神様へ』の作文集

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神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/14/2026, 10:24:03 AM

『神様へ』

「かみさま おねがいです」

そう心から祈っていた
幼き自分

小さな小さな望みだったのか
子供らしからぬものだったのか

何をお願いしていたのか
もはやそれは分からない

でも今も
何かと神様に祈っている

「神様 お願いです」

そう心に呟くこともある
当時のように
純真無垢な願いではないかもしれない

でも今日も
「お天道様が見てるよ」
という母の言葉を
どこか信じて生きている

4/14/2026, 10:22:14 AM

今日のお題は難しいですね。僕は神様がいるかどうかは分かりませんが神だよりなどはたまぁにします😊なんか知りませんが何も願わないよりは願っていた方がいいな〜と思いました(^_^;)僕は神様がいるとしたら宝くじ1等が当たります用に願います笑(*^^*)
今日も1日お疲れ様でした😊
明日からも頑張るぞ〜💪

4/14/2026, 10:19:12 AM

神様へ。毎朝神棚に。1日の始まり。家族と。自分自身に。感謝を。        4月14日 のん

4/14/2026, 10:19:06 AM

神様へ。

神様へ。
お願いできるなら
お母さんに
逢いたい。

おばあちゃんにも
逢いたい。
おじいちゃんにも
逢いたい。

4/14/2026, 10:13:21 AM

『神様へ』

焼酎の水割りをください
安い焼酎で構いません
冷たい家族も疲れる仕事も
見えない明日も信じきれない国の未来も
明るく見えない人生も
それさえあれば楽しめます
酒の肴にできますゆえ
焼酎の水割りをください
それだけで十分です

4/14/2026, 10:11:55 AM

"神様へ"

教えてください。
私はあなたの目に映っているのでしょうか?

映っていなければ良いと思う
もしも映っていたとするならば、私は意図的にこんなに不幸にされていることになってしまうから。

けれどもし私に気付いて、少しでも哀れだと思うのならば
あいつをどうか消してください

私の全てを壊し、蔑み、奪っていったあいつを

人を不幸にして尚、笑ってまた別の人に迷惑をかけているあいつには

なぜ、幸福を授けているのですか?


何も見えないのですね。何もできないのですね
全知全能が聞いて呆れる

神様の大馬鹿野郎。

4/14/2026, 10:11:53 AM

拝啓、神様へ。
あの人は今、どうしていますか?
もう、身体は伸び伸びとまっすぐですか?
淋しい思いなどしてないですよね。
あの人はいつもいつも、淋しい思いをしていた様なのでそれだけが気がかりなのです。
私はあの人に淋しい思いも辛い思いもさせてしまいました。
それが悔やまれてならないのですが、きっと幸せもあげられたと思っています。
私もそのうち、そちらに行くかもしれませんので、その時はあの人と会わせていただけるとありがたいのですが、あの人はその前にきっとまたこちらに来るのでしょう。
どうかどうか、あの人が幸せな場所に行けますように。
娘より、敬具。

トウコ

4/14/2026, 10:11:31 AM

どうか、アイツの魂をオレの体に入れてほしい。
アイツを死なせたくない。
アイツの存在を「失くし」たくない。
もう二度と触れられなくなってもいいから、オレの中で「一つ」になって生きたいんだ。




【神様へ】

4/14/2026, 10:11:28 AM

『神様へ』


この世に生まれたことを知らせるために産声が聞こえる。
街中で聞くには雑音に聞こえるだろうその声は
我が子となると耳が幸せになってしまう。
人から聞いた話だと全く信じられなかったけど、納得がいく。

助産師さんに抱えられた重みが私の手に移る。
ずっしりと感じる重みに思わず涙があふれる。
さっきまでの苦しみも忘れてしまった。

ずっと、ずっと苦しかった。
それが今報われたって言うんだろうか。
私の元に来てくれてありがとう。
そして神様へ。

巡り合わせてくれてありがとう。

語り部シルヴァ

4/14/2026, 10:10:21 AM

🌿‬皆さん、こんにちは🌿‬

さえ、本日お届けいたしますのは、引き続き現象一元型存在詩からの一遍でございます。あまり長たらしく語っても校長先生のようで皆さんの集中力を奪ってしまいます。そんな訳でして、早速お読みいただきたく思います📖

ーーでは、どうぞ🍊


『瑞光の層原』

天頂の陽
澄蒼にほどけ
薄綿 仄風に
羇旅の後影
推開 瑞光の温
層原に幽けきに

淡緑の山嶺
桃花に霞む
孤飛の翩翩
滲稜の木末に
影に落つ

街衢の幽聞
東風に連なりて
天翔け
恬淡に溶け干る
漸静のときのまに
余響の波紋

指呼の間に
燦然と華ぐ 多彩の瑞果
日向ひて
青長 蕭々として
降陽の燐光に
揺れ靡く

根に纏い
遠近に去来の
微生の繊熱







なかなか読解がこんなんかと思われますが、自由に感じ取って頂ければ嬉しく存じます🌱⋆。

X(旧Twitter)のフォロワー様の中には、コアなファンの方がおられまして、辞書を引いてまで読み取ろうとしてくださる方がいますが、そこまで根詰めてしまいますと非常に難儀ですから、なんとなくご想像頂けましたら幸いに存じます🍊

4/14/2026, 10:10:12 AM

「神様へ」

神様へ
ミスチルのチケットをください
あと、愛してください

4/14/2026, 10:08:08 AM

神様へ
これ以上わたしから
何も奪わないでください
息子も時間も精神や身体のことも。
お願いします。

4/16/2024, 10:02:55 AM

神様

ありがとう

生きていることに

君とめぐり逢えたしあわせに

4/16/2024, 8:30:33 AM

『神様へ』

 罪と言うのは、一生消えない。

 一度犯した罪は、自分の心にも、そして周りの人の心にも残る。一生消えない傷として。

 「ねぇ、小夜先輩。目を開けてくださいよ……」

 そう、俺が抱き抱えている人に言葉をかける。

 先輩のお腹からは大量の血が出ていた。もう助からない、それはわかっている。

 でも、そう信じたく無かった。俺の油断で、こんな事になってしまったと言う事実を。

 「先輩、お願いします……俺、もっと気をつけますから……だから……」

 先輩からの返答は無い。ただ、まだ目を開けている。生きているはずだ。

 「煌驥……君」

 俺は声がする方、自分の胸へと視線を向ける。

 「先輩! 先輩!」

 「ごめんね……煌驥君……私がもっと、強ければ良かったんだけど……」

 「それは違う! 俺のせいだ! 先輩は何も悪く無い!」

 俺の目から、涙が溢れる。自分の弱さに、情けなさに。

 「ごめん……ごめんね……煌驥君……」

 「先輩?! 先輩! 目を開けてください!」

 何故、俺はこんなにも弱いんだ。何故、罪を消せない。後悔を消せないんだ。

 なあ、神様。お願いだ。1度だけ、1度だけで良いから。
    おれたち
 無力な『人間』に、力を下さい。

4/15/2024, 1:00:45 PM

「無神論者じゃなかったっけ?」
「宗教信仰してないだけ。八百万の神は信じてるよ」
「出た日本人のおかしいとこ」
「だって一柱の神様が全員分常に観てるとか、
 其処まで行かなくても有限数で採点してるって
 今地球人口何人だって思っちゃうよ、やっぱり」
「そこはほら神様だからどうとでもね?」
「それ言ったら全部そうじゃん」
「それはそう」
「だったらその辺に在るモノ全部に神様が宿ってて
 何処で何やってもナニカしらは見てる、の方が
 お天道様が見てなくても悪い事出来ないなぁって
 考え諭し易いんだよねえ」
「近年の監視社会じゃんやば」
「確かに」

「で」
「うん」
「君のカミサマは大丈夫そう?」
「うん、カメラもマイクも切れたっぽい」
「おっけ、向こう着いたら着衣水泳からの
 全品お着替えね。最終はその後で言うわ」
「ありがと助かった」
「しっかし……ヤンデレって荒御霊だったんだね」
「それはガチ神に目ぇ付けられるからやめよ?」

<神様へ>

4/15/2024, 11:52:52 AM

『神様へ。

 私の家に飼っている猫のタビ助が帰ってきません。
 タビ助は外が好きで、よく外出するのですが、いつもその日のうちに帰ってきました。
 でも、一昨日出ていったきり、帰ってきません。
 タビ助はおじいちゃんなので、どこかで倒れてないか心配です。
 親に探しに行こうって言っても、タビ助は大丈夫って言って探してくれません。

 お願いします、神様。
 タビ助を探してください』

「……何これ?」
 少年は手紙を読み終えた後、思わず呟きました。
「あなたへの依頼ですよ、太郎」
 その呟きを聞いた青年が、太郎と呼ばれた少年の疑問に答えます。
 太郎は、納得できないと言わんばかりに青年を睨みますが、青年はそのことを全く気にしませんでした。

「なんでこれが、俺への依頼なの?」
「書いてあるでしょう、あなたが『神様』だからですよ」
 そう、この青年の言う通り太郎は神様――正確には神様の生まれ変わりなのです。
 人間の理解を深めると言う理由で(本当は人間界でチヤホヤしてもらうため)生まれ変わったのです。

「待てよ、あんたも神様だろうが! あんたがやれ」
 太郎は唾を飛ばしながら反論します。
 この青年、名は拓真と言い、やはり生まれ変わった神様です。
 太郎は一般の家庭に生まれ変わることもできたのですが、事情を知っている神様が側にいる方が何かと都合がいい、ということで拓真の所で厄介になっているのです。

「確かにあなたの言う通り、私の仕事でもあります。
 ですが、他にも仕事が立て込んでいて、手が空かないのです」
「だからって俺がやることもないだろう?」
「いいえ、あなたはしなければいけません」
「なんでだ」
 こんな事意味があるのかと、太郎はイライラし始めました。

「あなたも人間の歳で十歳です。人間の世界に降り立った神として、そろそろ人を助ける仕事をせねばなりません」
「くつ」
 太郎は反論できませんでした。
 彼は生まれ変わる前に、そのことを何回も聞かされていたのです。
 『人間に生まれ変わったときは、人のためになることをしなさい。それは義務です』と。

「だけどさ、猫探しなんて無理だよ。やったことないもん。他に楽そうなやつないの?」
 太郎は居候の身分にもかかわらず、偉そうな態度で文句を言い始めました。
 拓真は呆れながらも、他の仕事の事を話し始めました。
「他のものですか…… ですが、他のと言っても、一番簡単なものはそれですよ。
 たとえば世界平和とか、たとえば病気を治してほしいとか、例えば恵まれない子供に幸せをとか、たとえば自分を裏切ったアイツに天罰を……
 とかですが、本当に別のものがいいですか?」
 とてもじゃないけれど、神として経験の浅い太郎には出来ないことばかりでした。
 とくに最後は怖いなあと思いつつも、答えは一つしかありませんでした
 
「猫探しでお願いします」
「ああ、よかった。こちらも無理強いはしたくありませんでしたからね」
 太郎は何かを言いたそうな顔でしたが、なにも言うことはありませんでした。

「はあ、憂鬱だ」
 これからゲームするはずだったのにな、と太郎はがっかりしました。
「おや気が乗りませんか?ではこれを差し上げましょう」
 そう言って拓真は一万円札を太郎に差し出します。
「え、お小遣いくれんの?」
「いいえ、これは猫探しの依頼金です」
「それがあるなら早く言え!」
 太郎は即座にお金をひったくるのでした。

 ◆

 さて、一万円札を受け取り、ほくほく顔で家を出た太郎。
 意気揚々と猫を探しますが、どこを探しても猫一匹見かけません。
 太郎は早まってしまったかもしれないと後悔しながら、公園のベンチで途方に暮れていました。

「こんにちは」
 突然声を掛けられます。
 声の主は、同じクラスの伊藤 万里加《まりか》でした。
 万里加は、太郎の同じクラスであり、活発で人見知りをしない女の子でクラスの人気者でした。
 ひねくれものの太郎にも笑顔で接してくれる、とてもいい子です。
 そしてこれは重要な事なのですが、太郎は彼女の事を少し意識しているのです。
 なので彼女との突然の出会いに、太郎は驚いて固まってしまいました。

「鈴木君はここで何してるの?」
 太郎の挨拶を待つこともなく、万里加は会話を続けました。
 なお鈴木と言うのは、太郎の上の名前です。
 太郎は質問に対しどう答えようか悩みましたが、結局正直に言うことにしました。

「猫探し」
 太郎はぶっきらぼうに答えます。
 そう、太郎は人づきあいが苦手なのです。
 神付き合いが嫌で、逃げるように生まれ変わった彼ですが、人間になったところで改善するはずがありませんでした。

 ですが、万里加は太郎の不愛想さを気にすることもなく、話を続けます。
「そうなんだ、奇遇だね。私も猫探しているの……」
「ふーん」
 太郎は何やら引っ掛かるものを感じました。?
 太郎は手紙の依頼を受けて猫を探し、万里加もまた猫を探している……
 こんな偶然あるのでしょうか?

「でも見つからなくて……
 神様ポストに出したんだ」
 神様ポスト!
 太郎はその言葉を頭の中で反芻します。
 神様ポストとは、小学生の間でまことしやかに囁かれる噂。
 『このポストに手紙を出すと願いを叶えてくれる』というもの。

 その真実は、拓真が某妖怪アニメを見て『そうだ、こうやって募集すれば願い事を効率よく集められるな』と思いついて、作ったものだったのです。
 そこに出された手紙は回収され、太郎と拓真のいる鈴木家に運ばれる、というシステムなのです。

 つまり、太郎が読んだ手紙は、万里加が書いたもの!
 と言うことは、一緒に猫探しをすれば自ずと目的が達せられ、万里加とも仲良くなり、そして仲を深めた二人は付き合うことになり、親のいない家に呼ばれて……

 と、そんな下種な妄想をしていると、あることに気づきました。
 万里加の足元に黒い猫がいるのです。
 それも親し気に頭をこすりつけていますが、万里加はその猫に気づく様子がありません。
 太郎はそれを見て、ピンときました。
「ねえ、探している猫ってどんな猫?」
「え? うーんと黒猫。真っ黒なの」

 もう一度太郎は、万里加の足元を見ます。
 万里加の言う通り、真っ黒な猫でした。
 と言うことは、この猫を捕まえればミッションコンプリート……
 な訳がありません。
 なぜならこの猫は幽霊で、捕まえることはできませんし、死んでいるので万里加の望みをかなえることはできません。
 ですが死んだことをどう伝えればよいのか……

 なぜ万里加には見えないタビ助の幽霊が見えるのかと言えば、それは太郎が神様だからです。
 普通の人間には見えません。
 もし、そのまま『タビ助は死んでいる』と言えば、万里加に嫌われて二度と口をきいてもらえないでしょう。
 それだけは避たいが、死んでいることを黙っている訳にもいきません。
 別に伝えなかったところで、太郎には何の不都合も無いのですが、好きなこの前で混乱している太郎は、そのことには思い至りませんでした。

 どうしたものかとタビ助を見ながら悩んでいると、太郎は黒猫のタビ助と目があいました。
 するとタビ助は突然万里加の足元を離れていきました。
 太郎は何事かと驚きますが、タビ助はある程度離れたところで振り返りました。
 まるで『ついてこい』と言っているようでした。
 太郎は少し迷いましたが、決心しました。

「あっ」
「どうしたの?鈴木君」
「あそこでタビ助っぽいのがいた」
「本当?」
 うん、と太郎は答えます。
 タビ助はどこかに連れて行きたがっている

 そう確信した太郎は、万里加を連れてタビ助を追いかけたのでした。

 ◆

 三日後の夕方、太郎は学校から帰ってきました
「ただいま」
「お帰りなさい。手紙が来てますよ」
 太郎はショックを受けました。
 仕事はもう嫌だからです。
 すぐに逃げようとする太郎でしたが、拓真に引き留められます。
「安心してください。 お礼の手紙です」
「お礼の手紙?」
 太郎はホッとしながら、拓真から手紙を受け取ります。
 太郎は可愛い絵柄の封筒から、便箋を取り出し、読み初めました。
 そこには可愛らしい文字で、感謝の言葉が綴られていました。

『神様へ。

 タビ助にまた会わせてくれてありがとうございます。
 でも私が行ったときにはもう死んでいて、悲しくて私は泣いてしまいました。
 でも気づかなかったら、一生タビ助は独りぼっちだったので、会えてよかったと思います。

 でもいい事もありました。
 友達ができました。
 タビ助を一緒に探してくれて、泣いている私を励ましてくれて、タビ助のお墓も作ってくれました。

 今まであまり話したことは無かったけど、意外といい人で、面白い人でした。
 多分タビ助が、私が寂しくないように会わせてくれたんだと思います。

 タビ助に『ありがとう』と伝えてください。
 『天国で元気でいてね』とも。
 ありがとうございました』

4/15/2024, 10:51:42 AM

まぁ、普段から信心深くもなく、お賽銭は奮発してもワンコイン、後悔は微塵もしていないけど離婚も宗教的にはアウト?
こんな私の願いを聞いてくれる神様はいないですよね。そりゃそうです。我ながらなんて図々しいんだと思ってます。

神様に頼る事無く生きていこうと思っていますが、たまには、たまにしか願わないので、無茶は言いませんから、どうか、どうか聞いてくださいね。

4/15/2024, 10:38:46 AM

神様へ

普段は神頼みなんてしないけど、今回ばかりは頼らせてください。





違う道を選んだ君が僕抜きで、幸せになれますように

4/15/2024, 10:12:32 AM

《快晴》《神様へ》

 村の繁栄や豊穣を祈って、神様に若い女を生贄として捧げる。
 それは、この村の伝統的祭事の一部であり、世間から見れば古い風習であった。
 連なる山々の最奥に位置し、村人が百人もいない村だ、世間から外れてしまうのも時間の問題だったと言えよう。
 そんな村で生まれ育った村長の娘、犠花は明後日で十一になる。
「きいちゃん、明後日は楽しみねぇ」
「私は『きか』だよ、おばあちゃん! きい姉はあっちでしょー」
「あら、ごめんなさいね、きかちゃん。また間違えちゃったわねぇ」
 犠花と犠忌は、双子であった。
 背格好もよく似ているからだろう、こうして間違えられることが多かった。
 強いてその差をあげるならば、犠忌の方がほんの数分早く産まれたということくらいだろう。それほどに、彼女らは似ていた。
「また間違えたの? おばあちゃん」
「きい姉!」
「こんなにかわいい子と間違えないでよ! ねぇ、きかちゃん」
「そんなことないよ、きい姉の方がかわいいもん!」
「かわいいこと言うなぁ、こいつめ」
 そうしていつものように双子は笑い合う。
 これがこの村の日常だった。
 夜が深けて、また明けてを繰り返し ——その日はやってきた。
 蛇月祭の日である。
 村中がお祝いの雰囲気を纏った、特別な日だ。
 そこここに蒼い提灯が飾られており、見慣れた村の景色も幻想的な世界となる。
 その最後に行われる祭事が、神送り、と呼ばれるものだ。
 村に唯一ある神社のその奥、山をもう少し登った所にある本来の社には数人しか立ち入ることは許されていない。
 即ち、神の御本へと向かう生贄らだ。
「我らが神の為に」
「村の為に」
 村の大人達はそう口々に言って、双子を送り出す。
 今年は卜占の結果、犠花と犠忌が選ばれたのだ。
 占の結果が出てからは、その身は神の為に在るようになる。その際、俗世の空気をできるだけ吸わない為にも口を利くことは禁じられ布で覆われるのだ。
「……我らに、幸と豊穣を与えんことを!」
 そう締めくくられた言葉の余韻を残して、双子は神社の石段を上がっている。
 骨の髄まで身に付いた信仰心は揺るぎないし、後ろには村の人々が並んでいるのだ、尚更足は止められない。
 石段の切れるところで、一行は足を止める。
「今生の務めを果たせ」
 彼女らの父である村長は、短くそう言うと双子を更に上へと向かわせた。
 双子は黙ってそれに従う。
「……ねぇ、きい姉。このまま逃げちゃおうか」
 大人の姿の見えなくなって暫くして、犠花はそう口にした。
「……きかちゃんはどうしたい? 私は、最初から決まっていたことだけど」
 犠忌はそう言うと足を止めた。
 そろそろ神域だ、逃げるのならここで決めねばならない。
「……私、は」
「ここは、もう、二人きりだよ。犠花」
 静寂が支配する。
「…………俺は、こんなところで死にたくないよ」
 そう言った犠花は。
 固く閉じられていた花が綻ぶ瞬間を見た——犠忌が、心の底から嬉しそうに笑ったのだ。
 それを返事とした互いは、手を取り合って山の中を走り続ける。
 空は、神様が祝福してくれたかのような蒼天だ。
 それはそうだろう。
 伝統が続いたとて、偽物の姉妹は口に合わないだろう。
 犠花が女として扱われたのは、彼らの妹が生まれながらにして死したからである。
 村長はそれを、秘匿した。
 それ故に、天災が起ころうとしていたのではないか。
 間違った生贄を捧げようとしたからか、神に隠し事をしようとした所為か、はたまた必然か。
 村はその翌年、双子以外の記憶から、姿を消したという。
 後の土地にはただ、龍神のみが真実を持って眠りについたという。

4/15/2024, 10:10:46 AM

『神様』なんて

信じたことはなかった。


だって、そんな存在があるとしたら今の私の置かれている現状はいったいなんの冗談? それとも神様とやらにも私は嫌われているとでも言うの。とんだトラジェディ。

どちらにしても私を幸せにしてくれもしない幻想なのなら有も無も同じことだった。路肩の石よりもなお無関係な例えばそう未確認生物みたいな。

でも確かに信じたことも、いいえ、信じようとしたこともあったのだけど。どうしようもなく何かに縋り付きたくなって神頼みだなんてらしくないこともした。


なぁに? ええ、そうね。他力本願じゃ救われない。あなたの言葉は非のつけ所もない正論よ。正しくって痛くて妬ましいわ。

そうでしょ? そんなふうに何かを信じれる時点で恵まれているのだもの。悪いなんて言うつもりも責めるつもりもないけれど。でもそうね。残酷だとは思ってしまう。

だって、



カミサマ
「あなたは私を救ってくれないもの」

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