『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子どもの頃の話になるけど。
物の別れよりも人の別れの方が分かりやすいなぁ、と思っていた事を思い出した。
人との別れでは。
転校、引っ越し、退去、退職、死別を体験した。
再会はあったとしても、一定期間離れる事を早々と理解した少年時代。
しかし、物の別れはよくわからなかった。
中目黒駅から東横線と日比谷線の別れ。
東神奈川駅から横浜線と京浜東北線·根岸線の別れ。
この別れの弁別はよくわからなかった。「なぜなぜ?」と親や教師に言っていた事を思い出した。
物への執着が強く人に関心がない私を、親はかなり懸案していたことも思い出した。家族や友人家族で出かけ、迷子になっても。迷子になったから駅員や店にアナウンスしてほしい、と冷静に話したり。知らない街で迷子になっても一人で帰宅したりする子供だったらしい。
突然の別れは常人か異人かを測るリトマス試験紙のようだ。
私は異人なのか?読者の皆様はどう思いますか?
#7 トントン…
私は余命宣告受けた …
あと1 ヶ月の命らしい…
言われた時は、あー私もとうとう来たか…と思った。
もう私は90を超える歳だ
この歳で今更、余命宣告を受けても
たいしてショックでもない
90年も生きれば十分だ…
人間 死が近づくと死神が見える…
なんて話はあるが…どうなのだろうか?
死神は…今のところ見えない…。
もしかして…まだ死なない?
そんな事はないか…ハハッ( °ᗜ°)
乾いた笑い声をあげる…
そんな事を考え家に帰る…
この1ヶ月どう生きようと…ぼんやりと考える…
家に帰って 嫁や子・孫と猫のシロと少ない余生を楽しむか…
なんて思い、その日…家で1日過ごしていた…
翌朝、習慣とは恐ろしいもので時間になって
散歩に行く…
いつも通り 玄関で「いってきまーす」と声を上げ家を出た
散歩しながら考えるのも悪くないかと…いつもの慣れた散歩道をあるく
遺書ってどうやって書くんだろうか?
などと考えたら小腹が空いてきた…
朝の散歩ついでに パンでも買おうかと…
いつもとは違う道に入り交差点を渡ったら…
【トントン…】
急に肩を叩かれた…
振り向いた先に…
キキーーー !!!!!
ながら運転した車が私に突っ込んでくる
スローモーションに世界が動く…
運転手と目があった…
慌ててブレーキを踏んで目を見開いている…
あ…これはもう…間に合わない…
ガシャーーーン!!!
私は宙を飛び地面に激突した…
痛いという感覚はなかった、恐らく血を流していたと思う…
人がどんどん集まっているが…
段々と…人の声や…音が遠くに聞こえる…
視界がどんどん狭まっていく …
あれ?おかしくないか?
余命1か月またずして私は死ぬのか?
そりゃあんまりだ…
まだ遺書すら書けてないのに…
消えそうな朦朧とする意識の中で…
もし、死神とやらが いるなら…
せめてもう少し猶予をくれないか…
と、私は死神に願った…
が、いつまでたっても死神はやってこない…
もしかして私は助かったりするのか?
などと思ったが…
違った…
【ソンナ訳ナイダロ…オマエ達人間ハ勘違イ シテイル】
姿は見えないが間違いない…これは【死神】の声だ
【死神ハ 前カラ ヤッテ来ナイ…アル日、突然オマエ達ノ後ロカラ ヤッテ来ル…ソシテ肩ヲ叩クノダ…】
そうか交差点で…
肩を叩いたのは死神だったのか…。
【ソレガ 死神ダ…】
そうして私はこの世から唐突に別れる事になるのであった…
………
………
…………
…………
…………
目が覚めた…
どうやら長い夢を見ていたようだ…
とんでもない長い夢だ…
90年間を過ごした夢…
とんでもなくリアルな夢だった…
睡眠時間は6時間…
夢で体験したのは90年と言ってもスタートは3歳くらいからだから約87年…
俺の頭すげーな…
などと思っていたら…
【トントン…】
ふいに肩を、たたかれた…
何だと思って俺は振り向こうとした…が…
…………
…………
踏みとどまった…
俺は恐る恐る聞いてみた…
「だ…誰?」
しかし返事はかえって来ない…
夢の最後がフラッシュバックした…
すると…
【ソレデ イイ…】と声がした…気がする…
俺は身震いした…
どうしたらいいか分からない…
しばらくその場をじっとしていたが…何も起きない
「気の…せい…だよな?」
自分に言い聞かせる……
チッ…
チッ…
音が聞こえる…
チッ…チッ…チッ…チッ…
恐る恐る振り向いたが…
⏰カチッ…カチッ…カチッ…カチッ…
いつもの目覚まし時計が動いているだけだった…
はー
ホッとしてため息が出た…
そして深呼吸してから心を落ち着かせ…考えた…
あの声は【死神】だったのだろうか?
それとも俺の頭が作り出した幻聴なのだろうか…
先程、約90年もの長い人生過ごした夢を見たのは、なんだったのだろうか?
もしかして俺の前世とか?
分からない…
とりあえず…
⏰の時刻を見て思った
急いで学校に行かないと!!
別の意味で死ぬーーー!!
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【突然の別れ】
✂ーーーーーーーーーーーーーーーー✂
その別れは突然だった。
;○○さんが転校しました;
「、え?、」
何も聞いてなかった
ただ1つ
「未来の話はしたくない..」
そう言われたから、
僕は何も聞かないようにしてた
「ぁーあ、、初めて仲良くなった子なのに、」
【突然の別れ】【さようならが無い別れ】
僕疲れたりさ頭が勉強の事だけになると
どうしても上手く話せないんだよね
でも唯一話せる数人がいて
でもほんとに他は笑顔が保てなくて
「やめて謝らないで罪悪感しか感じない」
このタイミングで言われて
ああ、ははっ
ってなった
【愚痴】
「俺より先に死ぬなよ」
「なんだよいきなり」
「思ったこと言っただけだよ」
「あー?ますますわかんねえし」
「いーんだよそのまんま受け取ってくれりゃ」
「はあ…」
今思えばあの会話、フラグだったんだな、
と、他人事のように思う。
件の会話をした、この世で一番大切だった人間は、自分をかばって、自分の目の前で死んだ。
悲しいはずなのに、涙一つ出ない。
ぐちゃぐちゃにかき回されて狂いそうな頭は、ただただ虚無に押さえつけられていて。
(嘘だ)
屍から一歩後ずさったとき、突然視界と思考がシャットダウンされた。
次に目覚めた時には、あの、死んだ男の記憶は一切無くなっていた。
【突然の別れ】
突然の別れがくるような予感を無視してしまった。
気のせい、考えすぎ、あと少し年が明ければ会える。
そう思って会いに行かなかった。
死はあっという間であっけない
死に向き合う瞬間
あの温かい手は
少しずつ温もりをなくす
突然の別れに戸惑い
涙も出ない
ただ自分の心臓の音の大きさに
生きていると実感させられる
そしてまた日常が始まる
クラスでいつもいっしょになっていた友達が
とつぜんクラスがわかれた
とてもショックだった
大事な子達との別れは、いつだって突然でした。
ひとりは、話があると親に呼ばれ、行った先で冷たくなっていた。
後から、車に轢かれて、虫の息のまま家まで帰ってきたと聞かされた。
人生で、あれだけ声をあげて泣いたのは一度きり。
ひとりは、学校から帰ってきたら姿が無くて、夜まで探し回ったけど見つからなくて。
疲れ切って家に帰ったら、亡くなったと告げられた。
愛用していたぬいぐるみは、今でもずっと残っている。
ひとりは、歯科手術の後に白血病を発症。手立ては無いと言われてどんどん弱っていった。
ある日の早朝、寝床の母に挨拶をして静かに家を出ていったそう。
あれから10年、どれだけ待っても帰ってくる事はない。
そして最後のひとり、私の大事な娘は、連休明けの朝にご近所の庭で見つかった。
眠っているようだ、ぬいぐるみみたいと先生には言われた。
私のせいだ、休みのうちに病院に連れて行ってあげていれば。
あの時の後悔を、忘れる事はきっとない。
彼等の他にも、数えきれない猫達との出会いと、別れがあった人生です。
ヒトより断然短い生を全うする姿は、
「生命は必ず終わる」
その絶対の事実をいつも胸に刻んでいってくれた。
出会ってからの全ての日々が宝物で、別れ方も大切な思い出になるんです。
例えそれが、耐え難い痛みを伴うとしても。
彼等との大切な時間は、動物医療の現場で働く原動力になっています。
ごめんね、はもう言わない。
いつかまた会えたなら、ただ「ありがとう」「愛してるよ」と伝えたい。
そして、全身全霊を込めてナデナデヨシヨシさせて頂きたい!
お前らの腹枕が最高だったんだよ!!
#突然の別れ
4月15日
「別れよう。」
付き合って5年記念日。
彼氏からの突然の別れを告げられ私たちは別れた。
理由はすぐにわからなかった。
_数時間後_
「私はずっと貴方のことを忘れないからね。」
そう送ってスマホを閉じる_
5月15日。
____
6月15日。
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7月15日。
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8月15日
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9月15日
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10月15日
____
「私の手が届かない場所で元気にしてる?」
「大好きな彼女が会いに来たよ」
私は別れてから、1ヶ月事に彼氏の実家に行って
彼氏のいる目の前でそう呟く。
_彼と別れて数時間後の頃_
彼の両親から突然メッセージがきて彼が別れを告げた
理由を全て理解した。彼の両親から
彼が病気で余命宣告をされておりそれを私に
知られたくなくて別れを告げたと言っていた。
私が泣き虫で心配性だったから、最後まで、
気を使ってくれたのだろう。
彼は最後まで私のことを「もっと愛していたかった」
「花嫁姿を見て歳をとるまで一緒にいたかった」
「俺の大好きな彼女の手をまた握ってやりたかった」
そう言って泣いていたらしい。
「1ヶ月に1回、会いに来てくれるといいな。」
最後にこの言葉を告げて彼は亡くなったらしい。
だから私は
1ヶ月ごとにいつもシオンのお花と、
彼の好物のおはぎを持って彼の実家へと行く_
シオンの花言葉は_
「あなたを忘れない。」「遠方にある人を想う。」
突然の別れ
君は突然会えない人となった
もう、願っても戻っては来てくれない
あぁ、もっと話していたら。ありがとうを言っていたら。
ごめんねを言っていたら。
数えても数え切れないくらいの沢山の後悔が襲ってくる
また君に会いたい、話したい。
こんなにも突然の別れなんて...認めたくない。
なんで君が。なんで君がいなくなるの...。
どうか、もう一度戻ってきて...。
目が合うと時が止まったように、お互い見つめ合った。
先に彼の方が我に返り、ずんずんと近付いてきた。
「もしかして……ゆう?」
彼は驚きで目を見開きながらそう言った。
彼とは小学校以来だった。
僕の通っていた学校に彼は転校してきた。
黒いランドセルの肩紐をぎゅっと握りしめて彼は笑顔で挨拶をした。
僕の隣の席に座るよう、先生が促した。
彼はランドセルを下ろしながら、よろしくと声を掛けてきた。
「よろしく!何かわからないことがあったら聞いて!」
僕は、慣れない環境で勝手がわからず困るだろう彼を支えようと、誰に頼まれた訳でもない使命に燃えていた。
彼は「うん、ありがとう」と返してきたが、
それから1週間、彼は僕の手を何も借りなかった。
僕は彼の姿を無意識に目を追っていたが、先生に聞いている姿さえ見なかった。彼は慣れた様子ですぐに馴染んで行った。
休憩時間には僕らと遊ぶが、放課後に誘っても彼はのらりくらりと誘いをかわした。そんな時、彼は決まって同じような笑みを浮かべた。その笑みは壁となり、彼が扉を閉めるのが見えるようだった。
僕は彼の内側に入りたくて躍起になった。どこかミステリアスでカリスマ性のある彼に近付けたら、僕も特別になれそうな気がしていた。
彼が登校したら真っ先に声を掛け、目が合ったら手を振り、休憩時間も彼を誘い、放課後も諦めずに誘い続けた。
次第に、一緒に登校するようになり、放課後もたまに遊んでくれるようになった。
相変わらず、1歩引いたような笑みだったが、彼との距離は少しずつ近付いていた。
そう思っていたのに。
いつもより少し遅くまで一緒に遊んだ次の日から彼は学校に来なくなった。
転校した、と告げる先生の声が遠くの方で聞こえた。
(テーマ:突然の別れ)
アメリカで留学中の彼が帰ってくると聞いた。
1年ぶりに彼に会えると思うとすごく嬉しくなった。
だが、帰りの飛行機が事故に遭い、彼は亡くなった。
大好きな彼がもうこの世にいないのに、
なんで何も感じないんだろう。
大切な人は、突然いなくなるんだね。
突然の別れ
いつもと変わらず君と遊んで。
いつもと変わらず今日も別れる。
また明日も同じ時間に、なんて。
なのに君は見つからなくなって。
何も言わずに、消えてしまった。
深いと思っていた関係は、
何もせずとも消えてなくなった。
所詮、その程度の繋がりだったのか。
突然の別れ
人生、何があるかなんて分からないものだ。本当にそう思う。こんな経験、俺には無縁だと思っていたが、どうやらそんな事なかったらしい。
「昨夜、○○県○○市、○○にて遺体が発見されました。遺体の身元は既に分かっており、警察は何らかの事件性があるとみて調査を進めています。この男性は昨夜───」
冷水をかけられたような感覚が俺を襲った。お前、この間まで元気だったじゃんかよ。
…夢かもしれない、なんて希望も虚しく、俺は今コイツの葬式に来ている。
「…お前、今日で20なんだよな。」
おめでとうの一言すら言えなかった。こんなにも突然の別れが来るなど到底思ってもいなかったから。
「…誕生日、おめでとう。…好きだったよ。」
昨日まで仲が良かったはずの友達が突然離れていってしまった。
どうしてだろう。
私のことが嫌いになってしまったのかな。
なんていう、ネガティブ思考が頭を巡る。
私達の仲はこんなものだったの?
どうして、
どうして、、
どうして、、、!
そうだ
私も君から離れよう
今度は仲良くなれるかな、、、?
また、もう一度
突然の別れ
あなたは願っても帰ってこない。雨が降っている夜あなたは突然の死を遂げた。理由は誰もわからない。でも俺には予想がついた。モラハラだ。あなたはいつもやつれたように帰ってきた。でも葬式に出ているとき俺は涙一つ出なかった。周りから聞こえるのはかわいそうね。と言う声だけで誰も俺の存在に気づく人はいなかった。あなたは屋上から飛んだ。俺はそれを止めようとあなたの手を掴んだ。でもその手はするりと抜けてあなたは頭から鈍い音を出して落ちた。もしも俺が生きていればあなたに寄り添えたかもしれないのに。そんなきれいごとを考えながら俺とあなたは天へと仲良く上っていった。
2024 5/19 ♯14 〈突然の別れ〉
突然の別れといえば、今年の四月に祖母の家で飼っていた元野良猫が死んだことを不意に思い出す。
その猫はよく冬になるとコタツの中に何食わぬ顔で入っていた。僕が幼いときにコタツに足を不器用に突っ込んだ時、猫に引っ掻かれたのはまだ根に持っている。そのおかげで、それ以来僕がコタツに足を入れるときはゆっくりゆっくり、コタツの中を必要以上に確認しながら入れるようになった。今となってはとんだ無駄手間でしかないのにこの癖は直る気配を見せない。なぜだろうか。
もしかしたら、本当は猫がいきなりコタツの中から出てきたら、本当は死んでなかったらなんて夢物語を想像する時間を稼ぐためにゆっくりゆっくり覗くのかもしれない。
もうコタツには人の脚しかないのは、言うまでも無い。
突然の別れ
いつもそばに居た君達は。
ある日を境に。
そばに居なくなってた。
高校生になると、それぞれの道に行くから。
学校が違ったりすることがある。
いつも他愛のない話をして。
笑って、泣いて、ケンカして。
そんな日常が僕には続くと思ってた。
けど、学校が忙しいせいで。
みんなと会うことすら難しくなった。
いなくなったわけじゃないのに。
どうして、、。
心の距離が離れていくの?
僕の心が弱いから。
君達が僕の知らない話をしていると。
置いて行かれている気がして、寂しいよ。
友達と会わないだけで。
こんなにも全てが離れていくものなの?
置いて行かないでよ!
僕はまだここにいるんだよ。
先に進まないでよ。
ずっと横に居てよ、、。
なんともチープなお題が続き、
私としては……
突然の別れは夫との別れです。
過労死であったろうと思いますが、裁判で決着と言われ諦めざるを得ませんでした。
出勤途中に倒れてそのまま帰らぬ人となりました。
計り知れない喪失感でした。
夫だって予期せぬ死だと思います。
今でも私は夫と会話を重ねています。
その答えが正しいかは分からないけれど。
「好きな子ができた。ごめんだけど別れて欲しい」
君の口から聞こえた別れの言葉。
突然の別れで頭が追いつかない。
なんでなんだろう、私は君にあんなに尽くしたのに
…君に好かれた子は幸せなんだろうなぁ〜笑
親友だったらどうしようなどと考える私。
私の口から出た言葉。
「全然大丈夫!その子と幸せにね!」
私はいつもそうだ。自分を偽って結局全て失う。
…このまま君と終わるのはやだ。
最後くらい本音で向き合いたい。
「ほんと!?ありがと!じゃ、またな!」
待って、まだ、まだ…このまま終わるのだけは…
…結局何も言えなかった。
…次からはちゃんと言えるように頑張ろう。
君からの突然の別れで私に足りない所わかったよ。
君には一番感謝してるかも!笑
突然別れを切り出してくれてありがとう。
幸せなってください。