空が泣く』の作文集

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空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/16/2023, 5:53:11 PM

天使の羽
私らしくいられない時
無理して笑顔を作らなきゃいけない日
理不尽なことを言われても何も言い返せない私。
弱い私も好きになろうとグッと堪えて頑張っています。
ーーハンディーは、恥ずかしいことですか??
誰がが言った。
私には、生まれた時から脚が歩けない……。私にも、歩ける脚がほしい(´;ω;`)
誰にも、気をつかわずに予定なんて決めないで、一人で歩けたらいいな〜💛と、何度、夢みたことだろう…。
free!の七瀬遙君なら、どんな言葉をかけてくれるだろう。
『お前の生きてきたから見れる風景があるんだろう』と、ボソリと、いうのだろうか。
こんな、私だから、見れた風景か……。
負荷だっていっぱいあるし、思うようにいかず涙した日も数しれないんだヨ。
学生の頃だって、大好きなバスケだって、みんなは、バスケをエンジョイして駆け回ってはっても
私は、ゴールの下で、ポツンと、……。
芸人さんなら、笑い話に変えられる素敵職業
『でも、バスケが好きなんだろう』と、七瀬遙君は、呟かれるんだろうな。
こんな、私だから、シュートした瞬間の喜びはひとしおだヨ(#^.^#)Vヤッター\(^o^)/って想う。
自分の身体のことまで分析するくらい大好きです。
想先生は、ゲーセンで、155のスコアを出して、私には、見れない風景を見せてくれた🏀✨
背が高い想先生だなら、ポイと軽く置くような感じで片手でシュートした。
すごいな〜(*^^*)♫と思った。
私は、全力で、頑張って1点入れば万歳なの(#^.^#)♫
でも、私が脚が悪くなければ想先生には、もちのろんお会い出来てなかった。
なんか、ぐちゃぐちゃな想いになる。
負荷だって、出来る喜びを知るためのしれんかしら。
私の大好きなことを頑張ろう💛(#^.^#)V
 今迄、数えくれない抜かされたことなんてある。
私は、七瀬遙君とは、違うマーメイドなんだ。
おちこぼれだけれど、負荷を私らしく楽しもう💛(#^.^#)V
悲しかったり、悔しかったり、心ない言葉を言われたりしたら
 私の代わりに空に泣いてもらおう(#^.^#)♫
私は、雨が昔から大好きだった。☔
想先生と会う日は不思議と雨の日が多かったな……。
私は、書くことがも好き_φ(・_・スポーツも大好き🏀水泳も大好き〜(#^.^#)♫読書も大好き📕
 誰にも勝てなくても、私の大好きを頑張ろう💛(#^.^#)♫私らしく(#^.^#)V💛終わり

9/16/2023, 5:51:55 PM

雷か雨か。地球は温暖化するっていう意見と寒冷化するって意見があるけど、吾輩はやっぱ最後は寒冷化するのでは派である。
 氷河が全部溶けたら海の分量上がって今人間が生きてる部分の結構な面積が沈むじゃん。人間は物流の楽さを取って割りと海沿いに住んでるから新たに山間部を切り開くことになるだろうけど、食料自給が追っつかなくなって大部分は死にそうだ。
 水の総量は循環してるだけで変わりにくいから一旦は温暖化するけどその後雲が増えたらめちゃくちゃ雨降るから熱帯化して、雨が降り続くならやっぱり地表の温度は下がる。
 その頃には人間は減ってるだろうから健やかにそれ以外の生物の楽園の出来上がり。生きてるのは風の谷のナウシカみたいな超近未来な乗り物乗りこなす山の者。滑走路は山間で難しそうなら空輸はヘリとかかな。

9/16/2023, 5:36:35 PM

#空が泣く

しとしとと空が泣き始めた。

その泣き方は長年連れ添った親友と彼氏に裏切られたのに、泣けない私の代わりに泣いてくれているようで、少しだけ天気が味方してくれているように感じられて、心が救われた。

いつか、この思い出を吹っ切ることが出来たなら、青空の広がる晴れの日のように笑えますように。

そう願わずにはいられなかった。

9/16/2023, 5:33:52 PM

『空が泣く』


遠坂蒼空 Tosaka Ao
戸崎菜生 Tozaki Nao




空を見上げてみれば、いろんな形の雲があったり、月があったり、直視できないほどの輝きを放つ太陽があったり、溢れんばかりの星々がきらめいていたり。

君と見上げた空も、いろんな顔をしていた。


「空って毎日違う表情だからつい見上げちゃう」


あの日も君は、見上げたのかな。

君が好きだと言った、あの空を。

今もどこかで見ているのかな、あの景色を。


俺は今日も見上げたよ、君が愛したこの空を。




——————



「ねー聞いてる?」

「ん?」


隣にいる君は笑った。


「蒼空っていつも遠くを見てるよね」

「は?それ褒めてる?」

「もちろん褒めてる! だって、それが蒼空の良さだもん」


いまいちピンと来ない褒め言葉を並べ、君は嬉しそうにした。

俺には、そんな君の姿が眩しく見えた。




クラスの中心人物、人気者の君。

対して俺は、存在感も薄い、教室の隅で本を読むような奴だ。


そんな相容れなさそうな俺らがこうして隣を歩くのは、幼なじみという昔からの腐れ縁だから。

カーストなんか関係ない、素の自分たちでいられた頃からの付き合い。

互いに干渉しすぎず、程よく理解し合っているこの関係は、俺にとってはもちろん居心地がよかったし、君にとっても悪くはなかったと思う。


だから、、自分がわかってる以上に自分のことを知っているのはたぶん、君だけだった。

そんな君に言われた褒め言葉___


ごめんだけど、俺には理解できそうにない。





「蒼空はね、他人なんか興味無いってふりして、1番みんなを見て知って、相手のために動ける人だと思うんだ」


「そんなわけないだろ」


「ううん、私の知ってる蒼空は、空みたいに広くて大きい視野と心を持ってる人」


「お前の中で俺って美化されてんの?」


「そんなわけないじゃん! 今も昔も、私にとっての蒼空は、そういう人だよ」



きらっと効果音の付きそうな程眩しい笑顔を向ける君に、俺はいつも思うんだ。



____お前の方が余程空みたいだよ




–—–————————-————

–—–———————



「私ね、空を見上げるようになったの、蒼空のおかげなの」


「は?なに急に」


「いいから聞いてよ」

少し拗ねる君に、俺はしかたないって意味を込めて大袈裟にため息をついた。



「私ね、空が好き。晴れてる日も曇ってる日も、雨の日も台風の日も、雪の日も……。空っていろんな顔をしてて、毎日違うから見てて楽しい。似てる空でも必ずどこか違うじゃん?一緒なんてない。その日のその時間だけの空って考えたら、すごく幻想的に思えたんだ、、。」


そうやって、言いながら空を見つめる君に、なぜか心臓が嫌な音を立てた。どくん、、って、波打つように....


「俺のおかげっていうのは?」


「それはね、、蒼空って名前を口にする度に、空とリンクするから。それに、蒼空と空って似てるから。存在が。 みんなを包み込むような暖かさも、ズバズバした物言いも、気分屋なとこも、今日の蒼空はいつの日に見たあの空みたいだなーって考えるのが好きなの」


「えらく変な趣味をお持ちで」


「だよね、、自分でも思うよ変だなーって。だって、空を見上げたら真っ先に蒼空のことが思い浮かぶんだもん。1日に1回は必ず蒼空を思い出してるってことになるじゃん?」


「それだけ聞くとキモイ」


「うわ、ひどい!そんな意味じゃないもん」


「冗談だって、真に受けんな」



照れ隠しでしかないその暴言も、君の前では通用しない。
きっと照れてるのもバレている。

なんてったって、俺らは幼なじみだから。腐れ縁だから、、



「この夕日もさ、、もう一生見られる日は来ないんだよね」


「似たやつなら見れんじゃん?」


「ちがうの。これがいいの」


なぜそんなに、この夕日に、、、この空にこだわるのかわからなかった。


「帰ろっか!」


あの日見た空を、俺も一生忘れられない。




–—–————————-————

–—–—————



次の日の朝、家のポストからいつも通り新聞を取ろうとすれば、違うものが手に触れた。


それは、4つ折りにされた画用紙。


そこについた淡い紫の付箋には『またいつか』の見慣れた文字。



広げてみれば、昨日見たあの空が、水彩絵の具で鮮明に描かれていた。



なんでこんな回りくどいことをしているのかわからなかった。




またいつか、ってどういう意味?

わざわざ絵に残したかったのか?

だとしても、メールしてくればいいだろ

わざわざポストに入れたわけは?学校行く時でよくね?



訝しんだ。

この謎行動のわけを知りたかった。



そして俺は後々知る。


君があの日の夜中、引っ越したことを。


実は病を抱えていたことを。


その病の治療のため、この地を離れたことを。




そして俺は知る。



俺が抱いていた、君への気持ちを。





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–—–————





あの日から、、





俺の隣で空を見上げる君がいなくなってから、


代わりにとでも言うように、俺が空を見上げるようになった。




君は、空の変化を表情と呼んでいた。


無意識なのか、意図的になのか、、それはわからないことだった。






今日は雨だ。 君なら、『空が泣く』って言うのかな。







盲腸になった職場の同僚の見舞いで来た総合病院。


相変わらず元気そうな顔を見て、見舞いの品を渡して病室を出た。


出口に向かう途中、、。




「蒼空、、?」




懐かしい声だった。


幼少期から聞きなれた、あの声。


ここ8年間聞くことのなかった、あの声。




振り向けば、君がいた。




「菜生、」




車椅子に乗って、あの頃よりずっと細い身体だけど

間違いなく、君だった。




いつも引っ張ってもらった俺だけど。

いつも任せっぱなしで自分から行動したことってあったのか?ってレベルな俺だけど。

一緒に学校に行くのも、学校から帰るのも、全部君が迎えに来てくれなきゃ一緒になんて行動しなかった俺だけど。




今は、、、




足が動く。自分から。自らの意思で。



呆然とする君の前に立つ。





「....会いたかったよ、菜生」


「...わたし、も、、」




空が泣いた。




空が泣き止んだ。




空が笑った。






まるで、君の表情のように。


豊かに変わる表情を見て、俺は思った。





やっぱり、俺なんかより余程君は空だよ___って。

9/16/2023, 5:27:07 PM

母親が亡くなった。着信に何度も親戚の叔母からの名前がある。俺は田舎を嫌い憎み上京をし作家になりたく出てはきたが夢ばかり頭の中にあるのになにも書けない日々をしているうちにバイトに終われる毎日になり夢が濁り10年が過ぎていた。叔母へ電話をかけ直す。「もしもし、お久しぶ」と最後まで話す間もなく叔母は「あのね、落ち着いて聞きなさいよ、お母さんが職場で倒れて病院に運ばれて、そのまま亡くなったの」と泣きながら話してきた。俺は放心状態になりながら「わかりました」と答える。あの帰りたくもなかった田舎に、このような形で帰郷するなど思ってもいなかった。母親と俺は母子家庭であった父親は典型的なアルコールとギャンブルに励むダメ男であり母親は逃げるように俺を連れ家を出て低所得者が住む今の団地へと身を隠すように生きてきたのだ。母は朝から夜まで働き俺を育てるために必死で働いていたのだ。その姿を見ている、ありがたさを普通の息子なら思うのだろうが当時の俺は母に対し嫌悪感を抱いてしまっていたのだ。そういう気持ちもあり高校を出て上京してから連絡もほぼとっていなかったのだ。この団地は変わらず貧しさを象徴するかのように昔からなにも変わっていない。団地では葬儀もできないので葬祭会館で葬儀をすることになるから来るようにと叔母からの伝言があったので葬祭会館に着くと叔母夫婦が先に葬儀屋と打ち合わせをしていた。叔母はたんたんとし「あら陽ちゃん久しぶり」といい俺も含め葬儀の打ち合わせを始めた正直、葬儀から、その後の記憶があまりないほどたんたんと進んでいった。だが疑問に思ったのだ何故スムーズにいったのか。葬儀も終わり落ち着き俺は団地で、しばらく過ごすこになったピンポーンとチャイムがなり叔母が来た。叔母からの話しで、ようやくスムーズに葬儀が進みその後の段取りができていたのかが分かった。母はここ数年末期ガンであったのだ、その身体をおしながらスーパーのパートをし貯金をし死後の段取りを息子の俺ではなく叔母に伝えていたのだ叔母から「陽一には病気のこと伝えないで迷惑かけなくないのよ小説家になってほしいから」と最後までいっていたと言う、その言葉にそれまでの母への嫌悪感はなくなり涙がとまらなくなった。叔母より俺が子供の頃に書いた作文を渡された、その作文はぼろぼろになっていたが、いつも自慢をしていたのだと言う、それは夢と言うタイトルで俺が小説家になり母を楽にさせたいというありきたりな内容だった。そのときの記憶が思い出される作文を喜びながら俺の手を繋いで歩いた母は空を見上げ美しく泣く姿だったのだ。俺は母との思い出を小説にしてみようと思ったのだ。

9/16/2023, 5:09:10 PM

天廻


月ひかりの束が、ひどくむなしく揺れている。
わたしたちの下に敷かれた、冷たく小さな石畳
幾億も先、この声だけが薄く
帷のように滴り、続いてゆく事、
まるで野晒しにも思えてならない。

くもを紡いできた
いつだつて自分を信じてはいなかつたから、
たぶん明日はきみにも訪れる事はないのだから
諦めてしまえば良い筈なのに。

9/16/2023, 5:04:52 PM

空が泣く

雷鳴か

激しいな

俺もなく

失った過去達へ

そうなんだ

どんどん過去へ失っていく

未来へ進んで行くという事は

過去を失って行くという事

あの日の高揚、緊張、幸福、憎悪、険悪、

失って行く

空が泣く

俺も鳴く

無くす

消える

最後は消える
 
刻む

誰かな

ここに

9/16/2023, 5:00:55 PM

残念だったね
お前の求める保証は
生きてる限り
どこにもありません

知ってるか
世界って脳みそなんだぜ
だから手っ取り早いのは
お前が消えることです
そしたら最後
無いということすら無くなります

あれ、怖気付いちゃった?

9/16/2023, 4:41:57 PM

《空が泣く》

いつもより少し上手くいかなくて
怒られて
泣いて
自分が嫌になって
落ち込んで

この世界がちょっぴり嫌になって
消えたくなって

そんな時空が泣いているように見えるのは
私の心が弱いからですか?

明日は空も心も笑えますように。

9/16/2023, 4:35:11 PM

夜空が泣いている。
光の涙がこぼれ落ちる。
あちらでも、こちらでも。
みんなの大号泣が腹に響く。
楽しい夏休みが終わってしまう。
寂しいのだ。



空が泣く

9/16/2023, 4:33:51 PM

崩れ続ける全てに流されながら生きている。
揺らぐたびに溶け出たわたしは
脆く、永遠な波に攫われながら、同化する。

ただそこにあるものにわたしを依らせて描いていきたい。

9/16/2023, 4:31:42 PM

空が泣く

空が泣いている。
私の代わりに泣いている。
「傘忘れたの」
うん。隠し持った折り畳み傘をギューッと握りしめる。
「ふーん」
うん。逃げるように相槌を打つ。
大切にされたい。私が君を大切にしてるように。
いつの間にか君は先を歩いている。
「あんさ、傘、入る」
少し先の君が言った。
「うん!!」
雨の中を走って君に追いついて、張り付いた前髪を払って、少し泣いてしまった。
それでも君は、私を好きじゃないから。

9/16/2023, 4:27:52 PM

脳天に沁み渡る滴(したた)り
二月の雨
穴の空いた黒い靴 意味を成さない黒い靴
侵入する雨 身体を満たす
どこにも行けない どこにも居れない
身体が重い 心が重い 想い

想いで満たされてる
言葉は吐かれるのを待っている
言葉で描かれるのを待っている
待っている
待っている…

9/16/2023, 4:22:47 PM

雨は空の涙だと聞いてから、雨の日は嫌いだ。
泣くのは同情を集めるためのもので、先に泣いた者はあらゆるものから守られるから。
最近の空は梅雨でもないのによく泣いている。
甘えるな、なんて叫びたくなる。
私だって泣いて守られたい。

9/16/2023, 4:19:46 PM

空が泣く


知らない番号からの電話だった。
だけどいたずら電話ではなかった。
出ると、電話の向こうの人の声はただひたすら冷静だった。
冷静というか、淡々と話していた。


その人とは正反対に僕は焦り、夢中で走った。


幸か不幸か、行き先の建物は近くで。
こんな近くに居たのに、何故こんな事が彼にだけ起こった?


どうして、どうして。
どうしてどうしてどうして。


せめて、せめて、最後の顔だけ見ることができたら。


彼の元へ着いた時は
彼の顔は布をよけないと見れない状態だった。


彼は、自分の知ってる彼か?
今自分に起きていることは?
声はどうやって出すんだったか?
涙はどうやって出すんだったか?


たった1つだけ分かったことは

いつの間にか空が泣いていたことだった。


Fin.

9/16/2023, 4:17:32 PM

空が泣く


 君は来ない。それが答えだね。
 軽く息を吐けば、少し汚れたスニーカーのつま先が視界に入る。

 もう行こう。
 リュックを背負い直した時、ぽつんぽつんと雫が落ちて、足元のコンクリートの舗装に黒っぽい染みを作った。
「天気雨かな……」
 そっと呟いて、パーカーのフードを深く被る。
 人々が行き交う陽の当たる歩道で。



#29

9/16/2023, 4:15:53 PM

「大丈夫よ。私はいつでもあなた達のそばにいるわ」
小さかった私と弟の頬を撫でてくれた母。
そんな母も五年前に亡くなった。
「本当にお前達は可愛いな〜」
私達を抱きしめながら父は言う。
私は中学三年生になり、弟も中学一年生になった。
そんな父も四年半前に居なくなった。
今、私は大学一年生になり、弟は高校二年生だ。
今でも父は見つからないままだ。
確か父さんが居なくなった日もこんな綺麗な夜空の日だった。

「ねぇさん。そんなところにいたら風邪ひくよ」
「ちょっとだけ夜風に当たりたかったのに…わかった、すぐ戻るから先に戻ってて」
「はいはい。早く戻ってきてね。僕が桐絵に怒られる」

扉が閉まる音がして私はもう一度、星が散らかる空を見た。
すると流れ星が通る。
「私の父さんもこの景色を見てるかしら」
そう呟くと自然と私の頬が濡れた。
雨が降った訳でもないのに。

────両親を失ったとある姉弟の話────

9/16/2023, 4:09:48 PM

虚ろな目がこちらを覗く
その目はいつも見ていた忘れることない大好きな目だった。
唯一無二の色でその色がとても僕は大好きだった。翡翠とサファイアを混ぜたような宝石のように綺麗な目が、輝いていた目が今は暗く沈んでいる。
何故こうなってしまったのだろう、ずっと一緒にいると誓ったはずなのにいとも簡単に死んでしまうなんて。
心の底では分かってたはずだった。いつかは死んでしまうことだって、命はとても脆いんだって、頭は理解しているのにその速度に心は置いていかれている。
死因は『自殺』であった。
誰にも優しいとても温厚な人だった。いじめなんてされるはずがないほどみんなに愛されていた。
それがあいつにとってのプレッシャーに変わるとは誰1人考えずに。
あいつはいつも優しい自分で居ないといけなくてとても苦しそうに生きていた。だから僕だけは居場所にして欲しいと言って相談も何もかも聞いていたつもりだった。
あいつが死んだ最後のひと押しは僕だったのかもしれない。僕は言ってしまったんだ。
「辛いなら一緒に死んじゃおうよ」

優しいあいつには僕を巻き込むなんて出来なかったんだろう。きっと一人でいけば迷惑かけないとでも思ったのだろう。
不正解だ。ねぇ、天国で見えてるかな僕も今から行くよ

[]悲しい小説・漫画のお題排出ったー[]から
最初の文 虚ろな目がこちらを除く
最後の文 今から行くよ
のお題を頂きました!ありがとうございます。

9/16/2023, 3:59:44 PM

明日に背を向け 立ち止まる
この灰色に 閉ざされて
この寂れた街に閉ざされて
君の名を呼ぶ 来ないでと

明日よ 歩みを止めて
過去よ 忘れるさ
今よ  終わりにしよう
閉ざされた街 君の名を

彼の者は英雄となり
彼の者は伝説となり
空に亡く 僕は此処に居る
空が泣く 手は空を切る

明日よ 歯車は止まった
過去よ 夢に溺れさせて
今よ  このままでずっと
空よ 泣くな 僕が亡いても
               お題【空が泣く】
          タイトル【貴方になりたい】

9/16/2023, 3:46:20 PM

【空が泣く】
君の方は雨、降ってるかな
君はいま どこにいるのかな
笑顔で振舞ってるけれど

僕と一緒に空が泣く

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