窓越しに見えるのは』の作文集

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窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2024, 3:30:47 PM

窓越しに見えるのは

遠い記憶
七月が始まる夏に
暑くて耐え難い日
僕が窓辺で見たのは


それは何より綺麗で
瞳が痛いほど
羨ましく思った
手に入れたいと思った

外で遊んでた日々
今では打ち込むDTM
夢の中の日々は
いつの間にか消えていた


メモ

子どもの記憶
輝く海
星が映る海だった

7/1/2024, 3:28:50 PM

隣の席の彼女は、よく楽しげに窓の外を眺めている
気になって何度か自分も外を見てみたのだが、窓越しに見えるのは、雲だけだったり体育の授業中の生徒だったりと毎度さまざまだ。
外を観察するのが好きなのだろうか。そう思いまた窓の方を見ている彼女に釣られて自分も窓を見る。
ふと、窓越しに彼女と目があった。そして少しバツが悪そうに微笑まれたかと思ったら小声でこう言われたんだ。
見てたの、バレちゃった?
…もしかして、彼女が見てたのは外の風景じゃなくて

『窓越しに見えるのは』

7/1/2024, 3:27:59 PM

窓越しに見えるのは
夜は
輝く光の世界
の時

または、夜景

朝は、、、、

7/1/2024, 3:24:33 PM

読み終わった本を閉じると、傍に置いていた紅茶が冷えている。早めに明かりを点けていたから外が暗くなっていたのに気づくのが遅くなってしまった。
カーテンを閉めるために揺りいすから腰を上げ、窓辺に近づく。
薄墨に藍を溶かしたような空に、樹木がくっきり影を作っている。空気が澄んでいるのか、星が隙間から瞬いているのが今日はよく見えた。
ふ、と尾を引いてひとつ星が流れる。
木々の間を縫って消えた光に、そういえば今夜は流星群が見られると噂を聞いた気がした。
あの人に以前、星を見ようと連れ出されたことを思い出す。
少し歩いた先にある森が開けた丘だった。夜に備えて家の中で昼寝をしていたら寝過ごしてしまって、ぽつぽつ流れる星に焦って、手を引くあの人に息を切らしてついていった。
冷たい地面に寝転がり、二人流星を目で追いかける。地面の匂いと夜空の煌めきだけは鮮明で、空が静かになった後も寝転がって少し話をした。
何を話したかなんて覚えてない。それでも願い事は二人ともきっとしなかった。

今はあの丘に、誰もいないだろう。
あの星の下にまた誰かが自分を連れ出してくれるだろうか。
それはあの人だったらいいし。あの人に全く似ていない人だといい。
いつかとは違い、ひとり窓越しに流星を眺める。窓枠に切り取られた空は、あの時よりだいぶ窮屈だ。

7/1/2024, 3:12:34 PM

『窓越しに見えるのは』

街の真ん中なのに誰もいない。
目の前には暗い黒に街灯の光
薄く弱々しい光であったが
ここから観ると少しだけ眩しい

7/1/2024, 3:11:50 PM

『帰ってよ。』
彼が言う。何でそんな顔をするの?

「今までありがとう。」
この言葉を残して、彼は死んだ。長年の闘病生活から開放されたかのような、安らかな顔だった。私は看護師に声をかけられるまで、彼の死を信じなかった。信じたくなかった。今も残る、彼の手の温度。それも段々と薄れていく。彼の存在が消えていくようで怖かった。これから私はどう生きていけばいいのか分からなかった。彼のいない地獄を生きるのならば、いっその事、彼の元へ逝きたい。そして私は、自殺を決意した。

「ここはどこ?自殺に成功したのか?」
殺風景の中にある駅のホーム。その中央に私は立っていた。周りには何もなかった。
『何で来たの?』
懐かしの声がした。私は振り返った。そこには彼がいた。私が愛した彼は、どこか不満そうな顔だった。
『帰ってよ。君はここに来るべきではない。』
「何でそんな事言うの?私は貴方に会いに来たんだよ。」
『いいから帰って!』
突然の大声に、言葉が止まる。彼を見る。彼の顔には怒りがあった。しかし、頬は濡れていた。
『君には僕の分も生きて欲しいんだ。』
弱々しい彼の本心。私は自然と涙を流した。
『もう時期、電車が来る。それに乗れば帰れる。』
「貴方のいない世界で私は呼吸ができないよ。」
『大丈夫。君は一人じゃない。いつだって傍にいるよ。』
電車の訪れを告げる音がした。ドアが開くと、彼は私の背中を押した。
『もうこんな早くに来たら駄目だよ。』
窓越しに見えるのは、手を振る彼の笑顔と涙だけだった。

7/1/2024, 3:10:26 PM

(お題・窓越しに見えるのは)
単身赴任で、海外に出張に来て1年がたった。家族は今、何をしているだろうか。連絡はとっているがたまに不安になる時がある。窓越しの空を見ながら息子と見た満点の星空を思い出して感傷に浸っている。早く家に帰りたい…

7/1/2024, 3:06:39 PM

窓越しに見えるのは

窓越しに見えるのは君。
帰国前日彼には黙ってた。帰国する日は任務で遠くに行ってしまうから…
「何で黙ってた」
直前に伝えたことをひどく後悔することに。
見送りには来ないだろうな…スマホ見て涙する。
その時、誰かに引き寄せられた。唇に触れた感触…彼だった。
「何で…」と私は少しパニックになりそうになったが彼が来てくれたことが嬉しかった。
飛行機に乗り、国へ帰る私が窓越しに見えたのは見送る彼だった。

7/1/2024, 3:04:21 PM

窓越しに見えるのは朝の眩しい太陽だった。自分を照らし、今日も繰り返される一日が始まる。重い体を上げて準備をするのであった。

7/1/2024, 3:02:44 PM

窓越しに見えるのは

窓越しに見えるのは
青い空とどこまでも広がる海
ベランダには花が咲いていて
テーブルの上には紅茶セット

もう窓を開けて飛び出すしか
ないでしょ!

夢の世界へ

7/1/2024, 3:02:43 PM

きれいなお花畑だったり
吹雪く雪の景色だったり
桜の花が散り舞っていたり
金色の銀杏の降る景色だったり
新緑の葉の揺れる景色だったり…

生まれてからほとんどの時間をここで過ごしたわたしには、この窓越しに見えるものが世界。
それでも、それはいつもいつも光を浴びてキラキラして、ガラス越しにそれらを見てるとまるでわたしがそのすてきなものたちを透明なケースに閉じ込めて持っているみたいに思えた。
閉じ込められてるのはわたしの方なのに。

でももうそれも終わりみたい…。
目を閉じるとその景色たちがいっせいにわたしのあたまによみがえる。

ああ、やっぱりちゃんと閉じ込めておけれてたんだ…こんなところに…


「窓越しに見えるのは」

7/1/2024, 3:00:41 PM

カンカンと鳴るアパートの古い階段を昇る。仕事に疲れ、帰ってからはぼんやりテレビを見ながらコンビニで買った夕飯を一人食べる。
遅いシャワーを浴びて、その後は夕飯と一緒に買った缶チューハイを飲みながら、窓に寄りかかって外を見る。天気が良ければ狭いベランダに出るのだけれど、今日は雨だから無理だった。

滲む窓ガラスの向こうに建設が始まったタワーマンションが見える。
販売価格が何億で、即完売とかニュースでやってた。
点滅する光は一番高い部分の鉄骨を時々浮かび上がらせる。ビルはまだまだ高くなるそうだ。多分、この街で一番高い建物になるのだろう。
「·····」
あのマンションに住むのはどんな人なのだろう。
私なんかよりずっと頭が良くて、ずっと仕事が出来て、ずっと要領がいいのだ、多分。そんな考えが浮かぶ。そして多分、ずっと綺麗で、ずっと若くて、ずっと明るくて、ずっと前向きで、人生が急に暗転する事なんて、想像すらしていない人達だ。

窓に打ち付ける雨が激しくなってきた。
このまま嵐になるのだろうか。
缶チューハイはあっという間に無くなった。

空になった缶を床に転がして、私もそのままひっくり返る。
「·····あはっ」
シミだらけの汚れた天井に、なんだか酷く安心した。

END


「窓越しに見えるのは」

7/1/2024, 2:59:01 PM

「窓越しに見えるのは」(一行詩)

上げ下げ式窓で見えるのはサクラサクラ桜の花弁よ

真夜中のニャルソック出動は窓越しに

丸窓越しに見えるのは蛇の目傘の細雪

覗き窓越しに男女のアレヤソレヤ

7/1/2024, 2:58:54 PM

窓越しに見えるのは
あの日の僕と変わらない街
なぜだろう切なくなるのは
なぜだろう涙が出るのは

7/1/2024, 2:57:02 PM

「窓越しに見えるのは」

自分が赤ん坊の頃から住んでるこの家で、安らぎを感じることは無い。

しかし、心の落ち着きを得られないこの家でも、落ち着き、安堵を得られる時間がある。私が一等好きな時間。

夜、カーテンと窓を開け、自室から外を眺めるのだ。
心地の良い風が頬をかすみ、家々の明かりがほうほうと灯っている。
遠くには木々も見え、車が通れば部屋の天井にライトが反射する。

落ち着くのだ。

風にあたり、夜空を見る。
感傷的になり、涙が込上げる。

開放される時を待っている。

一通りこの時間を満喫すると、窓を閉める。

窓越しに見る景色も悪くない、でも、窓に写る自分の顔は言葉では表せないほど情けない表情。

やはり窓は開けるべきだ。

7/1/2024, 2:56:50 PM

【窓越しに見えるのは】

教室から見える屋根
青々とした葉
降り注ぐ日光
眺めるその瞬間が私の青春

7/1/2024, 2:56:00 PM

窓越し 二 見えたのは

紛れも無く

私 でした 。

1枚の ガラス を

越して 覗いてみる と

いつも とは

違う 自分 二

会えた気がして 、

凄く 新鮮 でした 。




「 #窓越し 二 見えたのは 」

7/1/2024, 2:51:54 PM

曇りガラスの奥の道
揺らりと揺れる黒い陰
漏れる街燈、光の前に
今夜も貴方は佇んでいる

「おかえりなさい」
毎晩零れる同じフレーズ

それでも貴方は何も返さず
ただ開けてくれと言わんばかりに
窓越しに強い視線を私に送る

とても律儀で優しい貴方
私の言葉を零す事無く
1つ残らず掬う貴方が
「ただいま」
一言無いわけがない

馬鹿をするのはお止めなさい
曇りガラスで濁りとも
本物見抜けぬうつけではない

戻らぬ貴方に成り済ますなら
声の一つも真似てみなさい
帰らぬ旦那に成り済ますなら
もっと上手に現れなさい

それでも私は見抜いてみせる
だってお前にはないのだから

私の愛する熱い視線も
愛の籠った優しい言葉も
生気の宿ったあの気配も

窓越しに見えるのは
影だけだとは思わないことね。

7/1/2024, 2:51:35 PM

作品No.92【2024/07/01 テーマ:窓越しに見えるのは】


 窓越しに海が見える。
 青く輝く、水面が見える。
 あの景色がすきで、毎日過ごしていたのに。
 一年を過ごしたあの教室は今、教室として使われているのだろうか。

7/1/2024, 2:50:33 PM

窓越しに見えるのは

知らない色の空、知らない色の海
窓越しに見えるのは
見たことのない景色
長い航海の末にやってきた異国の地
ここから先
どんな冒険が待ち受けているのだろう
わくわくした気持ちを胸に
カーテンを閉める
荷物の準備は万端
後は明日に向けて休息を取るのみ
明かりを消して
整えられた寝台に身を横たえる
休息が必要とはいえ
今夜はなかなか寝付けそうにない

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