『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「目が覚めるまでに」
明日は、目が覚めるまでに。
抱えている悩みや不安が、
ふわっと消えてしまっていたらいいのに。
明日も、目覚めたくない朝が来る。
代わり映えのない毎日。
#23
「目が覚めるまでに」
夢でいいから運命の人と会いたい、話したい。出来るならば目が覚めても覚えていたい。神様。
私が目を覚ます前に、
雨がやんでるといいな。
天気が良くなっているといいな。
あの人の……目から降る涙も、止まって。
心の天気が良くなっていたら……
いいな……
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
目を覚ます前に
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
目が覚めるまでに
それまで普通に感じていたこと
たとえば飛び上がるような喜び
たとえば死にたくなる程の悲しみ
たとえばそれを今得たいという焦り
たとえば努力しなければという義務感
いろんな感情が一気に湧き出て
ほんとうに身体に押し寄せてきて…
そう!
まるで砂時計の砂が落ちるポイントにいるみたい
私も!俺も同じ!僕だって!
うちもそうよ〜!みぃんな一緒!
努力根性一生懸命!頑張れガンバレ!
どうせオレなんて…
あのことさえなければ…
とかなんとか本当にもう
いろんな感情が殺到して
それはまるで滝行
でも大丈夫。
これは目が覚める前の当たり前のこと
もう起きよう、目を覚まそう
って優しく声をかけてあげよう
そうして固く閉じた瞼を
固く縮こまった肉体を
眉間の皺を
握った拳を
自ら開いて
ゆっくりと伸ばして
怖がることなしに開いてみよう
そこに何が見える?
目が覚めるまでに全てのことが上手く進んでいたらいいのに。そう願って眠りについたけれど結局何も変わらないみたい。
そんな漫画みたいなこと、起こるわけないって知ってるのに考えてしまうのは貴方のせいだよ。
目が覚めるまで
自分のしてることに区切りがつくって怖いな。
ちょっとでもいい夢見ときたいって思ってしまう。
今というこの時が終わってしまうことがどうしようもなく怖い。どうしようもなく。
ずっとこのままでいたい。
怖いことなんかしたくない。
でも、せめて目が覚めて現実見ないといけない時まではせめて、せめて、夢見させて。
目が覚めるまでに
行かなくちゃ!
夢の中へ
貴方の夢の中へ!
お題
目が覚めるまでに
目が覚めるまでに、辛いこと全部なくなってないかな。そしたら少しは頑張れそうな気がする。
ずっと頑張れないのに、そんな簡単に頑張れないか。
ダメ人間がやるバイトも、半分も進んでないレポートも、文化祭の練習も、前進も後退もしない恋人との関係も、何もかも全部。
まだ起きてるんだから頑張らなきゃ。
頑張れないよ、なんて思いは口には出さない。
ただでさえダメな人間なんだから。弱音なんて吐いたらもっとダメになる。屑みたいな人間になるから、だから
頑張らなきゃ。
【目が覚めるまでに】
とある教室で僕は昼寝をしていた
楽しい夢から目が覚めるまでにかかった時間は
48時間…隣に季節外れのサンタさんのプレゼントが
おいてあったので期待を胸に開けたら宿題1億年分
先生(ブラックサンタ)からのメッセージカードには
「昼気持ちよさそうに寝をしている君へ
授業眠たくなるのは分かるけど毎回、枕と毛布を
机の中に入れるのは良くないからせめてさ教科書とか
授業で使う物を用意してほしいな~
ブラックサンタより」
さて、もう一眠りしようかな…次目が覚めるまでに
何時間かかるかな~
目が覚めたら…
恋の熱中対策方法の…
ビールとキスと……
宜しくねぇ…ご褒美の神様……
あなたは誰とキスするの?
僕はキミと…
ねぇ…ねぇ…ねぇ…
ミ ー チ ャ ン…
「もう生きるのがしんどい」
そう思うとき、ここは悪夢の中で目が覚めたら全てがなかったことになってほしいと願う。
あの世に極楽浄土があるとすれば
私たちは現世という悪夢の中で眠り続けているのではないか?
そう思えば辛い私も、亡くなった大切な人たちも報われるのではないか。死はあの世への目覚め?
「生きるのは大変だけど、幸せもあるからそう悪くもないなぁ」
そう思うとき、ここが目が覚めた先の世界であると疑わない。寝ている間は単に夢の中。
生きている今しか感じられない経験や豊かさがあり、死は終わりを意味する。
目覚めた世界で死者と相見えることはできない。
だが大切な人との記憶を脳でなぞることはできる。
幸せなとき、辛いとき。
目覚めた先の世界を捉え直して私は生きていく。
この世を去りあの世へと目覚めるまでずっと。
*「目が覚めるまでに」
(テーマのみ保存。後日投稿)
目が覚めるまでに
目が覚めるまでに
明日に引っ越さなきゃいけない
まだ今日にいたいのだけど
明日が怖くて嫌なのだけど
留まることはできないから
できないことはないんだろうけど
そうしたらもう――
明日に引っ越すのはたくさんエネルギーがいる
使用済みの24時間を切り離して
心と体を充電して
重いまぶたを持ち上げなきゃいけない
今日もそれをやってのけた
昨日も一昨日もその前だって
大好きな今日とお別れして
最悪な今日から逃げるみたいに
目が覚めるまでに
明日に引っ越していく
目が覚めるまでに、あなたのキスを必要とした。
硝子の棺で、眠っていたお姫様は、百年の呪いのくびきから放たれた。
私は私。私の名前は黒曜。
王子様の名前は翡翠。
黒い伏し目がちなまつ毛と、翠色の虹彩、そして天然のプラチナブロンドの艶やかな髪。
緑の衣装を纏ったあなたはこう言った。
「やっと逢えた。もう、二年も前から、君のことを夢に見ている。現実とは思えない」
翡翠の目には、熱い情熱の涙が浮かんでいた。
私は彼の手を取って言った。
「ようこそいらっしゃいました、王子様。もう眠り疲れてしまいましたわ。ふぁあ〜あ」
それを見て、翡翠は驚いたように目をまん丸にしていた。
「どうしたのかしら、私なにか失礼なことでも?」
「私は間違っていなかった!」
彼の顔は歓喜に震えていた。
「侍従たちと、相談をしていたのです。私はなんてあなたのことを、ズボラな姫だろうと思っていた。けれど、それは違った。あなたのそれは、多大な魔力放出のせいなのですねっ!?」
「ああ、えーっと。それがなにか?」
「なにかではありません。私はずっとお会いしたかった! 黒曜、あなたは、始まりの魔女だったのだ!」
頭が痛くて
眠れない。
処方された
解熱鎮痛剤は
残り僅かだ。
ニュースでは
自宅療養中に
亡くなる人がいる
と報じられてる。
明日は我が身
かもしれない。
このまま
寝てる間に
急変することだって
有り得る。
そしたら
わたしの人生
終わるのか。
この歳で
死ぬのか―――
生きる
って
幸運なんだな。
#目が覚めるまでに
お題 目が覚めるまでに
街の灯りが少しづつ消えてく度に
今日が終わるんだなと感じて
ふとあなたの事を考えてしまう
目が覚めるまでに迎えに来てよ
あの頃のようにはしゃぎあおうよ
目が覚めるまでにメールが返ってきていると信じて毎日送っても既読だけがついて何もかえってこない。君が言い始めたのにね、メールを毎日返すって。
目が覚めるまでに君が家に帰ってきますように。
小さい頃は暗闇のなかで煌々と照るイルミネーションが好きだった。
目が覚めるまでに、私は寝た振りをする
そうすれば、自分も相手も傷つかない
そんなのとってもステキじゃない?
そうやって今日も明日も光を隠す。
ただ自分の世界にこもりたいだけ、否定なんてしないで、私だけを見て、そんなわがままが積もりに積もって作られた世界。
だから朝なんて来ないでよ、
こんな私には暗いところがお似合いなのよ?
目が覚めるまでに幸せになりたい。
中途半端に終わらせたくない。
ラストシーンまで見せて欲しい。
それが夢。
『目が覚めるまでに』、あなたが心が穏やかに、しがらみの無い気持ちになりますように。