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「眠れないほど」

浜辺で待っていると彼女がやって来た
足だけが見える透明人間の彼女 

「こんにちはエウレナ」「こんにちはマシュー」
彼女は透明人間のエウレナ浜辺で歌を歌っている透明人間だ
「足が見えるようになったんだねエウレナ」「はい!そうなんです、私もびっくりしていて自分の足を見たのはずいぶん久しぶりです」「どうして見えるようになったんだい?」
「それが私にもわかりません」「もしかしたらここで二人で音楽をやっていたからかもしれないね」「そうかもしれません」
「聞いてくれよエウレナがくれた曲素晴らしいよ!」「ホントですか、嬉しいです」
「今は歌詞を考えてるがアイディアに掻き立てられて眠れないほどだ」
「出来たら読ませてください」「もちろんだ、そうだエウレナ」「はい」「良かったら僕の舞台にでてくれないかい?」「え…私がですか?」
「キミのの才能はもっと知られるべきだよ」「私にできるでしょうか…」
「気が向いたらまた声をかけてくれ」「わかりました」

「今日はもう帰るよさようならエウレナ」「さよならマシュー」

二人は立ち去り、足跡だけが残る。

12/6/2022, 3:48:37 AM