私の日記帳』の作文集

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私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/26/2024, 12:21:01 PM

古 日 過
日 記 去
記 買 と
ワ う 言
イ 私 う
ン に 鎧
の 出 ゆ
や 逢 る
う い め
な 直 て
記 す 新
憶 た 日
と め 記

8/26/2024, 12:20:09 PM

私の日記帳


私は何年も毎日日記を書いてる。

自分の気持ちがわかって楽しい。

8/26/2024, 12:17:43 PM

【私の日記帳】

2024/08/26。

台風接近で不安だったけれど、晴れて良かった。

実は今日、まぁまぁ仲良しの男の子から遊びに誘われて遠路はるばるやって来たのです。
花火大会の誘いもあったのですが、家と大会の場所が遠すぎてお断りさせていただきました。

それでも尚、"美味しそうなスイーツ店があるんだけど、一緒に行かない?"とLINEで誘われ、私はこの人はどこまでも誘ってくるんだな。と思い承諾。

私はその人のことを少なくとも意識していたのか、服も髪もかなり時間をかけてセッティングしました。
それは相手も同じだったみたいで、オシャレな格好で来てくれました。

相手は初手から緊張していたのか、少し遅刻してしまい、私はそれを苦笑いで受け止めました。

最初に映画を見るとのことだったので、好きなアニメの映画を堪能し、ちょうどお昼。
みなさん、今日は何度だったか言えますか?
30度を余裕に超える36度です。
私、汗っかきなので暑いのが苦手なんです。

だから、映画を見て次にスイーツ店の気分なんてなれませんでした。

『この後どうする?行きたい場所ある?』

特にない。
特にない。
特にない。

何を質問されてもそれを答えました。

相手を幻滅させて帰ろうと言わせようとしました。
でも、相手は中々それを言おうとはしませんでした。
きっと帰りたくなかったのでしょう。

相手の中では、夕方5時ごろまで遊ぶような未来が見えていたのでしょうね。
でも私の脳は限界に達していました。

ショッピングセンターに行っても、『行きたいとこある?食べたい物ある?』

ないです。ないです。ないですないです。

きっと、あまり計画していなかったのでしょう。
私もそれに加われば良かったと後悔しました。
退屈で退屈で仕方がなかったです。

意味のない方向に意味のない会話をしながら歩くことに痺れを切らし、私はとうとう言いました。

『帰りたいです。私は、映画見れただけで十分だよ。』

相手の顔?見れません。

だってこれは1番言っちゃいけないって自分でもわかっていたのですから。

相手は苦笑して『帰ろっか。』と言ってくれました。

時刻は1時前。
私たちは特に会話のないまま駅への道のりを歩いてました。
『(私)はさ、今日、楽しかった?』
彼の不安な声。
私は更にそれを言ってしまったことを後悔しました。

嗚呼、彼は悲しんでいる。
映画見れて楽しかった。一緒に見れて楽しかった。
『うん。楽しかったよ。』
精一杯答えました。

『そっか。(私)が楽しかったなら、よかった。』
どこかの映画のワンシーンのようでした。

私は最低です。
相手の気持ちがわかってるのに、相手も暑いと分かってるのに、帰りたい、なんて最低な言葉を紡いでしまったのだから。
本音を言えた自分を褒めて、スッキリしていたのです。

でも相手は嫌な顔ひとつせずに私のことを心配してくれていました。
この人はきっと、将来いい人に恵まれるんだろうな。
そう思ってなりませんでした。

駅に着き、電車が来る時間を確認して2人で少し待ちました。
NAVITIMEってありますよね。
私、あれを愛用しているんです。
帰り→行きなのに、逆に設定しててそれに気づいたの電車が出発した後だったんです。
私は田舎在住ですので、次電車が来るのは約1時間後。

『間違ったー!』
『え、間違った?』

2人で笑っちゃいました。
そこから駅前にあるカフェに入り、タルトとフルーツジュース?みたいなのを食べました。
結局、私を誘ったスイーツ店に行こうという口実はただの口実として役を終えちゃったようです。

学校で一緒に話している時と同じ、普通の楽しい距離感でいられました。

そこから電車を待って、特に何もないまま帰りました。
姉からは最低だね。と言われました。
当然のことですよね。
私の夏休みはネガティヴで幕を閉じそうです。

8/26/2024, 12:17:39 PM

今日の話
私はは友達たちとプールに行った。
そこのプールには水上アスレチックがあって、
私は楽しそうだと思ってやった。
監視の方や溺れた人を助けてくれる人がいて
監視の人は結構年配の方と20代ぐらいの男性の2人で
溺れた人を助けてくれる人は4人居て赤色の服の人、
黄色の服の人2人、青色の服の人がいて
私が溺れたときに赤色の人が助けてくれて嬉しかった。
その人は初対面だったけど優しい人でアスレチックを
やってる私にこれをかけてくれて、そこからジャンプ
してみてとか色々言って話たりした
私は怖くてできなかったから、その方にやってみてくださいって言ったらじじいがいるから無理だなって断られちゃって悲しかったけど私が溺れたら一目散に助けに来てくれたり手を貸してくれたりしてキュンってした。
めっちゃ優しい人だなって思った。
(話した内容)
赤色の服の人  K
私       М
K:どこから来たのー?
M:〇〇って言うところから来ました
K〇〇が近くにあるとこ?
Мそのとこより上のところです
K俺が住んでるとこと近いね
Мそーなんですか?
Kうん
 俺は〇〇に住んでる
М近いですね
K何年生なの?
М中学2年です
K若いね
М何歳なんですか?
K18歳
 もう年寄りだよ
Мそんなに変わらないですよ
Kまぁね笑
 ここまで何で来たの?
М友達の親に送ってもらいました
Kまじか
 帰りは?
М私だけ電車です
K危ないね笑
Мそーてすね
K入口で帰り待っててくれね?
Мいいですよ
Kまじで!
 ありがとう
М何時ぐらいに待っててればいいですか?
K昼休憩のときにご飯の時間あるからその時話せない?
Мいいですよ
 食べ物のとこの近くにいますね
Kまじでありがとう

8/26/2024, 12:16:58 PM

#15 私の日記帳

思いついたことをひたすら書く。

1日1回はノートを開いて一言書くようにする。

なんでもいい。

ストレスを溜めないように。

周りを傷つけないように。

ノートに想いを書き綴る。

言葉にしてカタチに残す。

日々の積み重ねが
やがて大きな自分だけの物語となるのだから。


しぐれ

8/26/2024, 12:16:16 PM

気がつけば日が沈み、星がまたたく時間だ。

立ち上がり、自室の電灯をつける。
古い家だからか、何度か明滅してからゆっくりと明るくなった。

ベッドではなく、机の椅子に腰掛ける。
ぎぃ、と軋む音を立てているが、壊れる様子は無い。
変わらず、いつものようにボールペンを取り
何冊目かもわからない、ノートを開いた。


さて。

唐突だが、私には日課がある。
私はこれを「日記」と読んでいるが、
おそらく大半の人はそうは言わないだろう。

日記と言えば、その日にあった出来事を
つらつらと書き連ねていくものかと思う。

そんな大それたものではない。

しっかりと思い出を綴ることもないし、
楽しかった、悲しかった、と
自分の感情を文章にすることもない。

ただただ
今日を生きた自分のため。
明日を生きる自分のために
応援、鼓舞、激励…
そんなニュアンスの短文を、書いている。

なんだ、そんなものか、と思うかもしれないが
これが案外、日記を開いた時の気分が良い。

人というのは単純な生き物だ。
けれどこの単純さに救われる部分もある。


さあ、今日はどんな言葉を
明日の自分に投げかけようか。


───『私の日記帳』(2024.08.26.)

8/26/2024, 12:16:08 PM

「私の日記帳、拾ってくれてありがとうございます」

暇つぶしで始めたバイトの常連さん
昨日 日記帳をなくして落ち込んでたのに今日は嬉しそう
いつものキャラメルマキアート写真撮って日記を書く
背伸びしちゃってる君が、なんだか可愛いな
君は好きだった人に似ててよく思い出してしまう
女々しすぎんだろ、アルバムに閉まったろ
君の顔が見れなくて無愛想になるのは、君が気になってるからなんだ こんな俺を許して

新学期、君は制服姿
一つ下で同じ学校だったのは驚いた
不思議な気分で渡り廊下をすれ違った
そういえば、君は目を逸らしてた気がする
俺に気づいてないのかな、気まずいのかな
あれからいつものキャラメルマキアート飲みに来ない
君は好きだった人に似てて、でもなんだか違ってる
それが嬉しくて、また君を待ってしまう
次会ったら何を話そう 彼氏とかいるのかな
君が気になってしまう こんな俺を許して

久しぶりに来た君は気まずそうな顔して、キャラメルマキアートを一つ頼んで、
「同じ学校だったなんて」
君は照れながら微笑んだ
俺は嬉しかったんだ、またここで話せるね
好きだった人に似てて、でも代わりとかじゃなくて
今日も君を待ってるよ
僕のこと話したい、僕の気持ち伝えたい

君の日記帳には、また君と話せるねと書かれていた

「やっぱり可愛いね」
自然と零れた

8/26/2024, 12:14:54 PM

さて、
今日はここに何を書こうかしら?

今日はいろんなことがあって書きたい事沢山あって
母さん困っちゃうわ。
んーそうだわ、
今日はみんなで、ケーキを作ったことを書きましょう。
すごく楽しかったわよ。
ジョンとゴウとルルはお買い物を手伝ってくれました。
2人を指示するジョンは、さすが長男で頼もしかった。
ゴウとルルは、小さな手で、一生懸命に計算してて、
相談しながら、お買い物をしてる姿はとても凄かった。
母さん実は自分の分早めに終わらせてこっそりつけてたのよ?
あなたたちは、気づいたかしら?
お家に帰ったあとは、
今度はマイケルとフレッドとショーンとジニーで
ケーキを作り始めました。
普段は、喧嘩ばかりしてるマイケルとフレッドが協力して
作ってるのを見て、母さんすごく嬉しかった。
ショーンとジニーが果物を切ってくれたわね。
とても上手に切れてて、いっぱい褒めちゃった。
ケーキ焼いてる間に、ロナルドが皿洗いを手伝ってくれた。
初めてなのに、綺麗に洗えてて、母さんはびっくりした。
ジルとココは、味見担当で、満面の笑顔で味見してる顔が
とても可愛くて、ついもう一切れ上げて、
父さんに怒られちゃった。えへへ

完成したケーキはとても美味しくて、
母さん、みんなの事がとても誇らしかった。
いつか、また、今度は母さんも一緒に、みんなと、  



「『作りたいなぁ』っかぁ…」


俺は死んだ母の日記帳の最後のページを読みながら、
その懐かしい字をなぞり
必死に溢れてくる涙を堪えていた。

俺はマイケル、今年で17歳になるこの家の次男坊
(まぁヤンチャすぎて、家のモンスター次男って言われる)

今日は大掃除の日で、
なんとなく書斎の部屋を掃除してると
死んだ母の日記帳が見つかった。

母は、俺が9歳のときに事故で死んだ。

何となく開いて
日記の文面を読んでいくうちに、涙で溢れ、俺の視界が曇った。

だって、この日記は

全部のページが埋まっていたけど

書いた本人である母の事はあまり書かれてなくて

俺たち子供のことが沢山書いてあったのだ。

『今日は、双子のフレッドとショーンが珍しく喧嘩しました。
早く仲直りしてほしいなぁ』


『今日は、四ツ子のルルとロナルドとゴウとジニーが
おままごとしてて、母さん参加しちゃった』

『ジョンとマイケルは、日々大きくなっていくね、
母さん嬉しなぁ、』

『ジルが掛け算出来た!!まだ四つなのにすごい!!』

『ココが今日お花をくれた。押し花にして取っとこう』




そう言った、俺たち子供の日々の事が細かく書かれていて


そして最後のページには、
母のお誕生日のケーキ作りの様子が詳細に書かれていた。


あんな取るに足らないことを、詳細に

そのことに、俺は泣いた、駆けつけた他の兄弟姉妹も泣いた。


日記は全て語り口調になっていて
おそらく母さんは、俺たちに見せる気だったんだと思う

大きくなった今の俺たちに、
忘れかけた小さい頃の事を教えるために、
ただそれだけの為に書いていたんだと、思う。

年老いた自分と大きくなった自分の子供たちと
懐かしげに、小さな頃のことを思い出して語り合う。

でも母さんは死んで、それはもう叶わない。



俺は、嗚咽を堪えて、こう言った

『なんで、書い、た本人が不在なんだよ…母さん』


もちろん、答えはない。

でもどこかで、懐かしい声が聞こえた気がした。

8/26/2024, 12:14:45 PM

私の日記帳は、

酢のにおいがする。

中学生の時、色々な意味で暗黒でそれはそれは痛々しい表現で生々しい心のうちを書き殴った。

酢で。

酢で書けば人に読まれないからだ。

数十年経って人並みに普通に暮らしてる今、炙り出して読もうという気もないのにいまだにそれを捨てられない。
何を書いたかはあまり思い出せないけど痛々しいほどに心のうちを隅々まで書くなんてできなくなった私にはもったいなくて捨てられない。


だけど、なんの役にもたたないお酢くさいだけの白紙のノートが机の奥底にあり続けたことが何度か私の心の支えになった時があった。


ここまできたら棺桶に入れてもらう。
火葬の時一瞬だけ文字が浮かび上がるかもしれない。



-お題『私の日記帳』146

8/26/2024, 12:11:14 PM

あの世

日々の記録をメモ書きで書き残していた
ふと過去のページを読んだら 嫉妬 文句
アホ丸出しの自分がいた

できることなら目の前で焼き払いたい
ガムテープで巻いて捨てた

あの世に行ったら消したくても
帰ってこれないから

ここもいつかは消さないとデジタルタトゥーだね

8/26/2024, 12:07:58 PM

「私の日記帳」

中学生の時に、時間割を書くノートが配られた
そこには一言日記も書くスペースがあった。中1のころは真面目に全行埋めていたけれど、中2になって本当に一言しか書かなくなった。「疲れた」「眠い」などなど
今はもう捨ててしまって家にないが、もしあったら読み返したいな。私が中学生の時に何を思ってしたのか思い出したい。

余談
これに関する友達の話です。友達が中1の頃、(担任じゃない)先生が嫌いでその先生の愚痴を書いたみたいなんです。このノートは担任が見る仕組みなんですけど、その日担任が出張だったみたいで友達がノートに書いた先生が代わりに来たみたいなんです。もちろんその代替の先生がノートを見たらしいんですが、なんとか乗り越えられたらしいです笑

8/26/2024, 12:07:17 PM

【私の日記帳】*80*

日記は飽きちゃうんだけど

ここは飽きずに続いてる

テーマの決まった日記帳みたいなモノかな

あまり色々考えず思いついたままの言葉を並べてる

いつも読んでくれているみなさん

ありがとう♪

今日は新しい扉が開いた1日でした

当分ハマりそう笑

8/26/2024, 12:06:58 PM

「私の日記帳」

「電車が混んでいた」とか「今日は寝不足だった」とか、一言だけ添える。なんでもよい。なんでもよいのである。この少しだけの積み重ねが、やがて私だけの軌跡となっていくので。

8/26/2024, 12:04:28 PM

私の日記帳。

思春期に入り父親が苦手になった。

嫌い、ではなく苦手と言うのは
同じ空間に居ると必ず、気不味い空気になり
居心地が悪くなるからだ。

それをどう言語化すればいいか分からず
悩んでるのに、平気な顔で勉強はどうだとか
部活はどうだなんて聞いてくるから
無性にイライラして口を利かなくなった。


昔は良かった
肩車は好きだし、大きい背中に乗れば
何処までも連れてってくれる
好きなお菓子があればこっそり買って
置いといてくれる優しいパパだった。

大きくなって、友達が自慢してた
マカロンが美味しいスイーツの店に
連れてって欲しくて
スイーツ食べたいなってアピールした時
安い駄菓子が部屋のノブに掛けられてるのを見て
ガッカリした。

それぐらいから、父親がわからなくなった。


今日、そんな父親が死んだ。

信号無視の車から女の子を庇って轢かれたらしい
女の子は泣きながら私達に謝った
私と良く似た髪型の子だった。


家に帰り、リビングでぼーっとしていると
ママが何か持ってきた。

父親の日記帳らしい。

ママも見たこと無いから
一緒に見よう、と持ってきた。


××年×月×日
子供が産まれた、良く頑張った××!
とても可愛い女の子だ、こんなに小さいのか
凄いな!凄い!来てくれた!ありがとう!


××年×月×日
手に指を近付けると、見た目よりずっと力強く握ってくる!もぞもぞと良く動く、将来はスポーツの道に進むのかも、今のうちに貯金頑張るか!


××年×月×日
パパって言った!パパって言った!パパって言った
絶対に!ぅあーしか言えなかったのに
こっち見てパパって言ってくれた!
こんなに嬉しい事はない!



ママはこの時点で、色々と思い出して
泣いていた、私も少し泣いてたかも。

そこからずーっと見ていたが
わたしの事しか書いてない。


これは、私の日記帳なのだ。


最後の日記を読んだ時
私もボロボロに泣いていた。

私が避けていること、どう接したらいいか
わからないこと、でも部活を頑張っていること
テストが良くなかったから塾に入れようとした
ママを説得し、部活に専念させたこと。

全部、全部私の為にしてきた事が書いてあった。


私は、日記帳の余白にその時や今思っている事を
追記する事にした。

ありがとう、覚えてるよ、嬉しかった
悲しかった、全部正直に書いた。


火葬場で、パパの棺に日記帳を入れた。

ママが良いの?って聞いてきたが
私もパパに伝えたいから、と言うと
ママは、そうね、と泣いた。


パパ、ありがとう
お互い直接言えれば良かったけど
私も、パパに似てるから
ちゃんと読んでね。


私の日記帳は
パパの下へかえっていった。

8/26/2024, 12:03:44 PM

ホームのベンチに座った。
「何処へ行くの?」
再び私が聞いた。
彼は、バックからノートのようなものを取り出した。
「えっ?!なんで持っているの?!」
それは私の日記帳だった。

8/26/2024, 12:03:20 PM

テーマ「私の日記帳」


冷たいココアをトン、と机に置いた。

疲れちゃったわ、早く寝たい。

ここのところ毎日、ため息ばかりだ。

上手くいかないことばかりね。

ボールペンを引き出しから取り出し、

さらさらと文字を走らせる。

今日の嫌だったことを

そして良かったことを

嫌だったことの倍思い出しながら書く。

私の日記帳。

8/26/2024, 11:55:39 AM

私の日記帳
書き殴っては
破って捨てるから
原本はないの

人に見せるものじゃないけど
本にしたなら
かなりヘビーな本になる
受け付けない人も多いだろう
だから世には出さないの

8/26/2024, 11:55:19 AM

「私の日記帳」

日記帳は持ってない。
持ってたら私の日記帳は愚痴ばかり書いてあり、
つまらないものだろう。
自分でも読み返すのも嫌になっちゃうだろうな。
嬉しいこと、楽しいことがあれば、
もちろん書くと思うけど。
なかなかねー。

8/26/2024, 11:55:11 AM

日記帳って何を書くんだ?
そんな思いながら私は新品のノートを開いて、真っ白の紙を凝視していた。
文字を書く習慣をつけるのは良いことだと母が言っていたのを思い出して日記用のノートを買ってみたが、飽き性の私に果たして日記を書き続けることができるのだろうか。
大抵のことは3日も経たずに飽きてしまう、そんな人間が日記を書くだなんて不向きすぎる。
でも買ったまま使わないのはもったいなしい、今日起きたことでも書こうかな。
私は思うがままに言葉を連ならせて書いてみた。
書いた内容は、いつでも誰にでも起きそうな、くだらない日常の出来事。人に話す程でもないごくあり触れた、そんな話だ
……でもなんでだろうな、書いていてとてもほっこりとする…。
自分の記録につまらないなどと文句をつけているのに、私はその日記の内容を見て微笑みを浮かべた。

8/26/2024, 11:52:46 AM

冷たかった金魚

「へー、金魚飼い始めたんだ。」

幼馴染と久し振りに遊んで、家に呼んだ。

玄関の近くには最近飼い始めた金魚鉢が置いてあって、中で泳いでいる金魚も凄く元気だ。

珍しい物を見るかのように金魚を眺めていた幼馴染を少し可愛らしくも思えた。

「うん。お母さんの趣味でね。」

「へー…やっぱり、お前のお母さんっていい趣味してるよな。金魚飼うとか考えられないもんな。」

「そうかな?」

一緒に金魚を眺めながら、いつも通りの会話をしていた。

「そういえば、お前のお母さんって最近寝たきりになったんだよな。」

「うん。私が一人暮らしを始めてから直ぐに寝たきりになったね。私も仕事が忙しくて、基本お父さんと弟に任せてるんだけど…。」

元々ジト目の幼馴染は、私を見つめながら話を聞いていた。

何を考えているのかも分からないけど、何となく一緒に居て楽なんだよね。

「お前も大変なんだな。そうだ、一緒に煙草吸わないか?」

「うん!良いよ!ベランダはコッチ。」

いつぶりだろうな。

こうやって家に集まって、一緒に煙草を吸いながら街を眺める。

お互い忙しいし、あんま時間も取れないんだよね。

「小学生だ…夏休み始まったのかな。」

「もうそんな時期なのか。」

煙草を吸っている幼馴染を横目で見てみると、何処か切なさを感じた。

いつもと変わらない筈なのに、本当に何となくだ。

「私ら、2年前はこうやって一緒に死のうとしてたんだもんな。早いな。」

「そんな事もあったな。」

「前世の事とかいっぱい話してたもん…あるかどうかも分からないのに。」

「…………俺は信じてるよ。前世は人間になりたくない。」

「どうして?」

「……また、大切な人を失うのが怖いからだよ。」

数年前、とあるマンションの屋上から男女二人が飛び降り自殺をしたと放送された。

男側は奇跡的に生き残っていたものの、女性側は即死だったという。

「本当は…お互い、生きたかったんだよなぁ。」

一人の男が鼻をすする音が聞こえてきたのだった。

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