『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様へ
誓います
これから先も
永遠に
白い百合から
覗く君見て
茜は祈った。ベッドの淵に手を乗せて。今日授業で見た、自分よりも小さな女の子がやっていたように指を組み合わせて。
神様。もしいたら、いますぐ戦争をやめさせてください。人と人がどうして殺し合わないといけないの。どうしてもやりたいなら、国のえらい人どうしでやったらいいじゃない。なんのつみもない小さなこどもや、生まれたばかりの赤ちゃんまで巻きこむなんてひどすぎる。どうか神様。いますぐ戦争をなくしてください!
茜の指先は込められた想いと力で白くなっていた。いままでこんなに一生懸命何かを願ったことはなかった。お母さんに「そろそろ寝なさい」と言われてもやめなかった。空のどこかにいるであろう神様へ届けようと、心を尽くして祈った。
祈り疲れた茜が温かなベッドで眠りについた頃。
モニターの前に神が戻ってきた。
『神様へ』
わたしは神様はいない、そう思っていた。
日本人なんていい加減で、仏様やイエス様にすぐすがるし、お正月は神社でおみくじ引いて、バレンタインデーにチョコ送って、ホワイトデーにお返し貰って、お盆は盆提灯を灯して精霊馬作って、お彼岸におはぎ食べて、ハロウィンで盛り上がって、クリスマスを祝うのだと。つまり宗教なんてどうでも良い、いい加減なお祭り大好き民族なのだと思っていた。
でも最近、こういうのを八百万信仰っていうのかなって思うようになった。他人のものや、食べものを、粗末にしている人を許せないし、日本人の信仰心はわたしが思うよりもずっと懐が深いのではないかと。
神様へ。安易にいないと決めつけて、ごめんなさい。
【神様へ】
ねぇ、神様
本当にあなたがいるなら
僕の分の幸せは
全部いらないから
代わりに
僕の大切な人を幸せにしてください
もう、誰も傷つきませんように
もう、誰も悲しみませんように
綺麗事なんて
大嫌いなのに
君たちには
悲しんでほしくなくて
こんな願いをしてしまう僕は
やっぱり、自分勝手でばかみたい
『神様へ』
神様へ
もし願いがひとつ叶うなら
特別な未来じゃなくていい
ただ、あの人の隣で
笑っていられる時間をください
それだけで
世界はきっと、十分きれいになる
『神様へ』
※BL 二次創作
神に祈ったことはない。
それでも、もし、祈りが必ず聞き入れられると言うのであれば、あいつを返してくれ。
それだけが望みだ。
《神様へ》
ありがとう
私をこの世界に存在させてくれて
たくさんの事を経験して成長できた
この世界でなければ出来なかった事が沢山ある
神様へ
まさか自分が18で死ぬなんて思ってもなかった。
あぁーまだたくさん恋したかったな〜。
だんだん目がぼやけてきて「あ、ほんとに死ぬんだな」って実感湧いてきて辛い。
「神様へ、どうか次生まれ変わったらモデルみたいに超絶美人でモテモテでめっちゃ恋愛を楽しめる人生にしてください。」そう心の中で願った。
最後に自分の可愛いネイルを見て死にたくて力を振り絞って顔の前に自分の手をかざした時、誰かにギュッと手を握られた。
ぼんやりする目でよーく見るとイケメンがいた。
「えまって。……めっちゃイケメン。え、うそ。なに?だれ?どゆこと?」
「君、この世に未練はある?」
「み、れん?…あるよ。もっともっともーっと恋愛したかった。」
「お!そりゃ、ちょうどいいな。俺は大国主命(おおくにぬしのみこと)恋愛を成就させる神なんだが、今ちょうど補佐を一人探していてな、君、どうだ?俺の補佐をやってみないか?」
意識が朦朧としてて、正直何言ってるかわかんなかったけど、私はイケメンにつられて安請け合いした。
「え、何それ最高じゃん。…よろしく。」
「ん。採用!」
イケメンは私の手を強く握りしめて笑った。
まさか、神様の仕事があんなにキツイなんて、この時の私は知る由もなかったんだ。
『不可解なこと』
「映画観に行こうよ」
久しぶりに家に来た幼馴染が唐突にそう言った。
「映画ぁ?」
普段は映画なんて全く観ない幼馴染が映画だなんて、槍でも降るのだろうか。私が誘ってもついて来たことないくせに。
「別にいいけど、急になんで?」
そう聞いてみたものの、
「いいからいいから、行こう!」
はぐらかされてそのまま映画を観に行った。映画はよくあるSFで、結末が容易に予測できるようなものだった。上映中も幼馴染は私の方をチラチラ見ながらニヤニヤしていた。映画に集中しなよ。
映画が終われば、幼馴染は「用事があるから」と足早に帰って行った。
「じゃあね、ありがとう」という言葉を残して。
ー結局のところ、私が幼馴染の真意をその口から聞くことはなかった。
翌朝、幼馴染のお母さんが家を訪ねてきたのだ。黒い服を着て、泣き腫らした目で。
聞けば「おやすみ」と言って部屋に行き、それきり戻って来なかったのだという。
幼馴染が病気だったという訳でもないし、どこか悪いところがあったという話も聞いていない。昨日も元気そうだった。
ただ、幼馴染は昔から勘が鋭く、自分の身に何かが起こることを予期していたのではないか。思い違いじゃなければ、そうだから私と映画に行ったんじゃないの。
昔、幼馴染が言っていた。
「神様はいるんだよ。神様はなんだって教えてくれる。明日の天気も、今日の晩御飯も、何もかも」
私はその時幼馴染の言葉を信じていなかったが、今は少し変わった。
もしかすると幼馴染は本当に神様から知恵を授かって、これから起こることを予期していたのではないかと。それでいて、幼馴染は何事もなかった顔をして私と過ごしていたのだ。
神様、幼馴染と最期に映画に行けたことについては感謝しています。
でも、知恵を授けるくらいならどうしてこんなにも早く幼馴染を連れて行ったのですか。
お題【神様へ】
神様へ
私が生きてきたのは、たった十数年にすぎないというのに、世界は随分と発展しました
しかし、何故なのでしょう
昔より、心が満たされる瞬間が減ったと思うのです
それは、世界のせいではないのかもしれません
私が大人になっただけの話なのかもしれません
ただ私は、そのことが酷く哀しいのです
人の心とは、難儀なものですね
幼い頃に焦がれた大人に、私は今なれているでしょうか
お題『神様へ』
拝啓 神様へ
そちらは今日も
穏やかな空でしょうか
こちらは少しだけ曇っていたけれど
春の風がやさしくて
とても気持よく、なかなかに眠い1日でした
そちらにいる
おじいちゃんとおばあちゃんは元気ですか?
おじいちゃんはいつもみたいに
おばあちゃんにおやきを作ってあげてるのかな
盆栽をいじりながら
ゆっくりした時間を過ごしているのかな
あの頃、私がプレゼントしたサボテンは
今も私のところで
元気にしています
おばあちゃんは
小鳥のぴーちゃんに会えましたか?
おばあちゃんが作ってくれた
あのオムライスを思い出して
何度も再現しようとしてるけど
なかなか同じ味にはならなくて
でもきっと、あの優しい味は
妹が野菜を食べられるようにって
細かく刻んで
おいしくなるように工夫してくれた
おばあちゃんの優しさ
そのものだったんですよね
もし神様が
おじいちゃんとおばあちゃんに会えるなら
どうか伝えてください
私はちゃんと笑えていること
たまに躓いたり
転んだりしながらも
毎日、少しずつ前に進んでること
ときどき空を見上げては
そちらを思い出していること
神様
遠くにいても
なぜかそちらと同じ空を見ている気がするんです
どうかこれからも
みんながそれぞれの場所で
あたたかく過ごせますように
ほんの少しでいいので
見守っていてください
それからね
地上も、なかなかいいところです
だからもう少しだけ
こっちで頑張ってみることにします
祈りをこめて
敬具
文明て滅んでは生まれての
繰り返して本当ですか?
今の文明はどんなですか…
文明というか人間達は…
自分もどうしようもない
馬鹿でアホでパッカパーですけど
その自分から見ても
頭のいい人が世の中を動かしてる
ように見えないのですが…
自転車を車で追い越したら
いけないルールが出来たんですけど
自転車の速度で車運転するなら
自動車いりますか?
どう思います神様?
車を運転する事を
仕事としている人も居ます
仕事にならないですよね…
今回の文明は失敗だと思うんだよね
うーん文明は良いんだよね
人間自身の発展の仕方がクソですよね…
神様へ
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神様へ
僕以外み〜んなが不幸になりますように♪
ユる�°サ�ナぃ。
えぇ〜お願い聞いてくれないのぉ?
別にぼくはこの子がどうなったっていいけど、ね?
お願いしますね。カ、ミ、サ、マ♡
ねぇ神様
悪い子が好きなの?
ねぇ神様
見えないフリが好き?
ねぇ神様
何を読んでいるの?
ねぇ神様
よく知らない人ばかり
助けてあげるなら
それはちょっと受け入れられないわ
『神様へ』
本当にいるなら、罪のない子供達が死なないようにしてくれ。
皆を平等に扱えよ、救えよ。
人間が知覚できないものは、無ではない。
ましてや、恐怖であるはずもない。
それはむしろ、
恐怖という輪郭もまだ生まれてない場所だ。
淡い光の揺らぎに近いものなのではないか。
色として定まる前の色。
音として立ち上がる前の振動。
名前が与えられる前にただ在る、未分化のままの充溢。
その領域はきっと、濁りのない湖面のように静謐で、
触れれば微かな波紋が広がるほど繊細でありながら、
その底には無数の響きが沈殿しているのだろう。
そこに還れたらいいのに、と思う。
もう、人間は駄目なところまで来ている気がするんだよ。
七日では足らない。
削るにはあまりに短く、
祈るにはあまりに粗すぎる時間だ。
人間には、七日で形にできない。
本当にそれでよかったのですか。
あなたに従うふりをするには、意識がありすぎる。
だから苦しくなるのだろう。
もし、あなたがいるのなら、
人間の残り火を
「もっと忠誠を誓え」として、
どうか、踏みつけにしないで下さい。
題 神様へ
#107「神様へ」
ねえ、神様
この世が面白くなくなってきたから
過去へと逆再生しているのですか
アリストテレスの倫理学
ベートーヴェンやショパン
フェルマーの最終定理
ゴッホやピカソ
技術が進歩しているはずの私たちより
過去の人間が優れているのは、そのせいですか
溢れてしまった才能が 当たり前が
いつしか束になり まとまって
私たちが懐かしむ平和な過去へとなるのでしょうか
ならば私の芸術も、文章も、努力もなにもかも
未来の人間に見つかることはなくとも
いつか、過去の誰か一人の力になれると
信じてもいいですか
信じてもいいですか
神様へ
見えない誰かへ
そっと手紙を書くように
胸の奥で言葉が灯る。
「どうか」でも
「お願いします」でもなく
ただ、静かに息を整えて
今日という一日を差し出す。
涙の理由を
うまく言えない日もある。
それでも、
空の向こうで聞いてくれる存在が
どこかにいると信じられたら
少しだけ歩きやすくなる。
神様。
私は強くありません。
でも、弱さを抱えたまま
前へ進むことならできます。
どうか、
明日の私が
今日より少しだけ
やさしくありますように。
それだけでいい。
それだけを
あなたに預けます。
眞白あげは
#神様へ
蝶を追っていたら
いつのまにか山の中
僕の目の前には
小さな神社
吸い寄せられるように
足を踏み入れた
境内には
2匹の羽黒蜻蛉がいた
羽黒蜻蛉は幸福の象徴
別名「神様トンボ」
誰1人、人はいなかったけれど
たしかに神様の存在を感じた
この神社には
どこか
懐かしさを覚えてしまう
だけど
聞いてしまった一つの話
この神社は、もう廃神社なんだと
神様の御神体はもうここにはないんだと
僕が感じた神様の気配は
何だったんだろう
あの神社で見た
あの羽黒蜻蛉には
何の意味もなかったのか
だけど
今でも僕は
神様はあの場所に
いたと思う
私には、忘れられない神社がある。遠い遠い、田舎にある祖父母の家に行った時、たまたま見つけた神社。
その神社は、苔が生い茂っていて、一つの大きな石があった。境内には、石と小さな賽銭箱だけ。空気が清々しくて、風通しが良かった。実際に見つけた羽黒蜻蛉は2匹いて、仲が良さそうに苔の上で休んでいた。おじいちゃんと行ったのだが、鳥居をくぐった瞬間、腰の痛みが和らいだらしい。おじいちゃんは、この神社はもう廃神社で、もう御神体はないと言うけれど、私は今でもあの神社には神様の力が宿っていると思っている。
神様、どうか,どうか,お願いします。
昔好きだった人に会いたいです。
会ってお話をする。だけでも十分です。
当時は、気づけなかった。あの子への好きだった
気持ちを‥。
どうか,どうか,言わせて下さい、
お願いします…。