦痛だった。
でもこれが兄ちゃんの夢なら、自分の歌と踊りで皆を笑顔にするのが兄ちゃんの夢なら
俺はやり遂げて見せるよ。

だから、俺の人生の終点駅で待ってて
ちゃんと叶えたよって報告するまで、まだ時間がかかりそうなんだ
終点でまた合えたら、よくやったねって褒めてほしい。

じゃあそれまで、またね兄ちゃん。

8/10/2023, 12:25:40 PM

終点
「終点でーす。・・・お兄さん本当に行くつもり?こんな山の中を冒険したって何も出てこないと思うんだけどねぇ。まぁほどほどにしなよ?」
バスの運転手の言葉を聞きながら、俺は荷物をまとめてバスを降りた。
錆びついたバス停の標識。轍以外には草が生え、足場が悪い。バスが停まっている先には細い小道が森の中ヘと続いている。
バスはバックで山道を戻っていった。俺の前には山、森
そしてどこにつながっているかわからない小道。
「終点で降りたのに、冒険は始まったばかりだ!」
俺は最初の一歩を踏み出した。

8/10/2023, 12:20:52 PM

そう言われてみれば
今考えると
電車通学の時は
始発駅だったから当然終点でした
結婚した今、
その始発駅から一番遠い
終点駅の街で暮らしています
終点の先には何があるのか
興味がなかったと言えばそうではなく
思いを馳せることもありました
今では我が町となり
何とかナビ無しで行動可能となりました
始発も終点も良き良き

8/10/2023, 12:19:23 PM

#終点

〝私〟の終点は、どこだろう。
アテもなくただ毎日を彷徨っているだけの私にはまだまだちっともわからない。

始まりがあるのだから終わりがあるのは当たり前だと自分に言い聞かせるけれどどんな栄光も、楽しい日々も、ぼーっとしているうちにパッと弾けてなくなってしまって、思い返す度に何とも言いようのない悲しみが自分の心に広がっていく。過去だけでは何も生み出さないというのに。

終点なんていうと、もの悲しい古びた駅のホームなんて想像してしまうけど、終点はもっと明るいもののはずだ。終わりは始まりなんていうし、たぶん一つの区切りなのだ。

私はまだ13年と数ヶ月しか生きてはいないけど、数えきれないほど人生の節々には、毎日のように終わりがあって、それでまた始まりがあった。

これからも、きっといろんなことが終わらないでと心の中で叫んでも、あっけなく終わって、また、残酷に始まっていくんだろうなと思う。もしかしたら、始まりすら自分で作らないといけないのかもしれない。

でも、そうやっていつかは終わってしまう人生だからこそ、私は自分の終点を自分で探して、見つけたいなと思う。まだまだ私の旅は始まったばかりだし!(なんて言っている間にいつの間にかおばあちゃんになっちゃうんだろうな)

8/10/2023, 12:16:01 PM

「終点です。」

その声に、はっと目を覚ます。

「随分と、お疲れ様のようで…」

少し困ったように、年配の車掌が
いつの間にか散らばってしまっていた
資料を拾い上げ手渡してくれた。

すみません!
そう、声をあげる前に

「身体に、気をつけて」と、何故か車掌は
意味深に肩をぽんと叩き去ってしまった。

まだ、寝ぼけているのか
見知らぬ駅だ。寝過ごして終点に
着くなんてここ最近じゃ、よくある事なのに。

ふらふらと駅を出ると…目の前には
黄金に輝く稲畑と、夕焼け空。
まだ、夢の中なのか?
沢山の赤とんぼが、舞い飛ぶ田んぼの中を
少年が無邪気に走り回っている。

ぁあ…と、膝から崩れ落ちる。
いつの間にか、涙が溢れて止まらない。

肩をぽんと叩いたのは

「父さん…」

田舎が、嫌いだった。
都会の暮らしに憧れて、がむしゃらに
働いた。何年も連絡ひとつしなかった。
最期に見た父さんは、見る影もなく
痩せていた。

その後も目的も見つからない
都会の暮らしにしがみついた。

だけど、本当に求めていたのは…

黄金に輝く稲畑に目を向けると
あの日の父さんが、遠くに立っている。
強く逞しく男らしいあの姿のまま。

「父さんみたいに、なりたかったんだ」

目を覚ますと、自宅の玄関に
倒れ込んでいた。
未だに、涙は止まらない。

俺は、徐に封筒を取り出し
徐に辞表と書き出した。

街での暮らしは、もう終点だ。
俺は故郷に戻る。
そこが、また新たな起点になると信じて。


【お題:終点】

8/10/2023, 12:14:58 PM

知らない土地は楽しくてこわい。

使い慣れた路線、いつもの時間帯、いつもの風景、いつもの。平凡な毎日から抜け出せず、抜け出そうともせず、いつもの日常が始まる。ここで降りないで、いっそ終点まで行ってしまえたらいいのに。

知らない自分は楽しくてこわい。

常識人の自分、殻を破ったらどうなってしまうの。
髪をオレンジにして出勤してみようか。
平日の昼間からウイスキーを呷ろうか。
終点まで行く勇気も持てずに、ただ夢に浸る。

いつもの道、いつもは気付かなかった淡い水色の花。
勿忘草、こぼれ落ちた種から花を咲かせる。

知らない未来はこわくて楽しい。

8/10/2023, 12:13:20 PM

終点


今から僕は、終点へと向かう。
電車の、そして人生の終点に。
人が言うようないい人生とは言えなかったけれど、生きててよかったと思えるほどの日常なんて無かったけれど
それでも、今から終点に向かっていると思うと、何だか寂しく思う。

そんな事を考えながら、僕は電車に揺られながら、終点へのカウントダウンを待っていた。

8/10/2023, 12:12:17 PM

これは確かに

恋でした…

恋、だったんです…

始めましてと形が変わっていくこの気持ちに

さよならと形が変わって行ったこの気持ちに

終点を…

…と思っていたの、どうやらまだ
終点にはならないみたい、電話越しに走ってる
足音と君の声が聞こえる…今更…遅いよ、…ねぇ、
それが本当なら来て…
待ってるから迎えに来て!
君の迎えを待つから、君の言葉で聞かせてね…

恋という形の終点

8/10/2023, 12:11:39 PM

「車内アナウンス」

こちら恋線、恋線
始発は出会いです。
終点は彼です。
終点先は彼の世界です。
傷つく前に
次の駅で途中下車しても構いません。
次の駅は失恋、失恋
お出口左側です。

8/10/2023, 12:10:48 PM

髪を乱しながら怒りに震える彼女は、激しい動悸が起きるほどに苛烈で綺麗だった。
心臓が鷲掴みされて、きっと瞼の裏にも焼き付いている。誰もが口を噤み、異様な光景に戦慄しているなかで彼女の喉の奥が引き攣る悲鳴は雲間から差し込む光のように聞こえて高揚に視界が潤む。
ああ、きっと私は彼女のために生きていたのかもしれない。もっと、もっと早くに会いたかった。傍で息をしている彼女のために。いま以上の苦しみを彼女に与えるために。


/ 終点

8/10/2023, 12:09:42 PM

おかしい。何かがおかしい。

電車に乗った時刻から、10時間が過ぎた。

何か怪奇現象が起きる訳でもなく、
目的地へ到着する訳でもなく、
外を見れば青々とした田んぼが広がっている。

ただ外を眺めていると、
突然車掌のアナウンスが入った。

「まもなく終点です。51年の長旅、ご苦労様でした。」

そうか、俺、死んだんだっけ。

8/10/2023, 12:07:27 PM

私の行き着く先は、あなたでありたかった。

                  「終点」

8/10/2023, 12:07:17 PM

ずっと続くものなのだろうか。

いつか終わりが来る

永遠なんて無い

どんな事もいつか終わりが来る。

今の「感情」「気持ち」「幸せ」「苦しみ」

それらの終点はどこだろう。

8/10/2023, 12:05:22 PM

終点が来る

いつか必ず来る

どんなに楽しくてもだ

バスの窓から高校生が中学生が歩いているのが見える

閉じ込められているととてつもなくつまらなくて

こいつらと同じだと思われたくなくて

それで違う道を選んだのに

いざ放たれるとなんか違う気がして

貪欲になっていくばかりだ

だけど終点は楽しいときにしか来ないわけじゃない

どんなに辛いときだって来てくれる

気まぐれな子なのだ

僕も気まぐれな生き物だから

気まぐれな彼が好きよ

またいつか会おうね、終点

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