『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わりにしよう自己嫌悪
終わりにしよう他人基準
終わりにしよう...終わりにしようって
もう何回目?
終わりにしよう。終わらせたいものなんてあったかな。ああ、あったわ。仕事。昔から今に至るまで多くの人が望むことだろう。
今だとファイア、昔はアーリーリタイアって呼ばれてたかな。早期リタイア、人生の上がり。昔は一生仕事をしないですむだけの金を貯めてスローライフ、今は緩く仕事をして生きていける程度に金を貯めてスローライフ。そんな印象。
仕事をしないですむなら色々とやりたいことあるよな。ゆっくり旅行とかしたいしひたすらゲームしたり本を読んだりしたい。
でも現実は旅行する時間も体力もない。最近は色々と娯楽があるからゲームをしたり本を読む時間も惜しい。だらだらしてるだけで一日って終わっちゃう。
そんな人類の夢みたいな早期リタイア。それを生まれながらに叶えてるような人たちがいるんだから人生ってのは残酷ですな。
金持ちが生まれながらに悠々自適な日々を送るのに対して貧乏人は一生働くことを強いられる。奴隷って社会人という名に変えただけで現代でもいるんですね。
まぁ金持ちには金持ちなりの苦労や苦悩があるんだろうし、社会人だって実際には奴隷というほど酷い扱いではないだろう。
でも俺は辛い。生きるのが辛いんだ。早期リタイアなんてできる見込みないから一生働くことが確定している。こんな人生は終わりにしたい。
だけど俺は生きている。終わりにしたいけどそれ以上に生きていたいのだ。だから辛くても生きていかないと。
疲れた。
しんどい。
毎日朝が来ると憂鬱になる。
また新しい1日が始まったんだと少し悲しくなる。
でも、周りの人に迷惑をかけたくないから
頑張って過ごしている。
特にあなたには迷惑をかけたくない。
あなたのことを悲しませたくない。
あなたにはずっと笑っていて欲しい。
あなたは笑顔がとても似合うから。
でも、ごめんね。
もう全てに疲れちゃったんだ。
だから、もう終わりにしようと思ってる。
こんな形であなたの記憶に残りたくなかった。
ほんとにごめんね。
最後にあなたに伝えたいことがある。
今まで本当にありがとう。
優しくて明るくて可愛いあなたのことがずっと
大好きでした。
これからも私の大好きだったあなたのままで
生きていってください。
私はずっとあなたのことを見守っています。
本当にありがとう。
#終わりにしよう
もう終わりにしよう
誰かに怯えて生きるのも
生きづらい世界をただ歩くのも
全部全部終わりにしたい
終わりにすれば全てが解決される
僕は一度だけお悩み相談所に行ったことがある
担当の山田さんが僕は嫌いだ
綺麗事をただただ並べているだけ
「死にたいんて思わないで」
「あなたがいなくなったら悲しむ人がたくさんいる」
いないんだよ
僕がいなくなっても悲しむ人なんて一人もいない
お前は僕の何を知ってるんだ
あんな場所に行ったのが悪かった
それから僕は一度もあそこに行っていない
行く意味がなかった
僕がいなくなれば丸く収まる
もう終わりにしよう
〈終わりにしよう〉
終わりにしよう
今日のお題を見た時に、考え込んだ。
重い話になるなって思ったから。書いていいのやら悩んだ。
今終わりにしようと思う事は、40年続いた結婚生活。
もう取り返す事ができない、私の40年。
全て消し去りたいと思うような夫の言葉。
ふっと虚しさが押し寄せてきた。
今までずっと持ち続けていた違和感の答えが見つかったような気がした。
暴力とか、浮気とか、そんなんじゃ無くて。
日々の生活の中に自然と溶け込んでいて、何かわからないけどモヤモヤとした違和感。
言葉にできるような、できないような。
ああ、これか!って気づいてしまった感じ。
だからもう終わりにしたい。
終わりにした後のことは今はまだ見えてこないが、それでもいいのだ。
もう、こたえはとっくに持っていたのに、行動出来なかっただけの事だから。
「終わりにしよう」
いつまでたっても
私はあなたに
溺れていて
手の届かないことは分かっていても
嫌いになれない
終わりにしよう
私だけがあなたを想うのを
終わりにしよう
私があなたから離れなくなるのを
お題 終わりにしよう
いつもの着信音で確認するスマホ
あなたからのメッセージだと思ったのに
いつの間にか連絡してなかったね
あの頃の優しさ恋しくて
一人でメッセージを見返してる
終わりにしようなんて言わないでね
今はあなただけだから
まだ大丈夫。あと少しだけ。その小さな繰り返しでここまで来てしまった。
自身の内に積み重なってゆくそれは己が止まらない以上減ることはなく。ここで止めておかないと近い未来に必ず地獄を見ることになるのは今までの経験から嫌という程知っている筈なのに、それでも止められなかった。
弱い自分。逃避だとは理解している。だからこそまだ理性の残っているうちに止めなければならない。
終わる。終わらせる。他の誰かの手や言葉ではなく、自分自身の意思で終わらせる。その決意を胸に手を挙げた筈なのに。
「…………生、追加でお願いします」
「よろこんで!」
店員のお姉さんが他のテーブルへと運ぶ焼き鳥の匂いに、私の決意は呆気なくビールの泡と消えた。
/終わりにしよう
「終わりにしよう。」
この言葉1つで終わりたくなかった。
「わかった。」
なんて答え求めてなかった。
もっと自分を求めて欲しかった。
「なんで?終わりにしたくない」って
言って欲しかった。
こんな答えを求めてしまう自分は
きっとまだ貴方との関係を続けていたかったんだ。
でもきっと心ではわかってた。
自分を求めてくれないことなんて
自立している姿が1人でも生きていける
そういう堂々としている貴方が好きだったから。
─────『終わりにしよう』
過去を見つめて
自分を偽って
希望も何もないような
そんな生き方
終わりにしよう
今回のテーマについて本当にいろいろ考えたんだけど、いまいちしっくり来なかったから、もうこのテーマを考えるのは終わりにしよう…。
【終わりにしよう】
「終わりにしよう」
つんと澄んだ、すこし低めの声。大好きな声。
「もう、終わりにしようよ。こんなこと」
それが、なんだろう。一つも聞きのがしたくない声がつむぐ言葉が、耳をすべっていく。だって。
「やっぱ、お遊びでやることじゃないからさ。ね?」
こんなこと。こんなこと言われるはずがない。お遊びじゃないのに。本気なのに。
……それとも、ああ、彼女は。お遊びだったのか。
「そう、だね」
うれしかった。大好きな彼女が、自分のことを好きだと言ってくれて。
うれしかった。大好きな彼女が、自分と肌を重ねることを良しとしてくれて。
うれしかった。だってこんなこと、ふつうじゃないと思っていたから。
うれしかった。幸せだった。
私だけが。
そんなことにも、気づけないほど。
考えてみれば、当たり前だ。私が大好きな人が私を好きでいてくれたなんて、どれほどの確率だろう。
ましてふつうではない関係性で。
ああ、やっぱり。人並みではない私が人並みの幸せをつかもうなんて。
「終わりにしよう」
彼がその一言を発した。
――何を言っているの?
思わず自分の耳を疑った。
さっき私が言った言葉が聞こえなかったの? 聞こえた上で言っているの?
この人は、今までどんなに私が大変だったのか理解していない。だから簡単にその言葉が言えてしまうんだ。
彼の悪いところを全部見逃してきて、私はこれだけ必死に頑張って、その上で言った言葉だったのに。
そんな私にその一言?
ねえ聞いて。
もう一度言ってあげる。いいえ、わかるまで何度も。
『終わりにしよう』
「終わりにしよう。」なんて冗談、私は聞かないから。
君の口から出た言葉だなんて信じないから。
本当に終わっちゃうの?
「これでお終い」
「もう辞める」
「さようなら」
今まで生きてきた中で、
何度そんなことを口走っただろう。
今まで生きてきた中で、
何度そんなことも言わずに辞めただろう。
しない後悔より、して後悔。
そんな言葉に惑わされ、何度苦しんだだろう。
後悔するんだから、どれも苦しいだけだった。
終わったことにはもう触れれない。
触れちゃったら、壊れるから。
そうやって言い訳して、
そうやって現実逃避して、
本当の終わりが来た時に、何も残っていなかった。
「……本当、何をしてたんだろう」
長い時間を掛けて紡いだ思い出も、
一つの娯楽を分かちあう繋がりも、
もう残ってない。
二度と、過去にさえ、逃避出来ない。
だから、今は触れれることに触れていたい。
触れても許してくれる所に居たい。
そう思って、ここに来た。
自分をもう一度偽って、帰ってきた。
一からの関係を、十の今で、もう一度。
【お題:終わりにしよう】
┌────┐
| 一言 |
└────┘
名前を変えて戻ってきました。
以前とは違い、マイペースに活動します。
【終わりにしよう】
いつものように街をぶらついて、いつものように映画を観て、いつものように入った喫茶店。個人経営の落ち着いた店内には、心地の良いクラッシック音楽がゆったりと流れている。ボックス席の向かいでミルクレープを美味しそうに頬張る君を眺めながら、僕は小さく息を吸い込んだ。
出会ってから十年以上、誰よりも親しい友人という関係性を続けてきた。お互い恋人がいた期間もあるし、互いにずぼら同士、連絡を頻繁に取るわけでもない。
別れた恋人たちのことを思い出す。毎日のようにSNSで睦言を交わすのは面倒だったし、デートをしていても君とならもっと気楽なのにとしか感じられなかった。あの子たちと一緒に生きる自分の姿なんて想像もできなかったけど、君の隣でしわくちゃのおじいちゃんになる自分は容易に思い浮かぶ。
どきんどきんと自分の心臓が痛いくらいにうるさい。だけどもうお互いにいい歳で、僕も君も両親からお見合いの話なんかを振られるようになった。これ以上、先延ばしにはしていられない。
「ねえ、君に話があるんだ」
緊張で情けなく震えた僕の声に、君はかちゃりと音を立ててフォークを置いた。さっきまでお気に入りのミルクレープに疲れていたのに、真剣な表情で僕へと向き合ってくれる。そういうところが――。
(好きだなぁ)
だからもう、終わりにしよう。特別な友人なんて曖昧な定義で、自分を誤魔化し続けるのは。余裕ぶった笑顔を必死に取り繕って、僕は唇を持ち上げた。
「僕と一生、一緒に過ごしていくつもりってない?」
「どーした」
「ん?」
「なんかあった?」
「ううん、大丈夫!」
「誰にされたの?」
「なにがー?」
「隠してるつもり?」
「…だって」
「だって?」
また、莉久が俺を守って、また莉久が…
「なんで泣いてるの…?」
「やっぱり、やっぱりなんでもない」
「…はぁ、顔の傷、やったの誰」
「こ、これ…は自分で…」
「言って」
「岩田…さん、」
「ちょっと行ってくる」
「行かないで!」
なんでそんなに怒ってるんだよ…
「岩田に伝えたいことあるからさ」
「なんていうの…?」
「内緒」
「俺も行く。」
「あー、わかった」
「あ、ふたりともー笑なんの御用?」
「あのさ、もう終わりにしようよ」
「莉久ちゃんいきなりどーしたの?笑もしかしてそいつのこと守ろうとしてる?だったらやめとけよ!守る価値ねーぞ」
「そ…うだよね…笑」
分かってるよ。自分が1番。
莉久みたいにイケメンじゃないし、運動神経良くないし、頭悪いし、弱いしさ。誰も守れない。
俺なんていない方がいいかもしれないな。
「おいおいー笑
莉久ちゃん♡よそ見してる間に朔ちゃん死んじゃうよー?笑」
「は?ふざけんのも大概に…」
「見てみろって笑」
「莉久、俺もう終わりにするね!今までありがとう。楽しかった。」
「おまえさ…あほかよ。」
「離してよ…」
「絶対離さない」
「お願いだから」
「じゃあ俺も一緒にここから落ちるよ」
「は…?」
「朔が死にたいって言うなら俺も一緒に死ぬよ。離さないって言ってんだろ」
「それは…だめ、」
「なんで?俺の自由でしょ。」
「だめだよ…」
「朔…死なないで欲しい…」
そんなふうに泣かれたら、悲しくなるじゃん。
「莉久…お、俺さ、生きてる意味…ある?」
「ある」
「でも俺がいると莉久が…」
「…お前さ、ほんとむかつくよ。なんでいままで俺がお前を守ってきたか全然理解してねーじゃねーかよ。自分が何をしたらどうなるかなんて分かってんだよ最初から。んな子供じゃねんだよ。承知の上で朔についてんの、朔より大切なものなんて俺には…俺にはないんだよ、」
今まで莉久がどんな思いで…
おれ、全然わかってなかったな。
「ごめん。」
「生きてる意味あるとか一生聞くなよ」
「うん」
「はやくおりてきて」
莉久がどれだけ俺に気を使ってくれてたか今わかった。
「朔、学校行くのもうやめよっか。」
「え、?」
「朔の両親も俺の親も、説明すれば理解してくれると思うよ」
「そうだね」
「バイトしよ。2人で」
「いいね」
「俺から離れないでね」
「うん!」
学校とか友達とか考えるのなんてもう終わりにしよ…
どうでも良くなってきたし
莉久だけを見て生きていこ。
そう決めたから
決して道を外さないように。
私は母に、子供の頃から『婿をとりなさい』『ボーイフレンドができたら、つれてきなさいよ』と言われて育った
うちは、普通のサラリーマン家庭だ
母は、『男の子はいずれお嫁さんのものになるけど女の子は一生私のもの』『女の子は、結婚しても一生友達のようにいれる』と、よそのお母さんや、他にも色んな人に、話してるような人だった
私はこんな母と、友達になりたくなかった
一緒にいて、物凄い疲れるし、病気になりそう…実際、医者にも診てもらっている
私は本当は、結婚に、興味がなかった
私は、母親にはなれないと思った
こうやって、素直に1回は結婚を考えたけど、やっぱりムリで、去っていった元カレに、言えなかった
泣いても笑っても最後の選択だ。
君は何を望む? 何をつかむ?
「おれは、それでもクロさんと帰るんだ! 明日みんなで笑うために」
おれはそう決めるとコートを雨よけのように、頭上に掲げて走りはじめる。
最早それは数えることも出来ず、黒い雨のようにあなたへと降り注ぎ、その皮膚を貫き、溶かしていく。
痛い、熱いーー
苦痛に顔を歪めながらも、あなたは走る足を止めないだろう。
眼前の醜悪な祭壇にたどり着いた途端、安堵からかがくっと崩れ落ちた。
否、あなたの足が溶け落ちたのだ。
足元が赤黒く染まっていく。
その血によって、祭壇はその役目を果たそうとしはじめる。
産声がいまーー
「させるかああああああ」
近場にあった、液体をたたえる杯のようなものを壊し、クロを祭壇から引き剥がす。
穴が空き、溶けかけの腕がミチリと嫌な音を立てる。
それでもあなたは祭壇から切り離すことに成功した。
しかし最早限界だった。
その手に命の鼓動を感じながら、あなたは意識を手放すでしょう。
「...う、ここは? っ!? ましろ!? なんで? こんな」
意識を取り戻したあなたの目の前に、あなたを力なく抱いたまま地に伏せるましろの姿があった。
かろうじてあなたの知る姿ではあるが、その皮膚は溶け、変色し、至るところに穴を作っている。
吹き出す血が止まらない。
「呪文を使う」
あなたは即座に判断する。
そうしなければ、庭崎ましろは死んでしまう。
沈黙した祭壇にあなたは向き直る。
その口から紡がれるのは、
「いあ いあ」
先程自分を捉え、捧げた男が唱えたものとは別の呪文。
あなたが研究室で見つけた呪文を唱え終わる。
光が空間を埋め尽くす。
「今回は面白いものを見せてもらえた。サービスだ。記憶と引き換えに戻してやろう」
その声と共にあなた達の運命のダイスが振られる。
ましろ:3 クロ:4
ああ、なるほど。
あなた達はーー
「さて、このシーンで終わりなんだけど。何かやりたいことある?」
「いや無いね。満足した」
「ぼくもいいかなー。やりたいこと全部やったし」
「おっけ。では、これにてクトゥルフTRPG終了です」
「「「お疲れ様でした!!!」」」
お題:終わりにしよう
もう、終わりにしよう。
何をするにしても、文句。作ってもらった料理には一口も口をつけずに、調味料をかける。機嫌が悪ければ無視、酷い時は癇癪。そんな、恋人といっていいかも分からないようなやつの相手をする必要も無いはずだ。
そんなことはない、俺にはお前が必要だ、って。そう思ってたのはあなただけだよ。そんな説得力のない言葉で今更止まれる自分ではなかった。
だって、自分の酷さは自分が一番よく知っている。
今まで、ありがとう。こんな自分に根気よく付き合ってくれて。ベランダから階下を見下ろす。見上げるあなたと目が合う。せめて、最後は笑顔でいよう。
くしゃり。上手く笑えているかもわからない、歪んだ笑顔で空へと身を投げ出した。
「あ! 何すんの、髪が乱れる!」
「可愛いと思って撫でてるんだよ。」
「アンタな、たまにはそれかけずに食べてみてくれよ。」
「だって、お前の手作りなんて絶対美味しいってわかってるし。これ以上……胃袋まで掴まれたら大変だから。」
「はぁ。なんというか、複雑だが嬉しいよ。」
「俺が悪かったから、無視はやめてくれ。」
「…………。」
「なあ。」
「うるさい! 怪我人は黙ってて! なんで、庇ったの。あんなの、自分で避けられたのに。」