『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼と私は一目惚れした同士で両思いだった。
今までたくさん彼と話してきた。
彼のこと誰よりも知っていた。
けれど彼は私の事を都合のいい女としてみていた。
彼に気になる人ができたら私を都合のいいように、
''もう関わらないでほしい''と私にお願いをする。
彼はいつも自分勝手だ。
いつも1人で話を進めていつも私の気持ちなんて聞かない。
私の気持ちを言ったところで何も彼は思わない。
今でも私は彼を待っている。
戻ってきて…って願っている。
私の気持ち聞かずに勝手に関係終わらせないでよ、
いつもいつも自分勝手…。勝手に1人で終わらせないでよ
《終わらせないで》
私と君との関係
終わらせようとしないで_____。
都合よく呼ばれる夜も
勝手に飲まれるコーヒーも
ベランダで一緒に吸うセブンスターも
全部特別で幸せだったのに
もう会わない、好きな人が出来たなんて
この関係を終わりにしないで、
幕が降りる、私は花束を抱えている、遠く遠くを見据える彼女を見ている、彼女は花束を受け取る、その目は煌めいている、後ろ髪を引かれるのはまだ残った光に焦がれる者だけ
『終わらせないで』
そんな風に
気にしてるとこ
私には
とても魅力的で
だって
初めから
そのままを
愛したんだから
私の前では
隠さないで
消さないで
切り取らないで
ありのままの貴方を
終わらせないで
「終わらせないで」
今日は久しぶりの彼の部屋。
彼は煙草と株と時々仕事、そして携帯。私はかいがいしく押しかけ女房よろしくのいつものルーティン。
あんなに会いたいと思っていたのに、最近はいざ会うとなんだかモヤモヤする。
おしゃべりもあまり盛り上がらないし、私が作る料理にも反応は薄い。聞けば「美味しい」と言うし、結構な勢いで完食するからそういう事なんだろうけど。
“年季を重ねた夫婦みたい”と思うのか、
“マンネリや倦怠期”と思うのか。
夜が更けたら当たり前のように重ね合わせる身体は、こんなに近くに居るのにとても遠く感じる。
きっと私達はもう、長くはないのだと、直感はそう告げているけれど、私はそこに気付かないふりをしている。
二人が決裂するような決定打もなくて、“情”もあるから、彼は踏み切れないだけで。
彼に素敵な人が現れたらきっとジ・エンド。
ここから再び盛り返せる可能性はいかほど?
“終わらせない”
好きなのか、情なのか、愛なのか、ただ負けたくないのか、自分でもこの感情に名前をつけられないのだけれど、“手放したくない”事だけは事実で。
だからやれるだけのアプローチ全部やってみて、どうしても駄目だったら…
私からサヨナラするんだ。
一方的な敗北は嫌だ。
終わらせないで。
雨のように降り注ぐキスも、間を繋ぐための囁きも、私には必要のないものだから。
一瞬より長く、貴方の体温を感じる口付けがあればいい。
発音しただけの言葉より、目を合わせてくれるならそれがいい。
だからどうか、この関係だけは、終わらせないで。
楽しい実験も連日連夜ではダレる。
それをよく分かっているから、研究所では日々あの手この手で上司らが研究員達の機嫌を取りにくる。
なんと今日の差し入れはリーダーだった。
うん。食事やおやつを持ってきたって意味じゃなくて、ご自身が差し入れになってくれたってこと。
うちのリーダーはお母さん譲りのシルバータビーがご自慢のメイン・クーンだ。皆、一度でいいからあのしっぽのフサフサにくるまって昼寝させて欲しいと思ってる。
「片付けた者からモフりにおいでよ」なんて言われたらとっとと本気を出して終わらせないではいられない。
研究室中がにわかに静かに活気づいた。
自分も立派な毛皮持ちのくせに、隣席のシェルティが猛然と端末にデータを打ち込んでいる。さてはガチ勢か!
うわあ、負けてられないぞ。
複眼をフルに使ってモニタチェック、左手2本は書類をまとめ、右手2本は日誌を入力しつつ、余りの手でデスクの整頓。おっとマグカップが空で助かった。
僕ホントこういうときだけは自己評価MAXだよ。
************
「終わらせないで」
************
所感:
何の研究?言語は?服着てる?せめて哺乳類縛りでは?などなど多数の疑問はさておき研究員達の共通点は「もふもふ」です。複眼の「僕」も勿論もふもふ。きゃー!
テーマ:終わらせないで #16
ライブ会場全体に響き渡る歓声。
やまない拍手。アンコールの声。黄色い歓声。
私を求めている人がいる。
私のことを待っていてくれた人がいる。
私のことを応援してくれている人がいる。
私はベットにいた。
あぁ、これで何度目だろう。こんな夢を見続けるのは。
私は起きてスマートフォンを起動させる。
見たのは自分の動画のコメント欄だった。
『SaNaの曲、ライブで生で聞いてみたいな〜』
そんなコメントにいくつものGOODマークが押されていた。
私だって、ライブがしたい。みんなに聞いてもらいたいよ。自分の曲を。
私はSaNa。歌い手+作曲家という仕事をしている。
音楽が好きなのは小さい頃から。人前で歌うことを苦手としていたため、最初は歌い手として顔出しもせずに歌を歌ってインターネット上に上げていた。
私のことを応援してくれているリスナーの人のお蔭で、そこそこ有名になり、もうすぐライブも控えていた。
しかし、世界に広がるウイルスの影響でそのライブは中止になった。延期でもなく、延長でもなく、中止。
厳しい現実は夢のように早く覚めてはくれなかった。
自由も制限され、ライブができなくなるアーティストさんが何人もいた。
私の夢でもあったライブ。私はライブで初めて自分の姿をあかすのだとドキドキしていた。怖いという反面、どれくらいの人が私を応援してくれているのかを知るいい機会だった。
そんなライブの中止は、私の心を抉った。
夢で終わらせないで。現実でも実現したい。
心の中の私はそう叫んでいる。
声を出さないライブという選択もあった。
でも、絶対声を出したライブのほうがみんなと一体となれる。私はそう思った。
だから、今は私が一方的ではあるけど音楽をみんなに届けるんだ。
歌い手+作曲家の私が。SaNaが。
いつか、リスナーさんが喜んでくれるような。
ライブを待っていてくれた人たちのために。
私のことを応援してくれている、まだ見ぬリスナーさんのために。
私は今日も音楽を生み出す。
🍀終わらせないで
先生、残業なのは重々承知だけど
会話終わらせようとしないで。
先生とお話できることが
私にとって極上の幸せで大切な時間なの。
でも先生が「業務」として
私たち「生徒」と話してくれてること知ってるし、
先生に休んで貰いたいから、渋々帰るのです。
できるなら話が尽きるまで話したい。
終わらせないで
「いつかきっと終わりはやってくる」
君はどこか悲しそうに、切なそうにそう言った。
「どんなことにもさ、始まりがあるから。終わりは必ずついてくるんだよ。その終わりがさ、辛くて悲しくて、胸が締めつけられるような終わり方なときもあるけど、優しくて美しくて、愛しく思うような終わりもさ、あったりするんだ」
「でもさ、終わりなんて来ない方がいいし、終わらせないで、って思うのはわがままかな?」
「そうだね、わがままなのかもね。でもさ、私は終わりが来た方がいいな」
「どうして?」
「だって、終わりが来ない方が怖いでしょ? いつまでも終わりが来ないのはさ、ずっと続くわけじゃん」
「続く方がよくない?」
「続いちゃったら、終わりが来てほしいってきっと思うよ。だって、一生終わらずにずっと繰り返すのはさ、いつか苦しくなるから」
「そういうもん?」
「うーん、少なくとも私は、そうかな。だから、終わりは来てほしい。じゃないとまた始まらないでしょ?」
終わりも始まりも、その過程もいつかすべて愛せるように。
たとえすべてが終わったとしても、終わらせないでほしい、なんて言わないから。
また始めようよ。
寒空の下、君とふたり。
ベンチに座ったまま俯いてる私。
…これから言われることはなんとなく想像できてしまってる。
他愛もない話をして、けど時々詰まって。
こんなにも嬉しいことだったなんて。
今更気づいてももう遅くて。
「ごめん」
その一言ですべてが終わる。
……まだ、終わりたくない。
ずっと、好きだよ…。
『終わらせないで』
終わらせないで
夢よ、終わらせないで。
先週の水曜、12時前、歓喜を上げた。
これは実はじつりょくで、日本は強くなった。
そんな錯覚をしていた。
でも、夢だった。
まさか、あの国に負けるなんて。
夢よ、終わらせないで。
そう、サッカー日本代表、まだ夢から覚めるのは早い!
金曜、朝4時から応援するぞ!
未だに...
未だにあいつが『好き』でもあいつの
中には私は居ない...
私と付き合ってる時からあいつの中には
あの子が居た...
気づいてたけど気づかないフリをしてた...
その結果別れる事になったけど...
私の中にずっとあいつがいる...
けど今あいつは私と居る時よりも幸せそう...
やからもぉどうでもいいけど...
けどこれだけ知ってて欲しい
まだ好きだよ...
目の前にしたら『やり直すとか』ないとかしか言えんけど ほんとはまだ好き
けど私は心友ちゃん達と推し様を優先してしまうから
ごめんね...
あいつは私より幸せになってもらわんと困るから
幸せになれよーばーかw
大好きだったよ...
最初は同情からだった。
バイト先に新しく入ってきた新人の彼は小説でしか見たことがないくらいの波乱万丈な人生を送ってきていて、孤独だった。
本人は孤独だと卑屈になる訳でもなく、初対面で話した時には壮絶な人生を送ってきたと感じさせないくらい明るく、あっけらかんとしていた。
彼から過去のことを聞いてから、彼の周りには誰もいないことに私は気がついた。
ただその話を聞いた時には率直に『すごい人生だな、私なら途中で投げ出してしまうかもしれない。』と思った。
ある日彼から告白をされて、過去のことを聞いてから抱いていた感情――私が味方になってあげたい―――により、私は彼と付き合うようになった。
彼にとって私は何だったのか分からない。
正直、半年一緒にいてお互い幸せだっただろう。
それはエゴなんじゃないか、感情や価値観を押し付けただけなのだろうか?
それが彼の負担だったのだろうか?
何故何故何故?
その答えが聞きたい。
幸せの絶頂で、自身で幕を降ろそうとして失敗した彼に。
まだこれからもっと幸せにするよ。
世界はこんなにも素敵なんだと教えたい。
だから、神様どうか、彼の人生を終わらせないで――
【終わらせないで】〜完〜
久しぶりの投稿です(((o(*゚▽゚*)o)))
寒くなってきましたね。皆様お身体ご自愛くださいませ。
終わらせないで 君の夢を
世界はまだ君を見つけてないよ
終わらせるにはまだ、
悪足掻きが出来ていない_。
にぃさん、なんでそんなことが言えるの
それは僕が全てを終わらせると言った夜の事だった
全て終わらせてやる
ダメだ。どんなに疲れても
どんなに苦しくっても
人生だけは終わらせるな。
【終わらせないで】
┈┈┈┈┈⚠⚠⚠⚠⚠┈┈┈┈┈
愛されたい
抱きしめてほしい
ぽっかり空いた穴を塞いで
冷たくなった心臓を優しさで埋めて温めて。
ふとした瞬間そんなことを考え
あの子にはその存在があることを確認し
自分にはいないことを確認し
少し落ち込む
前はいたんだ、、
でも私は病みに漬かり抜け出せなくなり
彼を突き放し悲しませた
彼は自我を失い狂った僕を
助けようとしてくれた
だが助け方は僕にとって苦痛だった
彼は僕の体を喰らったんだ
【深海】
終わらせないで
「君の好きなお菓子だったよね」
そう言ってあなたは伏し目がちに、ニヤリとしながら突き付けるように手渡してきた。
いつの間に知ってくれていたのだろう、と相手の頭の中を探りたくなる気持ちを押さえて、真っ直ぐ瞳を捉えながら受け取った。
2人は、少し厚手の上着を羽織って、街の灯りを頼りに目的もなく夜を歩き続けていた。
金木犀が咲き溢れる度に、香りを巡って彷徨ってしまう。
あなたは秋。季節を当てはめてしまったその瞬間から、手放せなくなってしまったよ。
追い越して、追い付いて、願わくば振り出しへ戻りたくはない。
どうか、終わらせないで。
どこか見覚えのあるその少年は、錆びてボロボロになった手すりの上から、ただ静かに水面に揺れる銀波を見下ろしていた。
十歳前後のあどけなさを残した柔らかな輪郭に埋め込まれている二つの瞳は、この世の悲しみやら不条理やら……とにかく、闇といったら思いつく物事総てをミキサーにかけ、その液体をそのまま眼窩に入れたかのように真っ黒で、ぼーっとした彼自身の表情も相まって生気を感じなかった。
そんな可愛げとは無縁の子供は、濁った水面下で大口を開けて絶望に耐えかねた彼が飛び込んで来るのを今か今かと待っている魔物をただ静かに見下ろしていた。
……あぁ、あの時はただひたすらに毎日が苦しかったよな。覚えているさ。あの夜も家に帰れず、いつも通りきらきらと輝く街をあてもなく歩き回っていたんだ。
そんな時に、その世界は見えた。
俺を終わらせてあげるって、逃してあげるって、ゆらゆらと誘惑してくる、おぞましくて魅力的な世界。
幼い俺は迷わずそこに足を踏み入れた。
……結局、幻想は幻想でしかなく、元の世界で人生は続き、今の冴えない俺に繋がると……ざまぁないな、あはは。
しかしまぁ、生きていればなんとかなってしまうものだ。今ではその体験さえも笑いながら小説や雑談のネタにしてしまっている事実が、我ながら恐ろしい。
あそこで終わらないで良かった。終わらせないで良かった。
意外と幸せなのだ、今の俺は。
終わらせないで
未来を知ってるから
知ってるというか、感じるから
だから神様
今、君と喋っているいつものこの時間を
終わらせないで