『秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『秋恋』
パリッパリッパリッ
落葉を踏むわずかな音も 心に響く
あなたに恋をした
勇気なく 伝えたい気持ちは箱の中
女の心と秋の空とはよく言ったものだ。
私が中学から関わっている友達はこの頃になると
よく失恋をして私に愚痴を言ってくる。
私が口下手で発言を言わないのが都合がいいと思ったのか、私は彼女の公認の愚痴の聞き手になってしまった。
全く毎度毎度と彼女の方は愚痴を聞いてもらってスッキリするのだろうが、私は他人事だろうとも気が重くなってしまう。
愚痴っても現状は変わらぬと言うのに何故私を巻き込もうとするのか。
私の心も男だというのに彼女の不安や悲しみの出来事という雨雲に覆い尽くされて秋の空のようだった。
今日もカフェで彼女と会う。
そして愚痴の話を延々と聞かされ私は半分鬱になり彼女はスッキリする。
そんな対照的な2人の様子はとても面白いだろうなと思ってしまう。
お題秋恋
更新遅れてすみません。
私は恋愛物書けないので何が言いたいんだという文になってしまいました。
本当にすいません。
少し肌寒くなったこの空を
教室の窓から眺めている君の横顔が綺麗だと思った。
森の木は緑から赤、黄と色付いて来ていて
もう秋を感じさせる。
彼女は綺麗なストレート髪だがあの日は違かった。
もう就職とか進学とかの面接のため
彼女はポニーテールでそれがまた新鮮で
可愛いって思った。
これは恋じゃないと思う。
推しみたいな感じでもなんかキモいか。
クラスの男に密かに推されるとか。
秋に恋するとか
もう遅すぎる。
好きになるなら早く気づけばよかった
─────『秋恋』
#60 秋恋
[お気に入りのテーブル]
最近、
一目惚れして折りたたみ机を買いました。
机一つ変えただけなのに、
作業の進行率が段違い!
この机と共に、
今まで触れてこなかった分野の学習を
進めていけそうです。
読書の秋らしく、
まっさらな机上でまだ知らない世界に触れたい。
秋の空
秋の匂い
秋の書物
秋の飯
秋の美術館
秋の山
秋の実り
紅葉し散っていく葉の如く短い間で秋は過ぎていく。
秋を見逃さないように出掛けてみよう。
秋の景色の中で恋も実るかもね。
(秋恋)
ハリネズミのジレンマ、正にこの言葉がピッタリである。
私もあなたが好き、あなたも私が好き(多分)。
でもお互いに相容れない。
あなたは中々私の元に訪れてくれないものね。
来てくれた、と思ったらレアメタルよろしくあっという間にいなくなる。
そして短いあなたとの逢瀬を私は心から楽しむことができない。
目が痒いわ、鼻水が出るわ、頭が痛いわで大わらわである。
私もあなたも両思いなのにね
詩(お題)
『秋恋』
AIに尋ねたら
涼しくなった秋に始まる恋
「あきこい」と読む
秋に始まる恋は
長続きしやすいとも出ていた
じゃしよ!って出来る?
少しずつ寒くなり
温もりが恋しくなる季節
俺の秋恋は
おでんと熱燗か?
秋恋
北国の秋は短い
あっという間に
雪に覆われる
埋もれてしまう前に。
みゆきが久しぶりに見れてよかった
私がインスタをみることができなくなったので、ボロックされちゃったかなぁ。それはしょうがない。日記みたいになってたしね。ビジュアライズだっから。誰だって、選ぶことができる。人と疎遠になることも。
幸せは、縁を切ることではないと思っている。
めんどくさい飲み会は嫌だ。
しかし、悪い人ではなければいいいだろう
お母さん顔疲れてた。
なんでもやろうとするし、手伝おうかとか言ってもダ
祖父が他界するひと月前くらいから妻は祖父が家に遊びに来るたびに肩先から何故かお線香の香りがすると話していた。他界が近い人からお線香の香りが漂うという話は私も妻もインターネットの情報か何か見聞きしたのを ... まぁ印象的な話だったのもあってかくっきりと記憶していて〝 まさかね ... 〟なんて苦小笑いしたのだが ... そんな迷信染みた噺に準ずるかのように逝った。不思議なのは ... 何故そうしたタイミングで線香の香りが漂うのか ... 香りの立つ源が気にはなるが ... まあそれを考えても答えは見つけられないであろうし見つけたところで興味本位を克服したのみに過ぎない。ただ今というか昨今ね ... 自分の枕から始終お線香の香りがするのである。まあ日頃から、私は53歳だが今際の際こそ面倒臭そうとか念い乍ら妻娘二人に迷惑はかけたくないとかその際は泣かれたくないしゴミを投げた後の如く何も念うところも無く忘れてくれたらなと考えたり ... 最近ではへぇ〜、離婚届け妻と自分の勝手に押印して役所提出してから消費者金融で満額借りて家に封書で投げ置いて死(ト)ぶって手もあるのか ... なんて得心してたりするのだが ... いざ、この〝 もしかして 〟に訪れられてみるとやはり案外ときめいていた。私はやはりきっと特段狂っているのであろう。毎日毎日毎日毎日 ... やはり厭だ。この世界は自分には合わない。まず何より人間がきもちわるい。神のように崇められる日を臨み努力をする。努力はいい、然し動機が吐き気が止まらなくなるほど下衆く、そして成すを成せば一切を見下し神・仏・霊にまで挑み始める。策略 ... 企て ... 勝敗 ... 報復 ... 粛清 ... あー、きもちわるい。虚空を消すことも大海を切り裂くこともできない人間如きが神のふりをする仏を俯瞰する侮辱する霊界をも嘲笑する ... あーきもちわるい、きもちわるい。私を友達だと思う人はひとりもいないが私が特別たる友達をひとりも作らないのは特別な友達を拵える事で特別ではない無数の衆生を認定することになるからである。無論他人に押し付けたりなんか絶対にしないが ... 私は、私だけは、常にひとりでいなければならない ... そんな気がするのだ。
家族はいるけどね。家族は ... ... ...... 。
空が橙色に染まる夕焼けを久しぶりに見たときの心の震えを私は忘れない。
その場所をやめたとき、暦では7月だった。
やめてしまったら、この先には何があるのだろうかと未来に対して不安しかなかった。
私の心細さを消して背中を押してくれたのは今までお世話になってきて出会って来た人々だった。
色々な人と出会ってきたが、皆、同じ悩みを抱えてきた人々は優しかった。
世間から見るときっと怖いと思われる存在だと知っていたが、他愛のない話をして、同じ体験を共有して、盛り上がるときはみんな笑顔になり、騒がしかった。
大切な居場所だった。
そこから、私は自分の船をそっと海に出した。
居場所がなくなった私は、新しい居場所を作り始めた。
その為、沢山の寄り道をして、その時々の居場所を見つけた。
そして、新しい出会いがあった。
「夢が同僚とご飯を食べに行くことだなんて、そんなの私がいつでも叶えてあげるわよ」
そう言ってくれて、一緒に食事に行ってくれた人の優しさを私は一生忘れない。
他者と分かり合えない孤独に苛まれ、苦しみ、もがいて生きてきても私のように不器用でも、生きることを諦めないでいたら隣に同じように悩んでいる人に出会い、ふと話している瞬間にお互いにぎこちない笑みが生まれるかもしれない。
空を見て一息ついて、秋にしては暑すぎる日々に辟易しながら、テーマの秋恋とはかけ離れたことを今思っている。
貴方と知り合った最初の秋は、何もかもが楽しかった。食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、全部を貴方と楽しんで、寂しいなんて感じる暇すらなかった。
貴方と行った冬の温泉。
二人で雪見酒を楽しんだ。掘りごたつで足をつつきあって、年賀状を手渡しで交換した。
春に引っ越したアパートは、狭い部屋だけど窓から桜がよく見えた。どっちも本を捨てたくなくて、棚をどうするかで喧嘩した。
初めて行った夏の海。
夜の浜辺を手を繋いで歩いた。誰もいない静かな海で持ってきた花火を二人でやって、最後の線香花火は貴方の方が長持ちしてた。
そして、何度目かの秋。
落葉を踏み締めながら私は一人歩いている。
楽しい事しかなかった恋は、ある日突然終わりを告げた。
「ごめん」
たったこれだけの短いメール。それっきり貴方はどこかに行ってしまった。
秋に始まった私の恋は、何の前触れも無く終わった。
不思議と寂しいとは感じなかった。
私も、貴方も、きっと〝恋愛ごっこ〟がしたかっただけ。本当は貴方がいなくても、私がいなくても、私達はお互いに生きていける。それが分かっていた二人だった。
空を見上げる。
赤い葉っぱの間から、いやに澄みきった空が見えた。
「綺麗だね」
貴方もきっとどこかでこの空を見上げているのだろう。それはきっと、間違いない。
それだけで、良かった。
END
「秋恋」
秋恋
秋の服がない
着込めば暑かったり
ともすれば夜はすごく冷えて寒かったり
何を着ていいかわからない
秋服がどんなものかはわかるのに
自分に合ったそれはどれなのか
いつどんな風に着たらいいのかが
いつまで経ってもわからない
そして気づけばもう冬になってる
わからないまま、終わる
秋恋ってそんな感じ
秋恋は、秋という季節における恋で、俳句の季語みたいな言葉です。秋は、何でも〇〇な秋と言って、行動しやすい時期でもあります。恋から恋愛に発展しやすいので、恋をする人が増えるのでしょう。私は、恋愛だと秋に亀裂が入り冬に終わる恋愛や恋から恋愛に発展しなかった言うことばかりです。今の夫との夫婦関係も秋が、夫婦げんかの始まりで徐々に増えて、11月と1月から5月までの間暴力を夫から複数回(5回以上)受ける。それ以外でも突発的な暴力を受けることがあります。5年だけど原因わからずサイクルがないので、DVではありません。刑法的だど配偶者に対しての暴力は、DVだとなっているからサイクルがあるかは関係ないです。夫は、人を愛する愛し方もわからず、人に対して慈愛と言うのもありません。夫の愛の表現は、暴力で夫からの愛の暴力だと思っているから、助けてとかの奇声を出すけど殺されると思ったことはないです。スピリチュアル的なことから起きてる割合が多いので、どうすることもできないです。でも何とかしたいと思って、知恵をしぼって行動してることにスピリチュアル的なことで、潰されていくからしても無意味だけどなと思う自分自身に自傷行為してるのがゆせないです。秋恋の時期になるとまた今年も11月から暴力が起きると思ってしまう自分自身が許せません。
「秋恋」
体育祭のクラスリレーで1位をとった時。
憧れの人がハイタッチしてくれて、心臓がばくばく。
オレンジ色に染まった森の中を歩く。その横顔を盗み見る瞬間が何より幸せなんだ。近くて、遠くて、触れると壊れてしまいそうな絶妙な距離感。もどかしくて、苦しい。もういっそのこと全部ぶちまけてしまいたい。迷惑だろうと構わない。この胸の内をあなたに曝け出したい。頭の中の悪魔が今日も囁いてくる。
でも、あなたの答えはもうわかってるから。
「最近涼しくなってきたよね」
「そうだね」
こんな無難な会話しかできない。こんなに近くにいるのに。出会ってからもう半年も経った。あなたは何にも気づいてくれない。それか気づいてても無視してる。
そんなあなたが憎らしくて堪らない。
冬になったら、凍えるような世界に一人で放り出すくせに。どうして私はあなたのものになれないのだろう。
少し冷たい風が吹いた。私は行き場のない右手を、そっとポケットに仕舞い込んだ。
【快感】
シールがきれいに剥がせたり
適当に入れた水が分量ピッタリだったり
「秋恋」(一行詩)
秋恋の灯籠を宛に探す姿
◆
嫁入りの文を読む 秋恋の訃
◆
秋恋の誘いに茶を濁す
◆
秋になると毎年彼女のことを思い出す。
高校生のころ好きだった人。
┄┄┄┄┄┄┄┄
僕の友達グループと彼女のグループは仲が良かったからたまに昼休みにみんなで弁当を食べたり、何度か大人数で一緒に遊びに出掛けたりもした。
でも、それだけ。
彼女はいつも友達のそばでニコニコしてるばかり。あまり自分からは話をしない人だった。
僕も内気なほう。男友達になら普通に話しかけられるが相手が女子となるとさっぱりだ。
僕は彼女のことをほとんど知らない。
知っているのは彼女が友達とよく盛り上がって話しているドラマのタイトルくらい。少しでも彼女に近づきたくてそのドラマを見てみたがありきたりな恋愛もので彼女と語り合えるほどの興味は持てなかった。
彼女のことを知りたい、話したいとは思うものの話すきっかけが掴めない。友達に彼女のことが気になっていることは伏せつつ相談したが、きっかけがどうとかそんなことを考えていたら一生話せないぞと笑われた。
いつ彼女に話しかけるか考えるばかりで一日一日は過ぎていった。
考えすぎてもうわけがわからない。
恋愛って難しい。
なぜ他人の恋愛は心底どうでもいいのに自分の恋愛となると頭の中がそれでいっぱいになってしまうのか。
恋愛なんてしなくたって生きていけるのに。付き合えるかも両思いになれるかもわからない人間のことを考えるより晩ご飯のメニューに思いを馳せるほうがよっぽどマシだと思っていたはずなのに。
2年生の秋、中間テストを来週に控えた水曜日の放課後に昇降口で彼女と目が合った。
彼女がいつも一緒に帰る友達は体調不良で欠席。僕の友達は部活が休みだからみんなでカラオケに行くんだとダッシュで帰ってしまった。
駅のほうだよね?
急に聞かれて驚いた。一瞬なんのことだかわからなかった。回らない頭をどうにか動かしてその問いに頷いた。
一緒に帰ることになってしまった。
これはもう負けイベだ。こんなに突然出された難問、勝つほうが難しいだろう。
しばらくはやっと暑さが和らいで過ごしやすくなったことや趣味など当たり障りのない話をしていたが、その会話のレパートリーも尽きて静かに2人で歩いていた。
駅がもうすぐ見えてくるというところで彼女に遠回りをしないかと提案された。どこに行くのか聞くと内緒だと悪戯っぽく笑いかけられてしまった。全身が途端に脈を打つ。
会話のネタは相変わらず思い浮かばず、気まずさに耐えながら彼女についていく。駅を超えたらもう僕は知らない道だ。駅前のビルに囲まれた道を抜けると住宅街だった。下町風情の残る古い家が多い。毎日近くまで来ているというのに知らなかった。
そこからまたしばらく歩いて河川敷に出た。遊歩道こそ整備されているがその両脇には草が生い茂った跡が残っていた。夏は背の高い草に囲まれるのだと彼女が教えてくれた。
もう元気のなくなった草たちと妙に高い空、それに長袖のシャツを通る風がもう秋なのだと強く訴えていた。数ヶ月前より広くなった世界で少しの寂しさを感じた。
2人で遊歩道を歩く時間は一瞬だったようにも永遠にも感じられた。
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7年前のこの時期だったなと思い返しながら当時とは似ても似つかない暑さと夏の圧迫感に寂しさを掻き消された。
これでいいのかもしれない。
どこで聞いたっけ
満月に願ったことは叶うらしい
こんな湿気った気持ちが
秋と一緒にすんなり
晴れてくれるわけない
花畑を根っこからへし折って
元の世界に戻ってきた
短い夢の途中で
いつも息ができなくなって
気づいたら
風が少し緩くなってる
本当に夏が終わった