『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
※胸糞が悪い
君の目が覚めるまでに、
わたしはなにを望むだろうか。
君の恋人になりたい
特別な存在になりたい
君と今すぐ結婚をしたい
君の喜んだ顔も悲しんだ顔も苦しそうな顔もなにもかも全部
わたしのものにしていたい。
沢山の欲望が私を呑み込み、溺れさせ、戻れなくする。
私欲だらけの汚い感情を、君が好きになるはずがないのに
何故か自分を止められないんだ。
ねぇ、はやく目を覚まして。…返事をしてくれないの?
「……ねえ、**……」
そりゃあ、そっか。
まるで悪夢みたい
君のふつうの恋人になりたかった。
妻のような特別な存在になりたかった。
君とふつうの結婚をしたかった。
私の欲望はほとんど叶わなかった。
でも、
君の悲しんだ顔は……苦しそうな顔は…
私の手によって、私のモノだけにすることが出来た。
誰にも奪われることの無い、きもちのわるい顔。
もう君は息をしない。
私が首を絞めたから。
もうあの顔は二度と見れない。
私が彼女を殺したから。
もう彼女は目を覚まさない。
誰かに首を絞められているみたいに、苦しさでたまらない。
君が目を覚ますまでに、もっと苦しませる準備してあげるからさ。
だから、早く、早く、起きて?
また苦しんだ顔をわたしに見せてよ
『目が覚めるまでに』
目が覚めるまでに…。
あなたとの思い出が消えればいいのに。
初めてお出かけに行った日の事も
手を繋いで何気ない話をした事も
サプライズでお祝いしてもらった事も
くだらない事で喧嘩した事も、
全ての出来事、その瞬間が私にとっては
宝物だった…今日までは
あなたが最後に言った一言が脳裏に
焼きついている。
一言だけじゃない…
あなたの声、笑顔、大きな背…
あなたの全部が私の頭から離れない
あなたとの思い出を置いて次にいこうなんて
出来るわけがない
忘れたくても忘れられない
だから、明日…
目が覚めるまでに…
あなたとの思い出が消えればいいのに。
以前に「夢がさめる前に」というテーマで書いて
います。似ているので、今日はお休みします。
「目が覚めるまでに」について
無機質な白で囲われたあなたを、ただ見ている。
やっぱり、似合わない。
夜が明けて、また日が射す。
青空の色をした花を手向ける。
あなたの目が覚める前に、せめてお別れを。
『目が覚めるまでに』
規則正しい呼吸の音が室内へと満ちてゆく
カーテンの隙間から差し込む月明かりが照らす貴方の横顔
何処までも無防備な寝顔にどうしようもない程、感情が揺れ動く
私は貴方の事が好きだった
なのに貴方は突然私に別れを告げた
冗談であって欲しかった
夢であって欲しかった
けれど、これは現実だった
どうしようもなく、絶望的であったとしても
バッドエンドへの序曲、或いは都合のいい妄想の終末
これは私に残された最後のチャンスだ
暖かな幻想に溺れる哀れな愚者と成り下がるか、
はたまた冷たき現実を知った脱け殻と成り果てるか
或いはこのままひと夏の淡くも苦い記録と為るか
人は寝ることによって
様々なものを整理しているという。
例えば、記憶。
今日起きたことをすべて覚えておく必要はない為
アーカイブ状にしたりして
大切な事、不要な事などを仕分けているらしい。
記憶に纏わる感情もその時に整理される。
嫌なことがあった次の日、
嫌なことがあった当日より少しマシになるのは
寝ている時の仕分けの賜物らしい。
目が覚めるまでに、
人は今日を生きる力を蓄えているのだ。
8/3 お題「目が覚めるまでに」
走らなきゃ。
走らなきゃ。
逢うべき人の元へ。辿り着くべき場所へ。この長い長い通路をひたすらに走る。
幾度となくここを走った。だが通路が終わったことはなかった。いつも、辿り着けない。
けれど今日こそは―――
目が、覚めた。
「また、か…」
疲労感と徒労感。ごろりと寝返りを打ち、深いため息をつく。
あの先に何が待っているのか。どうしても知りたいのに、必ず目が覚めてしまう。
「まあ、いっか」
目が覚めたからには今日が始まる。次に走るのはまた眠った時だ。
あれだけ思い切り走れるのは、夢の中だけだ。僕は片脚の義足を撫でた。
(所要時間:7分)
目が覚めるまでに。
目が覚めるまでに、一人の人を自分勝手に振り回した。今はもうその鮮やかな記憶自身がトラウマと化しては思い出せないが、その自分勝手に付き合ってくれていた彼女の優しさに漬け込んでは青春を送っていた日々は本当に楽しかったんだと思う。
目が覚めるまでに、定期的に彼女の夢を見た。母校の、自分の教室の、休み時間にロッカーの端で二人話す夢。最初はぎこちなかった会話も、段々昔のように弾んでは自然と仲直りする夢。或いは一度二人で行ったことのあるゲームセンターで、二人でしたことの無いメダルゲームを楽しむ夢。或いは、或いは、すぐに消えたけれど、ある日突然彼女が夢の中に現れたと思えば何事も無かったかのように二人楽しく話す、そんな夢。
目が完全に覚めきるまでに、二年半もの月日を要した。
とっくに彼女は俺のことなど眼中にも無かった。
冷たすぎて優しささえ垣間見える文書、付かない既読。一行考えるのに平均三十分の努力と思い出せない記憶を引っ張りだす作業。無駄だったとは、思わない。思えない。思ってしまったが最後、過去の私が最高に報われない。
弱すぎた。
強かったけれど。
進学して心の余裕が出来て、やっと昔の私を俯瞰して見る時間も出来て、衝動的に考えた純粋な謝罪はきっと、彼女にとっては毒だった。
分かっていた上でやった、自己満足の塊だ。
成人式の日に再び会ったとして、中学の先生が言うように連絡先を残しておいたとして、それが大きな伏線になるかなんて今の俺には到底分からない。まだ子どもなのだ。甘えていられる。
明日、近くの神社に行こうと思う。
意味は無い。疎遠になったあの日から、私が敢えて距離を取った理由から、ずっと彼女には報われて欲しかった。今の俺でもそう思い続けている。私が隣に居ても迷惑をかけるだけだと、彼女の善意を無下にした。その根本には彼女自身の生い立ちと今までのこと、その時近くにいた友達のこと、色んなことが絡んで、離れた方が幸せだと思った。
俺が彼女の近くに居たら不幸せにさせてしまう、なんてことは思ってないけれど、
俺が彼女の視線の先に立ってはならないとは、正直思う。
自己満足自分勝手自己中心的承知で。
幸せになって欲しい。
自分を分かってくれる異性に出逢って、結婚して、子どもを産んで、子ども嫌いがマシになって、四苦八苦しながらも一人前に育てて、孫に恵まれて、幸せに看取られる。
そんな世間一般的では普通で幸せな生活をのんびり暮らしていってほしい。
もう彼女の声も匂いも姿も全てが不鮮明な、何処までも我儘な俺のことなんて忘れて、全部忘れて暮らしてほしい。
あと卒業アルバム見ないでくれ。
明日神社に行ったら、俺は一人で、ひっそりとこう願おうと思う。
彼女がこれから人に恵まれて今まで感じた負の感情を忘れてしまうほどに報われますように。
闇のように真っ暗な視界から
少し光がさす
また目を覚ましてしまった
隣の彼は赤い色をまとって泥のように
寝ている
彼は目を開けることがあるのだろうか
彼の目が覚めるまでに同じ場所に行けるだろうか
自分の腹に刺さったナイフを握りしめた
「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに
いい夢の時もあれば悪い夢の時もある。
目が覚めるまでに目が覚めてるような錯覚に陥ることがあるよね。あれ、現実?みたいな。
たまに夢の中で数学してる。
#目が覚めるまでに
目が覚めるまでに
夢の中のあの人に
「好き♡」って言えるかな?
早く早く〜!
もうすぐアラームが鳴っちゃうよ〜⏰
いつもみたいに
これ好き!
これは嫌い!って
直感でバッサリ言っちゃえばいいじゃん
(ΦωΦ)フフフ…
あ~ぁ…
色恋が絡むとこれかよ…
あのさ〜
恋なんてさ
好きか嫌いのどっちかしかない
二者択一!
さっさと言っちゃいなってwww
🌈黒猫のつぶやき🌈
乙女だなぁ〜( ꈍᴗꈍ)キュン♡
君の目が覚めるまでに
愛の言葉を考えておこうと思う
できるだけ沢山の言葉を
~目が覚めるまでに~
普通は夢を見る人が多いと思う。
でも勿論見ない人だっているし、悪い夢ばかりの人もいる。
好きな人とのデートの夢・推しに会う夢・美味しいもの好きな物沢山食べる夢……
この他にもいい夢は沢山ある
ただそれに比べて悪い夢は
崖から落ちる夢・殺される夢・追いかけられる夢・いじめられる夢……
などなど。
貴方が見た1番素敵な夢は何だろう。
夢を見ない人はどんな夢がみたいだろう。
そう考えながら僕は今日も眠りにつく。
目が覚めるまでに
赤ん坊の目が覚めるまでに、やることはたくさんあります。
長男が赤ん坊のころ、わたしも新米ママでした。やっと昼寝してくれたら、やる事が山ほどあります。溜まったお皿を洗い、洗濯物を取り込んでのも凄い勢いでたたみ、夕食の支度をできる限り進める。
疲れていると、ちょっとと横になったら眠ってしまって、大事な時間を減らしてがっかりとかね。
それが次男の頃は、手抜きするように。手抜きも大事よね。
赤ん坊の目が覚めるまでに、が勝負のころ、懐かしいな。
息子たち、ひとりで大人になった顔してるわ。
『目が覚めるまでに』
僕はあまり時間がかからない方だ
スマホの目覚ましを毎朝セットしてはいるが、鳴る5分前くらいには目が覚めている
目覚まし機能は毎朝、今朝こそはと思ってくれているに違いない
しかし、残念な事に毎朝自然と目が覚めてしまう
ではなぜ目覚ましをセットするのか
それは遅刻する事が僕にとってとても怖い事だから
今まで遅刻をした事はほぼないはずなのに、夢の中では何度となく遅刻して焦って絶望感でいっぱいになる
もうここまで来ると、強迫観念に近いかもしれない
だから僕は今夜も目覚ましをセットして眠るのだろう
マウントを取りたいわけではなく切実に
目覚ましに、目を覚まして欲しい
──これは夢だ。直感的にわかった。世の中には明晰夢、と呼ばれるたぐいの夢があって、たぶんそれなのだと思う。
だって、そう。絶対におかしい。──キミが私の隣にいるなんて。
楽しそうに微笑んでいるなんて。
やさしく話しかけてくれるなんて。
嬉しそうに、この手を取ってくれるなんて。
「……ちょっと、黙ってないでよ。返事、教えてよ。……足りないなら、もっかい言うけど。──ねえ。私と、付き合って」
「──」
だから。これが都合のいい夢だってことは、ほんとにほんとに、わかっていて。目が覚めたときに余計に傷ついてしまうことも、よくよく理解している、のだけど。
人間の心って、そう簡単にはできていないのだ。──幻のようなこのひとときが、ひどく甘美に思えてしまうから。
「うん……うん……!」
「! ほんと!? ……って、泣いてるの? まさかイヤイヤうなずいて──」
「違う……違うんだ……うれしくて。……あんまりに、嬉しいんだ。あり得ないってわかってるんだ。それでも──それでも、私はキミが好きなんだ。諦められないんだ。──好きだったんだ。どうしようもなく」
「……なに言ってるかはよくわかんないけど……付き合って、くれるの?」
「うん。うん、そうだよ。そんなのこっちのセリフだけど、そう……付き合おう。私達」
「──嬉しい。まるで夢みたい……!」
そんなことを言って、キミが私に抱きついてくる。あは、と声が漏れた。夢みたい? そのとおりだよ。これは夢だ。夢なんだ。幻影《ユメ》でさえキミは残酷なんだね。でもいいんだ。いつか覚めてしまうとしても、起きてから喪ったものの大きさに絶望してしまうとしても、それでも、私。
このひとときの為ならば、命だって捧げられると思うんだ。
#62「目が覚めるまでに」
僕はある夢を見ていた
君と森の中の1本の小道を歩いていた
この道はどこへ向かっているのだろうか
丁度いい気温で、木漏れ日が暖かくて
君にゆっくり手を引かれている
せめて目が覚めるまでに目的地へ
君とどこを目指していたんだろうか
でも夢は待ってくれなかった
まだ時間はかかったかもしれなかった
それでも最後まで見届けたかった
君は、僕とどこへ行きたかったの?
目が覚める前に
彼女が事故にあった
朝何気なく自分の事務所に向かった
発注していた物ができましたと連絡があり
嬉しくそれを
彼女の父親から彼女が事故にあったと
電話があり病院に走りながら
なんでなんでなんだあんな風に言い争って
頼む頼むから目を覚ましてくれ
病室汗だくになりながらついた
待合室に彼女の母親は泣き崩れ
父親はぼーとしながら母親の肩を撫でながら
涙を流していた
1週間ずっと彼女のそばに座り話し掛け続け
不安な日々が続き「そうだ」が経った
話し掛け冗談を言っても「ぴっぴっぴっ」と
機械音しか戻ってこない事に涙が出てくる
「ねぇ今日クリスマスなんだプレゼント用意したんだ」
「だからお願いだから目を覚まして起き上がって
おはようって笑ってくれ」「お願いだ」
「あぁ…生き…て..る…ここ….はぁ..どこ..ぉ…」
目が覚めるまでに
夢遊病のように
いろんな場所をふらふら
と…旅に出ていくの…
鳥になって自由に
好きなように…
目が覚めるまでは
自由な夢空間を
彷徨って…
楽しみたい
目が覚めるまでに……。
目が覚めるまでに、絶対に殺したい。あの悪女を。たとえ、夢の中でも。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
目が覚めるまでに……。
何匹、駆け抜けられるか?
あのネコの前を。