『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
No.6『君のため』
散文 / 闇 / 恋愛 / 掌編小説
今日も真っ赤な目をしている君は、泣き腫らしたのか、それとも眠れないなのかどっちなんだろう。ふとそんなことを思った。片思い歴が長すぎて、どれくらい君を見て来たのかは不明だが、君が真っ赤な目をしているのはここ最近のことだ。
そう言えば恋人の姿も最近、見掛けないような気がするが、むくりと湧き上がった期待感をぐっと胸に押し込める。もう幾度となく期待してはがっかりして来たぼくは、君の様子を慎重に見極めるようになっていた。
もし、もしもだけれど。眠れないほどの何かが君の身に起きているのだとしたら。もしかして、最近見掛けなくなった恋人が関係していたりなんかしたら、もう君のことを放ってはおけない。
今まで幾度となく声を掛けては、お節介だと跳ね除けられて来たぼくの行動。今、この時、君のために起こしてもいいのだろうか。
お題:眠れないほど
何もしない、何もしない、何もしたくない。
身体が言うことを聞かない。何かしなければ、という自分の意に反して、何もしたくない、という自分の動。
地球のように、頭だけは常に回って。
身体は意思が無ければ動かないのに、頭は考えようとしなくても、考えたくないと思っていても、勝手に動く。
眠れないほど。
また私の頭は眠れないほど、動き続ける。
◎ 眠れないほど
眠るのが怖くて
祈りに身をゆだねた夜を
いくつも越えてきたけれど
大人になっても
あなたの前では
わたしは子どものままで
あの頃のわたしを知る
あなたにだけは
心を隠せはしない
眠れない夜は
目を閉じて
たましいを開いて
永遠にも思われるような
問いかけの中で
自分を見つけ出すことしか
できない
眠れぬほどに
近くて遠い
狭き門のほとり
#眠れないほど
眠れない。
暖かな布団に包まれ、1寸の光もない暗闇の中で目を閉じても、思い浮かぶはその言葉ばかり。
眠れもしないはずだ。それもそのはず。
瞼を閉じると、あの人の眩しい笑顔が思い浮かんでしまって、全く眠れそうにもない。
今日見た彼の笑顔があまりにも眩しくこの記憶に焼き付いてしまったから。
『眠れないほど』
眠れないほど
あなたを思っている
寝不足 お願い
少し寝かせてね
少しでも忘れることが
出来たら
重症です
こぶし大の石が延々とばら撒かれているような雨音
が、眠れないほどに酷かったので、
堪らず重い瞼を持ち上げたら、
天窓を一心不乱に叩くびしょ濡れの大女と目が合った。
#眠れないほど
「眠れないほど」
浜辺で待っていると彼女がやって来た
足だけが見える透明人間の彼女
「こんにちはエウレナ」「こんにちはマシュー」
彼女は透明人間のエウレナ浜辺で歌を歌っている透明人間だ
「足が見えるようになったんだねエウレナ」「はい!そうなんです、私もびっくりしていて自分の足を見たのはずいぶん久しぶりです」「どうして見えるようになったんだい?」
「それが私にもわかりません」「もしかしたらここで二人で音楽をやっていたからかもしれないね」「そうかもしれません」
「聞いてくれよエウレナがくれた曲素晴らしいよ!」「ホントですか、嬉しいです」
「今は歌詞を考えてるがアイディアに掻き立てられて眠れないほどだ」
「出来たら読ませてください」「もちろんだ、そうだエウレナ」「はい」「良かったら僕の舞台にでてくれないかい?」「え…私がですか?」
「キミのの才能はもっと知られるべきだよ」「私にできるでしょうか…」
「気が向いたらまた声をかけてくれ」「わかりました」
「今日はもう帰るよさようならエウレナ」「さよならマシュー」
二人は立ち去り、足跡だけが残る。
眠れないほど
好き勝手に過ごしていた
わがままという
セリフがよく似合う
自分らしく生きてきた
その裏側にある
誰かからの
怒り、憎しみ、悲しみ
それらを私自身が
他人を見て感じる側にいる
むかつき、憎しみ、悲しむ
眠れないほどの感情を
こちらの側から
見えてしまった
今夜はどういう気持ちで
過ごしたらいい?
眠れないほど疲れていたあの頃。
眠るのにも体力がいるみたいで、
気を失うようにしてベッドに倒れこんだのに、
朦朧としながらもすぐ覚醒してしまう。
やらなきゃいけないことに追われて、
とにかく辛かった。
最近は、疲れが一定値を超えると問答無用で眠りに落ちる。
年のせいで無理がきかなくなったと言えばそれまでだけど、
私の身体も賢くなったなあと思う。
眠る体力は残しておかなきゃいけないよ。
眠れない程
片思いしている女性がいる。
可笑しいと思うかもしれないけれど、最近その子が夢にまで出てくるようになった。
僕にはもう隠れる場所がなくなっていて、のがれられなくなっている。
それ程、僕の彼女への想いは強く、一息つく暇すらなく、夜も眠れない程、四六時中彼女のことばかり考えてしまう。
次の日の仕事に支障をきたすので、眠れるようにと、ホットミルクを飲んでみたり、夜にランニングをすることもあったけど、特に効果はなかった。
いっそ、睡眠薬でも処方して貰えたら寝れるんじゃないかと思うけれど、流石にこんな理由で病院通いするのはと躊躇い、それはできていない。
彼女のことを好きになったのは高校生の頃のことだった。
クラス替えがあった二年の頃、その子と一緒に文化祭で買い物する係になり、一緒に必要な物の買い出しに行く度、少しずつ会話が増えていき、気付けば彼女がアニメ好きだったことから会話が盛り上がり、二人の距離が縮まり仲良くなる中で惚れたのを覚えている。
時々、買い物がてらここのカフェのコーヒーが美味しいんだよとおしえてくれて一緒にコーヒーを飲みに行ったよね、それも、放課後の買い出しの後、直ぐ学校の教室に戻らないと行けないのに·····他にも、二人だけで、お腹空いたねと言って寄り道をして百円マックを買って食べたりしたね。
そんな二人だけの時間がなんだか僕には特別な時間に感じていたので、買い出しは楽しくて仕方無かった。
その後、三年生になってからも僕達の仲は相変わらずで、二人で帰ることもあれば、二人だけで遊ぶこともあったっけ。
僕は何だかそれがデートのようでワクワクドキドキ四六時中していたけど、君は僕との関係は友達っていう認識だったから、特に一緒に過ごしていても手を繋ぐなんてことは一切なく、本当に割り切っていたよね。
でも、いつか君が僕の手を握りしめることがあるんじゃないかって勝手に期待していたんだ。
分かっていたことではあったけど、結局何にもないまま卒業して、僕達は別々の大学に進学していき、それっきり連絡も取らなくなったね。
それから人伝に聞いた話では、君は何人かの人と付き合っていたようだし、僕も大学を卒業する迄の間に何人かの女性と付き合きあった。
けれど、大学を卒業してから、フリーになった僕は高校時代に出会った君が忘れられていないのだろうか、突然夢に出てくるようになったんだ。
それからというもの、眠れない夜がつづいている。
ところが僕は臆病者なのだろう、まだ連絡先が登録したままなのに、君に連絡出来ずにいた。
勇気をだして告白さえすれば、そして、振られさえすれば、また眠れるようになる筈なのに··········。
ところが偶然街中で君を見つけ、僕は声を掛けてみた。
何年ぶりだろうか、高校卒業してからだからかれこれ四年ぶりといったところだろう。
「久しぶりだね、僕のこと覚えてる?」
「うん、覚えてるよ、あの時買い出し行った帰りにこっそり二人でハンバーガー食べに行ったりして楽しかったね」
「うん、僕も楽しかった。 実はあの時僕は君に片思いしてたんだよ」
そう言うと、彼女は驚いた表情を見せた。
「そんなの、全然知らなかったよ」
ニコッと微笑みながらそう答える。
「ねえねぇ、彼女とかいるの?」
「今は居ないかな··········そっちは?」
「別れたばっかでいない、一緒だね」
そう言うと、彼女は笑った。
「ねぇ、今度一緒に遊ばない!」
突然、思いがけず彼女の方から誘ってきた。
「うん、いいよ」
僕がそう答えると、彼女は何だか嬉しそうだった。
それから、今日時間があるなら一緒にカフェにでも行かないかと誘おうとしたけど、彼女は時間が無いらしく、「また今度ね!」と言われて別れることに。
その後、彼女からメールが来て、僕達は今度の週末一緒に映画を観に行く約束をした。
人伝に聞いた話では、君は彼氏は当分要らないと言っていたようなので、この先進展があるのが、友達終わりなのか予測がつかないでいる。
お陰で、君とあってからもまだ眠れない夜が続いていた。
可能は0では無い、僕が倒れる前に、勇気を出してか告白したいと思ういます。
眠れないほど今仕事にストレスがあって
眠れないほど仕事が嫌と思える
眠れないほど仕事に行きたくない
仕事だからと処方された薬をのでも寝れない
眠れないほどいろいろ考えてしまう
眠れないほどイラッとする時ある
眠れないほど人肌恋しい時あれば家族のありがみがわかる時ある
それぞれの思いや気やもちあるから
眠れない夜はムリしないで……。
眠れないほど
眠れなくなるほど
無性に
君に
逢いたくなる。。。
美味い酒、気に入った酒ほど、シラけさせるんだよ ... ジンセーっていうか、しあわせになりたい ... 辿り着きたい、とか ... 愛されたい ... 人から尊ばれたいとか ... はたまた、これは、いい意味で (?) かしら ... 侮辱されても笑って、ウンウンて流せる ... 。
オンナの中に入って恥じらいのほどける一瞬をむさぼるみたいに薔薇の棘のような尖った乳頭を唇で塞いで互いの心を溶かし合うとか ... ハハ ... ガキだったなあ ...
『雨の慕情』なんて歌が流行った時代もあった。今の若者にはわからんだろうなあ ... 。
( ※ 現代の若者は、私みたいな半端者とは異なる確りとした大人が整備した世の中を生きてる。不毛な身口意の業を垂らさない。)
夢ってのは、人が念う以上 ...
はかな‐い【儚い・果敢ない】
頼みにできる確かなところがない。
淡くて消えやすい。
「―望み」。無常だ。「―この世」
掌に降りた雪の如く瞬く間に消えて姿を消すからこそ美しいのだろう。
死者の身体になら触れても雪は溶けないんだよな ...
また埒の開かない事を考え続けてしまった。
目を閉じるのが怖い
(2022/12/06 10:33:35)お題 眠れないほど
今ごろ
あなたは
何をしているだろう
私が
こう思っていることすらも
あなたは
知らないんだろうな
眠れないほど
寝たい 眠りたくない 眠れない 怖い 眠い だれか助けて
毛布に包まり早数時間
夜中に潜む魔物に犯されていた
深夜 内に秘めていた仄暗いモノが表に顔を出す
秘めているドロドロした裏の顔を狙い 襲いかかってくる
真っ暗な部屋 青白い月明かり
必死に閉じ込めていた頑丈な檻はいとも容易く壊され
静かに心がやられていく
闇に引きずり込まれてしまいそうなほど
すり減っていく感情
夜は 更に暗くドス黒い闇へ誘おうと手を伸ばす
そんな思考に侵される深夜1時を過ぎた頃
『眠れないほど』2022,12,06
『眠れないほど』
「お土産沢山待ってるね」
学年の違う彼女が、修学旅行に行くらしい。
3泊4日の長旅で。
「会えないのは寂しいけど、、」
ポツリと呟く。
彼女はニコッと微笑み、僕の頭を撫でた。
そろそろ行くね、と言って彼女は電話を切る。
修学旅行中、色んな写真が送られてきた。
綺麗な風景、美味しそうなご飯、友達との写真。
羨ましかった。
修学旅行に行ったことより、彼女の友達が。
自分が同じ学年なら、今頃彼女とこんなふうに巡れたのだろうかと。
過去にも同じように年の差を恨んだことがあった。
そんなこんなで彼女が修学旅行に行ってから3日がたった。
4日目の朝。
いつもと変わらず起きると、LINEが入っていた
【おはよ!お土産渡したいんだけど、いつ会える?】
すぐさま返事をした
【いつでも大丈夫!!合わせるよ〜】
💬【明日放課後いくね!学校近くのカフェで待ってて!】
【わかった!会えるの楽しみ´`*】
💬【私も!!早く会いたいしなんなら一緒に行きたい、】
💬【今度いこうね、?】
僕の彼女は可愛い。
性格も顔も美人顔で、誰も怖がって寄り付かない。
でも、その中で可愛いものが好きとかいうギャップがある。
かわいい。
こんな彼女に早く会えるなんて、楽しみでしかなかった。
その日の夜は眠れなかった。
サッカー、眠れないほど興奮しました
楽しい2週間でした
胸を張って帰国してほしいです!
【眠れないほど】
「眠れないほど興奮した!」
って言ってみたい。
最近はベッドに潜って3秒でねてしまう。
これはこれで別の幸せなのかもしれない。
眠れないほど
辛い夜
楽しい夜
眠れないほどの時 あなたはどうしてる?
私はただひたすら目をつぶる
そしたらいつの間にか朝
最近眠れないほどの時あったかなー